かりちゅまのめいど!!   作:るてぃ

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お餅大好きるてぃです!

「お嬢様大好き咲夜です」

戦闘はお好き?

「あまり好きじゃないわね」

はい今回も戦闘には関係ないです

「なぜ聞いたし」


5日目:すごく何も無い

「お嬢様、紅茶とケーキをお持ちいたしました。今日はアールグレイとパウンドケーキのセットでございます」

 

時刻は午後3時。いつもこの時間になると、私はお嬢様に紅茶とケーキを渡しています。

 

「ありがとうね咲夜。ところで…」

 

「なんでございましょう?」

 

「アールグレイって何?パウンドケーキって何?」

 

「…食べた上で聞いてくださいね、お嬢様」

 

 

 

 

 

 

紅魔館の門前。

「…Zzz…」

 

「また寝てるのね…」

 

これは、最近衰えてきたダーツの腕を鍛え直す良い機会ですね!というわけで、寝ている美鈴から少し距離を取り、()()()を構える。ダーツの練習だからって、ナイフを使わないと思ったら大間違いです。

まず一本目…

「…痛っ、え?咲夜さん?あの…えっと」

 

二本目

「痛いですよ咲夜さん!」

 

三本目

「っ咲夜さんちょっと!?痛めつけないで下さいよ!」

 

パチッ

四本目〜十本目

7本のナイフで美鈴を取り囲み、解除

 

「咲夜さ…あっ」

 

これで任務完了ですね!それにしても、なぜ立ったまま寝れるのか…

 

 

 

紅茶とケーキをフランお嬢様とパチュリー様にも届け、午後の仕事は一旦終了。ちなみにお嬢様は、「流石咲夜ね。まあまあの出来じゃない」と、子供が喜んでお菓子を食べるような笑顔で仰られました。思い出すだけでも死にそうです。所謂キュン死にとか萌えってやつですかね。

 

 

 

ところが、いつものように平和な紅魔館に波乱が訪れました!

 

 

 

パチュリー様のケーキが魔理沙に盗られただけですけどね。勿論魔理沙は説教した上でクッキーを渡しました。クッキー☆じゃないです。パチュリー様には、もう一つケーキを渡しておきました。

 

 

 

 

その後、私は人里へ買い出しに出かけました。そこで、鈴仙に会いました。

「あら、咲夜じゃない。またあの吸血鬼の横暴な命令かしら?」

 

「いえ、今日はただ単に食料品を買いに来ただけよ。うちの館は主力メンバーのみでも6人はいるから。それより、鈴仙はなぜ人里に?まあ、あなたが来るのは珍しくないけれど」

 

「いつもの通り、薬を売りに来たのよ。お師匠様が何度も命ずるのでね…。耳を隠すの大変なのに」

 

「私は人間だから、不自然にはならないわね…。まあ、唯一変な所と言えば、メイド服であることかしら」

 

「私は必ず何かしら被らないといけないからね…。とりあえず、早く売って帰らなきゃならないから、これで失礼するよ。あなたも長話していられないでしょう?」

 

「そうね、早めに帰って夕飯作れとお嬢様の言いつけがあるので。ではまた」

 

 

 

今日の夕飯は、お嬢様が「クリームシチューってのが食べたい!」と仰るので、それにしました。私が人里に出かけている間、お嬢様はクイズ番組を見ていたようです。クリームシチューって言ったのも理解。




上田さんも有田さんも面白い人だよね

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