この素晴らしい世界にイレギュラーを!   作:JAIL

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魔法生成機 性能説明

仕様は、縦60mm、横30mm、厚さ5mmで全体的に黒い。

※大きさ的にスマートフォンと酷似しているが、電源ボタンやイヤホンジャック等は無い為、傍から見たらただの黒い金属板に見える。

 

名前の通り、本人の打ち込んだ内容の魔法を使える装置で火や水を出すという基本的な魔法や武装を作り出す高度な魔法まで生成が可能。(もしも物質に付与した場合はその付与した先の条件下がその魔法に発動条件として自動的に加えられる)

※魔法を使う魔力に関しても自分の魔力を使うか、大気中の魔力を使って魔法を撃つかも設定できる。

 

起動する際は「起動」と口上で言うか念じると起動し、魔法生成機の上に緑色の透き通った画面が現れ、そこで生成可能。

 

手で持って起動した時はスマホの様な画面が上に現れ、画面下半分がキーボードとなる。

テーブル等に置いて起動すると魔法生成機の上に画面が、テーブルにキーボードが表示され、パソコンの様な状態になる。

 

最初の画面には新規魔法生成の項目しかないが、1つ打ち込んだ後は画面の表示が変わり、上から

 

・新規魔法生成

・魔法リスト

 

が表示されるようになる。

 

 

新規魔法生成では

 

・魔法名

・発動内容

・発動条件

 

を打ち込み、保存する事でその魔法が使える。

 

魔法リストは今迄作った魔法が載っていて、自分でフォルダを作り、フォルダ分けをすることが可能。

 

操作方法はタッチパネルが付いたパソコンを想像すると分かりやすいと思われる。

 

修正を加えたい場合は魔法リストから修正したい魔法を探してそのページを開くと右上に【修正】という項目があるので、そこをタッチした後に修正が出来る。

 

権限を書き換える魔法を作れば権限のある道具の権限を書き換えて自分の物にも出来る。

だが対象が神器の場合は不可能。

※物に魔法生成機で作った魔法は付与して使う事は出来るが、魔法自体にも所持者権限がある為、付与しても他者は使えない。

(その魔法の権限を書き換える事も使用者本人ですら、当然ながら出来ない)

 

尚、当然ながら魔法生成機自体にも使用者権限が掛かっている為、授かった本人以外は起動する事すら出来ない。

 

上記の説明は何の異常もない魔法生成機の仕様だが、竜弥の授かった魔法生成機はその時、隠しシステムを搭載されて不安定だった為、神器(御剣響夜の【魔剣グラム】やアクアの羽衣)の権限を書き換える事すらも出来てしまった。

 

不安定な魔法生成機で神器の権限を書き換えてしまえたのを簡単に例えるなら、コンピュータウイルスに侵されたパソコンを使って正常なパソコンにメール(ウイルス)を送り、不正にアカウントを奪ってるようなもの。


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