ツバキとの一悶着を終えて俺とツバキはエニス達と合流した。
「やっぱり戻って来る訳か・・・」
「となると他のトンネルを行った方達も同じ状況かもしれませんね」
「だな」
なら自作魔法の【感覚共有】を使うか・・・
感覚共有で聴覚を一方的に共有した事で他の班がパニックになってる事が分かった。
どうやら他の連中も戸惑ってるみたいだ。
ちょっと俺は試してみたい事があったので俺1人、トンネルに入った。
その際だが【空斬糸】をトンネルの入口に付けておく。
そして違うトンネルから出てきてエニス達に再開する。
俺は【七獄】を使ってトンネルに張り巡らされた【空斬糸】を爆破させた。
爆破されたトンネルはかなり抉れ、その奥に何かの扉が現れた。
恐らくは正規の方法があったんだろうけど分からないから・・・ねぇ?
「うわ~・・・」
「・・・大胆」
「さすが壊し屋のリュウヤね」
「リュウヤさんって・・・たまに使う魔法がえげつないですよね・・・」
「強い魔法を使ってるゆんゆんには言われたくねぇよ!?それにレイシャも!壊し屋のリュウヤってなんだよ!?」
2人につっこんだらスルーされました・・・グスン・・・
とりあえず、扉を開けて進んでいく。
そこには2つの扉と地面にパネルのある金属製の扉があった。
小範囲に【広域読心】を展開する。
すると声が聞こえた。
あれらの扉の先にA班とC班はそれぞれいる。
ならば・・・
「【念話】」
彼等に自作魔法【念話】を使って交信を図る。
「お前ら、聞こえるか?」
『うおっ!?リュウヤか!?』
『えっ!?この声ってリュー君!?何処にいるの!?』
それぞれが驚いている。
まぁそりゃそうか・・・
「ちょっとした魔法を使った。お前らがいるトンネルの先に扉があるんだ。今からトンネルを破壊して合流しようと思う。危険だからトンネルから出てくれ」
俺の声を聞いてそれぞれがトンネルから離れてくれた。
んじゃ・・・遠慮なく・・・
ゆんゆんにも頼み、それぞれで扉に入ってトンネルを破壊する。
「【スター・ライトブレイカー】」
ゆんゆんは容易くトンネルを壊したか・・・
・・・ちょいとふざけてみるか・・・
俺は両腕を立てて平行にする。
「【アクションビーム】」
腕から電撃が放たれ、トンネルを破壊した。
【アクションビーム】、意外と強し・・・
砂埃が晴れ、それぞれのドアを開けるとA班、C班と合流出来た。
彼等は俺達と合流出来た事に喜びを感じてるようだ。
・・・というかトンネルが集まってるって事は何処から入ってもここに来れたわけだ。
そして全員で金属製の扉を見る。
金属製の扉には1~15の数字が刻まれたそれぞれの金属製の板が正方形となってバラバラに集まっていて、その上に秒針のあるタイマーのようなものが埋め込まれていた。
数字の刻まれた板の横には赤いボタンがある。
1部だけ余白があり、スライドが出来るみたいだ。
スライドをしてみると上のタイマーの針が動き、カウントダウンを始める。
1番上に60とある。
恐らくこれはスライドパズルで1分以内に元に戻せばロックが解除されるのだろう・・・
だとすると・・・
赤いボタンを押したら案の定60の位置に針が戻り、番号はバラバラになった。
そしてその番号も先程とは配置が違う。
てか何故にこの扉の開く仕組みがスライドパズルなんだよ?
「なぁ、これなんだ?」
あ、この世界の原住民ってスライドパズル知らないのか・・・
俺がスライドパズルの説明をすると「なんだ簡単じゃねぇか!」と言って先輩としていい所を見せようとパズルを解き始めた。
・・・・・・・・・30秒経ったのに半分も揃ってない・・・
秒針が0になった瞬間だった。
「アバババババババババ!?!?!?!?!?」
恐らく防犯装置が作動したのだろう・・・
ディーが電撃を喰らっていた。
「後輩に防犯装置の存在を示す為に自らを犠牲にする・・・さすが先輩の鏡だね!!!!」
「・・・・・・無様」
「・・・・・・ディー、ざまあ」
「ディーさん、さすがです!」
「ディーが調子に乗って事故った・・・と・・・メモメモ」
「次はテメェらにやらせてやろうか?あ?」
ディーが額に青筋を立てて自分のパーティメンバーを見る。
俺達のパーティメンバーもやりたいみたいだが、先程の電撃を見た途端にダクネス以外は後ずさった。
そしてやはりダクネスがスライドパズルをやり始め・・・って!!!!
カシュンカシュンカシュン!!!!!!!!!!!!
え!?嘘だろ!?かなりの速度でパズルが完成していくんですけど!?
ダクネスってスライドパズル出来んの!?というか知ってるの!?
だが勢いは止まり、遂に動かなくなった。
「・・・どうした?代わるか?」
「いや・・・すまないリュウヤ、下がっててくれ」
「お・・・おう?」
頭の中でパズルを揃えるシミュレーションとかしてるのか?
だがタイマーは残り5秒。
そして・・・ダクネスを電撃が襲う。
「ダクネス!!!!」
すぐに駆け寄り、安否を確認す
「ヌハァ・・・♡」
・・・うっとりしとるわこの変態。
だがダクネスは「次は成功させてみせよう」と意気込み、再びスライドパズルの前に立ち、パズルを解き始めた。
早い・・・
だが再び止まる。
また電撃を受ける為に止まったのかと思ったら顎に手を当てて何かを考え込んでいる。
行き詰まったか・・・でも・・・
なぜに息を荒くしてんでしょうね?
あっ!と何かを閃いた途端にまた時間切れになり、電撃を受けた。
「最高・・・♡」
またウットリ顔ですか・・・
俺は倒れているダクネスの後ろ襟を持って引き摺り、和真に預けてパズルを解く。
30秒も時間を余らしてパズルは解けた。
ゴウンゴウン・・・・・・
と扉が真ん中から割れて両サイドに開いていく。
下に続く階段が現れた。
まだ続くんか・・・と思いつつ、階段を降りていく。
違った・・・ゴールだ。
その証拠に目の前に現れたのは金貨や金塊の山。
正しく地下に眠る財宝だ。
その真ん中には白い大きな装置が佇んでいる。
あれはヤバイ感じがするから触れないでおこう。
ツバキが金塊の1つを拾い上げて眺め、本物と言った。
その瞬間に皆が盛り上がってそれぞれで財宝を漁り始める。
これ・・・億どころじゃねぇぞ?そう言えそうになる程の金の山。
俺も20個程の金塊を頂いた。
欲張り過ぎると後が怖い・・・
アクアが興味本位で巨大な白い装置に触れた瞬間だった。
ウィーーーン・・・
何かが起動する音がした。
・・・というか嫌な予感しかしないんですけど!?
部屋全体が揺れ始める。
全員を【フィルターフィールド】で囲んで地上に転移する。
「お前何やったんだよ!?」
「だって!白い装置にもっといいお宝があると思って触ったらこんな事になったのよ!」
本当に欲望に忠実な女神だなぁおい!
だが喧嘩をしてる暇は無い。
この間にも地面は揺れ続いている。
下からボコッ!!!!と土煙を上げ、黄色い色をした金属製の両腕が現れる。
続いて赤い頭部が現れ、その目の部分は緑色に光っている。
次に出たのは緑色の右足と黄色い左足。
所々から蒸気を吹き出したり、ひっきりなしに動いている。
上手く言い表すなら金属で出来た動物。
体長は軽く10mを超えている。
恐らくはこの屋敷の最後の番人(?)なのだろう。
その緑色の眼光は俺達を見据えていた。
そして地面から出てきたのが理由か屋敷が崩れ、崩壊する。
恐らくもう地下に戻るのは不可能だろう・・・
「ディー、どうする?」
「どうするも何も・・・」
ミーナの声に反応し、ディーがバスターソードを構える。
それに続いてティリアを除くディーのパーティメンバーが武器を持って構えた。
「あのデカブツを潰すしかねぇだろ!」
その言葉と共にディー達が走り出す。
すると巨大な番人は巨大な咆哮をして辺りの空気を震わせた。
その咆哮に応えるかのように周りの地面から武器を持った数え切れない程のスケルトンが現れた。
「カズマ!!!!俺達があのデカイのを叩く!カズマ達はそいつらをやってくれ!」
ディーはそう言いながらパーティメンバーを連れて巨大な番人に立ち向かう。
俺達も武器を構えてスケルトンを倒し始めた。
「【死鎌童子:煉獄輝煌】!!!!」
シノアが【死鎌童子】の柄を地面にめり込ませると8個の白い魔法陣がシノアを囲むように地面に浮かび上がり、そこから沢山の人型が現れる。
人型はそれぞれで動き、スケルトンを討伐していく。
「【アキュラシィサポート】」
何処からか光の玉が来てダクネスに吸収された。
出処はティリアのようだ。
「ダスティネス!支援魔法を掛けさせた!それで少しは闘える筈だ!!!!」
ダクネスが半信半疑で剣を振ると見事にスケルトンを両断した。
ダクネスは斬れる事にテンションが上がり、次々と斬り倒していく。
後でどんな魔法か聞いてレイシャの【データ】に保存してもらっておくか・・・
俺達はスケルトンを斬り倒し続けている。
和真と背中合わせになった。
「結構やれてん、じゃん!」
「誰かさんに、かなり扱かれたから、なっ!!!!」
俺達はそう言いながらスケルトンの剣を受け流して斬り倒す。
うん、この前も見たけど和真の剣もまぁまぁの太刀筋だ。
「レイシャとも、模擬戦やってん、だっけ!」
「まぁ、なっ!」
斬り倒しているのはいいが数が多過ぎる。
斬っても埒が明かない。
遂にスケルトンの剣が俺の腕に当たり、血が滲むも、すぐにその傷は塞がった。
後ろを見るとフィーリィがコクンと頷く。
どうやらフィーリィが回復魔法を使ってくれたみたいだ。
何人かの傷もすぐにフィーリィが回復魔法で治していた。
ふとディー達を見ると向こうも苦戦していた。
そして俺にある考えが浮かび上がる。
【スサノオ】なら倒せるのでは?
そう思ったらすぐに行動していた。
「ディー!ティリア、シノア、めぐみん、俺でその巨大な番人をやるからお前らはこっちでスケルトンを頼めるか!?」
「はぁ!?何言って────!」
ディーが俺を見る。
俺は“やらせてくれ“と目で訴えた。
ディーは引き下がらないと感じたのかハァ・・・と溜息をしてティリアを除いたメンバーとシノア、めぐみん、俺は交代した。
「ティリア!【決殺】を使って闘え!!!!」
「はいっ!」
ディーの指示にティリアは応えて【決殺】を抜いた。
その両サイドでは俺達がそれぞれで武器を構えている。
「行くか」
俺の言葉に3人が頷く。
そういえば実践投入はこれが初めてだな・・・
初戦はやはり白星で飾りたいとこだ。
3人は戦闘態勢になり、俺も【スサノオ】を起動した。
「【スサノオ】起動」
音声ガイドが流れ、【スサノオ】を身に纏う。
スラスターを噴かせて飛び上がる。
番人は大きな腕を振り回して俺を攻撃してくるが速度が遅くて全く当たらない。
やはり大きい分、重量もあるから行動も制限されるか・・・
だが今となっては好都合。
右腕ををブレードモードにして斬り掛かる。
ギィン!!!!
金属同士がぶつかり合い、振動がこちらにまで来た。
さすがに硬ぇ・・・
弱点を探すしかねぇな・・・
・・・いや・・・ここは相手の行動を制限させるような方法を取った方が安心だ。
俺は左腕もブレードモードにして二刀流にし、右腕のブレードを逆手にする。
番人は腕を伸ばして俺を殴ろうとしてくるが俺は自分の身体を回転させ番人の腕を斬りながら番人の顔に近付いていく。
そして俺は番人の両目に突き刺して視界を奪った。
距離を取ろうとしたらガチッ!!!!と音がした。
ブレードが目の破片に引っ掛かっている。
番人も視界が無くなり暴れ始め、俺は振り回される。
いぃぃぃぃいいいやああああぁぁぁぁぁあああああ!!!!!!!!
振り回さないでええぇぇぇぇぇぇえええ!!!!!!!!
「奥義──────」
ティリアが身を屈め、刀を大振りに、刀身に魔力を込めながら後ろに構える。
「【桜花気刃斬】!!!!!!!!」
ティリアが間合いを詰めながら刀を左上から右下に振り下ろす。
そして連撃として右足を軸に回転してそのまま右回転し、刀を水平に振った。
ティリアは番人を通り越していたがその両足は見事に斬られていた。
・・・俺の模擬戦の時に使われたら確実に死んでたな・・・
そして足を失った番人は倒れる。
その反動でブレードは離れ、俺は巻き込まれないようにその場から離れた。
「【死鎌童子:豪爆】!!!!」
シノアが赤くて禍々しい人型を放つ。
人型が番人の右腕に近付くと大爆発を起こし、右腕は完全に砕けた。
そしてシノアは黒くてずんぐりとした人型を5体程召喚して番人の胴体と左腕の上に乗せた。
番人は必死に動いて人型を振り払おうとするが上手く身体を動かせないようだ。
恐らくあの人型は重量系なのだろう。
「竜弥さん!左腕をお願いします!」
「わーってるっての!」
俺は右腕を長いチェーンソーにして番人の左肩へと振り下ろす。
それと同時に刃が回転して左肩を削っていく。
番人は悲鳴に近い咆哮を上げるがお構い無しにチェーンソー化した右腕は番人の左肩にめり込んでいく。
半分までいった。
もう少し・・・!!!!
ついに左肩は斬り離され、残るは首だけとなった。
魔力メーターが半分になってた為、俺は【スサノオ】を解除した。
そして番人を見据える。
その番人の目に違いがあった。
目が赤い。
「【スキャン】」
俺はすぐに何が起きているのかを調べる為、解析が出来る自作魔法の【スキャン】で調べる。
とんでもないことが分かった。
自爆する気だ。
こいつの動力は胴体の中心にあるコロナタイト。
それを使って自爆を起こすつもりだ。
だがその胴体はうつ伏せで取り出す事が出来ない。
急がないとここ一帯は灰と化す。
俺は自爆の事を2人に伝えるとティリアに安全な方法があるらしく、ティリアに任せる事にした。
その時ティリアが動力の事を聞かれてコロナタイトと言うと分かりましたと言って番人の前に立つ。
ティリアが番人に向けて手を翳し、魔法を唱えた。
「【アクシオコロナタイト】」
するとティリアの手に赤く光る球体が現れた。
そしてすぐに別の魔法を唱えた。
「【理導/開通】」
ティリアが持つコロナタイトは見事に砕け、番人も活動を停止した。
ティリアから聞いたが【理導/開通】という魔法は手で触れた物体の組成を瞬時に解析し、魔力を変質・同調させ、最適な破壊を行う強力な攻撃魔法なんだとか。
動力を抜かれた番人から再び蒸気が吹き荒れる。
起動要塞デストロイヤーの時と同じで内部の熱を放出出来ない状態になっていた。
「めぐみん!!!!トドメ!!!!」
俺の声に反応しめぐみんが爆裂魔法を撃って番人は粉々に砕けた。
シノアが「【死鎌童子:供給】」と言うとめぐみん程の小さくて半透明な人型が現れてめぐみんの身体に吸い込まれた。
恐らく魔力回復の出来る人型なのだろう。
立ち上がっためぐみんに「よくやった」と頭を撫でると気持ち良さそうに笑みを浮かべた。
シノアもやってほしそうだったからやってやるとこっちも笑みを浮かべた。
さて・・・こっちは終わった事だし・・・向こうは・・・
仲間達はエニスの【ホーリィサーキュラー】で守られ、スケルトン達は蜘蛛の巣のようなものが絡み付いて拘束されていた。
「・・・何あれ?」
「多分・・・【アドへンシヴ・フィクセーション】かと」
ティリアの説明によると、粘着質のある網を展開し、相手の動きを鈍く出来る魔法だが一時的な拘束しか出来ない為、その場凌ぎの拘束魔法として使われているらしい。
多分やったのフィーリィだな。
「あっ!そっち終わった!?なら竜弥!今すぐ3人を連れてこっちに来てくれ!」
和真に呼ばれ、シノア、ティリア、めぐみんと共に転移する。
「どうした?」
「今からアクアがちょっとした魔法を使うんだけど範囲が広過ぎるみたいなんだ!多分竜弥が【unlimited Blade works】を使った後に俺がお前に【ドレインタッチ】をしながら竜弥が【フィールターフィールド】を使えば問題なく撃てる!今、フィーリィが魔法で拘束させてるけどもう持ちそうにないからすぐにやってほしいんだ!」
「分かった・・・んじゃ行くぞ!」
俺はダクネスから【ドレインタッチ】をした後に詠唱を始めた。
「【
"
俺を中心に固有結界が張られる。
そして和真が俺とダクネスに触れ、【ドレインタッチ】を始めた。
【フィールターフィールド】を発動して全員を囲むとアクアがその範囲から出ていく。
アクアが息を吸う際に何か嫌な予感がして途中から【人間失格】を【フィールターフィールド】で同時展開する。
そしてその魔法を叫んだ。
「【うみみゃぁ!】」
スケルトン達が次々と破壊されていく。
その衝撃波はこちらにまで来て【フィルターフィールド】がミシッミシッと嫌な音を立てる。
恐らく【人間失格】がギリギリ【フィルターフィールド】の破損を食い止めているんだろう。
最終的には全てのスケルトンが粉々になって活動を停止した。
あっぶね~・・・【人間失格】使ってなかったらどうなっていた事か・・・
そして【unlimited Blade works】と【フィルターフィールド】、【人間失格】を解くと機能停止し、粉々に砕けた番人とスケルトンの山があるだけだった。
まぁこれで終わったんだ。
俺達は無事にクエストを終えてギルドへ帰った。
◇◆◇◆◇◆
「いや~君達凄いね~!アクアちゃんの【うみみゃあ!】なんかスケルトン一掃だよ!?君達本当に初心者?」
「ティリアの奥義も凄かったな。個人的に教わりたいとこだ」
ギルドで俺達は宴会をしていた。
屋敷は崩れ、地下財宝は埋もれたもののそれぞれで金塊や財宝を持って来ていて換金すると8000万エリスとなった。
そしてその金で宴会をしているという事だ。
皆、それぞれで話をして盛り上がっている。
「なぁディー、さっきティリアが使った・・・あ・・・あき・・・なんとかサポートってどんなのだ?」
「アキュラシィサポートの事か?あれはただ単に仲間の攻撃が当たりやすくなる魔法だけど」
「習得させてもらっていいか?」
「何で・・・ってそういえばダスティネスの攻撃が当たらないんだっけか・・・」
ディーがティリアに教えてやれと言って俺はティリアに教わった。
宴会は夜遅くまで続き、俺達は宿屋に、ディー達もそれぞれの宿屋に帰って行った。
戦闘回続きだったので次回はのんびり回として和真一行には王都観光をさせたいと思います。
王都観光の内容に関しては作者の想像ですのでご了承下さい。
あ~もう半年が終わるんですね・・・
本当、最近は日が経つのが早く感じられます・・・
作者は少し鼻詰まりを起こし、現在進行形で詰まってます・・・
薬買いに行くか・・・
感想、誤字脱字報告お待ちしております。