「ふぅ……ひとまずは安心みたい」
スヤスヤと寝ついた子ラゴンと、その様子を優しく見守る親ラゴンをながめながら、春香が息を吐いた。律子は源三郎に振り返って尋ねかける。
「ところで戸松さん、あなたはどうしてあのラゴン親子をかくまってるんですか? どこで出会ったんですか?」
質問を受けて、源三郎は遠い目をしながら彼女たちに説明を始める。
「初めて会ったのは、俺が一人で漁をしてる時さ。妙に海面が泡立ったと思ったら、あの親子が俺の船に上がって来たんだ。そりゃあ初めは心底驚いたさ。けどここんところ魚の数が減っていってるだろ? どうも食事にありつけずに困ってるみたいなんで、ウチの倉庫に置いてあげたって訳さ」
「随分寛容ですね……。ビートル隊に通報しようとかは思わなかったんですか?」
「戸松さんはラゴンの言ってること分かる訳じゃないんでしょ?」
伊織と響が聞き返すと、源三郎は子ラゴンの寝顔を見つめながら苦笑する。
「あの子、まだ小せぇじゃねぇか。そんな子供を気遣う母親も、たとえ人間じゃなくたってけんもほろろにするなんざぁ男じゃねぇ! それに海は人間だけのもんじゃねぇ。幸はみんなで分かち合わなくちゃいけねぇんだ。海の男は心が広いんだ!」
源三郎の発言に、響は口元をほころばせた。
「戸松さん、優しいんだね……」
「よしてくれやい。嬢ちゃんみたいな子たちに褒められるのはこそばゆいぜ」
照れ隠しに笑う源三郎。一方で響を相手に伊織がつぶやく。
「人間だけのものじゃない、ね……。そんな考え方もあるのね……」
「ん? 伊織、どういうこと?」
「私、正直怪獣って迷惑なだけだと思ってたわ。出てくる度に街を壊すし、私たちも何度も危ない目に遭ったし……いなければいいのにと思ったこともある。だけど……あの親子みたいに、怪獣も生きてるのよね。いなければいいなんて、勝手な考えよね……」
伊織の言葉に、響は共感するようにうなずいた。
「自分も、怪獣って怖いものだと思ってたぞ。山みたいにでっかいし……。でも、自分やハム蔵と同じ命なんだよね」
肩の上のハム蔵をあやす響。
「出来れば、怪獣をやっつけないで済ますことって出来ないのかな……」
と話し合っていたところに、源三郎が響に問いかける。
「そういや響ちゃん、さっき深海がそんなことになってるとか言ってたな。どんな話を聞いたんだ?」
「ああ、それは……」
響が話そうとした矢先、倉庫を短く激しい揺れを襲った。
「な、何!?」
動揺する一同。子ラゴンも思わず飛び起きる。
「今の地震!?」
「いえ、この揺れ方のパターンは経験からするに……!」
律子が分析結果を出そうとしたが、その寸前に倉庫にガイが飛び入ってきた。
「お前ら! ここにいたか!」
「プロデューサー(さん)!!」
「ここは危険だ! 避難しろ!」
ガイに命じられて、春香たちは慌てて倉庫から飛び出した直後に、コンテナの向こう側から巨大な何かが地面を突き破ってきた!
「グビャ――――――――! キイィィーッ!」
魚のようであるが、陸上を歩ける四肢を持っている。黒と黄色のまだら模様の胴体の左右に水色のヒレが生えており、鼻先にはノコギリ状の刃が生えたドリルがついており、剣呑な輝きを放っていた。目は充血したように真っ赤で恐ろしい獰猛さを窺わせる。
「怪獣っ!」
春香が叫ぶと、響が出現した怪獣を指差した。
「あ、あれだぞ! ラゴンは、あれが深海で暴れてて避難してきたんだって! でも聞いた特徴とちょっと違うぞ……。二匹分のを、全部持ち合わせてるような感じ……」
「合体怪獣だ! またジャグラーが余計なことしやがったな……」
舌打ちしたガイがにらむ先で、グビラとサメクジラが合体させられた深海合体怪獣サメグビラは、こちらに目を向けると、まっすぐ突進し始めた。
「グビャ――――――――! キイィィーッ!」
脇目も振らず直進してくるサメグビラに、伊織が仰天する。
「何でまっすぐこっちに来るの!?」
それについてはガイ曰く、
「美味そうな魚がいると、気づいたのかもな……」
振り返る一行の視線は、ラゴン親子に集まった。
「冗談じゃねぇよ!!」
引きつった顔でラゴン親子をかばう源三郎に指示するガイ。
「早くその親子を隠せ! 俺が奴の注意を引きつけるッ!」
「分かりました!」
「プロデューサーさん、気をつけて!」
サメグビラへ向かっていくガイの反対方向へ、律子たちはラゴン親子を連れて逃げ出した。
「こっちよ、早く!」
――だが、途中で子ラゴンが不意に立ち止まると、どういう訳か来た道を引き返し出した! ギョッと目を剥く響たち。
「ど、どうしたんだー!? 戻ってこーいっ!」
「ヂュヂューッ!」
「ちょっとぉっ! そっち行っちゃ駄目だったらー!」
サメグビラが接近してきているのに倉庫内に舞い戻る子ラゴンを、響と伊織が追いかけていく。
一方で子ラゴンは、倉庫に置いてきていた漁船の模型を手に取っていた。源三郎からもらったお土産を忘れてきたのだった。
「キャキャー♪」
模型を見つけて安堵する子ラゴンだったが、そこに天井がドリルで突き破られた!
「ホアッ!?」
「グビャ――――――――! キイィィーッ!」
響と伊織は倉庫の手前まで来ていたが、サメグビラが粉砕した倉庫の瓦礫が降ってきて足を止めさせられた。
「あ、危ないっ!」
「あの子は!?」
顔を上げた響の目に――サメグビラのドリルの上にすくい上げられた子ラゴンの姿が飛び込んだ。
「あぁーっ!?」
響が、伊織が、春香たちが絶叫。源三郎と親ラゴンは思わず抱き合った。
「キイィィーッ! グビャ――――――――!」
「キャ―――――ッ!!」
そしてサメグビラはドリルを振り上げて子ラゴンを真上に飛ばし――落下してきたところを丸呑みにしてしまった!
「た、食べられたぁ――――――っ!!」
「ヂュウ――――――ッ!!」
大慌ての響と伊織の元に、囮として飛び出していたガイが駆けつける。
「今ならまだ間に合う! 響、伊織、行くぞ!」
「う、うん!」
「早く早くっ!」
響の肩からハム蔵が飛び降り、ガイはオーブリングを取り出す。
そしてリングに響がウルトラマンジャックのカードを通す。
「ジャックさんっ!」
[ウルトラマンジャック!]『ジェアッ!』
次に伊織がゼロのカードを通す。
「ゼロっ!」
[ウルトラマンゼロ!]『セェェェアッ!』
そしてガイがオーブリングを掲げる!
「キレのいい奴、頼みますッ!」
[ウルトラマンオーブ! ハリケーンスラッシュ!!]
響と伊織がガイと融合し、オーブ・ハリケーンスラッシュとなった!
『光を越えて、闇を斬る!!』
オーブは即座に超スピードで飛び出し、身体を下ろそうとしていたサメグビラの顎を打ち据えて無理矢理上を向かせた。
「トアァァーッ!」
『「こらー! その子はあんたの餌じゃないのよっ!」』
『「吐き出せぇーっ!」』
オーブが剥き出しのサメグビラの腹を力の限り何度も殴ったことで、サメグビラはたまらずに潮吹き。
「グビャ――――――――ッ!」
潮に混じって、子ラゴンが飛び出してきた!
「キャアァーッ!」
『「出てきたわ! 無事よ!」』
『「よかったぁー……!」』
子ラゴンをキャッチしたオーブは、そっと親ラゴンの元へと下ろしてあげた。
「キャキャキャーッ!」
「キャアアァァァッ!」
「おぉー! よかったなぁホント!」
ひしっと抱き合うラゴン親子を、春香たちが改めて逃がしていく。
「こっちは私たちに任せて!」
「怪獣はお願いよ!」
『「よーし、まっかせなさい!」』
うなずいたオーブは、ラゴン親子を追いかけようとするサメグビラに飛び掛かって馬乗りになり押さえつける。
『「これ以上あの親子には手出しさせないぞっ!」』
「グビャ――――――――! キイィィーッ!」
サメグビラの背中を殴りつけて弱らせようとするオーブだが、獲物を吐き出させられて怒り心頭のサメグビラはちょっとの攻撃ではひるまない。身体を振り上げ、背の上のオーブをはね飛ばした。
「ウッ!」
「グビャ――――――――! キイィィーッ!」
更に仰向けに倒れたオーブに今度はこちらが覆い被さって、鼻先のドリルを突き出した。ギリギリで首を曲げてドリルをかわしたオーブだが、ドリルは易々と地面を穿つ。
『あれを食らったらお陀仏だぞ!』
『「何て危ないもの鼻にぶら下げてるの! 信じらんないっ!」』
サメグビラが再びドリルで攻撃してくる前に、オーブは片手でオーブスラッガーランスを召喚。
『「刃物には刃物よっ!」』
さすまた状の穂先でサメグビラの鼻をはさみ、徐々に押し返していく。
「グビャ――――――――! キイィィーッ!」
「オォォォォ……リャアッ!」
そして気合いとともにサメグビラをひっくり返した! 伊織はこの機を逃そうとはしない。
『「さぁ、とどめと行こうかしら!」』
『「待って伊織!!」』
しかしそれを響に制止された。
『「響! どうしたっていうのよ?」』
いぶかしむ伊織に、響は言った。
『「あの怪獣だって、元々は生きるためにご飯を探してただけだぞ。やっつけちゃうのはかわいそうさー!」』
『「うっ……」』
言葉を詰まらせた伊織だが、すぐに響に反論する。
『「じゃあどうするのよ! このままほっといたらまたあの親子が危ないわよ?」』
『「それは……」』
響が言い淀んだその時、二人の眼前にオーブリングとともに二枚のカードが浮遊した。
『「えっ、このカードは……」』
『コスモスさんとエックスさんのカードだ!』
解説するオーブ。
『響、お前の怪獣も救おうとする気持ちに、二人の力が共鳴してる! その二枚でフュージョンアップするんだ!』
『「――分かったぞ!」』
響は手を伸ばしてリングとカードを手に取り、直ちにリングに通した。
『「コスモスさんっ!」』
[ウルトラマンコスモス!]『フワッ!』
響の隣に青いウルトラマンのビジョンが現れ、伊織が二枚目のカードをリングに通す。
『「エックスっ!」』
[ウルトラマンエックス!]『イィィィーッ! サ―――ッ!』
伊織の隣にエックスのビジョンが現れると、響がトリガーを引いてフュージョンアップ!
『慈愛の心、お借りしますッ!』
[フュージョンアップ!]
コスモスとエックスが響たちと融合し、オーブの形態が変わる!
『テアッ!』『トワァッ!』
[ウルトラマンオーブ! フルムーンザナディウム!!]
淡い柔らかな光の中から、X字の閃光とともに飛び出すオーブ!
カメラを回している律子が叫ぶ。
「オーブの新しい姿だわ!」
「何だか優しそうな雰囲気……」
春香の言った通り、コスモスとエックスの特徴が大きく身体に反映された今のオーブは、怪獣保護を推し進める二人の慈愛の精神を引き継いだフルムーンザナディウム! 戦いのための力ではなく、命を守るためにその超能力は振るわれるのだ。
(♪LUNA MODE ‐慈しみの青き巨人‐)
『俺たちはオーブ! つながる力は、心の光!!』
再変身を遂げたオーブにサメグビラがドリルを高速回転させて、再度突進してくる。
「グビャ――――――――! キイィィーッ!」
それに対してオーブは動じず、両腕を末広がりに天高く掲げてから、腰をひねって身体を左へねじり、戻す勢いで手の平から光の粒子を放出した。
「「『フルディウム光線!!!」」』
サメグビラは光の粒子を頭から浴びる。するとどうしたことだろうか、それまで猛っていたのが嘘のように大人しくなったではないか。
「グビャ―――……」
フルディウム光線には鎮静作用がある。浴びた怪獣は、戦意を削がれてすっかり落ち着くのだ。
更にオーブは手の平から光線を発する。
「「『ルナエックスエキストラクト!!!」」』
光線が当たると、サメグビラの身体が二つに割れ、それぞれグビラとサメクジラに戻った。
「グビャ――――――――」
「キイィィーッ」
光線はダークリングの暗黒の力を解除し、二体の怪獣を元の姿に戻したのだった。
「ヘアッ!」
オーブはグビラとサメクジラを光のバルーンの中に包み込むと、宙を飛んで押し出す形ではるか遠洋まで二体を運び去っていったのだった。
グビラとサメクジラはオーブの手によって海に帰された。このことについて、亜美が質問する。
「でも海に帰しても、魚がいなくちゃまた陸に上がってきちゃうんじゃないの?」
それについてのガイの回答は、
「いや、あいつらは休眠期に入る。長い命を持つ怪獣は行動のスパンが長いからな。また魚が増えて海に戻ってくるまで、海底でじっと大人しく眠りに就いてるだろうよ」
「そっかぁ。なら安心だね!」
そしてグビラたちが大人しくなったことで、ラゴン親子も深海に帰ることとなった。765プロアイドルと、源三郎が親子の見送りをする。
「また、すぐに会えるからな。いい子でいるんだぞ!」
と呼びかける源三郎に、子ラゴンはひしっと抱きついた。
「キャアー!」
「そっか。そっかそっか!」
子ラゴンを抱擁し返す源三郎をながめて、美希がつぶやく。
「響が翻訳してないのに、言ってることが分かるの?」
「言葉は通じなくても、真心は通じるのよ」
あずさがほっこりと微笑んだ。
春香はこの場に立ち会っている渋川に顔を向ける。
「叔父さん、捕獲しなくていいの?」
渋川は苦笑しながら答えた。
「ビートル隊が怪獣を攻撃するのは、市民を守るためだ。害のない、絶滅危惧種を捕まえるためじゃない」
「よかった……」
アイドルたちが安堵していると、子ラゴンが渋川の手も引っ張る。
「キャアアー!」
「おい、おい! 何だよぉ!」
子ラゴンにじゃれつかれている源三郎と渋川の様子を温かい目で見つめる響がガイに話しかける。
「あの親子、しあわせだね」
「ん?」
「昔に陸に上がってきたのは人間から怖がられて、追い立てられたんでしょ? でもあの親子は、受け入れてくれる人と出会えた。それってとってもしあわせなことだと思うんだ」
と語る響にガイは苦笑。
「人間じゃない奴にしあわせをあげたのは、響、お前もだろう」
「えっ? そ、そんなことないぞ。自分は当たり前に思いつくことをやろうと思っただけさー」
照れて謙遜する響。そんな彼女にハム蔵は苦笑しながら首を振った。
とそこに、子ラゴンが源三郎たちと戯れている間に、親ラゴンがガイの元へと近づいてきた。
「キャアアァァァッ!」
「んッ、何だ?」
「何か助けてくれたお礼をくれるんだって! よかったね!」
親ラゴンが差し出したのは、水の塊のような青い光の球。それをガイが受け取ると、球はしぼんで小さい四角形に変わった。
それは青いウルトラマンのカードだった!
「プロデューサー、それって!」
伊織たちが一瞬騒然となり、ガイはまじまじとカードを見つめた。
「ウルトラマンアグルさんの力……! そうか、海から取って来てくれたのか。ありがとうな!」
「キャアアァァァッ!」
「喜んでもらえて何よりだって!」
にこにこ笑う響の一方で、律子はビデオカメラの蓋をそっと閉ざした。
「ちょっと残念だけど、あの親子の姿をアップするのはよしましょうか。下手に取り上げないで、そっとしてあげるべきよね」
「まこと正しき判断ですね、律子。流石です」
律子の判断を貴音が称えた。
そうしていると、春香の元に子ラゴンが駆け寄ってきて何かをねだるように手を握った。
「キャキャキャー!」
「えっ、何?」
「あの歌、もう一度歌ってくれって! 大分お気に召したみたいだぞ」
響が訳して、渋川も春香に頼む。
「春香ちゃん、餞別代わりに歌ってやってくれねぇか」
「う、うん。それじゃあ……」
こほん、と小さく咳払いした春香が、子守唄を歌い始める。
「アアアアー……アアアーアアアー……」
子ラゴンが歌に合わせて船の模型を揺り動かす――一方で、ガイが目を丸くして春香へ振り返っていた。
「春香……どうしてあの曲を……?」
「?」
ガイの不審な様子に気づいた千早たちがいぶかしんだ。ガイはその視線にも気づかず、ハーモニカを取り出してハルカのメロディに合わせて奏でる。
「……!」
歌の中でラゴン親子が海に帰っていく傍らで、伊織たちがハッと気がついた。
「そうだ……春香の唄、プロデューサーが奏でる曲に似てたんだわ……!」
「で、でもどうして? あれって春香の家に伝わる子守唄なんでしょ?」
「さぁ……偶然曲調が似てる……なんてことはあり得るのかしら……」
ガイのハーモニカと春香の歌声のハーモニーを聴きながら、律子たちは首をひねったのだった。
『765プロのウルトラヒーロー大研究!』
響「はいさーい! 我那覇響だぞ! 今回紹介するのは、慈愛の精神を持つ青い巨人、ウルトラマンコスモスだぞ!」
響「コスモスさんは2001年放送の『ウルトラマンコスモス』の主人公! この頃は前作『ウルトラマンガイア』の影響もあって、怪獣をただ倒すだけじゃいけないって感情が強まってたんだ。そんな中で誕生したのが、怪獣を倒すんじゃなくて保護するウルトラマンだ! コスモスさんは劇中でたくさんの怪獣を救ったんだぞ!」
響「けれど同時に真の邪悪には敢然と立ち向かう力と勇気もあって、バラエティ豊富な戦いを見せてくれたぞ。そして最終的には、作品通しての敵のカオスヘッダーとも心を通わす結末を導いたんだ」
響「怪獣保護に対する姿勢は意外とシビアで、時には悲劇的な結末になることもあったけど、その分最後が感動できるってものさー!」
ガイ「そして今回のアイマス曲は『しあわせのレシピ』だ!」
ガイ「『ぷちます!』のCDシリーズ『Twelve Seasons!』の曲の一つで、これは十月を担当する歌だ! 響のソロ曲はクールなイメージのものが多いが、これは落ち着いた曲調のほっこりする歌詞だぞ」
響「美味しいご飯はしあわせの基本さー!」
響「それじゃ、次回もよろしくねっ!」
真美だよ~。律っちゃんがバイトしてた工場に、泥棒が入ったんだって! でも金属だけを盗む泥棒ってどんななの? とか言ってたらチョー強い敵が出てきちゃってマジやばい! 律っちゃんといおりんは勝てるのかな?
次回『涙よgood bye』。工場長さんは律っちゃんの恩師なんだって!