「いきなり物騒な事を…。咲夜です」
紅魔館って何で赤いんですか?
「私が来た時は既に赤かったので分からないですね」
親方空からミサイルが…
「同じネタの使い回しは厳禁で…え?」
\\\\\ドーン!!!!/////
「お嬢様!」
「あら咲夜、どうしたの?」
「霊夢と魔理沙が来るそうです」
「あらあら、それは丁重にお・も・て・な・ししなきゃね…ふふ」
お嬢様、何を企んでいるのでしょう。お・も・て・な・しについては突っ込みませんよ。
「ふんふん〜♪」
面白そうですね…。ちょっと
「ふふふんふーん♪」
楽しそうなお嬢様…尊いです…。お嬢様は倉庫に向かっていきました。あ、もう出てきた。手に持ってるのは…何も無いですね。お嬢様、ドンマイ。
「えーっと、あったー!」
お嬢様が見つけたのは、紅茶の茶葉…?ですかね。何となくやる事が分かってきた気がしますね。
「ふんふんふーん♪」
電気ケトルに水を注ぎ始めましたね…。
紅魔館のキッチンは、冷蔵庫、電子レンジに電気ケトル、炊飯器、更にIHや食洗機まで完備されています!!近代的ですね♪
そしてお嬢様は…え?電気ケトルに七味唐辛子を入れているのを見てしまいましたが?…なるほど、そういうイタズラでしたか…。
あ、今度はフライパンを取り出しました。そろそろ私を呼ぶと思うのでスタートダッシュの準備でもしときましょう。…さあ、いつでも抱いてあげますよお嬢様…!
「うーん分からないなあ…さくやー!!」
予想通り。
「なんでしょうかお嬢様!」
「あのさ、アップルパイ作りたいのよ」
「ああ、それでしたら、炊飯器を使うと上手く作れますよ」
「へえそうなの。流石咲夜ね!」
「お褒めに預かり光栄ですわ」
…さて、お嬢様はしっかり材料を準備しているのでしょうか。用意されてるのは…ふむ、卵やリンゴ、砂糖など、アップルパイに必要なものは1通り揃っていますね。胡椒が用意されてるのは何故でしょうかね。
「よお!遊びに来たぜ!」
早速
「ふん、2人とも、そこに座って待ってなさい!」
自信満々なお嬢様はやはり愛らしいです。
「はあ?まあいいけど」
「なんか甘い匂いがするぜ霊夢」
「あー、言われてみればそうね。ねえそこのカリスマ(笑)さん?私達はお客様なんだから、ゲテモノを出すのは辞めなさいね」
流石、霊夢は無意識にお嬢様のメンタルをぶっ壊してます。お嬢様は紅茶を入れる手が震えてますよ。
「と、とりあえずこれ食べてみなさい!」
「ん?なんだこれ、アップルパイか?」
「そうみたいね。お子様でも簡単に作れそうなものでよかったわ」
またお嬢様のメンタルがやられました。お嬢様涙目です。
「とりあえずいただくぜ!もぐも…ってマズッ!」
「うわー何これ。やっぱりゲテモノじゃない」
「う…うー…」
お嬢様、お気を確かに。
「ま、まあいいわ!この私がわざわざ淹れてあげたこの紅茶に驚くがいい!」
お嬢様のイタズラタイムですね!
「またまた何よこれ。なんか明らかに紅茶には入ってないものがあるんだけど?明らかにスパイシーなんですけど?」
イタズラタイム終わりました。
「うー…しゃくやぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
カリスマブレイク始まりました。
オチが一定とか言うなよ!絶対言うなよ!