太正?大正だろ?   作:シャト6

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前回の投稿以前が、かなり空いてしまい申し訳ありませんでした。

こんな台詞ほぼ丸写しの作品でも、待っていて下さる読者様方がいて頂き大変幸せです。

また空いてしまう場合もあるかもしれませんが、それでも良ければこの作品を見て行って下さい






なるべくオリジナル展開も書けるようになりたい


第二話

翌日、店の準備をオペレーター達に任せて、俺は街を探索する。すると、貧困街みたいな場所で炊き出しが行われており、昨日のシスター、エリカ・フォンティーヌもいた。少し離れた場所には、神父と金髪の女性がいた。

 

大輔「へ〜、キチンとシスターらしい事もしてるんだな。んで、神父の隣にいるあの女…」

 

見た感じ何処かの偉い奴みたいだが…オペレーター達に調べてもらうか。

 

大輔「さて、んじゃ俺はまた街を把握する為ぶらつくか」

 

俺はその場を後にし、シャノワール付近を探索するのだった。夕方、帰ろうとするとカフェでエリカと金髪の女、【グリシーヌ・ブルーメール】がいた。

 

大輔「炊き出しの時にもいたからあれだが、ただのシスターと貴族である奴が一緒にいるのも変だな」

 

グリシーヌの知人関係は、そこまで詳しく調べてないからあれだが、珍しいな。如何にもお硬い貴族なのによ。すると、突然雷が鳴り上空が暗くなった。

 

大輔「この空気…」

 

どうやらエリカとグリシーヌも、なにか違和感を感じてるようだ。そして空を見ると、緑色の線みたいなのが何処かに向かって飛んでいた。それを見たエリカ達は、その線を追いかけて行った。

 

大輔「…あれは」

 

俺も嫌な予感がした為、オペレーター達に指示を跳ばすと同時に、エリカ達の後を追い掛けた。到着した場所は美術館だ。光は美術館の中に伸びている。

 

大輔「こりゃ流石に、穏やかな感じじゃ完全になくなったな」

 

俺は懐からマグナム(M19)を取り出し、紅蘭が開発した降魔等でもダメージが入る銃弾を込めた。そこまで量が生産できない為、込めてる6発と予備の6発の計12発しかない。すると、別の緑色の線光がエリカとグリシーヌの間を通り、美術館のガラス戸を破っていった。

 

大輔「マジか…」

 

俺はマグナムを再び握り直して、エリカ達を追い掛けた。

 

大輔「さて、鬼が出るか蛇が出るか…」

 

そう思いながら俺は美術館の中を進んでいく。すると先に入って行ったエリカ達が物陰に隠れて中の様子を伺っていた。

 

大輔(っておいエリカ!シスターがなんちゅうもん持ってんだよ!)

 

俺はエリカが持ってたマシンガン【ラファエル】を見て驚いた。

 

大賢者『告。個体名エリカ・フォンティーヌは、巴里華撃団の一員である為、武器を所持していてもおかしくないと思われます』

 

あ、大賢者久々に喋ったな。けど、大賢者の言う通りだな。さくら達も刀に薙刀、銃と個人で所有してたしな。現に俺も色々と持ってるし。するとエリカは、ラファエルでネズミらしきものを撃ち抜いた。残り一匹の時には、グリシーヌが飾ってあった甲冑が持ってた斧を片手で投げていた。腕力スゲ〜な…

 

大輔「どうやら、俺の出番は無さそうだな」

 

大賢者『否。左上からエネルギーを検出しました』

 

なに?俺は中を覗き大賢者が言った左上を見ると、緑色に光る卵?みたいなのが張り付いていた。

 

大輔「あれが本体か…」

 

さてどうする…俺がやってもいいが…

 

グリシーヌ「大丈夫か?」

 

エリカ「油断しないで下さい。まだ何処かに本体がいます!」

 

グリシーヌ「本体?」

 

エリカ「…!?アレのようですね」

 

すると、緑色に光る卵からパキパキと音がする。まさか孵るのか!?

 

エリカ「来ますよ」

 

すると卵が孵り、中からこれまたこの世の者とは思えない化け物が出てきた。

 

エリカ「グリシーヌさん、気を付けて!きゃああああああ!!!!!!」

 

すると化け物は、両腕を伸ばし片方でラファエルを弾き飛ばし、もう片方でエリカをショーウィンドウに叩き付けた。しかも結構高い場所に。

 

グリシーヌ「エリカ!よくも…」

 

グリシーヌは先程投げた斧を掴むが、もう片方の腕で首を掴まれる。

 

大輔(あれは流石に不味い!)

 

大賢者『告。個体名グリシーヌ・ブルーメールから、エネルギー反応あり』

 

大輔(エネルギー反応?)

 

見ると、グリシーヌから青いオーラが出ていた。

 

エリカ「あの光は…」

 

グリシーヌ「はっ!てやああああ!!」

 

するとグリシーヌは、自分の首を掴んでた化け物の腕をたたっ斬り、壁まで吹き飛ばした。そのお陰でエリカも開放される。だが…

 

大輔(あの高さはまずい!)

 

俺は素早くエリカの元に行き、落下してくるエリカをキャッチした。

 

エリカ「ゲホッ!ゴホッ!」

 

大輔「大丈夫か?」

 

グリシーヌ「エリカ!」

 

グリシーヌもエリカの側に駆け寄ってきた。

 

エリカ「あ、貴方は?」

 

大輔「自己紹介は後回しだ。後の事は任せな」

 

俺はエリカを床に置き壁にもたれ掛からせる。

 

エリカ「無茶です!グリシーヌさんみたいに霊力がなかったら、傷一つつけれません!」

 

グリシーヌ「霊力?」

 

エリカ「悪しき者達から、人々を守るために、神が与えて下さった正義の力です!」

 

グリシーヌ「ならばそなたも…」

 

エリカ「はい。ですが、この力は特別で普通の人にはありません。ですので!早く逃げて下さい!」

 

エリカがそう叫ぶが、化け物は待ってはくれず、残った右腕を俺に伸ばしてきた。

 

大輔「…悪いな」

 

俺は素早く避けると、伸びてる腕に銃弾を撃ち込む。6発撃ち込んだ腕は見事にもげた。俺は素早く撃ち切った弾を出して残り6発を素早く装填する。化け物もその隙を狙って突っ込んできたが…俺には悪手だ。

 

大輔「なんだよ…鉛が食いたきゃそう言いな。お前の胃袋に直接ご馳走してやるからな」

 

そう言い、全弾コイツの胃袋にぶち込んでやった。だがこいつはそれでもくたばらず、ヨロヨロとエリカの方に歩いて行く。

 

エリカ「その魂よ。安らかに」

 

そう言いエリカは自分の霊力でばけにとどめを刺した。

 

グリシーヌ「…やったな」

 

エリカ「…はい!」

 

 

パチパチパチパチ

 

 

すると、いつの間にかシャノワールのOwnerであり、巴里華撃団司令のグランマがいた。

 

エリカ「グラン・マ!」

 

グランマ「お見事」

 

大輔「……」

 

グランマ「とにかく、報告は帰ってから聞くとしようかね。そこのムッシュも一緒にだけどね」

 

さてどうするか…

 

大賢者『告。5秒後にサングラスをかけることを勧めます』

 

…なるほど。

 

大輔「ええ…分かりました…よ!」

 

サングラスをかけたら5秒後、辺りは眩しいヒカリに包まれる。

 

エリカ「キャッ!」

 

グリシーヌ「ま、眩しい…!」

 

大輔「今回は申し訳ありませんが、ここで失礼致しますマドモアゼル」

 

グランマ「ま、待ちな!」

 

大輔「新しい隊長が着任した時に、再びお目にかかりましょう」

 

そして俺は美術館を後にするのだった。

織姫とレニに対して

  • 大輔に織姫&レニ両方
  • 大輔に織姫。大神にレニ
  • 大輔にレニ。大神に織姫
  • 大神に織姫&レニ両方

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