この素晴らしい世界にイレギュラーを!   作:JAIL

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1日1話はぜってぇ出してやる・・・!(フラグでは無い)
ふとお気に入り登録人数を見たら10人越え・・・
その時の反応↓
「おぉ、10人超えたか(・_・)」
「(・_・)←記入中・・・」
「(・_・)・・・ん?」
「Σ(゜Д゜)2桁行っただと!?」
うん、ガチでこうなったから・・・
皆さん・・・この小説をお気に入りに登録して頂き・・・本当に有難うございます!
・・・さぁて・・・これからどの位伸びるかなぁ~?

そして小説書いてる時にふと思った事が・・・


この素晴らしい世界に訓練を!

「リュウヤ、爆裂魔法を撃ちたいので一緒に来て頂けますか?」

 

ギルド内でモーニングコーヒーを飲んでる俺にめぐみんが頼み込んでくる。

 

「魔法を撃つくらいなら一人で行けるんじゃ・・・って、動けなくなるから付いて来てほしいって訳ね・・・」

 

めぐみんは恥ずかしそうに頷く。

午後からダクネスとの訓練があるが時計を見るとまだ9:00・・・時間はまだあるな。

俺は快く承諾しめぐみんと一緒に街を出た。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

街を出て離まで来ていた。

 

「ここら辺なら大丈夫だろ」

 

目の前は真っ平らな草原が広がる。

周りには何も無いし問題無いだろう。

 

「いえ、ここで撃つとまた守衛さん怒られてしまいます」

「・・・お前、何回か来て撃ってるな・・・?」

 

めぐみんは罰が悪そうに顔を逸らす。

しょうがない・・・面倒だが遠出するしかないな・・・

2人はまた歩き出した。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

「ん?あれは・・・」

 

俺の目に入ったのは遠くの崖の上に建てられた廃城。

 

「廃城ですか・・・いいですね!」

 

めぐみんは嬉々と魔法を撃つ準備に入る。

 

「【エクスプロージョン】!」

 

めぐみんの撃った魔法が廃城を直撃した。

なんだろう・・・映画のワンシーンに使えそうな迫力だ・・・

ドサッという音がして見てみると、案の定めぐみんが倒れていた。

 

「はぁ・・・最高デス♪」

 

ふむ・・・確かにあの廃城ならいいかもな・・・なら・・・

俺は右腕を地面と水平になるまで上げる。

 

「?リュウヤ?」

 

想像するのはGODEATERの神機・・・

俺はめぐみんの視線に気付きながらも魔法を唱えた。

 

「【剣製:第一世代型神機】」

 

水色の魔法陣が現れ、中から鎖が巻き付いた柄が現れる。

右手で柄を掴み、引っ張る度にパキンと鎖が音を立てて壊れていく・・・うん、演出もなかなかだ。

刀身のロングソードを全て出し、上段に構えた所で刀身に魔力を込める。

 

「ウラアアァァァアアッ!!!!」

 

思い切り神機を振り下げると、纏った魔力が刀身から離れ、斬撃として廃城に直撃した。

 

「リュウヤも中々やりますね」

「初めて使った魔法なんだが、うん、問題ないな」

 

当分はめぐみんと爆裂魔法を撃ちに行った際には俺も何かしら試してみようと決め、めぐみんをおぶって帰ることにした。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

カン!カン!ガッ!カン!

 

俺は今、ダクネスと街の中にある空き地で剣の稽古をしている。

ダクネスが横に木剣で薙ぎ払ってくる。

俺は上半身を逸らして躱すと、その勢いを殺さずに身体を回し、木剣を左下から右上に斬り上げる。

ダクネスの木剣に防がれたのか、ガッ!という音が響く。

俺は追撃として先程の斬撃と交わり、目の前でXを描くように左上から右下にと斬撃を繰り出した。

ダクネスも防げないと感じたのか、バックステップをして俺と距離を取る。

 

「中々やるな・・・」

「・・・防いでおいて言うことかよそれ?」

 

流石は騎士といったところか・・・今お互いに使ってるのが木剣とはいえダクネスの斬撃は重く、中々早い。

 

「いや今のはギリギリだった」

「へっ・・・なら次は当ててやるよ!」

 

俺は木剣を振り上げたままダクネスに走り込む。

そして木剣を思い切り、振り下げた────だが俺の木剣は空を斬ってしまう。

ダクネスはチャンスと見たのか木剣を振り下げる。

けど俺にとっては好都合。

俺の木剣は空振りした訳じゃない。

“あえて“空振りにしたのだ。

その証拠に剣先はまだダクネスを向いている。

貰った!とばかりに俺はダクネスに向かって木剣を突き出した。

ダクネスは異変に気付いたのか、咄嗟に身体を回し、木剣を避け、俺の右横に回ると木剣を横に薙ぎ払った。

その木剣は俺の首を捉え、ピタッと後首に当たる直前で止まる。

ダクネスの勝ちが決まった瞬間だった。

 

「・・・ちっ・・・躱されたか・・・」

「ふぅ、危なかった・・・途中で気付いたから良いものの、咄嗟に避けられず、この木剣も本物の剣なら心臓は入ってたな・・・」

 

緊張した空気が一気に穏やかになる。

ダクネスが木剣を下ろし苦笑した。

先程俺が使ったのは中学時代に剣術のクラブで使っていた技。

命名すると・・・【霞み突き】といったところか?

 

「にしても中々の剣筋だな、何処かで習ったのか?」

「まぁ中学にな」

「・・・中学というのはよく分からんが最後の突きは意表を突かれた・・・中々良かったぞ?」

「褒められんのは嬉しいけど、それはお前が負けてから言って貰いたいね」

「フッ・・・私も騎士だ。

そう易易と負けるわけにはいかないさ」

「・・・それ本当の戦闘で斬撃当てて勝ってから言ってもらえます?」

「くぅ・・・上げて一気に下げるとは・・・リュウヤ、そっちの方も中々やるな・・・」

 

うん、頬赤らめてモジモジするの辞めてもらえませんかね・・・

 

「今日はここまでだな」

「そうか、また明日、稽古をしよう」

 

2人は別れを言ってそれぞれの帰っていった。

日課になっためぐみんとの魔法訓練で気付いた事がある。

試しにGODEATERの可変機構の付いた二世代型神機を【剣製】で作ろうとしたが出てきたのは一世代となった。

考えてみたら二世代型は銃と剣が複合されている武器だ。

・・・まぁ第一世代の神機も剣と盾の複合武器なのに【剣製】で出来たのか疑問はあるが・・・

てか出す前に気付けよ・・・魔法作った本人・・・

でも、確かに第二世代型神機が【剣製】で出来ないのも頷ける。

俺は新たに【銃剣製】の魔法を作り、試してみたが結果は良好。

可変も早い、これなら可変時の隙も無くなる。

 

それにしてもめぐみんは努力家だなと思う。

ある時にめぐみんの顔は赤かった。

風邪でも引いているのかと思って手を額に当てようとしたら「大丈夫ですから!!風邪なんて引いてませんから!!早く行きましょう!」なんて俺の手を払って言うくらいだ。

そんなに撃ちたいんかねぇ?

こうして午前はめぐみんとの魔法訓練、午後はダクネスとの剣の稽古と、穏やか(?)に生活していた。

 

《緊急!緊急!全冒険者の皆さんは、直ちに武装し、戦闘態勢で街の正門に集まってください!》

 

──そう・・・この警報が来るまでは・・・




神器選ぶ際にデスノート選んで持って行きゃ1発じゃね?
だって神器って本人以外、使えないんでしょ?w
え?考えがゲスいって?
ダ・・・ダイジョウブダヨ・・・
次回、竜弥に本気出させます。
誤字、脱字があれば文にオブラートで包んで報告をお願いします。
最近では文章考えて書いては消して書いては消してをかなり繰り返してるから当分は1日1話になりそうです・・・(初日の勢いは何処行った・・・)
まぁでも1話は出すのでエタりはしません・・・

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