この素晴らしい世界にイレギュラーを!   作:JAIL

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今日は番外編をお送りします。
個人的な疑問でこのハーメルンのサイトが出来た当時の最初の作品は何なんだろうな~?と最近思い始めた作者です。
今回の後半はホラーチックにしてみました。


皆でクエスト

今日は1日に2つのクエストに行く事になった。

最初はゴブリン討伐。

その後の1つは夜に幽霊屋敷の除霊。

幽霊屋敷の除霊のクエストを受けに行った時、受付嬢が、あれ?と首を傾げながら受注してくれたのは若干疑問だったが・・・

最初のゴブリン討伐の場所は以前レイシャ、フィーリィ、ゆんゆんの実力を見た森。

 

「さてと・・・数をこなしたいから二手に分かれるか・・・」

 

パワーバランスを考えて相談の結果こうなった。

 

Aチーム

・和真

・シノア

・フィーリィ

・ゆんゆん

 

Bチーム

・俺

・レイシャ

・めぐみん

・アクア

 

俺達は右へ、和真達は左へ分かれて行った。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

「にしても涼しいな・・・」

「この森は日光があまり入りませんからね。まぁ迷子にはなりそうですけど・・・」

 

めぐみんの言ったその言葉がフラグにならない事を祈る。

・・・とはいえ・・・

 

「中々見つからねぇな・・・」

「確かに・・・」

「まぁ向こうも私の発する神聖な力には近付いて来れないんでしょうね」

 

アクアがフフン♪と得意気に言ってるけど多分違うと思う・・・

何かを見付けた。

これは・・・

 

「ゴブリンの・・・腕・・・?」

 

そう・・・草むらの奥に食い千切られたような面をしたゴブリンの左腕が落ちていた。

そして血はポタポタと何処かに続いている。

 

「ね・・・ねぇこれ・・・何かに喰われたの・・・!?」

 

アクアが震えながら俺に聞いてくる。

というかさっきまでの自信はどこいったんだ?

この腕から見てゴブリンの体長は約80cm前後(だと思う)・・・それを丸呑みにするとなると大物だな・・・

それに撒き散らかされた血はまだ黒ずんではおらず、赤い・・・

だとすると・・・

 

「かなり大きそう?」

「まぁな・・・喰われて時間が経ってれば血液も黒くなって腕に媚びり付いてるから喰われたのはついさっき・・・恐らくはまだ近くにいるな・・・」

 

俺の【敵感知】に反応しないとなると・・・

 

「何処かやや遠い所に巣を作って休んでるだろうな・・・」

「どんなモンスターかは分かる?」

「いや・・・それは分かんねぇな・・・」

 

レイシャがどんなモンスターか聞いてくるけど食い方に関しては俺の部屋にあった書籍には載ってない。

でも凶暴なモンスターなのは確実だな・・・

めぐみんがゴブリンの腕を見て、あれ?と言うような顔をした。

俺がどうしたのか聞くも、いえ・・・何でもありません・・・と言葉を濁すかのように言った。

ここからは警戒して行こうとBチームメンバーに言って歩き始めた。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

「!またか」

 

再びゴブリンの遺体の1部を見付けた。

次は右足。

なんで全部食べずに1部だけ残して行くんかね・・・考えても埒が明かねぇな・・・

めぐみんが右足を見ると合点がいったような顔をした。

 

「何か分かったのか?」

「恐らく・・・初心者殺しかと」

「初心者殺し・・・?」

「えぇ・・・アクセルの街の近くに住み着いている大型の肉食モンスターです。長い2本の前歯で相手の身体を貫いて殺し、獲物を得るという方法をとっています」

 

長い2本の前歯・・・肉食・・・ってまさか・・・

 

「なぁ、それって身体全体的には橙色、若しくはそれに近い茶色をしてる?」

「見ていないのによく分かりましたね!?リュウヤの言った通りですよ」

 

マジで!?

それって前世で太古に死滅したサーベルタイガーだろ・・・!?

この世界にはまだいるんだ!?

ヤバ・・・ちょい見てみたいかも・・・

太古に絶滅した哺乳類を見れると思った俺は期待半分、不安半分でその初心者殺しを探す事にした。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

初心者殺し(サーベルタイガー)ではなくゴブリンがいた。

数は20体。

 

「俺が前衛を担当する。レイシャは後衛を、アクアは魔法で俺達を補助、めぐみんはアクアの後ろで待機、もし数が増えたら撃っていいぞ」

 

俺の指示に皆が頷き、前に出た。

俺の所に2体のゴブリンが棍棒を振り翳してくる。

なら新たに習得したの使ってみるか・・・

 

「【リパーセブフォース】」

 

これは俺が新たに習得した耐衝撃魔法で、黒紫のエネルギーを作り出し、相手の攻撃に合わせて振りぬいたり帯状に展開することで、衝撃をすべて受け流す魔法。

因みに教わったのはゆんゆんからです。

黒紫の帯を斜めに展開する。

ゴブリンがそれに棍棒を振り翳す形になった。

そしてゴブリンの棍棒は受け流された。

これ、見た目以上に消費魔力少ないから楽なんだよね。

尚もゴブリンはブンブンと振り回してる。

それに対応して【リパーセブフォース】を展開する。

おおー頑張れ頑張れー。

俺がゴブリンと戯れてると1体のゴブリンの額に矢が突き刺さった。

レイシャだな・・・

その討った本人は「何遊んでんの・・・」と言いたげな顔をしてる。

分かってるよ・・・少し試したかっただけじゃん。

んじゃ遠慮なく・・・

俺が魔法を使ってゴブリン達を倒そうとした時だった。

 

「リュウヤ!危ない!」

 

めぐみんに言われて振り向くとゴブリンが棍棒を振りかざしていた。

咄嗟に魔導書を見て作った、多重防御障壁を張る防御系魔法の【モートプル・ベアリアー】を展開して攻撃を回避する。

うわ~・・・咄嗟だったから使ったとはいえ、この魔法、やっぱり魔力結構持ってかれるな・・・

まぁでも想定の範囲内だから良しとしよう・・・

では・・・改めて・・・

 

「【ジェット・オブ・ピアース】」

 

俺の作った魔法で、腕の前方に細長く鋭い渦風の刃を作り出し、突風のブースターで加速して貫く魔法だ。

一番威力があるのは渦風本体だけど、貫いた威力で衝撃波も飛ばせる為、中距離牽制も可能という便利魔法。

この魔法でゴブリンをドンドン葬っていく。

ゴブリンも反撃しようとしているが突風による加速でかすりもしない。

ふと向こうを見てみる。

向こうはレイシャが射抜いてるから残り5体か・・・なら・・・

 

「【ソニック】」

 

突風の加速+【ソニック】の加速で高速移動をしながらゴブリンを討伐していった。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

「終わったか・・・」

「そうですね」

 

俺達の目の前にはゴブリンの死体の山がある。

因みに討伐数は

俺が12体。

レイシャが8体だ。

ガサッ!と茂みが動く。

全員が警戒態勢になった。

何かが出てくる!

それは緑色のポンチョをき・・・た・・・?

 

「和真!?」

「竜弥か」

 

その後には涙を流してるフィーリィと涙目になって服がボロボロになってるシノア。

ガタガタと震えているゆんゆんがいた。

 

「・・・そいつら・・・どうした?」

「いや・・・それがさ・・・」

 

和真の話によると、ゴブリンの群れを見つけて和真が全員に強化魔法を掛けるようにとフィーリィに指示を出し自分達を強化した。

ゆんゆんが「一掃します」と言って魔法を使おうとしたら突然横から現れたゴブリンにフィーリィが驚いてしまい、パニックになって走り回ったのだとか・・・

そしてその先にゆんゆんがいて、ぶつかってしまいゆんゆんの魔法は反れてシノアに被弾して、ゆんゆんはゴブリンに襲われかけたらしい・・・

・・・って・・・あれ?

 

「って事は・・・ゴブリンは?」

「一応目潰しして撒いた・・・ちょっとここからは全員で回ろう」

 

和真の意見に皆が賛同し、歩き出した。

その途中で初心者殺しの事を話す。

 

「この近くにいる可能性が高いって事か・・・」

「まぁ・・・出会いたくはねぇがな・・・」

「にしても残ってたのは喰われた残骸だけなのに短時間でよくそこまでの事分かるな?お前の親父って元々は警察とかだった?」

「いや、妹の友人の親父さんが警視監だったんだよ。色々と聞かされたからな・・・」

「あぁ・・・それで・・・っ!」

 

和真が急に身を屈める。

それに伴い、俺達も身を屈めた。

 

『何かいるのか?』

『【敵感知】使ってみろ。あの茂みの奥だ』

 

和真にそう言われ、敵感知スキルを発動する。

何かがゴブリンを喰ってるな・・・って事は・・・

 

『初心者殺しか・・・?』

『多分な・・・』

 

2人で話してアクアとフィーリィでシノアと俺を強化させてから先攻。

側面からゆんゆんとレイシャで足止め。

そこであわよくば討伐だが、ミスったら再び足止めしてめぐみんの爆裂魔法を撃つという手順だ。

初心者殺しが後ろを向いた!

 

『今だ!』

 

和真の合図と同時にレイシャは矢を、ゆんゆんが拘束魔法を放つ。

初心者殺しも思いもよらぬ奇襲に反応が遅れ、身動きを封じられてしまう。

だがそこにゴブリンがギャアギャア!と怒りの表情で初心者殺しに近付く。

仲間が喰われたからそれの復讐だろうか・・・?

和真が俺とシノアに待機を命じる。

俺は初心者殺しにゴブリンが囲んだのを見計らって【支配者の魔法(ルーラーマジック)】を使って初心者殺しとゴブリン周辺の重力を操って押さえ込む。

それをチャンスと見て、めぐみんが爆裂魔法を放つ。

巨大な爆炎と煙が天に登っていった。

勿論初心者殺しとゴブリンは全滅した。

 

「竜弥ナイス」

「ん」

 

俺はめぐみんに【ドレインタッチ】をして、俺達は揃ってもう1つのクエストを受けに行った。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

少し寂れた屋敷の前に着く。

 

「マジでなんか出そうだな・・・」

「竜弥、フラグになりそうな事を言うな」

 

分かってるよ・・・そんな事・・・

フィーリィ、ゆんゆん、めぐみん、シノアはビクビクしながら、そいつらを除く俺達は普通の足取りで入っていった。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

中はまあまあ広い。

玄関を少し過ぎた所の壁に、ある物が掛けられていた。

 

「?竜弥?どうした?」

 

皆が振り返って俺の元に来る。

その壁にはおちょぼ口で額にねじり鉢巻を巻いたお面がある。

 

「これ・・・ひょっとこのお面だよな?」

 

そう・・・これは和真の言った通り、ひょっとこのお面だ。

てか何で?

 

「これは・・・作った方は中々いいセンスをしてますね」

 

紅魔族のセンスの善し悪しが全く理解出来ません・・・

俺は何気なくジーッ見た。

これで泥鰌掬い(どじょうすくい)とかの芸をやるんだろうなぁ~と思うと謹んで御断り願いたいくらいだな・・・

 

「・・・っ!?」

 

え・・・今・・・

ギシギシ・・・と歩く音がする。

そちらを見ると皆が歩いていた。

 

「お・・・おい!」

 

俺は必死に呼び止める。

 

「ん?どうしたよ?」

「皆・・・今の見たよな!?」

 

パーティメンバーの皆が「え?何を?」と言うような目で俺を見る。

 

「ほら、1階と2階でチーム分けするから竜弥も早く来いよ」

「お・・・おう・・・」

 

でも・・・今・・・

 

あのお面の目・・・動いたよな・・・?

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

相談の結果

2階

・俺

・フィーリィ

・ゆんゆん

・レイシャ

 

1階

・和真

・アクア

・めぐみん

・シノア

 

でチーム構成された。

 

ギシギシ・・・と音を立てながらレイシャが率先して階段を上る。

 

「レイシャって幽霊とか怖くないんだ?」

「そうね・・・アンデットとかいるからさほどは怖くないわ」

「ふーん」

 

レイシャって本当・・・こんな時でも平常心だから大人っぽいよな・・・

因みに俺も幽霊は平気。

科学的根拠が無いと信じない派なんで。

にしても・・・

 

「フィーリィとゆんゆんはこういう系苦手だと思ってんだけど・・・」

「ちょっと苦手ですね・・・」

「はい・・・私も苦手です」

 

あぁ、やっぱりゆんゆんとフィーリィ、2人とも苦手な訳か・・・

 

カタン・・・

 

奥で物音がした。

 

「聞こえた?」

「まぁな」

 

俺は【剣製】で刀を作る。

ゆんゆんも【ライト・オブ・セイバー】を使った。

 

「フィーリィ、魔法を頼む」

「分かりました」

 

フィーリィが俺とゆんゆんに強化魔法を付与する。

とある1室に入ると同時にアンデットが現れた。

 

「はあっ!!!!」

 

ゆんゆんが1体のアンデットを倒した・・・って・・・

 

「ゆんゆん・・・お前、アンデットとか幽霊の類って苦手って言ってなかった?」

「確かに苦手ですけどそうは言ってられませんよ!?」

 

よく見ると若干怯えながら【ライト・オブ・セイバー】を振っている。

フィーリィとレイシャは部屋の外に待たせ、俺とゆんゆんで戦闘を続けていた。

だが数が多く、囲まれてしまった。

ゆんゆんと俺は背中合わせでゆんゆんは【ライト・オブ・セイバー】を、俺は刀を構える。

 

「ちっ・・・面倒だな・・・」

「どうします?」

 

どうするって言われても・・・なら・・・作った魔法で動きを止めてゆんゆんと討伐していくか・・・

 

「ゆんゆん・・・俺がコイツらの動きを止める。それが終わったら一斉に行くぞ」

「分かりました」

 

俺は魔法を掛ける対象を選び、魔法を唱えた。

 

「【塞】!!!!」

 

皆も知ってるよね?

BLEACHの縛道の1つ【塞】。

俺がこれを使ったと同時にアンデット達の身動きが取れなくなった。

そしてゆんゆんと次々にアンデットを討伐していった。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

「ふぅ・・・粗方終わったな・・・・・・ん?」

 

ゆんゆんの反応がない。

え?無視ですか?

辺りを見回すとゆんゆんは居なくなっていた。

部屋を出てみるとレイシャとフィーリィもいない。

あれ~?おかしいな・・・

下に降りてみる。

 

「あいつら・・・」

 

1階、2階共にいなかった。

あいつら・・・何も言わずに帰ったな・・・?

はぁ・・・まぁ、帰るか・・・

ってあれ?ひょっとこのお面が無くなってる?

誰か持ってったか?

まぁ後は本人達に聞こうと考えて俺は1人寂しくギルドに帰った。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

受け付けに行って、クエストが終わった事を伝える。

 

「あれ?カズマさん御一行なら既に報酬を受け取って帰りましたよ?」

「へ?」

「あぁそれとリュウヤさんに対して愚痴とか言ってましたけどね」

 

受付嬢が苦笑して俺に伝える。

え?もう終わってんの?

おかしくね!?

俺はおかしいと思ったが和真達と話をつけるために急いで帰った。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

「和真ぁ!いるかー?」

 

家に帰って和真を呼ぶ。

2階の和真の部屋から和真が出てくる。

 

「あー!竜弥、お前どこ行ってたんだよ!あの後かなり苦労したんだからな!」

「いや先に帰ったのはそっちだろ!レイシャやフィーリィ、ゆんゆんだって先に帰っちまったし・・・」

「そもそも何が『面倒になったから先に帰る』だよ!お前ならアンデットとか自作魔法で倒せるだろ!」

「お前らだって俺がアンデットと戦ってた最中なのに先に帰った癖して何言ってんだ!」

 

「「・・・え?」」

 

・・・ちょっと待って?

話が噛み合ってない・・・

風呂場の方からレイシャとフィーリィ、ゆんゆんが来た。

 

「あっ!お前ら!アンデット倒したからって俺が気付かないように先に帰る事はねぇだろ!フィーリィとレイシャだって帰るんなら先に言えよ!」

「はぁ?何を言ってるの?カズマは以前の幽霊屋敷の件もあったから皆で回ろうと言ったら、リュウヤは『面倒だから1人で行く』って言ってさっさと行ったじゃない」

「そうですよぉ~私、止めようとしたのに無視って・・・酷くありませんか?」

 

え?

待って待って本当に待って?

全く話が噛み合ってないんだけど?

 

「ってゆんゆん、お前、幽霊とか苦手って言ってたのによく頑張ったな?」

「へ?私、今日は倒してませんよ?・・・フィーリィさんと一緒にいましたから」

「「え?」」

 

俺は・・・俺は一体誰と行動してたんだ?

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

場所は変わってギルド長室。

ガチャとドアを開けてリルムが入ってきた。

 

「う~ん・・・」

「ん?どうした?リルム。難しい顔をして」

「いや・・・リュウヤ達が受けた依頼についてなんだが・・・」

「確か、ゴブリン討伐と幽霊屋敷の除霊だろ?」

「うむ・・・それなんだけど・・・」

 

・・・?何か不釣り合いでもあったのだろうか?

 

「報酬はキッチリ受け取ったんだろ?」

「そう・・・」

「それじゃあ他に引っ掛かることが?」

「・・・いや・・・気のせいだろう・・・」

 

リルムはそう言って泊まってる従姉妹の家に帰っていった。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

「う~ん・・・」

 

私は未だに分からないままだ・・・

あの幽霊屋敷の依頼なんかまだあったか?

リュウヤ達の行った幽霊屋敷なんだが依頼が来たのは大体2週間前・・・かなりタチが悪い幽霊に取り憑かれていて数人のアークプリーストで浄化し、その後・・・あの幽霊屋敷は依頼主の頼みで・・・確か・・・・・・

 

 

その1週間後には既に取り壊されて廃墟になってたと思うんだが・・・

 

 

そしてその原因がある場所に、ちょっと変わったお面がタチの悪い結界の役割をしていて、何の対策もせずに入ると、少し(さび)れた屋敷が建っているように見え、お面自体を見ると誰もが幻覚に惑わされるという・・・

 

・・・まさかとは思うがリュウヤ達はその幽霊屋敷に行ったんじゃなかろうな?




いや~書いておいてなんだけど読み返したらちょいゾクッ・・・とした。
やっぱり夏場はホラーだよね!(今は春だろうが)
感想、誤字脱字、魔法応募等、お待ちしております!
少しづつではありますが魔法応募も増えてきて作者としては嬉しい限りです!

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