翔鯨丸で大神達のいる深川に向かっている俺達。
由里「副司令!大神隊長達の周りに大量の脇侍が出現しています!」
あやめ「分かったわ。直ちに翔鯨丸の砲撃準備!それと同時に、搭乗している皆を地上に降ろして!!」
「「「了解!」」」
そして、翔鯨丸の砲撃を撃ったと同時に、さくら達は降下していった。
さくら『遅くなってすみません!皆、大丈夫ですか!?』
大神『さくらくん!』
あやめ「さあ!貴方達も出撃よ!!」
カンナ『よっしゃあ!やったるぜ!!』
すみれ『これで役者が揃いましたわ』
3人もやる気満々だが、ここでトラブルが起きた。先に降下させたさくら達だが、大神達の光武の近くに降りることができなかったのだ。
カンナ『おいおい。随分皆と離れちまったじゃないか!』
すみれ『さくらさん!どうしてもっと近くに降りてこなかったんですの!!』
「すみれさん。地形が複雑だったんで、降りれる場所が今いる場所しかなかったんですよ」
すみれ『も、森川さん!?』
大神『何で森川さんが翔鯨丸に!?』
あやめ「米田司令が、どうしても外せない用があってね。それで代わりに森川さんに乗ってもらったのよ。皆賛成してるわよ」
わざわざ言わんでもいいだろうに。
すみれ『そういう事でしたら、この神崎すみれ…森川さんに無様な戦いはお見せできませんわ!』
既にすみれがやる気を出しているよ。
アイリス『む~!アイリスだって負けないんだから!!』
さくら『あたしだって!』
マリア『……』
すみれに対抗して、アイリスとさくらもそう言う。後、マリア…黙ってるけど翔鯨丸にある霊力測定器みたいな機械が、さっきより上がってるんだが。
大神『あはは…さて、二手に分かれてしまったか。皆気を引き締めていくぞ!!』
『了解!!』
そして二手に分かれていても、さくら達は順調に脇侍を倒していく。そして残ったのはボスだけだ。
「妾は紅のミロク。お望み通りお相手してさしあげましょう。出てくるがよい!妾が忠実なるしもべ、紅蜂隊!!」
ミロクがそう叫ぶと、同じ色の脇侍が数体出てきた。
ミロク「フフフフフ…まずは小手調べ…」
そう言い残して、ミロクは屋敷の上で待機する。
あやめ「ミロクの言う通り、紅蜂隊全てを退治しなくてはならないようね。紅蜂隊を倒して目にもの見せてやるのよ!大神くん!!」
「皆さん、気を付けて下さい」
そして再び戦闘に突入する。だが、紅蜂隊はあっという間に片づけられる。
(おかしい。余りにも簡単にやられすぎる。どういうことだ?)
俺は簡単に倒された紅蜂隊を見て、疑問を抱く。
大神『観念しろ!もはや後はないぞ!!』
ミロク「フフフ。これしきで勝ったと思っているのか?」
するとミロクは、さくら機に光を当てる。
さくら『んっ?全然効かないわよ!』
ミロク「ふ…これで終わったと思うな!」
ミロクはそう言い残して、大神達の前から消えて行った。
大神『…どういう事だ?』
カンナ『まぁ、奴の光線も只のハッタリだったようだし…それでは!』
すみれ『いきますわよっ!』
『勝利のポーズ…決めっ!』
そしていつものように、勝利のポーズをしていた。だが…
(ホントに只のハッタリなのか?)
俺はミロクがさくら機に当てた光線の事を考えてたのだった。
???
「ぬかりはないであろうな?…ミロクよ」
ミロク「はっ…お任せ下さい。奴らの本拠地は既に…」
「残る地脈ポイントは後一箇所!いよいよ、我が『六破星降魔陣』の完成の時が来た!!天地
「はい…」
ミロク「全ては天海様のお言葉通り…」
天海「うむ…」
織姫とレニに対して
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大輔に織姫&レニ両方
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大輔に織姫。大神にレニ
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大輔にレニ。大神に織姫
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大神に織姫&レニ両方