「うるさいわね、咲夜です」
実は、お知らせがあります!
「ほほう」
今回から、毎日の投稿ができなくなります。で、物語の日付と現実の日付を一致させられなくなるんですよ。理由としては、受験で忙しいためですね。
「…え?受験生なのに小説投稿してたの?馬鹿なの?死ぬの?」
そこまで言われると生きていけないよ咲夜ちゃん…。
というわけですが、不定期ながら投稿を続けていくつもりでいますので、のんびり待っといて下さいまし。
「ご迷惑をお掛けします。ところで、こんな小説見る人いるの?」
いるよ多分……いたらいいな
「咲夜」
「はい、なんでしょう」
「外の世界には『すまーとふぉん』なるものがあると聞いたのだけれど」
「ああ、外の若者がよく使っているやつですね。それがどうしたのですか?」
「えっとさ、その…ね?」
「欲しいのですね、それなら霖之助さんの所に行ってみますね」
「さすが咲夜!話が早いわね」
というわけで、お嬢様の命令で香霖堂に来ました。相変わらずボロいですね。
「こんにちはー」
「ん?ああ紅魔館のメイドじゃないか。久しぶりだな」
「ええ、今日はお嬢様の言いつけで来たのよ」
「ふむ、何が欲しいんだ?」
「スマートフォンが欲しいようでね、
「うちにはiPhone6というものがあるぞ」
「やっぱりあったわね。よく分からないけど、それを頂けるかしら?」
「そうだな…これはそろそろ処分しようと思っていたし、君には色々と買ってもらっているからな、タダであげよう」
「あら、それは嬉しいこと。それでは失礼するわね」
「ああ、今後ともうちの店をよろしく」
スマートフォンを手に、店を出る。あとはお嬢様に差し上げるだけですね。
「ただいま戻りました、お嬢様」
「ご苦労ね、それがすまーとふぉん?」
お嬢様の目の前で薄く光る黒い板。
「ええ、これはiPhone6という種類らしいですわ」
「へぇ…これってどう使うの?」
「さあ…?とりあえず起動してみたらどうです?」
「そうね!…どうやって起動するの?」
「下にある丸いのを押せばいいんじゃないですか?」
「ポチッと…あれ、駄目ね。ん?左と右にもボタンがあるわね」
改めてスマートフォンを見る。
「左に3つ、右に1つですか…まず右を押してみましょう」
「ポチッと…何も起きないわよ?」
「長押しかもしれませんね」
「ふむ、ポチーーーーーーッと…お、光ってる!」
「お嬢様、わざわざ口で押す音言わなくても…」
「言わないと読者がいつ押してるのか理解できないじゃない」メタ
「それもそうですね」
「それより、このリンゴのマーク何?」
「何かのロゴだと思いますよ」
「リンゴがロゴだなんて…ふん、カリスマが無いわねカリスマが」
お嬢様それブーメランです。
「あ、お嬢様、画面が変わりましたよ」
「ほんとだ!何々、パスコードを入力してください…?」
これは想定外でした…。
「ひとまず適当に打ってみましょう」
「そうね、んーと、1…1…4、んー…5…1…4…っと」
お嬢様!さすがにそれはマズいですよ!?
偶然なのコレ?お嬢様絶対知らないですよね?
「あ、入れた」
入れちゃったんですか!?持ち主まさかの淫夢厨ですか!?
「ねー咲夜」
「は、はいなんでしょう」
「すまーとふぉんって何する道具?」
「電話とかメールとかじゃないですか?」
「それっていんたーナントカってのが必要なのよね?」
「はい、そうですね。あっ…」
「幻想郷にその環境無くない?」
「…ドンマイですお嬢様」
「うー…折角手に入れたのにつかえないの…ぐすん」
「な、泣かないでくださいお嬢様!」
「だ、だってつかえないんだもん…うー…」
やばい、このお嬢様すごく可愛いです。
会話形式が多くなりました、すみませぬ