太正?大正だろ?   作:シャト6

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2020年 クリスマス

「さて、今年もこの季節がきたか」

 

世間ではクリスマス。そして俺も毎年の如く、さくら達と過ごす。んで、今年も俺がクリスマスケーキを…と思ってたんだが。

 

「まさか今年は、さくら達女性陣が作るとはな」

 

米田「そのおかげで、俺や大神は帝劇から追い出されちまった」

 

「仕方ねぇだろ。アイツ等が秘密って言ってんだから」

 

大神「そうですよ支配人」

 

米田「へっ!オメェらは、別の意味で大変だからな」

 

大神「アハハ…」

 

「ま、確かにな」

 

俺と大神は苦笑いする。

 

「けど、今年は人数が多い分、用意が大変だな?大神」

 

大神「アハハ…それを言うなら、森川さんの方が大変じゃないですか」

 

「まぁ…な。今年は帝都だけじゃなく、巴里の連中もいるからな」

 

大神「そうですね」

 

そうなのだ。今年は巴里華激団の連中も帝都に来ている。大神はカンナ以外に、巴里のコクリコとも付き合っている。で、俺はその他…

 

(何で俺の方にこんなに集まるのかね〜)

 

俺が現在付き合っているのはさくらを筆頭に、すみれ、マリア、紅蘭、アイリス、織姫、レニ、かすみ、由里、椿、かえで、巴里はエリカ、グリシーヌ、ロベリア、花火、メル、シーだ。まだ数人いるが、俺も大神も付き合っていない。その連中が、クリスマス公演の合間に、パーティの準備は今回は自分達ですると言われた。んで、現在に至る。

 

「ま、何とか人数分のクリスマスプレゼントは用意したがな」

 

大神「す、凄いですね」

 

米田「毎年思うが、増えても人数分用意するって流石だな」

 

「まぁ、誰かを抜きにしたら…後々怖いしな」

 

「「あ〜…確かに」」

 

「だろ?」

 

俺の言葉に、おっさんと大神は納得した。

 

「ま、俺達は暫く待ってようぜ。クリスマス公演も無事に終わったんだしな」

 

米田「だな」

 

大神「そうですね」

 

「なら、これ飲みながら待とうぜ」

 

俺は一本の日本酒を取り出した。

 

米田「おいおい…これって」

 

「ああ。1番高い日本酒の北雪大吟醸だ(大正時代のおサケを探してみましたが、出てこず取り敢えず一番高いお酒を出させてもらいました。マジで高いからこれ…気になったら調べてね)」

 

大神「じ、自分初めて見ました!」

 

米田「バーロー!俺だって初めてだっての!」

 

「だろうな。値段がバカデカかったがな」

 

ま、俺が調べて前世での1番いい酒を調べたらこれが出てきた。値段を見た時は、流石の俺もビビったがな。

 

「折角持ってきたんだ。飲もうぜ!」

 

米田「そうだな!ほれ!大神も飲め飲め!」

 

大神「はい!いただきます!」

 

俺達はそれぞれコップに注ぐ。

 

「ま、まだ少し今年も残ってるが、1年お疲れ」

 

米田「だな」

 

大神「ええ。今年は年明けから色々な事があって、1年がいつも以上にあっという間でしたからね」

 

米田「確かにな。前半は自粛やらなんやらあったしな」

 

「ま、来年も元気でいようや。俺や大神は、自分の彼女達もな」

 

大神「そうですね」

 

米田「じゃ…乾杯!」

 

「「乾杯!」」

 

そして俺達は少し早いが、男連中のパーティが始まった。だが、これがいけなかったんだよな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米田「おぅおおがみ〜!飲んでっか〜」

 

大神「は〜!いただいてま〜す」

 

「ったく…だらしれ〜な〜!お前りゃ〜」

 

『……』

 

えっと…

 

マリア「これは一体…」

 

マリアさん…頬がピクピクしてますよ。

 

コクリコ「イチローお酒クサイ…」

 

大神「コクリコ〜」

 

大神さんは、酔っ払ってコクリコに抱き着いている。

 

カンナ「あちゃ〜。隊長、支配人に結構飲まされたみたいだな」

 

さくら「ええ。多分森川さんもですね」

 

珍しく森川さんが酔っ払っているものね。

 

「ん…お〜さくらじゃね〜か〜」

 

そう言うと森川さんは私に抱き着いてくる。

 

さくら「も、森川さん!?」

 

「ん〜。さくら〜」

 

ど、どうしよう!!いつもは見れない森川さんの姿!そして私に抱き着いてくれてる…あぁ…幸…

 

すみれ「ズルいですわ!」

 

私が余韻に浸っていると、すみれさんが私から森川さん離す。

 

すみれ「さくらさん!ズルいですわよ!」

 

織姫「そうデース!」

 

レニ「協定を破ったらいけない」

 

アイリス「そうだよさくら!」

 

エリカ「さくらさんズルいです〜!」

 

グリシーヌ「うむ!協定は守るべきだ!」

 

皆さんからそう言われる。別に私が破ったんじゃないのに。

 

すみれ「ちょっ!森川…ムグッ!」

 

『あ〜〜〜〜〜〜‼‼‼‼‼』

 

ちょっと!何接吻してるんですか!

 

さくら「すすす、すみれさん!何してるんですか!!」

 

花火「そそそ、そうですすみれさん!淑女の…」

 

ロベリア「ヒュ〜、やるじゃねぇか」

 

さくら「も、森川さん!ああ、あたしにも!」

 

マリア「何馬鹿な事を言ってるのさくら!」

 

さくら「だって…」

 

すみれさんだけズルいですよ。

 

「んあ〜なんだ〜?マリアもしてほし〜のか〜?仕方にゃいな〜…ヒック」

 

マリア「わ、私は違い…ムグッ!?」

 

あ〜!マリアさんまで!もう…

 

さくら「いい加減にして下さい!」

 

私は怒って、森川さんに水をかけた。後ろにいた大神さんや支配人も巻き込んで。

 

「「「冷た〜!!」」」

 

米田「な、何しやがるさくら!」

 

大神「酷いよさくらくん」

 

「冷た〜。なんだよ急…に」

 

すみれさんとマリアさん、カンナさんとコクリコを除いた全員で森川さんを見る。

 

「えっと…」

 

さくら「森川さん…」

 

「な、何か?」

 

私はニコニコと笑いながら森川さんに詰め寄る。

 

米田「おい大神。カンナとコクリコを連れて逃げるぞ。ここにいると巻き込まれる。触らぬ神に祟りなしだ」

 

大神「そ、そうですね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さくらに水をブッかけられ、目を覚ます。するとすみれとマリア除いた連中が俺に詰め寄ってくる。

 

さくら「森川さん…」

 

「な、何か?」

 

ヤベぇ…さくらの奴、顔は笑ってるが目が笑ってねぇ。他の連中も同じ感じだ。ってか、何ですみれマリアは顔が赤いんだ?

 

さくら「私達にも、同じ事…してくれますよね?」

 

「お、同じ事?」

 

レニ「森川さん、酔っていたとはいえ、マリアとすみれにキスした」

 

「キ、キス!?」

 

紅蘭「せや。日本で言うたら接吻やな」

 

ロベリア「ま、酔ってて覚えてないかも知れないがな」

 

「ま、マジか…」

 

酔ってて完全に覚えてねl〜!だからすみれとマリアの奴、顔が赤かったのか!

 

さくら「さあ森川さん!」

 

エリカ「当然私達にも」

 

かすみ「してくれますよね?」

 

シー「当然ですよね?」

 

メル「わ、私達だけ不公平です!」

 

ロベリア「確かにな」

 

由里「まさか出来ないなんて」

 

椿「言いませんよね?」

 

アイリス「大丈夫だよね〜♪」

 

織姫「でないと協定に引っ掛かりマース!」

 

レニ「平等大事」

 

紅蘭「せやせや」

 

あやめ「まさか、すみれやマリアにはできて」

 

かえで「私達にはできないなんて…」

 

さくら「言いませんよね?」

 

「……」

 

ここは…逃げる!

 

アイリス「あ、逃げた!」

 

グリシーヌ「追い掛けるぞ!」

 

『お〜!』

 

すみれとマリアを置いて、残りの連中が追いかけて来る。

 

「クリスマスなんて…大っ嫌いだ〜!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さくら「けど、あの後森川さんは捕まって、私を含めた皆に接吻をしてくれました。その後…ウフフ。それは、ナ・イ・ショ♪それでは読者の皆さん、今年もサクラ大戦【太正?大正だろ?】を読んでいただき、誠にありがとうございます!」

 

「こんな小説を読んでくれてありがとうな」

 

すみれ「それも、私が出ているからですわ!」

 

カンナ「オメェだけの手柄じゃねぇだろが!!」

 

マリア「それでも、楽しみにしてくれてる読者には本当に感謝しています」

 

アイリス「アイリスも頑張ってるよ!」

 

紅蘭「まだ早いけど、来年のウチらの活躍も期待やで!」

 

織姫「その通りデース!」

 

レニ「僕も頑張る」

 

あやめ「もちろん、私達本来サブの皆も頑張るわよ」

 

かえで「本編では、まだ私や織姫達は出てないけどね」

 

かすみ「ですが、既に森川さん側に入るのは決まってますしね」

 

由里「そうそう!私達も本編で告白できたしね♪」

 

椿「そうですよ!これからは私達も頑張りますよ!」

 

エリカ「あ〜ん!エリカ達も早く出たいです〜!」

 

グリシーヌ「作者よ!いつ私達巴里を書くのだ!」

 

コクリコ「仕方ないよ。なんだかんだで作者も仕事とか生活あるし」

 

ロベリア「けど、あまりにも投稿頻度遅くないかい?」

 

花火「ロ、ロベリアさん!作者さんも大変なんですよ…」

 

シー「でも〜、やっぱりこの特別編以外にも、私達も本編に出て森川さん達とお話したいです〜。ね〜メル」

 

メル「確かにそうだけど…作者さんも大変だし」

 

米田「まぁ、お前らが出れるのも作者次第って事だな」

 

大神「アハハ…そうですね」

 

「ま、ボチボチやればいいんじゃねぇのか?人間だし予定とかモチベーションもあるだろうよ」

 

さくら「フフッ、そうですね。それでは皆様、少し早いですが」

 

「来年も、【太正?大正だろ?】をよろしく頼むな」

 

さくら「それでは」

 

「「良いお年を〜!」」

 

『良いお年を〜!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

織姫とレニに対して

  • 大輔に織姫&レニ両方
  • 大輔に織姫。大神にレニ
  • 大輔にレニ。大神に織姫
  • 大神に織姫&レニ両方

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