尚、この話は台本形式とオリジナルが混ざっています。もしそれでも言い方は読んで感想等をお待ちしてます。
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「……」
「起きて下さい」
「ん…んん…」
「起きて下さい」
女性の声が聞こえたので俺は目を覚ます。起きると見知らぬ場所だった。
「どこだ…ここ?」
「ここは天国と地獄の狭間です」
「…はっ?」
女の言葉に俺は間抜けな声を出していた。
「…まぁいい。ここが取り敢えず狭間として、何で俺はそんな場所にいるんだ?」
「はい。貴方は猫を助けようとしてトラックに轢かれたんです」
「あぁ…思い出した。確かに猫を助けようとして道路に飛び込んだな」
「もちろんその猫は無事です。ですが、貴方が轢かれてここにいるのです」
「なるほど」
その言葉に俺は理解した。
「で、俺はそのまま天国か地獄に行くのか?最も、良い行いしてないから地獄行きかもな」
「本来ならそうですが、貴方は危険を承知で猫を助けました。そして、本来は貴方は死ぬ予定ではありませんでした。ですので、天国にも地獄にも行かず新しい世界で生きてもらいます」
「新しい世界?どんな世界?」
「えっと…」
女はそう言いながら、何処からか取り出した箱の中を探る。中から一枚の紙を取り出し中を確認している。
「貴方には…サクラ大戦の世界に行っていただきます」
「って、くじ引きかよ」
そんな決め方に俺は思わずツッコミをいれた。
「仕方ないんですよ。新しい世界に行く時はこうしないと。それと次は特典を差し上げます。まずこの中にある紙を引いて下さい」
「……」
そう言われ無言で紙を引いた。開くと数字の∞と書かれていた。
「はいはい!それじゃあ数の確認ね。特典の数は……∞!?初めて見たわよ!!」
「数もくじ引きかよ。って事はもしかして…」
俺は嫌な予感がした。
「はい、特典もくじ引きになっています」
「マジかよ」
これで変な能力とか当たったら恨むぞマジで…
「では引いて下さい」
そう言われまず1枚目を引く。
「ほら」
「では確認しますね。何々…【トリコの小松の能力】」
「いきなり凄いの出たな」
そう言いながら続いて二枚目を引き女に渡す。
「確かにそうですね。続いては…【one-pieceのサンジの能力】」
「おいおい、確かに前世でも料理はしてたけど…新しい世界で料理人でもやれってか?」
思わずそう言いたくなってしまう。だってそうだろ?これで節婆とか出たら最強だな
「き、気を取り直して三枚目いきましょう!!」
多少可笑しなテンションでそう言う女。その流れに任せて三枚目の紙を引き渡す。
「では次に、【ドラえもんの秘密道具】…嘘やろ」
遂に女の口調が可笑しくなった。そりゃそうだろな。そしてまだまだあるんだから口調も可笑しくなるわな。
「あ~、なんか…悪い」
思わず謝りたくなった俺である…気まずい雰囲気のまま、残りの特典を引き終わる。当たったのは何かって?それはおいおい分かるよ。
「…さて、それでは【サクラ大戦】の世界へ行っていただきます」
「分かった」
こうして俺はサクラ大戦の世界へ転生したのであった。
織姫とレニに対して
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大輔に織姫&レニ両方
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大輔に織姫。大神にレニ
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大輔にレニ。大神に織姫
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大神に織姫&レニ両方