THE ULTRAM@STER ORB   作:焼き鮭

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ニセモノ夜を往く(B)

 

 偽者のオーブが街に出現してから数日後、馬場竜次ことにせオーブの正体のババルウ星人ババリューは、人間の街を大混乱に陥れる破壊工作を開始――せずに、公園で愛に引き合わされた子供たちと一緒に遊んでいた。

 

「よーし、みんな行くぞー!」

「わーいわーい!」

 

 子供たちがババリューとともに楽しく戯れている様子を愛たち876プロアイドル、更に離れたところでガイたちが観察していた。

 

「ババリューさん! 僕、あきらめないで練習したら逆上がり出来るようになりました!」

「おー本当かマサト! 大したもんだなー」

 

 ババリューは報告した子供を褒めたたえる。他の子もババリューに告げる。

 

「僕も、ニンジン食べられるようになったんだー! ババリューさんのお陰だよ!」

「やっぱり、ウルトラマンオーブはすごいね!」

「おぉーそうだろう! よしよし、次はピーマンだぞ! ピーマン食べられる人ッ!」

「はーい!!」

 

 すっかり子供たちの輪に馴染んでいるババリューをながめて、春香がつぶやく。

 

「結局、あれから何も起こらないね。あの人が悪い宇宙人だってのは、もしかしたら私たちの誤解だったんじゃないのかな?」

「そんなはずないよ! そんなはずは……」

 

 春香のひと言を否定した真だったが、実に楽しそうなババリューの笑顔を見やると、大きく顔をしかめた。

 一方で愛はキラキラ目を輝かせてババリューを見つめている。

 

「馬場さんのお陰で、みんなの苦手が次々克服されてってます!! やっぱりオーブはみんなのヒーローなんですね!!」

 

 ババリューに憧れの念を抱く愛。涼と絵理も、苦笑しながらババリューを見つめている。

 

「最初は何だかうさんくさい感じだったけど、今じゃすっかり子供たちと打ち解けてるね。あれが本当の姿なのかな?」

「うん……。正直疑わしかったけど、あの人は本当に……ウルトラマンオーブ……?」

 

 と、絵理が独白した直後。

 公園の上空に突然、ジグザグ飛行で円盤が出現した! 惑星侵略連合のものだ!

 

「あっ!? あのUFOは……!!」

 

 春香と真に衝撃が走る。愛たちも思わず立ちすくむ中、円盤内のノストラはババリューに向けてテレパシーを発信した。

 

『もう待てんぞ……! いつになったら破壊作戦が始まるのだッ!!』

 

 そんな呼びかけが行われていることは露知らず、愛がババリューの側へと駆け寄っていく。

 

「馬場さん、あれはもしかして宇宙からの侵略者ですか!?」

「あ、ああ……」

 

 ババリューが反射的に肯定すると、子供たちがババリューを囲んで頼み始めた。

 

「ババリューさん、やっつけて!」

「お願い! 助けてー!」

 

 その声を受けながらも困惑しながら立ち尽くしていたババリューだったが、やがて何かを決心したように円盤の方向へ飛び出していった。そして子供たちから離れた場所で、腕を掲げて変身を行う。

 愛たちが見上げる中、ババリューが化けたオーブが円盤の前に立った。

 

「行けー! ウルトラマンオーブー!」

「頑張れー!」

 

 無邪気に応援する子供たちの様子を見据え、ノストラがババリューに命令する。

 

『まず手始めに、その子供たちから踏み潰せッ!』

『! それは……』

 

 立ったまま動かないにせオーブの様子に、子供たちも流石に不審なものを感じて押し黙った。

 春香と真は背を向けたままのにせオーブと円盤をじっと見つめる。

 

「何を話してるんだろう……」

「プロデューサー!」

 

 振り向いた真に、分かっているとばかりにうなずくガイ。

 

「ああ。お前たちにもテレパシーが聞こえるようにしよう」

 

 ガイは超能力で、二人の脳裏にもテレパシーのチャンネルをつなぐ。

 ノストラはババリューに再度命令する。

 

『どうした……。早く踏み潰せッ!!』

 

 それに対して、ババリューは、答えた。

 

『……出来ません』

『何だと……!?』

「っ!」

 

 ノストラだけでなく、真もババリューの言葉に驚きを見せた。

 ババリューはノストラに訴えかける。

 

『そんなことは出来ません……! 俺は今、ウルトラマンオーブなんです!!』

『お前は偽者だ! ババルウ星人だろうがッ!!』

『確かに俺は、悪の星の下に生まれた暗黒星人だと思っていました……。だけど……!』

 

 愛や子供たちに振り返ってノストラに語るババリュー。

 

『こいつらといると、今まで感じたことのなかった温かいものが感じられたんです! 嬉しさや優しさが、心の奥まで果てなく高まって……! そして思ったんです。運命は変えられる……! 俺だって、ヒーローになれるって! お願いです、足を洗わせて下さいッ!』

 

 ババリューは必死に頼み込んだ。そして、ノストラの返事は、

 

『ジャグラー』

「はい」

『奴を処刑しろ』

「かしこまりました」

 

 ジャグラーが二枚のカードをダークリングに通す!

 

[ケルビム!][ディノゾール!]

「合体怪獣、ディノケルビム!」

 

 円盤からダークリングによって融合召喚された怪獣が放たれ、ババリューに向かって咆哮を発した!

 

「ピッ! ギャアアアアアアオウ! キャァ――――――――!」

 

 長い鉤爪と棍棒型の長い尾を生やし、メタリックブルーの外骨格で覆われた恐竜型の怪獣が、紅い四つ目を爛々と輝かせた。宇宙凶険怪獣ケルビムと宇宙斬鉄怪獣ディノゾールを素材とした、残酷合体怪獣ディノケルビム!

 

「うわぁー!」

「きゃあー!」

 

 巨大怪獣が出現したことで子供たちは一斉に悲鳴を上げた。それに振り向いたババリューは、いよいよ覚悟を固める。

 

『ぐッ……だぁぁ―――――ッ!!』

 

 気合いの叫びとともに、遮二無二ディノケルビムにぶつかっていった!

 

『うおぉぉぉッ!』

 

 ひたすらディノケルビムの身体を殴りつけるが、強固な外骨格を持つディノケルビムには全くと言っていいほど効いていない。逆に鉤爪を叩きつけられて弾き飛ばされた。

 

『うわあぁぁぁぁぁッ!』

 

 更に倒れたところに棍棒となっている尻尾を振り下ろされた。ディノケルビムの猛攻にババリューはなす術がない。

 

「ああっ!! オーブが危ないです!!」

「オーブ……頑張って……!」

 

 悲鳴を上げる愛。固唾を呑んで応援する絵理、涼。一方で真は苦々しい顔つきでババリューの苦戦を見やっている。

 

「ピッ! ギャアアアアアアオウ! キャァ――――――――!」

 

 応援を受けるババリューだが、戦闘力の差は圧倒的。ディノケルビムの吐き出した火球によって、ババリューは吹っ飛ばされて仰向けに倒れた。

 

『うぅ……ッ!』

 

 そして――変身を維持するだけの力を失ってしまったことで、ババルウ星人本来の姿を愛たちの前に晒した。

 

「えっ……!?」

「オーブじゃ、ない……」

 

 愛たちの間に動揺が走った。絵理がポツリとつぶやく。

 

「偽者……」

 

 ヨロヨロと身体を起こしたババリューが愛たちに告白した。

 

『そうだ……俺はウルトラマンじゃねぇ。暗黒星人のババルウさ……。お前たちを騙していたんだ……』

「そんな……」

『すまねぇ……。俺は所詮偽者だ……』

「ピッ! ギャアアアアアアオウ! キャァ――――――――!」

 

 謝るババリューを、ディノケルビムが容赦なく蹴飛ばす。

 

『うあぁッ!!』

 

 最早無抵抗のババリューを踏み潰すディノケルビム。と、その時、

 

「頑張れー! ババルウさーん!」

「頑張ってー!」

 

 子供たちの間から、オーブではなくババリューを応援する声が次々沸き上がった。力なく呆然としていた愛はそれに押されるように、精一杯の大声でババリューへ呼びかける。

 

「あきらめないで馬場さんっ!! あなたがウルトラマンオーブじゃなくても、そんなことは関係ないです!! 馬場さん、言ったじゃないですか……夢を持ってれば、なりたいものになれるって!! どうか夢をあきらめないで……ヒーローになって下さいっ!!」

 

 愛に続いて、涼、絵理もエールを送る。

 

「立って下さい、馬場さん! あなただって、なりたいものになれるんですッ!」

「負けないで……!」

 

 皆の応援の声に、ババリューは踏みつけられながら土を握り締める。

 

『そうだ……! あきらめるものか……ッ!』

 

 そして力を振り絞って、ディノケルビムを押し返して立ち上がった!

 

『よぉーしッ! やってやるぅッ! うおおぉぉーッ!』

 

 再びディノケルビムに突貫していくババリューの背中に、愛たちが全力で応援の声を向ける。

 

「馬場さーん!! いっけぇーっ!!」

「ファイト……!」

「そこですッ! 頑張れぇッ!」

『おおおぉぉぉぉ―――――――――――ッ!!』

 

 ババリューはさすまたを出してディノケルビムに斬りかかる。だがこれも外骨格に弾かれ、ディノケルビムの伸ばした歯舌によって一瞬で細切れにされる。

 

『ぐッ……まだまだぁぁぁぁぁッ!』

 

 武器を失ったババリューだが、それならばと素手でディノケルビムに反撃していく。持てる力の全てを使ってディノケルビムを殴りつける。

 

「ピッ! ギャアアアアアアオウ! キャァ――――――――!」

 

 しかし現実は厳しく、ババリューは簡単に押し返された。それでも、何度土をつけられようとも、ババリューはあきらめることなく何度も立ち上がる。

 その姿を目の当たりにした真がガイへ言った。

 

「行きましょう、プロデューサー! あの人を助けに!」

「……いいのか?」

 

 聞き返したガイに、真は毅然と返答した。

 

「もう偽者とか本物とかどうでもいいです! あそこで頑張ってる人を助けなきゃ……ヒーローじゃありません!!」

 

 ガイは固くうなずく。

 

「よく言った! 春香も行くぞ!」

「はいっ!」

 

 ガイたちがオーブリングとカードを手にしたその時、ディノケルビムが倒れ伏したババリューに向けて歯舌を伸ばす。それで惨殺しようというつもりだ!

 

『うわあああぁぁぁぁぁぁ――――――――――――ッ!!』

「馬場さぁぁぁ―――――――んっ!!」

 

 何人かは、この直後に起こるはずの残酷な結末から思わず顔を背けた――。

 

「ウルトラマンさんっ!」『ヘアッ!』

「ティガさんっ!」『ヂャッ!』

「光の力、お借りしますッ!」

[ウルトラマンオーブ! スペシウムゼペリオン!!]

 

 その瞬間、ババリューの前にオーブが出現。同時に展開したバリヤーによって歯舌をはね返した。

 

「ああーっ!? ウルトラマンオーブ!?」

「本物……!」

 

 まさしく本物のオーブの登場に、愛たちは驚愕。命を救われたババリューが顔を上げると、振り向いたオーブと目が合った。

 

『ああ……』

 

 オーブはババリューに一度だけうなずくと、ディノケルビムに向かって一直線に肉薄していった!

 

(♪オーブの祈り)

 

「デェイッ!」

「ピッ! ギャアアアアアアオウ! キャァ――――――――!」

 

 オーブはディノケルビムに対してストレートパンチを繰り出す。それを外骨格で受け止めたディノケルビムは鉤爪を振るって反撃してくるが、オーブは側転で回避。即座に飛んできた尻尾もかいくぐって距離を取る。

 

「「『スペリオン光輪!!!」」』

 

 カッター光輪を投げつけるオーブ。だがディノケルビムの歯舌によって逆に真っ二つに断ち切られた。

 

『「あの怪獣、全身が武器みたいだよ!」』

 

 と春香が言うと、真がぐっと拳を握り締めて熱弁した。

 

『「どんなに武器で身体を固めようと、熱い想いを乗せた拳には敵わないっ!」』

 

 そして真が取り出したのは、真紅のウルトラ戦士のカード。

 

『「レオさんっ!」』

[ウルトラマンレオ!]『イヤァッ!』

 

 カードをリングに通すと、真の隣に真紅の戦士――ウルトラマンレオのビジョンが現れた。

 

『「ゼロさんっ!」』

[ウルトラマンゼロ!]『セェェェアッ!』

 

 春香はゼロのカードで、ウルトラマンゼロのビジョンを呼び出す。

 

『熱い拳、頼みますッ!』

[フュージョンアップ!]

 

 真がリングを掲げてトリガーを引くと、レオとゼロのビジョンは真、春香と融合を行う。

 

『ダァッ!』『テヤッ!』

[ウルトラマンオーブ! レオゼロナックル!!]

 

 青い水しぶきの中に白い光の軌道が走り、新たな姿のオーブが飛び出していく!

 頭部はレオに似て、袖のない道着を羽織り、腰にはベルト、手足には晒しを巻いた武道家然とした風貌。最も格闘戦に特化した形態、レオゼロナックルだ!

 

『俺たちはオーブ! 宇宙拳法、ビッグバン!!』

 

 叫んだオーブがディノケルビムへ飛び込んでいき、一本角にアッパーカットを打ち込む。

 

「エイヤァァッ!」

 

 その一撃で、ディノケルビムの太い角を粉々に破砕した!

 

「ギャアアアアアアオウ!?」

 

 武器の一つを破壊されたディノケルビムが慌てて後ずさり、火球で遠隔攻撃してくる。

 

「デヤッ!」

 

 しかしオーブは火球を素手で弾いた。ディノケルビムは続いて歯舌を伸ばして斬撃を繰り出してくるも、オーブは手刀に炎を纏う。

 

「「『レオゼロビッグバン!!!」」』

 

 燃え上がるチョップが歯舌を断ち切り、燃やし尽くした!

 

「ピッ! ギャアアアアアアオウ! キャァ――――――――!」

 

 いよいよ後がなくなったディノケルビムは最後の武器である尻尾を振り回してオーブに迫らせる。が、オーブはこれをはっしと受け止めて逆にディノケルビム自身を振り回す。

 

「オリャアアアァァァァァッ!」

「ピッ! ギャアアアアアアオウ! キャァ――――――――!」

 

 空高く投げ飛ばしたディノケルビムに向けて、額のランプから赤いレーザーを発射!

 

「「『ナックルクロスビーム!!!」」』

 

 必殺のレーザー光線がディノケルビムを貫き、一瞬で爆砕させた!

 

「やったぁぁぁぁ――――――――――っ!! オーブの勝ちですっ!!」

 

 愛たちはオーブの堂々たる勝利に大歓声を上げた。そしてババリューは、圧倒された顔でオーブの立ち姿を見つめていたが、

 

『ハハハ……やっぱ、本物すげぇや……』

 

 その場にばったりと倒れると、そのまま光とともに消えていった……。

 

「馬場さん……!!」

 

 それを目の当たりにした愛が急いで駆け出す。その後を絵理と涼も追いかけていった。

 

 

 

 戦闘終了後、ジャグラーがノストラに主張する。

 

「ドン・ノストラ。あなたのやり方は、人間の心の善悪を問う昔ながらのやり方です。――時代はもっと進んでるんですよ」

 

 言いたいだけ言ってジャグラーが退室していくと、ナグスが大きく舌打ちした。

 

『チッ! 嫌味な野郎だ……!』

『ドン・ノストラ……あのような輩をのさばらせたままでよろしいのですか?』

 

 タルデが尋ねると、ノストラは含み笑いを浮かべながら返した。

 

『何……それも今だけのことだ……』

 

 

 

 等身大サイズまで縮小したボロボロのババリューは、おぼつかない足取りながらも並木道を通ってどこかへ向かっていく。その背後に、愛たちが追いついた。

 

「馬場さん!! 待って下さい!!」

 

 愛は二人の子供――最初にババリューに助けられる形となった子たちを連れていた。

 

「ありがとう、ババリューさん!」

「ありがとう!」

 

 お礼を述べた二人に対して、ババリューはぐっと拳を向けると、背を向けて何を言わずに消えていった。

 

「馬場さんっ……!!」

「行かせてやりな」

 

 追いかけようと身を乗り出した愛を、ガイが呼び止めた。

 

「ヒーローってのは、風のように去っていくんだろ?」

 

 その言葉に立ち止まった愛たちは、寂しげな表情でババリューの消えた後を見つめた。

 

 

 

 その日の夜、アイドル活動の終了後、ガイたち三人は愛たちとともに街の雑踏をぼんやりと見つめていた。

 

「馬場さん、どこ行っちゃったんでしょ……」

「今度は、誰かの偽者じゃなく、本当の自分で頑張ってるのかな……」

「……本当の自分、か……」

 

 涼が何か考え込んでいる一方で、真はガイに尋ねかける。

 

「プロデューサー……ババリューさんは、ほんとにヒーローになれるんでしょうか。また危ない目に遭ってたらと思うと……」

 

 真の話を聞きながら、ガイはふと気配に気づいて目線をそらした。その先では、作業着の男が箒とちり取りでゴミを回収し、街を綺麗にしていっている。

 ガイと目が合った――見覚えのある顔の男は、照れくさそうにはにかんでガイに一礼した。ガイは思わず笑いをこぼす。

 

「そうだな……やっぱ、偽者じゃあヒーローにはなれないだろ」

「そう、ですか……」

 

 目を伏せた真と春香に、ガイはひと言告げた。

 

「あいつはこれから本物になるのさ」

 

 

 

『765プロのウルトラヒーロー大研究!』

 

真「菊地真です! 今回ご紹介するのは、L77星の王子たる武闘家ウルトラ戦士、ウルトラマンレオです!」

真「レオさんは1975年放送の『ウルトラマンレオ』の主人公! 経歴がそれまでのウルトラ兄弟とは大きく違い、獅子座L77星出身の王子様でした。けど物語開始時点でマグマ星人の手によって、故郷が滅ぼされてしまい地球に亡命してきたという、あまりに重い設定を背負ってました」

真「戦いの後遺症で変身できなくなったセブンさんに代わって地球を守ることになったんですが、初めは戦いの素人。何度も敵に追い詰められたり敗れたりしては、ダンさんに厳しい特訓を課せられるハードな日々の連続でした。これは当時流行してたスポ魂漫画の影響と言われてます」

真「戦士として一人前になっても、終盤はオイルショックの煽りによるMAC全滅からの孤独な戦いを強いられるというシリーズきっての逆境を経験しましたが、それでも戦い抜いたレオさんはメビウスさんやゼロさんに技と正義の味方の心構えを教える良き師匠になるまでに成長したんですよ! カッコいいなぁ~!」

ガイ「そして今回のアイマス曲は『エージェント夜を往く』だ!」

ガイ「真の初のソロ曲で、非常にアダルチックなイメージが満載の一曲だ。詳しいことは、小さい子供の前でするのはちょっとはばかられるくらいだ!」

ガイ「だが一時期は亜美真美の独特な歌い方が有名になり過ぎて、真の曲っていうイメージが薄れちまってた。変なところでネタにされるな」

真「もぉ~、ボクは悪くないのにどうしてそんなことになっちゃうの~!?」

真「それじゃあ、次回もよろしくお願いします!」

 




 萩原雪歩ですぅ。最近の四条さんがどこか変だとみんなで話してたら、四条さんがいきなり765プロを去ると言い出しました! 何でも故郷からの迎えが来ると……。その故郷って、ええっ!? 月ですかぁ!? 次回『さようならフラワーガール』。行かないで、四条さんっ!

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