THE ULTRAM@STER ORB   作:焼き鮭

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Dead or Guilty(B)

 ジャグラーはダークリングに、ノストラから渡されたブラックキングのカードを通す。

 

[ブラックキング!]

 

 更にもう一枚、黄色い怪獣のカードを取り出してリングに通した。

 

[レッドキング!]

「合体怪獣、レッドブラックキング!」

 

 ダークリングの力により、二体の怪獣が合成された合体怪獣が召喚される!

 

「グアアアアァァァァ! ピッギャ――ゴオオオオウ!」

 

 頭頂部に前方へ折れ曲がった一本角を生やし、蛇腹状の胴体は黒と黄色のまだらで埋め尽くされている。ブラックキングとレッドキングによる、怪力合体怪獣レッドブラックキング!

 怪獣を召喚したジャグラーに対抗するようにガイの元へと駆け寄ろうとする貴音だったが、その時背後の草陰から飛び出してくる者が一人いた。

 

「兄ちゃんっ! お姫ちんっ!」

 

 誰であろう、765プロの仲間、亜美であった!

 

「亜美!?」

「亜美お前、来ちまってたのかッ!」

「だ、だって……兄ちゃんとお姫ちんが心配だったんだもん……」

 

 亜美を叱ろうとしたガイだったが、すぐにそんなことをしている場合ではないことを思い出し、オーブリングを構え直した。

 

「仕方ない……亜美、お前も行くぞ!」

「うんっ!」

 

 ガイに促されて、亜美と貴音がそれぞれカードをリングに通した。

 

「セブン兄ちゃんっ!」

[ウルトラセブン!]『デュワッ!』

「エース殿っ!」

[ウルトラマンエース!]『トワァーッ!』

「キレのいい奴、頼みますッ!」

[ウルトラマンオーブ! スラッガーエース!!]

 

 亜美と貴音と融合し、一瞬にしてオーブ・スラッガーエースに変身し大地に立つ!

 

『光と共に、闇を斬り裂く!!』

 

 名乗り口上を発すると、ジャグラーがにやつきながら言い放った。

 

「いや……闇こそが光を覆い尽くすんだ! 行け、レッドブラックキング!」

「グアアアアァァァァ! ピッギャ――ゴオオオオウ!」

 

 ジャグラーの命令によってオーブに襲いかかっていくレッドブラックキング。それを真っ向から迎え撃つオーブ。

 

「シュワッ!」

 

 オーブが先手を取り、刃物のように鋭いキックやチョップの連撃がレッドブラックキングに叩き込まれた。……だが、レッドブラックキングのボディは全く揺るがず、反対にたったの一撃でオーブを殴り飛ばした。

 

「ウワァッ!」

『「あいつの身体、メチャ頑丈だよ!?」』

『「小手先の技は通用しないようですね……!」』

 

 相手にダメージを与えられないのであれば、何発打撃を入れたところで無意味。オーブはすぐに攻撃技を切り換え、額のランプからレーザーを発射した。

 

「「『パンチレーザーショット!!!」」』

 

 空気を切り裂きながら飛ぶレーザー。が、レッドブラックキングは交差した腕でこれを防ぎ、ダメージを受けなかった。

 オーブは次に頭部のトサカに手をやり、専用の刀剣を召喚した。

 

「「『バーチカルスラッガー!!!」」』

 

 そのままバーチカルスラッガーを構えて高速回転しながらレッドブラックキングに突っ込んでいく。

 

「「『スラッガーエーススライサー!!!」」』

「グアアアアァァァァ! ピッギャ――ゴオオオオウ!」

 

 攻撃は決まったものの、その瞬間にレッドブラックキングの強固なボディの前に弾き返されてしまった!

 

「ウゥッ!」

 

 押し返されて停止したオーブにレッドブラックキングは火炎攻撃を繰り出す。オーブは咄嗟にバーチカルスラッガーを振るい、火炎をレッドブラックキングに打ち返した。

 

「グアアアアァァァァ! ピッギャ――ゴオオオオウ!」

 

 が、自身の攻撃すらレッドブラックキングははねのけて無効化した。

 

『「うあうあー! さっきからタフすぎるよー!」』

『「これは厄介ですね……」』

 

 レッドブラックキングはこれまでの合体怪獣と比べると非常にシンプルな姿をしているが、パワー型怪獣にパワー型怪獣を掛け合わせた、純粋な力に特化した個体。能力がシンプルな分、隙がどの角度にもない難敵であった。

 

『フォームを切り換えるぜ!』

 

 オーブの指示により、亜美と貴音は別のカードを手にし、貴音の握ったリングに通していく。

 

『「ギンガ兄ちゃんっ!」』

[ウルトラマンギンガ!]『ショオラッ!』

『「エックス殿っ!」』

[ウルトラマンエックス!]『イィィィーッ! サ―――ッ!』

『痺れる奴、頼みますッ!』

[ウルトラマンオーブ! ライトニングアタッカー!!]

 

 オーブはスラッガーエースから、ライトニングアタッカーへ再変身!

 

『電光雷轟、闇を討つ!!』

 

 オーブは電光を纏いながらレッドブラックキングにタックル。

 

「グアアアアァァァァ! ピッギャ――ゴオオオオウ!」

 

 オーブからの電撃を浴び、レッドブラックキングの動きが鈍った。どんなに頑丈な筋肉を持っていようと、肉体に直接流される電流までは無効化し切れないだろう。オーブの読みは正解だった。

 

「ショアッ! オリャアッ!」

 

 ひるんだレッドブラックキングに電撃を纏ったパンチを食らわせていくオーブ。一時は優勢に思われたが、レッドブラックキングはすぐに電撃に耐性を持ち、オーブを押し返してしまう。相手の攻撃に対する適応力が高いのもレッドブラックキングの武器であった。

 

「オリャアアッ!」

「グアアアアァァァァ! ピッギャ――ゴオオオオウ!」

 

 オーブはそれでも果敢に飛び蹴りを繰り出すが、レッドブラックキングは腕一本でオーブをはね返す。しかしオーブははね返されながら空中で四肢を大きく伸ばし、全身から電撃光線を発射した。

 

「「『アタッカーギンガエックス!!!」」』

 

 それに対しレッドブラックキングは口から火炎放射、アタッカーギンガエックスを相殺した。爆発とともに膨大な煙が立ち込め、レッドブラックキングの姿が一瞬見えなくなる。

 

「グアアアアァァァァ! ピッギャ――ゴオオオオウ!」

 

 レッドブラックキングはその煙を突っ切って、オーブにぶちかましを決めた!

 

「ウワァァァッ!」

『「うあー!?」』

『「くぅっ……!」』

 

 重量級の怪獣の体当たりに、さしものオーブも抗えずに弾き飛ばされた。更に戦いが長引いているため、時間制限が差し迫りカラータイマーが点滅を始めた。

 

「グアアアアァァァァ! ピッギャ――ゴオオオオウ!」

 

 追いつめられたオーブにレッドブラックキングは火炎で追い打ちを掛ける。

 

「「『ハイパーバリアウォール!!!」」』

 

 咄嗟にバリアを展開して防御するオーブだが、火炎の勢いは凄まじく、バリアの上から押される。

 

「グゥゥッ……!」

 

 レッドブラックキング相手に大苦戦のオーブを見上げながら、ジャグラーが失望したかのようにつぶやいた。

 

「この程度なのか……? お前にはほんとガッカリだよ……」

 

 そう吐き捨て、レッドブラックキングに向かって命令を発する。

 

「とどめを刺せ! レッドブラック……!」

 

 しかしその最中に――突如、背後から銃撃を食らった。

 ジャグラーが呆気にとられながら振り向くと――背後からは、銃を片手にしたナグスがにじり寄ってきていた。

 

『クククク……』

「貴っ様……」

 

 きつくにらみつけるジャグラーの態度に、ナグスは心底愉快そうに告げた。

 

『まさか俺の名を知らなかった訳じゃねぇよなぁ……? 俺はナックル星人……暗殺宇宙人だ!』

 

 肩を押さえるジャグラーに、銃を突きつけ直すナグス。

 

『この俺が地獄に落ちるだと? 地獄へ行きやがるのは……テメェの方だッ!』

 

 ナグスの凶弾がジャグラーの心臓の位置に叩き込まれる!

 オーブたちもこの事態の変化に気づく。

 

『「えっ!? 何が起きてるの!?」』

『「内輪揉めですか……?」』

 

 唖然とするオーブ。彼に向けて顔を上げたジャグラーは、震える腕をゆっくりと差し向けた。

 ――その姿勢のまま、その場にばったりと倒れ込んでいく。

 そして、爆炎の中にジャグラーの姿が消えた。

 

『ジャグラー!!』

 

 絶句するオーブ。一方で、ジャグラーを射殺したナグスは高々と哄笑を発した。

 

『ヒャハハハハハッ! やりましたぜぇ、ドン・ノストラぁ!!』

 

 報告を受けたノストラがナグスに命令を返す。

 

『残るはウルトラマンオーブだけだ。奴にとどめを刺し、ウルトラマンのカードを全て奪い取れ!!』

 

 ナグスは直ちにその命令を実行。

 

『やれ、レッドブラックキング!!』

「グアアアアァァァァ! ピッギャ――ゴオオオオウ!」

 

 ジャグラーが消えたことでレッドブラックキングの支配権がナグスに移行。改めてオーブへと襲いかかっていく。

 対するオーブは……。

 

『……うおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』

 

 突然に絶叫。するとそれに応じるかのように、貴音と亜美の手元にティガとダイナのカードが現れた。

 二人は反射的にそれらをリングに通す。

 

『「ティガ殿っ!」』

[ウルトラマンティガ!]『ヂャッ!』

『「ダイナ兄ちゃんっ!」』

[ウルトラマンダイナ!]『デヤッ!』

 

 二人の左右に出現したビジョンは、いつものものとは異なり、両者とも赤く染まった肉体――パワータイプとストロングタイプであった。

 

『超パワー、お借りしますッ!』

[フュージョンアップ!]

 

 貴音がトリガーを押し込むと、赤いティガとダイナが貴音と亜美とともにオーブと融合。

 

『タァーッ!』『ジュワッ!』

[ウルトラマンオーブ! パワーストロング!!]

 

 青い輝きと淡い緑色の光の中から、ティガとダイナの影響を受けて真っ赤に染まったオーブが飛び出していく!

 それだけではない。全身の筋肉が何倍も膨れ上がり、体格がこれまでの形態とは比較にならないほどに肥大化している。あの体躯から繰り出される威力は如何ほどのものであろうか!

 

『「うあうあー!? 超マッチョになっちゃった!」』

『「何と屈強な……」』

 

 この変化に亜美と貴音まで驚くほどであった。

 ティガのパワータイプとダイナのストロングタイプ、肉弾戦に能力バランスを割いた二つの形態を組み合わせたことで、筋力に全てを捧げたかのような姿になった。それがパワーストロングである!

 

(♪Fighting Theme-strong-)

 

『俺たちはオーブ! 光の剛力に、敵は無い!!』

 

 変身を遂げたオーブが、向かってくるレッドブラックキングにラリアットをぶちかました。

 

「オオオリャアッ!」

「グアアアアァァァァ! ピッギャ――ゴオオオオウ!」

 

 するとどうだろうか。それまではどんな攻撃も受けつけなかったレッドブラックキングが、たったの一撃で吹き飛んだではないか。パワーストロングの岩石のような筋肉から生じる破壊力は、レッドブラックキングにも匹敵するレベルなのだ。

 

「オリャアッ! ドオリャアァァッ!」

「グアアアアァァァァ! ピッギャ――ゴオオオオウ!」

 

 オーブは更に鈍器の如き拳を何度も打ち込んで、レッドブラックキングをボコボコにしていく。レッドブラックキングは全く攻撃に抗えずにやられるままだった。

 

『「兄ちゃん、すごい勢い……」』

『「プロデューサー殿……」』

 

 しかし亜美と貴音は、オーブの猛攻がパワーストロングの能力だけによるものではないことを感じ取っていた。

 

「オオオオッ!」

 

 オーブはプロテクターに覆われた両拳を胸の前でがっしり合わせると、円を描くように両腕を持ち上げていく。そして手の平の溜まったエネルギーを凝縮し、レッドブラックキングへ撃ち出す!

 

「「『ガルラシウムボンバー!!!」」』

 

 莫大なエネルギーを一点に集めた光球がレッドブラックキングに吸い込まれ、瞬時に大爆発で消し飛ばした!

 

『うおうッ!?』

 

 その際の衝撃波でナグスが弾き飛ばされる。

 

「……」

 

 見事逆転して勝利を収めたオーブであったが、今日はすぐに飛び立とうとせず、何かの思いに耽るかのようにその場に立ち尽くしていたのだった。

 

 

 

 765プロ事務所では、アイドルたちが気を揉みながらガイたちの帰りを待っていた。

 

「プロデューサーさん、まだ戻らないのかな……」

「戦いの行方はどうなったのかしら……」

「亜美……」

 

 ガイのこともさることながら、突然姿を消した亜美のことも、真美を始めとして皆が案じていた。

 その時、事務所の玄関の戸が開かれる音がした。アイドルたちが一斉に振り返ると、ガイが貴音と亜美に支えられながら中に入ってくる。

 

「プロデューサーさんっ!」

 

 その瞬間、アイドルたちはわっと沸き上がった。

 

「プロデューサー! ご無事だったんですねぇ!」

「でも、大分消耗してるみたい……。プロデューサーさん、大丈夫ですか? お怪我はありませんか?」

 

 ガイへと駆け寄るやよいらの一方で、あずさは疲弊し切っているガイの身を心配した。

 

「大丈夫です……。ちょっと無理を押しただけのことですから……」

「とにかく今は休んで下さい……」

「早く元気になって、ハニー」

 

 春香と美希でガイをソファに座らせる一方で、真美と律子が勝手にいなくなった亜美を叱りつけた。

 

「亜美の馬鹿っ! もしものことがあったらどうしようって、すっごい心配したんだからね!?」

「そうよ。もう二度と独断行動はやめてちょうだい。何かあってからじゃ遅いのよ」

「ごめんなさい……」

 

 涙目になりつつ真剣に怒る真美たちに、流石の亜美もしおらしく謝罪した。

 ここで真が気分を転換するように声を弾ませた。

 

「でも、プロデューサーがこうして無事帰ってきたってことは、ジャグラスジャグラーの奴をやっつけたってことですよね! 遂にあいつの悪行に終止符を打ったんですね!」

 

 嬉しげに語る真だったが……当のガイは、喜びも悲しみもせず、ただぼんやりと中空を見つめているだけだった。

 

「あれ……? プロデューサー、せっかく宿敵をやっつけたっていうのに……」

「嬉しくないのかな……」

 

 真と雪歩が訝しんでいると、貴音が告げる。

 

「人と人のえにしとは、単純なものではないこともあります。まして、プロデューサーとあの男は古くよりの縁のご様子……。わたくしたちには分からぬことが数多くあるのでしょう」

 

 貴音はそれ以上何も言わず、そっとガイのことを温かく見守っていた。

 

 

 

 その頃、惑星侵略連合の円盤では、帰還したナグスをノストラが上機嫌に迎えていた。

 

『よくやった。ウルトラマンオーブは仕留め損ねたが、十分すぎる収穫だ』

『あいつ口ほどにもない野郎でしたぜ!』

 

 ナグスが撃ち殺したジャグラーを愉快そうに貶した。ノストラは手の中に、ジャグラーが消えた場所から回収した六枚の魔王獣カードを広げる。

 

『愚かな奴め……。この私が、究極のカードをみすみす手放すとでも思ったか? 私はメフィラス星人……悪質宇宙人だ!』

 

 ナグスがノストラに提案する。

 

『ドン・ノストラ! 七枚のカードを使って、地球へ攻撃を開始しましょう! ド派手に行きやしょうぜ! 名づけて……!』

 

 だが――その台詞が不自然に途切れる。

 そして、ナグスの身体がぐらりと傾き――後ろから、刀身を拭いながらジャグラスジャグラーが現れた。

 

『なッ!?』

 

 驚愕するノストラ。

 

『貴様、何故生きている!? 確かに心臓を撃ち抜かれたはず……!』

 

 ジャグラーは無言で、懐から一枚のカードを取り出した。

 ベムスターのカードが、銃弾を呑み込んだ。

 

『何ッ!? まさか初めから全て見透かして……おのれぇッ!!』

 

 激昂したノストラがグリップビームを放つが、ジャグラーは刀で受け止めて防御。不敵な笑みを浮かべながら爆発の陰に見えなくなると――次の瞬間には、姿形が一変していた。

 まるで一本角の悪鬼のような、殺気に満ち溢れた異形の姿……。胸の中心には、三日月型の古傷が赤く浮かび上がっている。その手に握る刀が、不吉な金属音を鳴らした。

 無幻魔人ジャグラスジャグラーが、遂にその本性を露わにしたのだ……!

 

『ぬぅッ!』

 

 次弾を撃とうとするノストラだったが、ジャグラーの剣が閃く方が早かった。

 

『はぁッ!』

『ぐわぁぁぁぁッ!!』

 

 袈裟に斬り捨てられるノストラ。致命傷を負ってよろめく彼に背を向けながら、ジャグラーは冷酷に告げる。

 

『策士策に溺れるとはこのことだ。ノストラ……あんたの時代は終わり、だッ!!』

 

 背を向けたまま脇から後ろに突き出した刃が、ノストラを串刺しにした。

 

『がぁぁッ!! お、のれぇぇぇぇッ!!』

 

 刀傷からノストラの体内のエネルギーが逆流して暴走。ノストラはそのまま、跡形も残さず木端微塵となった。

 その際の衝撃で飛ばされたカードを、ジャグラーがキャッチする。

 

『遂に我が手に来た……。最後のカードだ……』

 

 取り戻した六枚のカードと、奪い取った黒いウルトラマンのカードを手に、ジャグラスジャグラーは高笑いを円盤内に響かせた……。

 

『ハハハハハ……ハーハッハッハッハッハッ!!』

 

 

 

『765プロのウルトラヒーロー大研究!』

 

貴音「皆様、四条貴音でございます。今回ご紹介しますのは、ウルトラマンティガのパワータイプです」

貴音「ティガ殿は史上初のたいぷちぇんじ能力を持つウルトラ戦士でして、通常は三つの形態を使い分けます。普段の姿が、最も能力ばらんすの良いマルチタイプ。そして力に優れる一方ですぴぃどに劣るパワータイプ、その反対のスカイタイプの構成です」

貴音「ティガ殿のたいぷちぇんじは初めての例ということもあり、身体の色分けが変わるだけという非常に単純な変身です。ですがばんく映像などない、瞬時に完了する変身は最もりありてぃがあると言えるでしょう」

貴音「タイプチェンジは、実際のすぅつあくたぁも入れ替えることにより能力の違いを映像的に表現しています。パワータイプはその名の通りぱわぁに溢れた戦闘で数々の力自慢と怪獣と互角に戦いましたが、そのパワータイプでも敵わないことで怪獣の能力の高さをより印象づける、噛ませ犬のような扱いをされることもありました」

ガイ「そして今回のアイマス曲は『Alice or Guilty』だ!」

ガイ「これは765プロのアイドルの歌じゃなくて、そのライバルの男性アイドルJupiterの持ち歌だな。スローテンポで迫力のある歌詞は、まさしく強敵である印象を聴き手に残すぞ」

貴音「わたくしたちとじゅぴたぁとの対決は、『アイドルマスター2』やあにめでご覧いただけます」

貴音「では、次回もどうぞよしなに」

 




 如月千早です。765プロ感謝祭へ向けてレッスンする私たちですが、そんな中で春香のお母さんが突然やってきました! な、何だかすごいお母さんね……。ですが、時を同じくして今までにない強敵も出現! プロデューサーが危ないわ!
 次回『ママ、Do-Dai!?』。一体どうなってしまうの……?

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