かりちゅまのめいど!!   作:るてぃ

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イェェェェェイ!!!!るてぃです。

「うるさいわね、咲夜です」

実は、お知らせがあります!

「ほほう」

今回から、毎日の投稿ができなくなります。で、物語の日付と現実の日付を一致させられなくなるんですよ。理由としては、受験で忙しいためですね。

「…え?受験生なのに小説投稿してたの?馬鹿なの?死ぬの?」

そこまで言われると生きていけないよ咲夜ちゃん…。
というわけですが、不定期ながら投稿を続けていくつもりでいますので、のんびり待っといて下さいまし。

「ご迷惑をお掛けします。ところで、こんな小説見る人いるの?」

いるよ多分……いたらいいな


10日目:最先端技術の結晶

「咲夜」

 

「はい、なんでしょう」

 

「外の世界には『すまーとふぉん』なるものがあると聞いたのだけれど」

 

「ああ、外の若者がよく使っているやつですね。それがどうしたのですか?」

 

「えっとさ、その…ね?」

 

「欲しいのですね、それなら霖之助さんの所に行ってみますね」

 

「さすが咲夜!話が早いわね」

 

 

というわけで、お嬢様の命令で香霖堂に来ました。相変わらずボロいですね。

「こんにちはー」

 

「ん?ああ紅魔館のメイドじゃないか。久しぶりだな」

 

「ええ、今日はお嬢様の言いつけで来たのよ」

 

「ふむ、何が欲しいんだ?」

 

「スマートフォンが欲しいようでね、ここ(香霖堂)ならあるんじゃないかと思ったのよ」

 

「うちにはiPhone6というものがあるぞ」

 

「やっぱりあったわね。よく分からないけど、それを頂けるかしら?」

 

「そうだな…これはそろそろ処分しようと思っていたし、君には色々と買ってもらっているからな、タダであげよう」

 

「あら、それは嬉しいこと。それでは失礼するわね」

 

「ああ、今後ともうちの店をよろしく」

 

スマートフォンを手に、店を出る。あとはお嬢様に差し上げるだけですね。

 

 

 

 

 

「ただいま戻りました、お嬢様」

 

「ご苦労ね、それがすまーとふぉん?」

 

お嬢様の目の前で薄く光る黒い板。

 

「ええ、これはiPhone6という種類らしいですわ」

 

「へぇ…これってどう使うの?」

 

「さあ…?とりあえず起動してみたらどうです?」

 

「そうね!…どうやって起動するの?」

 

「下にある丸いのを押せばいいんじゃないですか?」

 

「ポチッと…あれ、駄目ね。ん?左と右にもボタンがあるわね」

 

改めてスマートフォンを見る。

 

「左に3つ、右に1つですか…まず右を押してみましょう」

 

「ポチッと…何も起きないわよ?」

 

「長押しかもしれませんね」

 

「ふむ、ポチーーーーーーッと…お、光ってる!」

 

「お嬢様、わざわざ口で押す音言わなくても…」

 

「言わないと読者がいつ押してるのか理解できないじゃない」メタ

 

「それもそうですね」

 

「それより、このリンゴのマーク何?」

 

「何かのロゴだと思いますよ」

 

「リンゴがロゴだなんて…ふん、カリスマが無いわねカリスマが」

 

お嬢様それブーメランです。

 

「あ、お嬢様、画面が変わりましたよ」

 

「ほんとだ!何々、パスコードを入力してください…?」

 

これは想定外でした…。

 

「ひとまず適当に打ってみましょう」

 

「そうね、んーと、1…1…4、んー…5…1…4…っと」

 

お嬢様!さすがにそれはマズいですよ!?

偶然なのコレ?お嬢様絶対知らないですよね?

 

「あ、入れた」

 

入れちゃったんですか!?持ち主まさかの淫夢厨ですか!?

 

 

「ねー咲夜」

 

「は、はいなんでしょう」

 

「すまーとふぉんって何する道具?」

 

「電話とかメールとかじゃないですか?」

 

「それっていんたーナントカってのが必要なのよね?」

 

「はい、そうですね。あっ…」

 

「幻想郷にその環境無くない?」

 

「…ドンマイですお嬢様」

 

「うー…折角手に入れたのにつかえないの…ぐすん」

 

「な、泣かないでくださいお嬢様!」

 

「だ、だってつかえないんだもん…うー…」

 

やばい、このお嬢様すごく可愛いです。




会話形式が多くなりました、すみませぬ

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