カルデア特異点遠征隊   作:紅葉餅

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これ以上の設定は盛り込まない予定です。矛盾が生じれば、調節されるかも。

遠征隊の持つ聖遺物は、追加されていくので、特異点の終わりごとに一覧にしていきます。


設定集

団体名:時計塔守護者

責任者:守護者総統(聖遺物の力で紀元前から生きている。設定は既に決まっているので、第2特異点で説明する。ヒントはスパルタクス関係者。本人はこの小説に登場しない。説明だけの存在。)

構成員:数千人

旗:大昔の軍団の紋章が刻まれている。

 

経歴

時計塔を守る為に作られた組織。元は別の組織だったが、契約により時計塔の傘下に入っている。世界各地に支部があり、魔術の漏洩の監視、聖遺物の回収をしている。時計塔設立初期からあるが、規模が拡大したのは11世紀頃と20世紀。11世紀頃は十字軍の混乱に乗じて、世界各地から遺物に回収をする為に大幅な増員がされた。20世紀はナチスドイツが聖遺物に収集を始めたので、先に聖遺物を確保する為に増員された。過去に聖堂騎士団との戦闘で構成員を大きく減らしたが、今は元の規模に戻っている。守護者総統は聖遺物に頼らない真の不老不死になるために、第3魔法の開発を最優先任務に指定している。

2度に渡る大幅な増員の結果、守護者達は時計塔から半分独立した武装集団になった。昔は時計塔からの要請により動いていたが、今は時計塔に隠れて裏で色々と独断行動をしている。聖遺物を得る為に政界への干渉などをしていて、いつか大問題を起こすのではと心配されているが、守護者の見つける遺物は有用な物が多いので放置されている。

 

 

聖遺物

守護者達は世界中から大量に遺物、聖遺物を集めている。この聖遺物収集事業は紀元前から始まっている。初期の方は守護者総統が持っていた莫大な財産で、買い集めていた。しかし、聖遺物を売ろうとしない人物の暗殺などをするようになってから、現在のような武装集団になる。

遠征隊はカルデアに密かに持ち込んで隠している。聖遺物は守護者の切り札のような物なので、カルデアにも秘密にしている。カルデアは聖遺物を触媒にしたいので、遠征隊に貸し出しの要請をしているが、聖遺物の貸し出しは守護者本部の許可が無いと出来ないので、本部と連絡できない今カルデアに触媒として貸し出しされる事はない。

 

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 

 

団体名:カルデア特異点遠征隊

責任者:マックス・アベル

構成員:実働部隊236人(4人戦死)

後方部隊53人(7人戦死)

 

服装

イギリス陸軍軍服 No.8 dress(他にもNo.5と9を持っている。私服は許されていない。)

 

経歴

時計塔守護者の中から選抜された精鋭部隊。カルデアに来た目的は、第3魔法を開発するための実験。実験失敗のより、肉体を失い悪霊と幽霊の間をふらつく不安定な存在になった。霊化した副産物で不老の存在にはなれた、

肉体を失った遠征隊は前所長の協力で、アトラス院からホムンクルスの技術を提供され肉体を取り戻した。代わりにカルデアに出来る限り協力とオルガマリーの保護を誓う。ホムンクルスの肉体なので、一般人の数倍の力を持っているが、サーヴァントと正面から堂々と戦うことは不可能。なので、罠や聖遺物を使った戦術で仕留める。戦士のサーヴァントには、卑怯と言われている。

特異点では、マスター達が細かいことを気にせず特異点修正に集中できるように場を整えることが任務。サーヴァントの戦闘を邪魔する雑魚の掃討、マスター達の輸送、特異点では起こる現地民とのイザコザの解決などの雑務を担当する。

 

 

魔名

"名は体を表す"と言うので、遠征隊は名前を魔名に変更することで、様々なバフを受けている

 

マックスの場合

"アベル"が魔名に当たる。旧約聖書に出てくるアダムとイヴの子孫のカインとアベルにあやかっている。アベルは世界初めての殺人の被害者で有名だが、世界初めての羊飼いと言う側面も持つ。"羊飼いは羊を導く"ことから、アベルの名を持つマックスは"部下を導く"ことに士気の向上などのバフが掛かる。

 

イザイラの場合

"アワン"が魔名に当たる。アダムとイヴの子孫のカインの妻に当たる人物の名前である。アワンはカインの罪を受け入れ、妻になった。魔名の効果として、"遠征隊が受けた精神的負担を受け入れる"などのバフを受けている。受け入れた負担は、イザイラが元から持っていた魂に干渉する魔術で、消している。

 

 

 

所持している聖遺物(守護者時代に集めたものを勝手にカルデアに持ち込んだ)

サラエボ拳銃

カタリナの遺骨

プロメテウスの火の粉

ヘロフィロスの解剖台

ゴルディアスの結び目

 

※他にも多くの物がある

 

 

主要構成員

マックス・アベル(男)

役職:カルデア特異点遠征隊部隊長、遠征隊実働部隊隊長、カルデア警備隊長

年齢:43(ホムンクルスなので、年齢より若い20代の若い見た目をしている。)

霊器属性:秩序、中庸

備考:イザイラ・アワンと結婚している。

 

経歴

時計塔守護者の家系に生まれ、小さい頃からひたすた訓練をしてきた。戦闘スキルと戦闘継続能力は高い(人間基準)。銃の方が便利なので銃を使っているが、本人は剣を使って斬り込みたいと思っている。子供の時、殺しに戸惑いが起きないように、他人に愛情や同情がわかないように調節された(不安や怒りといった感情はある)。アワンによる治療で愛情という物を知ったが、まだ他人への思い遣りや(なさ)けが欠けてた行動をする。特異点での出来事がマックスを治していく。

任務のために様々な所で暗躍していたらしい。カルデア周辺で起きた内紛に何か関与している。

イザイラとは、20年ほど共に行動している。マックスは他人よりはイザイラといた方が、なんか休まるという曖昧な理由で結婚を承諾した。公私をはっきりと分けていて、任務の邪魔をするならイザイラでも躊躇(ちゅうちょ)なく排除する。

オルガマリーを助けたことで、オルガマリーに好意を持たれているが、マックスにはその気持ちがあまり理解できない。上司ということもあり、どう対応していいか分からず困っている。オルガマリーの片思いで終わるのではと心配されている。

 

 

 

イザイラ・アワン(女)

役職:カルデア特異点遠征隊副隊長、カルデア後方部隊隊長、遠征隊兵站責任者

年齢:41(マックスと同じく20代の見た目をしている)

霊器属性:秩序、善

備考:マックス・アベルと結婚している。

 

経歴

一般の魔術家系に生まる。他人の魂に干渉する魔術に優れ、魔術を使い富豪の家から魔術触媒を盗んでいた。ある時、魔術を解き忘れてしまい魔術の漏洩をしてしまった。当時、守護者だったマックスにイザイラ討伐命令が下り、マックスがイザイラの首を切り裂く。

魂への干渉を跳ね除け、イザイラの魔術で重傷を負いながらも首を切ってきたマックスの姿にイザイラは惚れ込んだ。なんとか自身の首を治した(当時のマックスは未熟で、首を切ったので死んだだろうと思い、しっかりとトドメを刺さなかった)イザイラはマックスに逢いに、マックスの任務先に表れたり、守護者本部に押しかけたりした。守護者総統が、彼女が持つ魂へ干渉する魔術が第3魔法開発に役立つと考え、守護者の一員として認める。

その後、マックスのパートナーとして、一緒に活動し、その間、マックスにアピールし続け(10年ほど)ようやく結婚(書類上)できた。マックスが自分に愛情を持っていないことは知っていたが、取り敢えず外堀を埋めた。時間をかけてマックスが愛情を取り戻してくれればいいなと思っている。公私は分けてはいるが、マックスの事になりと公私が曖昧になる。ちなみに、子供はいない。立香を娘のように感じ、よく世話を焼いている。源頼光と立香の母親の座を争っている(予定)。

 

 

 

その他の隊員(男266人、女21人 ※特異点F終了時)

経歴

マックスについて行きたいがために、他の守護者達を打ち倒して選ばれた精鋭集団。マックスとは違い、普通に愛情や同情を持っている。守護者とはいえ、基本は魔術師なので一般人に犠牲が出ても同情はするが、助けはしない。イメージとしては、ネットにアホな動画を投稿しているテンションの高い軍人達。

マックスとアワンから訓練を受けた者が多く、隊員達はアワンを面倒見のいい母親、マックスを厳格だが目を掛けてくれる父親と思って慕っている。

 

 

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 

 

 

カルデア

構成員:60人ほど(原作は20人ほど)

 

経歴

遠征隊の見回りによりレフが爆弾をあまり設置できなかったのと、遠征隊の迅速な救助で原作よりも多くの職員が生き残っている。カルデアの隣にはドーム状の遠征隊基地があり、通路で繋がっている。特異点F以前は遠征隊が通路を見張っていて、基地内にカルデア職員は入ることができなかったが、今は自由に出入りできる(弾薬庫、聖遺物保管庫などの危険区画は今も立ち入り禁止)。カルデア内にあった遠征隊の詰め所も、カフェテリアとして開放されている。よくカルデア職員と遠征隊隊員が雑談をしている。

遠征隊基地に大量の食糧が保管されていたので、原作よりは食事に余裕がある。しかし、食糧品は缶詰などの保存食(生産地:イギリス)が多いので、食事に飽きた職員が多い。オカン系サーヴァントが召喚されるまで、死んだ目をして微妙な味の缶詰を食べる職員が見受けられた。

 

 

主要構成員

藤丸立香(女)

役職:カルデア筆頭マスター、遠征隊実働部隊指揮官(本人否定)

年齢:18から20ぐらい

霊器属性:善性、中立

 

経歴

アジア地域の一般家庭で生まれ育つ。家庭は裕福ではない。両親ともに存命。駅前を歩いていた所、守護者アジア支部の職員にスカウトされる(奈須きのこ氏が主人公はそこら辺の駅前でスカウトされたような一般人とインタビューで語っている)。カルデアの高い給料に誘われ、マスターになる事を承諾。制服と多額の前金を受け取り、カルデアへ向かう。その後は、この小説通りの展開。

立香は高い適応性、運命を掴む天運を持っている。本人はあまり自覚していないが、サーヴァントや遠征隊は評価している。本人は事件に巻き込まれる不幸体質だと思っている。

遠征隊の事は、頼りになる人達だと思っている。ホームシックになると、マックスとイザイラの部屋にお茶をしに行く。マックスとイザイラの雰囲気が立香の両親に似ているらしい。

 

 

 

 

 

オルガマリー・アニムスフィア(女)

役職:アニムスフィア家当主、フィニス・カルデア所長、カルデア特異点遠征隊総司令官

年齢:不明

霊器属性:不明

 

経歴

遠征隊をカルデアに呼んだ人物。遠征隊と関わることで、原作よりも精神的な余裕が生まれた。特異点F前までは自信を持てなかったが、特異点Fの時に遠征隊から認められていることを知り、今は自信を持っている。

特異点Fの時に死ぬ運命だったが、遠征隊の犠牲により生き残れた。代わり半分人間、4分の1悪霊、4分の1幽霊という状態になっている。半分人間なのでレイシフトはできないが、レイシフトにトラウマを持ったのであまり気にしていない。

マックスに好意を持っているが、反応を示さないマックスに、今までの関係を続けながら、少しずつ距離を縮めて行こうと思っている。マックスが結婚している事は知っているが、マックスがアワンに愛情を持ているそぶりを見せないので、二人の結婚は政略結婚なんだろうと思い、そこまで気にしていない。

 

 

 

ロマニ・アーキマン(男)

役職:カルデア医療班班長、マックスの親友(自称)

年齢:不明

霊器属性:不明

 

経歴

遠征隊を特異点に送るキッカケを作った人物。遠征隊は任務なのでロマンに恨みを持っていないが、反応が面白いのでよく弄られている。

カルデア職員が原作よりも生き残っているので、仕事の量は減った。しかし、機器の殆どがレフの爆弾で破壊されたにで、手間が増え、不眠不休とまではいかないが寝不足気味。

マックスの親友を自称しているが、マックスには気の合う外部協力者という認識しか持たれていない(マックスは他人に友情を抱けない)。

 

 

 


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