主人公側
ハクア・ベルテルミーニ
本作の主人公。年齢不詳。元は一国の王であったが昔ながらの忠臣に裏切られ絶望。「ウイルスや幻魔を使い世界の人々から戦争を遠ざけ誰もが笑って暮らせる世の中を作る」から反転して「異形のものたちによる世界の統治」を目指す。
人間が権力を持つことを嫌っており死闘を行ったエルバとその一行以外の人間を嫌っている。
他大陸侵攻作戦を行うがベルカを攻めていたグレゴールが戦死した際に精神に以上を来す。何とか立ち直りベルカ侵攻の指揮を自ら執るがシュトゥラ王都で覇王を撃破するがゆりかごによってハクア以外のシュトゥラ王都侵攻軍団は全滅。ハクアと輸送部隊の援護をした艦隊も全滅してしまう。その後はベルテルミーニ大陸に逃げるがゆりかごの次元跳躍攻撃によってベルテルミーニ大陸は崩壊。ハクアも一度は死ぬが神によって蘇生される。その後は自分の甘さを消すために修行に明け暮れる。
ミーナ・ベルテルミーニ
ハクアの妹。年齢不詳。一度はハクアの忠臣によって殺されるが神によって蘇生する。その後は幻魔化して王城で過ごしている。あまり戦いを好まないが幻魔の力をコントロールするための訓練は毎日続けている。料理の腕が高い。兄のしてきたことを受け入れ、共に背負っていくことを決めてからはさらにハクアにベッタリとなってしまう。ベルテルミーニ大陸崩壊時は地下研究所で訓練を行っていたため無事であった。
ベルホルト・グレゴール
ハクア・ベルテルミーニに支える将軍。ハクアが国王の時に活躍した将軍の孫。ゾンビに襲われているところをハクアが保護してそのまま幻魔化した。ハクアに絶対の忠義を誓いハクアの目指す世界を正確に理解している。他大陸侵攻作戦の初戦では他の軍団の手助けなく半数を制圧する。その後も指揮官として指揮にあたるがベルカに進行中に覇王の奇襲を受けて戦死する。
ラディ・イェーガー
ハクア・ベルテルミーニに支える将軍。元はエルバがいた王国に支える将軍でベルテルミーニ大陸侵攻時にも乗艦しておりスピリットによる殲滅せんでも生き残りベルテルミーニ大陸に流れ着く。その後はハクアの暗殺を狙うが失敗。その後はハクアの説得もあり幻魔化して部下になる。他大陸侵攻作戦では指揮官の一人として侵攻作戦の指揮を執る。ジパング侵攻時にハクアがゆりかごによって次元世界に逃げると取り残されたがめげずに制圧したジパングを拠点に現地の幻魔の最高指揮官としてベルテルミーニ大陸との連絡を模索している。
ジュジュドーマ
高等幻魔。ハクアに一目惚れしておりハクアに敵対するものは容赦しないがハクアからはあまり好かれていないため他大陸侵攻作戦時はずっと輸送部隊を任されていた。そのため主だった功績をあげていない。ベルテルミーニ大陸崩壊時は地下研究所にいたため助かっている。
ギルガリオ
ハクア・ベルテルミーニに支える将軍。剛胆な性格であるがハクアのことをきちんと理解しておらず他大陸侵攻作戦で検討外れでハクアの逆鱗に触れたためハクア自信の手で殺される。
ベルカ側
クラウス・イングヴァルト
シュトゥラ第一皇子。通称「覇王」。グレゴール指揮によるベルカ侵攻時には危険な本陣奇襲を行い見事成功させるがハクア主導の大軍団を招く結果となる。オリヴィエがゆりかごに乗ることを力付くで止めようとするが返り討ちにあう。その際に怪我をしてしまいシュトゥラ王都での戦いでは序盤は参加できず参加したさいもハクアとの一騎討ちに破れ意識不明の重傷を負ってしまう。ベルテルミーニ大陸が崩壊し、ベルカが平和になった後も意識が戻ることはなく息を引き取る。
オリヴィエ・ゼーゲブレヒト
聖王連合ゼーゲブレヒト家からシュトゥラに留学と言う形で人質に出されるが本人は気に病むこともなくシュトゥラで過ごしていたが幻魔がベルカに侵攻してくると聖王連合のゆりかごを起動させる話に自ら名乗り出てゼーゲブレヒト家にもどりゆりかごの起動検査を行う。その際に適合率が高かったためゆりかごの起動装置となる。シュトゥラ王都を守るために幻魔を全滅させ暫く王都を守っていたが満を持して追撃に入り艦隊を全滅させベルテルミーニ大陸に対して次元跳躍攻撃を行い崩壊させる。その後はベルカの空を飛び続けクラウスと一度も会うことなくゆりかご内で死亡する。