太正?大正だろ?   作:シャト6

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少し短めです。

後、アンケートですが、第一話〜第二話に前までのアンケートを載せてます。第三話から追加分のアンケートを載せてますので、両方回答をお願いしたいです。


第七十話

大神「…三週間ぶりに戻ってきたな」

 

さくら「大神さん!」

 

振り返ると、さくらくんとマリアがいた。

 

マリア「…隊長、お久し振りです」

 

大神「やぁマリア、さくらくん。特訓はどうだった?」

 

マリア「ふふふ…きっとご期待に添えると思いますよ」

 

さくら「はい!」

 

二人は自信満々に答える。よっぽど充実したんだろう。

 

大神「それは楽しみだな。じゃ…帝劇に戻ろうか」

 

「「はい」」

 

俺達は帝劇に戻った。

 

大神「ふぅ……。帝劇に帰ってくると、なんだかホッとするな」

 

さくら「ふふっ、そうですね」

 

マリア「ここは私達の家みたいなものですから」

 

大神「ただいま!」

 

俺がそう言うと、入り口にいたカンナが答えてくれた。

 

カンナ「お帰り、三人共!」

 

マリア「元気そうね、カンナ」

 

三週間ぶりに会ったから、話が弾むな。

 

大神「…カンナはどんな特訓をしてきたんだい?」

 

カンナ「あたいはバッチリさ!何しろ念願の熊殺しを達成できたからね!」

 

大神「く、熊殺し…!?」

 

熊殺しって…まさかカンナ、君は熊を倒したのか!

 

マリア「格闘家の夢を実現したのね。それは、凄いわ…」

 

カンナ「へへ…まあね。これでやっと、親父に一歩近づけたよ!まぁ、森川の大将には、まだまだ敵わねぇけどな!」

 

ま〜確かにそうだな。森川さんなら、熊だけじゃなく虎とかも倒しそうだし…

 

大神「…ところで、他の皆はどうしてるのかな?」

 

カンナ「アイリスの奴は、遊び疲れて自分の部屋で寝てるぞ」

 

大神「……」

 

カンナ「紅蘭の奴は、部屋でまたなんか作ってるみたいだぞ。さっきも爆発音が聞こえてきたしな。すみれはサロンにいたよ。アイツときたら、特訓もせず毎日出歩いてたらしいぜ」

 

大神「やれやれ…」

 

「「……」」

 

マリア「…隊長。彼女達の様子でも見てきたらどうです?」

 

大神「そうだな…いつもの服に着替えてから、皆の所に行くか」

 

そして皆と分かれ、俺は自分の部屋に戻りモギリ服に着替えたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米田「…どうやら、全員戻ってきたみたいだな」

 

大輔「だな。多分さくらとマリアも、大神と一緒に戻ってきたみたいだな」

 

米田「俺はオメェが来たから、てっきり一緒だとばかり思ったぜ」

 

大輔「ああ。ギリギリまで特訓したいって言われたからな。オペレーター達に任せてきたんだよ」

 

俺は一足先に帝劇に来ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンコン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大神一郎、ただいま戻りました!」

 

米田「おう、大神か!まあ、入れ」

 

大神「はっ!失礼します」

 

大神が入って来、俺を見て少し驚いていたが、すぐに普段の顔になる。

 

大神「お久し振りです、支配人!森川さん!ただいま、特訓より戻りました!」

 

大輔「久し振りだな、大神」

 

米田「お……ちっとは、引き締まった顔つきになったようだな。結構結構」

 

大神「米田支配人…降魔の方は…その後、どうなりました?」

 

米田「おう。運のいい事に奴ら、ここ暫くは姿を現さねえ。きっと奴らも、遅い正月休みを今頃取ってるんじゃねえか?ワハハハハ!」

 

いやおっさん、流石にそれは笑えねぇぞ…

 

大神「…だといいんですけどね」

 

ほら見ろ。大神の奴も反応に困ってるじゃねぇか。

 

大賢者『告。大神一郎の全体的な数値が、以前よりかなり上昇しています』

 

おっ!大賢者も気が付いたか。特訓に行く前と後でこうも変わるとはな。

 

大賢者『ですが、マスター及び真宮寺さくら、マリア・タチバナには到底及びません』

 

それを言ってやるな…俺もやり過ぎたと思ってんだからよ…

 

大賢者『因みに、桐島カンナは、大神一郎と同等の上昇を確認しています』

 

カンナの奴も、会った時に変わってて驚いたがな。

 

大賢者『それでも三人には及びません』

 

大賢者…お前俺の事嫌いか?

 

大賢者『否。その様なはずありません!』

 

そうな思えないんですけどね…

 

米田「まあ、無事に帰って来れてなによりだった。皆にも顔を見せてやれ。俺は森川と話した後、ちょいと一眠りするからよ。興すんじゃね〜ぞ」

 

大神「…分かりました。では、失礼します」

 

そして大神や出ていった。

 

大輔「…俺との話はもう終わっただろうに」

 

米田「あ、そうだったな。だったら俺は一眠りさせてもらうぜ」

 

大輔「ったく、んじゃあな」

 

俺は呆れつつも、おっさんに気遣いカーテンを閉め、布団をしきおっさんを寝かせて部屋を出ていった。

 

大輔「さて、どうするか…」

 

取敢えず帝劇をブラつくか。俺は適当に帝劇をブラついてると、警報が鳴り響いた。

 

大輔「遂に来たか…」

 

俺は呼ばれてないし、劇場から彼奴等の活躍を見せてもらうとするか。

織姫とレニに対して

  • 大輔に織姫&レニ両方
  • 大輔に織姫。大神にレニ
  • 大輔にレニ。大神に織姫
  • 大神に織姫&レニ両方

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