ハクア・ベルテルミーニ
今作の主人公。転生者。第一章完結時で22歳。死因は不明だが神様に選ばれて沢山の特典をもらいベルカより前の時代に転生する。ウイルスや細菌、幻魔の開発を行い自分の国であるベルテルミーニ王国を大陸唯一の国にしようとする。基本自国以外の人間は実験体程度の認識だが自国の民には善政を敷く。当初の予定では人間を戦争から遠ざけ幻魔やタナトス感染者による軍勢を持つ国としようとしていたが最も信頼していた白董に裏切られ王城にいた重臣と妹のミーナを殺される。妹の無残な死体を見たときに精神が崩壊して人間不信に陥る。その後は幻魔やゾンビを中心とした世界(そこに人間は含まれていない)を造るべく大陸にゾンビや幻魔を解き放ち暴れさせた。白董討伐後は自身の肉体を幻魔化させて不老不死となった。尚、見た目は変えることができる。
特典十個
・ウイルスや細菌を造る能力。
・スカリエッティの頭脳及び篠之乃束の頭脳。
・細菌を魔力で造る能力。
・莫大な魔力。
・身体能力の上限なし
・バトルスピリッツのスピリットの召喚
・ベルカより前の時代に転生
・空気中の魔力を吸いとれる能力
・この能力に最初から耐えられる肉体
・保留
ミーナ・ベルテルミーニ
ハクアの妹。第一章完結時で18歳。聡明でハクアによくなついている。兄を疑うことをせず兄の言うこと全てを受け入れるほど慕っている。一度泊に嫁入りしようとしたが弟のクーデターで白紙になった。その後は王城で暮らす日々が続いたがアルテミラ皇国軍が侵攻してきたときに白董が裏切り磔にされた上で槍を突き刺され死亡した。
白董
ハクアの教育係。第一章完結時で25歳。小さい頃にハクアの父に拾われてハクアの教育係という名の従者となる。しかし、その正体はアルテミラ皇国のスパイで忠臣の降りをしつつアルテミラ皇国に情報を送っていた。アルテミラ皇国が侵攻して来たときに王城の守備を任されるがクーデターを起こしアルテミラ皇国軍を招き入れミーナを殺した。しかし、地下研究所を落とすことができずに反撃してきたハクアによって殺された。
ギルデンスタン
高等幻魔。ハクアが幻魔製造のために作り上げた個体。ハクアに忠義を誓っている。刀足軽や弓足軽といった幻魔を開発して戦力増強を手助けしている。ハクアがいない間は地下研究所の最高責任者となっておりクーデターを起こした白董を見て直ぐに防衛体制を整えてハクアが戻ってくるのをまった。自分が開発した幻魔を「息子」と読んでいる。
幻魔
ハクアが細菌から作り上げた異形の存在。個々に意識を持っているが知能は低い。ギルデンスタンを造るまでは時間のあるときにハクアが作っていた程度のためゾンビより数が少ない。普段は地下研究所を警護と言う名でさ迷っている。
個体
・バズー×20
・バラバズー×3
・バーサー×35
・ガッチャ×3
・ゾルワーム×10
・ゲラ×30
・オオワッシャ×5
合計106体(第一章完結時)
造魔
ギルデンスタンが開発した幻魔の総称。幻魔以上に個体数は多い。
個体
・刀足軽×300
・弓足軽×200
合計500体(第一章完結時)
ゾンビ
ハクアが開発したタナトス改の感染者の総称。人間のみに感染し感染から数分で死に至らしめる。その後は歩く屍となり回りの人間に襲いかかる。しかし、ハクア(人間時)とミーナには襲いかからないように調整されている。尚、感染して死ぬ魔際にこの世のものとは思えない快感を産み出すため感染者の死亡時は笑顔である。普段は地下研究所をさ迷っている。個体数はかなりいる。
地下研究所
元はベルテルミーニ王国の王城の地下に儲けられた研究所であったがハクアの案により幻魔化された(幻魔の数が少ない原因の一つでもある)。地下研究所の壁は全て幻魔なので新たな部屋を作ったり侵入者を追い出すことなど出来る。現在進行形で大きくなっており既に幻魔化したときの倍以上の大きさとなっている。