THE ULTRAM@STER ORB   作:焼き鮭

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ふたつの命・オーブの命(B)

 

 逃げたテーペを追って飛び出していった渋川だったが、ビルの外に出た時には既にテーペの姿を見失ってしまっていた。

 

「くっそー、どこ行きやがった!? 寸胴体型のくせして逃げ足の速い奴だぜ……!」

 

 吐き捨てて、ガイと貴音の方へ振り向く。

 

「プロデューサー君たちも、危ないから避難しなさい……」

 

 しかしその二人の姿も忽然と消えていた。

 

「あっれーいねぇ!? みんなしていなくなって何なんだよぉちっきしょーうッ!」

 

 

 

 渋川が叫んでいる頃、ガイと貴音はテーペを無人の路地裏に追い詰めていた。

 

『この俺をぴったりと追跡してくるとは、流石はウルトラマンオーブとその仲間といったところか』

「テーペと言ったな。お前、何で地球人に化けてまで貴音を狙った。回りくどい手を使うじゃねぇか」

 

 ガイが強くにらみつけながら問うと、テーペは含み笑いを発しながら答える。

 

『紅ガイ! 今のお前がウルトラ戦士のカードとその娘のような仲間の力を借りてオーブに変身してることは調べがついてる。ピット星人はカードの方を狙ったようだが、俺が目をつけたのはお前の仲間の方よ!』

「何だと……」

『仲間をお前の手元から引っこ抜いていって、仲間同士の信頼関係を崩してしまえば、お前は満足に変身することが出来なくなるだろう! そう踏んでのことさ』

「ふん……そんなせこいたくらみだったのか」

 

 ガイの軽蔑の台詞に、テーペは開き直る。

 

『何とでも言え! しかし何故俺の変身が分かった? 本物を生かしておいてその口から行動の癖を聞き出していたから、特におかしいところはなかったはずだが……』

 

 テーペの疑問に、変身を看破した貴音自身が回答した。

 

「わたくし、面妖な気配については人一倍敏感なのです」

『ふんッ……一人でいる時間が多いから一番付け入りやすそうだと思ったんだが、失敗だったみたいだな』

 

 貴音は無関係な人間をも巻き込んだテーペのやり口に義憤を抱いていた。

 

「あなたの計略は既に破れ、勝負に負けています。少しでも潔さがあるならば、無駄な抵抗などせず投降なさい」

 

 と勧告した貴音だったが、テーペはどういう訳か肩を揺すって笑う。

 

『ハハハハ……何とも勇ましい娘だな。だがこのままその男の側にいていいのか?』

「何ですって?」

 

 テーペは次にガイに向かって語った。

 

『紅ガイ、ウルトラマンオーブであるお前が地球の人間たちと関わりを持つということは、そいつらをお前の戦いの運命に巻き込むということだ』

「!」

『もう既に何度か危険な目にも遭わせている。そうだろう?』

 

 テーペの指摘通りであった。ガイはゼットン星人マドックやピット星人ミュー、地球侵略連合など、アイドルたちに害を及ぼそうとした者たちを思い出した。

 

『俺のような奴はいくらでも現れるだろうさ! 最悪の事態なんて何度でも起こる! お前も、このまま他の人間を己の過酷な運命に巻き込んで平気なのかな!?』

「……」

 

 テーペの揺さぶりに、ガイは何も答えることが出来ないでいる。

 すると、彼に代わって貴音が言い放った。

 

「わたくしたちのプロデューサーを弄しようとするのはおやめなさい」

「貴音……!」

「少なくともわたくしは、この星の移ろい行く季節を、今の仲間たちと終焉のその時まで分かち合うことを覚悟しています。たとえどのような結末が待ち受けていたとしても……その日々は誤りなどではないと信じています。この瞬間においては……オーブの命は、わたくしのものと合わせてふたつなのです!」

 

 貴音の確かな言葉に、ガイは少しだけ救われたような表情になった。

 反対にテーペは目論見を砕かれ、不機嫌となる。

 

『生意気なことを言ってくれるじゃないか……。それならここで死ぬかッ!?』

 

 テーペが三連銃の弾丸を貴音に向けて発射!

 しかし即座に貴音の前に飛び込んだガイが構えたウルトラマンのカードによって、弾丸は反射されてテーペの銃を破砕した。

 

『ぐぅッ!?』

「俺のアイドルに手を出すことは許さんッ!」

 

 宣言するガイ。武器を失ったテーペであったが、その性根はこれで負けを認めたりはしないほど往生際の悪いものだった。

 

『こうなったからにはまどろっこしいことはなしだ! 何もかも燃やし尽くしてやるッ! 来い、バキシマぁームッ!』

 

 

 

 テーペの変身が暴かれた現場へと急行しつつあった765プロの仲間たちだったが、その目前で突如空に『割れた』ような穴が開いたのを目撃した!

 

「えぇっ!? 空が割れたぁ!?」

「ど、どういう現象!? 神話じゃないんだし、天蓋なんてものは存在しないのよ!?」

 

 律子が最も動揺。そして割れた空の中から、紅蓮の武装で身を固めたような一角の巨大生物が地表へ落下。あまりの重量にアスファルト舗装の道路がその足の形に陥没した。

 

「ギギャアアアアアアアア!!」

「か、怪獣! きっと宇宙人が呼び寄せたものだ!」

 

 トータス号は急停止。春香たちは慌てて降車し、巨大生物に向けてカメラを回し出した。

 

 

 

『どうだ! ヤプール謹製の超獣バキシムに我がファイヤー星の炎のパワーを組み込んだ、一角紅蓮超獣バキシマム! こいつで街ごと貴様らを消し去ってくれるぞ、ウルトラマンオーブ!!』

 

 召喚されたバキシマムはテーペの指示により、破壊活動を開始。それをみすみす見過ごすガイたちではない。

 

「あなたの浅ましい謀など、この手で挫いて差し上げます! プロデューサー!」

「ああ!」

 

 貴音に促されたガイがオーブリングを取り出し、カードを挿し込む。

 

「セブンさんッ!」

[ウルトラセブン!]『デュワッ!』

 

 ガイの横にセブンのビジョンが現れ、次に貴音がカードを通す。

 

「エース殿っ!」

[ウルトラマンエース!]『トワァーッ!』

 

 貴音の隣には、ウルトラマンエースのビジョンが召喚された。そしてガイがリングを掲げる。

 

「キレのいい奴、頼みますッ!」

[フュージョンアップ!]

 

 貴音がセブンとエースのビジョンごと、ガイと融合!

 

『ジュワッ!』『テェェーイッ!』

[ウルトラマンオーブ! スラッガーエース!!]

 

 赤いマグマを突き破った極彩色の閃光の中から、オーブが二回転しながら飛び出した!

 

 

 

「シェアッ!」

 

 街に火を放とうとするバキシマムの眼前に、颯爽と着地してそれを制したオーブの勇姿を律子のカメラがばっちりと収める。

 

「オーブです! 怪獣に襲われる街に、ウルトラマンオーブがやってきてくれました!」

「春香ちゃん、あの姿……!」

「うん……!」

 

 雪歩と春香は、今のオーブが貴音によるフュージョンアップなのだとすぐに理解した。

 オーブの新たな姿は赤と銀と黒の細身でありながら、鋭い剣のような研ぎ澄まされた迫力を有している。セブンとエースの斬撃の技能を抽出した刃の達人、スラッガーエースだ!

 

(♪戦え!ウルトラマンA)

 

『俺たちはオーブ! 光と共に、闇を斬り裂く!!』

 

 貴音をその身に宿したオーブが、まっすぐにバキシマムに飛び掛かっていく。

 

「ギギャアアアアアアアア!!」

 

 バキシマムは接近してくるオーブに対して鼻先から火炎弾を発射するが、オーブはすかさず跳躍して回避。空中でひねりをつける華麗な身のこなしからの飛び蹴りをバキシマムにお見舞いした。

 

「ギギャアアアアアアアア!!」

「セアッ!」

 

 オーブは鋭い蹴りでバランスを崩して倒れ込んだバキシマムのマウントポジションを取り、顔面に連続チョップを叩き込む。が、片腕の一撃を入れられてはね飛ばされた。

 

『くッ、見た目に違わず相当なパワーだな……!』

 

 吐き捨てるオーブ。超獣は元々戦闘用に改造された怪獣兵器である上、更に力を増強されたバキシマムのパワーはその辺りの怪獣を軽く凌駕しているレベルであった。

 起き上がるバキシマムを見据えながら、貴音が提案する。

 

『「激流にいたずらに抵抗しても無駄に消耗するばかりです。あえて流れに乗りましょう」』

『何?』

 

 バキシマムは、今度はこちらからオーブに突進していく。

 

「ギギャアアアアアアアア!!」

「オォリャッ!」

 

 それをあえて待ち構えたオーブは、相手の突進を受け流しながら足元に腕を伸ばしてすくい投げを決めた! 勢いを利用されたバキシマムは逆さまに転倒する。

 

『上手いぞ! よし、そこを決めてやれッ!』

『「はい!」』

 

 どうにか立ち上がるバキシマムだが、そこにオーブのドロップキックが炸裂!

 

「デヤァァッ!」

「ギギャアアアアアアアア!!」

 

 きりきり舞いしながら蹴飛ばされたバキシマムは、頭部の一本角に炎を纏わせて頭から切り離した! 飛ばされた角が回転しながらオーブに襲いかかっていく。

 

「フッ!」

 

 横にそれてかわしたオーブだが、バキシマムの角は自在に飛び回る宇宙ブーメランでもある。ひとりでに反転してオーブを追跡してくる。

 それに対してオーブは拳を前に突き出すと、左腕を胸の前に右腕を腰に構えた後、額のランプに両手の指を交差した。

 

「『パンチレーザーショット!!」』

 

 額から撃たれた虹色のレーザーが、バキシマムの角を粉砕した!

 

「ギギャアアアアアアアア!!」

 

 恐るべき大超獣バキシマム相手に互角に戦うオーブに、テーペが苛立ちを覚える。

 

『バキシマムめ、何をてこずっている! 仕方がないッ!』

 

 業を煮やしたテーペは巨大化し、オーブの背後を取った!

 

「フッ!?」

「ああっ、怪獣と宇宙人の挟み撃ちです! オーブ危ない! 頑張って、オーブ!」

 

 律子が実況とともに応援するが、テーペは手中に燃え盛る剣を召喚し、それでオーブに斬りかかってきた。すんでのところで逃れるオーブだが、バキシマムが両腕からの火炎放射で追撃してくる。

 

「ギギャアアアアアアアア!!」

「ウゥッ!」

 

 超獣と宇宙人のタッグによる高熱火炎攻撃から、オーブはゴロゴロ転がりながらどうにか逃れる始末。高火力によるハンディ戦は、オーブといえども手も足も出ないのか?

 

「シュワッ!」

 

 そうではなかった。起き上がって体勢を立て直したオーブが手を頭部のトサカにやると、そこから生えてくるように、己の身長ほどもある長大な刀剣が出現した!

 

「『バーチカルスラッガー!!」』

 

 刀身にウルトラホールが開いた、これがスラッガーエース最大の武器であるバーチカルスラッガー。スラッガーエースの本領はこの武器を手にすることで発揮されるのだ!

 

『「悪しき魂、この白刃にて断ち切りますっ!」』

 

 テーペが炎の剣を振りかざして襲い掛かってくるが、オーブはバーチカルスラッガーで炎の斬撃を防御した上、翻す刃でテーペを押し返した。更にバキシマムの接近も牽制して敵を寄せつけない。

 オーブの動きは剣を手にしてから見るからに向上し、二対一にも負けずに互角以上に立ち回る。

 

「『バーチカルスラッガーギロチン!!」』

 

 更にバーチカルスラッガーを下から上に振り抜くことで、長大な光刃をテーペへ放った。テーペは炎の剣で受け止めようとしたが、光刃は相手の剣を真っ二つにへし折った!

 剣を折られたテーペは大慌てで後ずさった。代わりにバキシマムが火炎放射を行うが、オーブはバーチカルスラッガーを回転させて火炎を弾き返す。

 

「ギギャアアアアアアアア!!」

 

 火炎放射が途切れたところで高々とジャンプして、高空でバーチカルスラッガーを構えながら高速回転。そのままバキシマムへ突撃する!

 

「『スラッガーエーススライサー!!」』

 

 風をも切り裂く斬撃の竜巻が、バキシマムを細切れにする!

 

「ギギャアアアアアアアア!!」

 

 微塵に切り裂かれたバキシマムはたちまち爆散。用心棒を失ったテーペは外聞もなく逃走を図るが、このような卑劣漢を見逃すほど貴音たちは甘くはなかった。

 ぐっと両腕を肩の上で引き締めて光のエネルギーを蓄えると、腰を左にひねってから戻す勢いでL字に組んだ腕から必殺の光線を発射!

 

「『エメタリウム光線!!」』

 

 緑が掛かった虹色の光線がテーペを撃ち抜き、瞬時に炎上爆破!

 

「決まりましたぁっ! オーブの堂々たる逆転勝利ですっ!」

「やったぁぁぁーっ!!」

 

 律子が高々と宣言して、春香と雪歩は手に手を取って喜び合った。

 

「シェアッ!」

 

 降りかかる火の粉を見事払いのけたオーブは空高く飛び上がり、今日もまた華麗に飛び去っていくのであった。

 

 

 

 事件解決後、事務所に帰還してから律子が大きく息を吐いた。

 

「全く、大手の社長に化けてウチのアイドルを奪い取ろうとするなんて迷惑な奴がいたものだけど……そのお陰で765プロの注目が一気に集まったのは予想だにせぬ幸運といったところかしらね」

 

 ほくほく顔の律子の言った通り、今回の件で貴音、ひいては765プロは、悪しき宇宙人からエルダーレコードオーナーを救い出したとしてマスコミの注目を一挙に集めることとなった。先ほどまで、貴音に大勢の記者の質問が押し寄せてさばくのに苦労したほどだ。エルダーレコードとのコネクションも得たので、律子は満足を覚えているのだった。

 

「更に一週間後には音楽フェスへの出場も控えてるわ! そこで成功を収めれば、確実にメジャーへの足掛かりを掴めるわよぉ~!」

 

 ガイは小鳥や高木との相談の結果、アイドルたちも確かな実力がついてきたと判断して、音楽フェスティバルへの参加を届け出たのであった。元より多数の業界関係者の目が集まるこのイベントで結果を残せば、765プロは華麗な転身を果たすことが出来るだろう。

 アイドルたちもそれぞれ興奮が高まっている。

 

「遂にこの時が来たんですね! よ~し、絶対成功を収めるぞー!」

「その意気よ! みんなも決して悔いを残さないよう、全力でレッスンに取り掛かるのよ!」

「はーいっ!」

「いよいよ、私の歌で全国に挑戦する時が……!」

 

 全員意気が溢れているが、特に千早が静かながらも誰よりも熱く心を燃やしていた。

 そんな中、貴音が誰にも気づかれぬようそっとガイに尋ねかける。

 

「時にプロデューサー……あなた様は、わたくしたちに危害が及ぶことをひどく恐れているようにお見受けしました」

「ッ!」

 

 図星を突かれた、という風に目を見開くガイ。貴音はテーペが揺さぶりを掛けた際の反応から、それを見透かしたのだった。

 そして今のガイの表情から感触を得たが、貴音はそれ以上の追及をすることはなかった。

 

「……あなた様に何があったのか、どのようなお考えかを根掘り葉掘り聞き出そうなどと無神経なことは致しません。ですが……わたくしたちはこの地球を護り、わたくしたちを高みへと導いて下さっているあなた様を信じております。それと同じように、あなた様の運命にも、どのようなものであろうとも付き添うつもりです。――このことは、どうか覚えていて下さいまし」

 

 そう言い残して、貴音はアイドルたちの輪の中に加わっていった。

 

「貴音ー、いよいよミキたちメジャーデビューだよ!」

「気が早いぞー美希! でもフェスは絶対成功させるさー! 自分たちならなんくるないさー!」

「ええ。わたくしも、心身ともに励む所存です」

 

 来週のフェスに向けて盛り上がっている担当アイドルたちをながめながら、ガイはひと言つぶやく。

 

「……俺は……」

 

 それ以上は言葉が続かず、どんな時も肌身離さず持ち歩いているペンダントをぎゅっと握り締めた。

 

 

 

『765プロのウルトラヒーロー大研究!』

 

貴音「御機嫌よう、四条貴音でございます。今回ご紹介しますのは、うるとら五番目の兄弟でございますウルトラマンエースです」

貴音「エース殿は1972年放送の『ウルトラマンA』の主人公です。エース殿の特徴は何と言いましても、北斗星司殿と南夕子嬢による男女合体変身でしょう。これはもちろんしりぃずに前例のあるものではなく、この変身様式はエース殿が性別を超越した神聖な存在であることを印象づけています。また、超獣と初めての作品通しての悪役ヤプール人の設定、うるとら兄弟の結成など、しりぃずが続いて生じつつあったまんねりを回避する要素がふんだんに盛り込まれました」

貴音「しかしながらそれらの反響は芳しいものではなく、夕子嬢は番組途中で降板してしまい、以降は従来通りの単独変身となってしまいました。これは子供が変身ぽぉずを真似できないから等の理由故と言われています。他にも中盤でヤプール人壊滅、超獣の形骸化など、新要素はほとんどが頓挫してしまいました。まこと残念なことです……」

貴音「ですがこれらが『A』の特色を形作ったという事実には変わりありません。後年ではこれらの設定が再利用されるようになり、『メビウス』では北斗殿と夕子嬢の再会も描かれました。これは必見です」

ガイ「そして今回のアイマス曲は『ふたつの月』だ!」

ガイ「『アイドルマスターワンフォーオール』のDLC初出の貴音ソロ曲で、前回紹介した『私だって女の子』同様追加シナリオに関係してる。貴音の高貴で古風なイメージを忠実に反映した詞と曲が何よりの特徴だ!」

貴音「『フラワーガール』も良いですが、このような歌こそわたくしに似合いますでしょうか」

貴音「では、次回もどうぞご覧下さいませ」

 




 ミキなの。遂にミキたちは大きなフェスイベントに参加したんだよ! 流石に緊張してきたの……! だけど、こんな時にまでまた横槍! もぉ~嫌になるのっ! 事務所の成功が懸かってるんだもの、フェスは邪魔させないよ! 千早さん、響、大空に飛び立って!
 次回『超音速のFly High!』。ハニー、カッコいいの~!

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