まぁ理由はあるんですわ・・・
それに関しては活動報告をご覧ください・・・
めぐみんの爆裂魔法でジャイアントトードが活発になってしまい、検察官のセナ監視の元、俺とアクア、めぐみんとフィーリィでそれらの掃討をする羽目になってしまった・・・
竜弥を連れて行きたかったが本人は今、別のクエスト中で今日帰ってくる・・・
「助けてええぇぇぇぇええ!!!!カズマさああぁぁぁぁあああん!!!!!!!!」
駄目神がジャイアントトードに追われている。
その一方でめぐみんは既に爆裂魔法を撃って複数のジャイアントトードを討伐して倒れ、喰われ・・・・・・・・・って!
「おまっ!?喰われてんじゃ「大丈夫です」はぁ!?」
どうもジャイアントトードの中で直立出来ている状態で、今の所は飲み込まれる心配は無いのだとか。
セナが「大丈夫なんですか!?」と言っていたがめぐみんを信じる事にした。
俺は新しく覚えたスキルを使い、討伐することにする。
弓を構え、矢を引く。
俺が新しく覚えたスキル・・・それは──────
「SO☆GE☆KI」
スキル【SO☆GE☆KI(※正式名称:狙撃)】は幸運値が高い程、狙撃精度が向上するスキル。
これは習得せざるを得ないと思い、即刻習得した。
「カズマさああぁぁぁぁあああん!!!!」
矢を放ち、アクアの輪っかみたいな髪型の中心を見事に通ってジャイアントトードの脳天に矢が刺さる。
フッ・・・決まった・・・
後ろにいるフィーリィもカッコイイと言いたげに俺をキラキラとした目で見ていた。
ヒロイン・・・ゲットだぜ!(多分)
「ちょっと!?危ないじゃない!私の神聖な髪になんてヒグッ!?」
ジャイアントトードがアクアを頭から食べる。
「「「あ」」」
フィーリィ、セナと声が被った。
俺は急いでジャイアントトードを短剣で討伐し、アクアを救助した。
奥から2匹のジャイアントトードが迫ってくる。
俺達は即刻逃げ回った。
「貴方のパーティにはデュラハン殺しのイチジョウリュウヤがいる筈ですよね!?何で今日はいないんですかぁ!?」
「あいつは今、他のパーティメンバーとクエスト中なんだよ!てかなんだよデュラハン殺しって!?」
どうもアクセルの街の外では────
一条竜弥=デュラハン殺し
となっているらしい・・・
これ
「私が言うのも何ですが一旦距離を取りま」
セナの言葉が遮られる。
気が付けばセナはジャイアントトードの舌に捕まり、喰われていた。
突然の事に足を止めたアクアも、もう1体のジャイアントトードの舌に捕まって喰われてしまう。
「お前ら・・・喰われてんじゃねえぇぇぇえええ!!!!」
何処からか現れたもう1体のジャイアントトードが俺とフィーリィを追いかける。
「あの・・・だんだん飲み込まれてきているのでそろそろ救助してもらえないでしょう・・・クプッ」
めぐみんは上半身が出ていたが今は鼻先まで飲み込まれていた。
「プルアァッ!・・・・・・プルアァッ!!・・・・・・プルアァァァァァァッ!!!!」
「んあぁっ!!!!」
アクアとセナが口から出たり消えたりを繰り返してる・・・モグラ叩きかよと突っ込みたいがそれどころじゃない。
てかセナさん・・・大きい胸と粘液まみれなせいでちょい18禁な気が・・・
「フィーリィ!何でもいいから魔法で錯乱させてくれ!」
「わ・・・分かりました!【イメージボディ】!」
フィーリィが魔法を唱えたことで複数の俺とフィーリィがジャイアントトードと俺達の間に現れる。
よし!この隙にめぐみんとアクアを!
そう思ってジャイアントトードの動きを見た時だった。
パクッ────────
「「・・・・・・」」
はい、【イメージボディ】の俺とフィーリィがジャイアントトードの舌に纏めて捕まって喰われ、全滅しました・・・
「ゲコッ」
「「ギャアアァァァァアアア!!!!!!!!」」
俺達はまた逃げ回る。
「何で纏めて食べるんだよ!?1体ずつ食べてくれよおおぉぉぉぉおお!!!!」
「いやああぁぁぁぁあああ!!!!」
フィーリィの足が雪に埋れて転んでしまった。
俺はすぐに抱き起こす。
おうふ・・・フィーリィの身体・・・やらかいです・・・じゃなくて!!!!
ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!!!!
本気でヤバい!!!!
今日は剣術や魔法に長けた竜弥も防御力が優れたダクネスもいない!
俺が全滅を覚悟した時だった。
2人とジャイアントトードの間にベージュのフード付きコートを着た人物が現れる。
「アンタ!早く逃げろ!じゃないと────」
謎の人物は魔法の様なものを唱える。
「【
地面が円状に、急速に凍っていき、4体のジャイアントトードを凍結させた。
雪に影が映り、上を見る。
レイシャとシノア、ゆんゆんだ。
「【死鎌童子・業火】!!!!」
「【ライト・オブ・セイバー】!!!!」
「【
3体のジャイアントトードが次々に葬られていく。
「【ファイアー・ボルト】」
ベージュのコートを着た人物が翳した掌から雷を纏った炎がジャイアントトードの腹を貫いて4体のジャイアントトードは全滅した。
って・・・レイシャとシノアとゆんゆんがいるってことは・・・!
コートのフードを取り、顔が明らかになる。
「何してんだよ・・・」
竜弥だった。
「全部終わったな?」
「ええ、問題なく」
「こちらも終わりました」
「こっちも終わりです」
竜弥の問に全員が答える。
喰われていた奴らが立ち上がった。
「生臭いよぉ・・・生臭いよぉ・・・」
「うぅ・・・気持ち悪い・・・」
セナが竜弥に気付き、頭を下げる。
「お助け頂き、有難う御座いました」
「まぁ助かったから良かったな」
「そういえば御挨拶がまだでしたね。私は王国検察官のセナと申します。一条竜弥殿ですよね?名声は私も聞いております。裁判の際はお見事でした・・・」
セナが俺に再び、頭を下げた。
って王国検察官って言った?
王国まで名前広がってんのか?
俺の頭にそんな疑問が浮かんだがそれは後回しにした。
「にしてもさすがデュラハン殺しですね・・・ジャイアントトード4体の纏めて凍らせるとは・・・」
まぁこの魔法使えるのは俺だ・・・け・・・・・・ん?
今何て言った?
「あの・・・セナさん?今なんと?」
「?デュラハン殺しとおっしゃいましたが・・・?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
待って!?ねぇ待って!?デュラハン殺し!?
俺デュラハン殺しって呼ばれてるの!?
めっちゃ恥ずいんですけど!?
和真が俺の肩をポンと叩く。
「良かったな竜弥・・・カッコイイと思うぞ?」
「止めて!?そんな二つ名あっても嬉しくないから!?」
ジャイアントトードを討伐し終えて今日は帰ることとなった。
アクアとめぐみんとセナはヌメリを落とす為に公衆浴場に行った。
アクアとめぐみんを除く女性陣と俺と和真はギルドで報酬金の受け取りに来ている。
和真が報酬金分けはこっちでやっとくからと言われ、俺は先に帰ることにした。
「ん~!1日空けたとはいえ帰ってきた感がすげぇわ・・・さ~て一風呂浴びるとするか・・・」
俺は今、脱衣所にいる。
広々と大きい風呂を独り占めかぁ~・・・
ヘッヘッヘ・・・広々と使える事にニヤケが止まらないな。
ガラッ!とドアを開ける。
「・・・」
・・・・・・え~っと・・・俺の目が確かならバスタオルを身体に巻いてるめぐみんが1人入っているのですが・・・・・・?
「きゃあああぁぁぁああああ!?!?」
「うおおぉぉぉぉぉおおおっっっ!?!?」
咄嗟にドアを閉める。
って待て!?何でめぐみんがいる!?
「わ・・・悪い!まさか入っているとは!って何でめぐみんはこっちで入ってるんだ!?」
「いえ・・・その・・・アクアとセナが入った所で公衆浴場に入場規制されてしまって・・・私は家で入りますと言って私だけこっちに来たんです・・・」
何だよそれ!?
何でそんな都合良く満員になるんだよ!?
「あの・・・リュウヤ・・・?」
「ど・・・どうした?」
「あの・・・その・・・よかったら一緒に入りませんか?」
何言ってるんですかめぐみんさん!?
駄目ですって!
お年頃の子がそんな事・・・!
◇◆◇◆◇◆
俺は今とある人物と背を向け合って風呂に入ってる。
えぇご想像の通り、めぐみんです・・・
いや・・・その・・・ね?
女の子に誘われて乗らないって・・・その・・・・・・なくない?
いや不純な動機はないんだよ?・・・多分・・・
ただ裸の付き合いってものがあってね?
その言葉の通りに従った方がいいかな~なんて・・・アハハハ・・・
はいすみません・・・黙ります・・・
「あの・・・リュウ・・・」
「な・・・何でしょう?」
なれない状況に敬語になってしまう。
「私達・・・どうなるのでしょうか?」
「え・・・?」
めぐみんの声は若干ながら震えていた。
「裁判があったきりダクネスは留守にしてます・・・それに屋敷の弁償で12億なんて・・・到底払える金額ではありません・・・」
「・・・」
返答に迷ってしまう・・・
めぐみんの言う事も確かだ・・・
12億────────
この金額の重さは分かりきっていた。
背中に人肌の暖かさが伝わ・・・って待て!?
めぐみんは今俺の背中に両手と額を当てていた。
「めぐみん!?何やっ・・・・・・て・・・・・・?」
俺はめぐみんの行動に動揺したが、ある事に気付いた。
震えていた────────
「メ・・・グ・・・・・・?」
「リュウ・・・」
ポタ・・・ポタ・・・と音が鳴る。
涙を流しているのはすぐに気付けた。
「怖いです・・・・・・不安しかなくて・・・必死にどうすればいいか考えたくても不安で押しつぶされそうになって・・・」
俺は振り向いてめぐみんを見た。
めぐみんの目には不安しか無かった。
めぐみんも不安だったのだ。
でも必死にそれを隠していた。
俺はいたたまれなくなり、めぐみんを抱き締める。
「リュウ・・・・・・ヤ・・・?」
めぐみんが俺を見るが気にせずにより強く抱き締め、背中を擦る。
「大丈夫だ────」
「・・・」
めぐみんは落ち着き始めたのか震えが少しづつ止まっていく。
「俺達は仲間だ・・・なら皆で解決すればいい・・・お前だって俺に言ったじゃねぇか『一緒に戦いたかった』って・・・」
俺は抱き締めるのを止めてめぐみんを見る。
「なら抱えないで皆で解決しようや、大丈夫だ。俺達なら乗り越えられる」
俺は自信を付けさせる為に拳をめぐみんの前に突き出す。
「皆でこの状況を乗り越えよう────」
めぐみんは目を見開いて・・・そして微笑んだ。
「そうですね・・・皆がいれば怖くありませんね」
「その調子だ」
めぐみんも拳を作って俺の拳に当てコツンと音を立てた。
ハラッ────────
「「・・・」」
俺の目が確かなのであればめぐみんの身体に巻かれたバスタオルが解け落ちて産まれた状態のめぐみんが目の前に────
ブーーーーーッ!!!!!!!!
俺は鼻から赤い噴水を上げて気を失った。
意識が薄れていく中、耳から俺を呼ぶ声がした・・・
◇◆◇◆◇◆
「ん・・・・・・あれ?」
気が付けば俺は自室で寝ていた。
「気が付きましたか・・・」
横から声が聞こえる。
シノアだ。
ジト目で俺を見てる・・・
「全く・・・めぐみんさんから聞きましたよ?
「ねぇ、俺がボッチであるような発言は止めてもらえません?友人とかいたからね?ってか誰が俺を運んだんだ?」
シノアが言うには【死鎌童子】の人型で俺を介抱したらしい・・・
人型便利ですね・・・?
そしてめぐみん・・・混浴した事やアレを見た事を隠してくれるとは・・・
お気遣い、感謝致します・・・
「一応水を置いておきますので御自由にお飲み下さい」
そう言ってシノアがテーブルを指差す。
そこには水瓶とコップが置いてあった。
「では私は食事の持ってきますので水を飲んで
「・・・ハイ、ワカリマシタ・・・」
シノアが般若が浮かぶ笑顔をしながら言葉を強調した為、敬語でしか返せなかった。
めぐみんのアレを見たというのは墓に入るまで黙っていよう・・・・・・
これってr18にはなんない・・・よ・・・ね?
それと昨日の投稿の描写の1部で不快になられた方にはこの場を借りて謝罪申し上げます。
既に修正は加えましたのでご安心を・・・
まぁこれを伝える為に連日投稿しました・・・
感想、誤字脱字、魔法応募等お待ちしております。
連日投稿はキツくなってきたので、次は12日から偶数日で投稿を予定しております。
作者が見てきてるアニメやゲーム、漫画は余り少ないのでネタ切れになるかもしれない為、魔法応募は行っている訳で、まぁ偏りがあってもそれでいいとの事でしたらそのままやらせて頂きます・・・
まぁ作者本人も頑張って魔法を作ってますのでそこに関してはご理解の程、宜しくお願いします・・・
恐らくああいった描写は私もその時は気付かずに打ってしまうかも知れませんがその際は御指摘頂けると幸いです。