私の名前   作:たまてん

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グランドオーダー二次創作、真っ白いぐだジャンです
これにて完結、よろしければお読みくださいませ


『特別な』貴方と、私と、私で  後篇

――きゅいと、ノズルを捻る。

 

同時に、頭上から降り注いでいた小さな豪雨もぴたりと止んだ。

ぽたりぽたりと、濡れた髪から滴る雫たち。

タイルに大きく跳ね返り、どくどくと排水溝に流れて行く音。

何気ない日常の行為なのに、かつてないほど鮮烈な印象を受ける。

それもきっと、この憂鬱な気分のせい。

 

……ついにきてしまった。

 

金糸の髪、蒼い瞳、真白の肢体。

自らの全身を写す鏡に手をつきながら、かの聖女、ジャンヌ・ダルクは物憂げなため息をつく。

 

――結局、断ることが出来なかった。

 

機会がなかったわけでない。

何度も顔を合わせた、廊下でもすれ違った。

けれど、断ろうと口を開くといつも、声は喉奥から出てきてくれなかった。

幾度も言葉に詰まり、視線を反らし、話題をはぐらかして……気づけば、今日という当日を迎えていた。

 

――何がしたかった?

 

そう自らに問い掛けながら、シャワールームを出る。

うやむやに時間を浪費し、答えを出せぬままここに至るこの身は。

なんのために、誰のためにこんなことをしたのだろうか。

 

……彼のため、というならば答えははっきりとさせておくべきだったはずだ。

 

私は、『聖処女ジャンヌ・ダルク』を捨てるつもりはない。

これからも、その生き方を貫き通す。

なのに、明らかな好意があると理解していたのに。

ジャンヌは、マスターの誘いを断れなかった。

どころか、心の奥底では、その好意に堪らない嬉しさを感じていた。

 

「……本当に、卑怯者ですね」

 

彼女の、黒い私の言う通りでした。

 

……甘えていた。

 

あの時、マスターに誘われたあの瞬間。

少女は嬉しさと共に、激しい焦燥に刈られていた。

目を背けていた感情に、向き合わなければならないと恐れた。

 

…… 微笑まれるだけで、胸は早鐘を打つ。

 

必要としてもらえるだけで、言いようもない嬉しさを覚える。

自分の在り方とか関係なくなるぐらい、貴方に惹かれる。

そんな毎日が、幸せだった。

この小さな手のひらで握り込める程度の、ささやかな幸福で十分だった。

 

……なのに、マスターは私にくれる。

 

それ以上の、『聖処女(わたし)』の手に収まりきらない幸福を。

嬉しくて、どうしようもなく悲しくなった。

どうしてそんなことを言ったんですかと、貴方を恨めしく思いそうになる。

 

……黙っていてくれたなら。

 

あの曖昧な瞬間を、ずっと続けていられたのに。

 

「……八つ当たりですね」

 

未練がましいと、自分の考えを少女は嘲笑う。

 

――これは、いずれはくるはずだった終局。

 

それがたまたま、今日であっただけのこと。

仕方ない、と割り切るほかは、ない。

自らの髪を乾かしながら、聖女はそう言い聞かせる。

 

……ああ、それでも。

 

断ったときの、貴方の悲しそうな顔が目に浮かぶから。

その時こそ、これまでの日々にちゃんとさよならをしなければ。

ぱちんと、指を鳴らせば、全身を魔力で編まれたいつもの装束が包み込む。

 

……重い。

 

きっと質量は何一つ変わっていないはずなのに。

『ジャンヌ・ダルク』の衣装は、鉛のように重かった。

ふぅと、長く息を吐いたその時。

 

――軽いコールが、室内に鳴り響く。

 

それは来客者を知らせるチャイム音。

そう認識した途端、びくりと体が震えた。

 

……待ち合わせはカルデアスの前だったはず。

 

もしかしたら、迎えにきてくれたのだろうか?

だとしたらまずい、情けない話だがこの期に及んでもなお、心の準備が出来てない。

おそるおそる、ジャンヌは扉近くにあるモニターから部屋の外に立つ人物の画像を見る。

 

……すると、そこには予想外の人物の画像が映っていた。

 

ロックを解除し、思わずジャンヌの方が扉の外に飛び出す。

 

「……いきなり何慌ててんのよ」

 

猫かアンタは、とあきれた声で語る来訪者。

 

「いえ、その……貴方が私の部屋にくるとは、正直思っていなかったので」

 

言うと「そりゃそうでしょうね」とジャンヌと同じ顔をした彼女も同意する。

 

――ジャンヌ・オルタが、ジャンヌ・ダルクの部屋の前で立っていた。

 

服装は彼女がよく着ている黒い私服で、その手には白い紙袋が一つ。

 

「……どのような御用ですか?」

 

かつてない現象に、少し構え気味に尋ねるジャンヌ・ダルク。

しかしその問いかけに答えず、オルタはじっと目の前に立つ聖女を見つめていた。

 

頭の先からつま先まで、じっくりと。

それからものすごく深い、ひどく呆れたようなため息をついた。

 

「……予想はしてたけど、まさか本当にそんな格好でいこうとしてたなんてね」

 

額を抑えながら、やれやれと首を振る。

そうしたのちに、彼女は手に持っていた紙袋を聖女に差し出す。

無言のまま、ぐいと差し出す。

 

「……これは?」

 

首を傾げる聖女に、魔女は「受け取んなさい」とただ一言告げるだけ。

言われた通り、その紙袋を受け取るジャンヌ。

ちらりと、見えた紙袋の隙間から白い布のようなものを確認する。

 

「……開けてもいいでしょうか?」

「いちいち確認するな。うっとうしい」

 

顔を背けながら、冷たく黒い少女は言い放つ。

紙袋を開けて、ジャンヌは中身を手に取る。

そして取り出すと、ふわりと『純白』が目の前に広がった。

 

――それは、ワンピース。

 

白百合を連想させる清純さを備えて輝きを放つ。

フリルのついた、可愛らしいワンピースだった。

 

「……どうせ、ろくなの持ってなかったんでしょう。だから、ものすごくしょうがないから、それはあげるわ」

 

目を見張る少女に向けて、オルタはそう言った。

 

――ほんと、らしくなことをしたと思う。

 

わざわざ新宿まで出向いて買ってきてやるとか、正気じゃない。

 

でも……。

 

「まだ着替える時間ぐらいあるでしょう。それとそのスカピンの顔。化粧しないとかアンタさすがに意識低すぎよ。準備しなおしていらっしゃい」

「……止めない、ですか?」

 

思わず尋ねていた。

てっきり行くなと、引き留められると思っていたから。

するとジャンヌ・オルタは「なんでよ」と逆に尋ね返してきた。

 

「行くも行かないも貴方が決めることでしょう。私には関係ない話。それとも、その判断すら私に投げるつもりかしら」

「そんなつもりは……」

「ええ。そして貴方は拒絶する。彼の想いを、『女』として答えらえないから『ジャンヌ・ダルク』は否定する。アイツ意外とセンチメンタルだから、今回は泣いたりするかもね」

「…………」

 

何も、言えない。

 

おおむねその通りになる未来が想像できたから。

そうはならないと、他でもない自分自身が言えないから。

ジャンヌ・ダルクは無言のまま俯いた。

 

「――でも、それで終わりにしなければいい話でしょ」

 

そう、魔女は付け加えた。

 

え、と聖女は顔を上げる。

 

「まさかそれで終わりにする気?冗談じゃないわ。私も、貴方も、アイツも、みんな生きてる。目を閉じれば今日が終わり、開ければ明日が始まる。その繰り返しの中に私たちはいる。だったらこれから貴方はマスターと付き合い続けなきゃいけない。毎回顔を会わせるたびに、あの男に悲しい顔をさせるつもり?気まずくなって目を逸らして終わるの?バカじゃないの。『聖処女ジャンヌ・ダルク』としての生き方を変えられないんだったら、『聖処女ジャンヌ・ダルク』として、彼の傍に居続けられるように貴方が努力をしなさいよ」

 

――これは、告白をして終わる物語ではない。

 

その続きを、登場人物である彼女たち自身が紡いでいかなければならない。

だからそれをハッピーにするかバットにするかも、私たち次第。

 

「――マスターの笑顔が見たいなら、貴方がマスター笑顔にしなさい。楽しい日々にしたいなら、貴方が楽しい日々を作りなさい。崇められて盆暗ども先導してた聖女サマにとって、そういうのは十八番でしょ……それと言っておくけど、あんまりうちのマスターを甘く見ないことね――たかだか一回振られたぐらいで、アイツは貴方のことを嫌いになったりしないわ」

 

それぐらい簡単な人だったら、まだよかったぐらい。

そうしたら少なくとも、私はこんな片思いを抱かなくて済んだのだから。

 

「……最後に、貴方に言っておくわ」

 

――シャンと、風を斬る音。

 

真っ黒な剣が、真っ黒なジャンヌの手に握られていた。

そしてそれを、真っ白なジャンヌの喉元へ向ける。

本気の殺意を纏わせながら、神に愛され、彼に愛された少女に告げる。

 

「――諦めたら、許さない」

 

 

……もしも、貴方が彼に愛されて嬉しいと思ったなら。

 

貴方が貴方のまま、少年と共にいたいなら。

そういられるように、努力を続けなさい。

これからも、ずっと。

 

――決して、その願いを諦めないで。

 

そう、魔女は語る。

力が及ばなかったなんて言われたくなかったからこんな衣装まで整えて。

何より、マスターの泣き顔なんて、私も見たくないから。

だから悔しさに震えて、こんな風にみっともなく涙を流しながらも。

 

確かに、そう言い切った。

 

……それがせめてもの反抗。

 

マスターに好きになってもらえた『ジャンヌ・ダルク(わたし)』へ向けて送る、『ジャンヌ・オルタ(わたし)』からの意地悪。

 

――情けない。

 

聖女は自分を叱咤する。

 

本当に情けなくて、仕方なかった。

……そんな言葉、決して言いたくはなかったろうに。

死んでも、言いたくはなかったろうに。

 

――でもそれで、マスターが笑ってくれるなら。

 

その一心で、オルタは口にしてくれた。

この願望を叶える、理由をくれた。

 

……言葉では言い表せないほど、胸がいっぱいになる。

 

「……ありがとう、ございます」

 

言って、ジャンヌは抱きしめた。

 

剣をのけて、もう一人の己を。

自分よりもはるかに優しさを持つ、この少女を。

ぎゅっと、抱きしめた。

 

「……アンタに言われても、嬉しくない」

 

オルタはそう苦笑する。

でしょうね、とジャンヌも声を枯らしながら笑い返す。

 

――それでも、振りほどきはしなかった。

 

静かな朝の廊下。

 

二人の少女の泣き声が、響いて消えていった。

 

 

■ ■ ■

 

――答えが欲しかったわけじゃない。

 

ただ単に、伝えたかっただけ。

 

この気持ちを、この熱が一度でも、君に触れてくれるようにと願っただけ。

 

「……なのに、どうしてこうなったのかな」

 

つぶやきながら、マスターは空を見上げる。

見えるのは蒼い大きな球体、カルデアス。

待ち合わせ場所に三十分以上も前から待機していた彼は、ただ何をするわけでもなくぼうっとしている。

 

……ここ一週間、ジャンヌに声をかけてもらうことがなかった。

 

ミッションのときにいっしょになったとしても、気まずそうに眼を逸らされて、接触を避けられていた。

 

――当然の反応だろう。

 

彼女は聖女ジャンヌ・ダルク。

 

一人の男の恋慕など、迷惑極まりない。

 

それが自分を従えるマスターだとしたら、なおのこと。

この待ち合わせだって、無意味で終わるかもしれない。

 

……そんな反応が見たかったわけじゃないのに。

 

 

こんなことなら何も言わなければよかったと、マスターは自嘲する。

そうすれば、あやふやのままの幸福を続けられていたのに。

 

「……でも結局、我慢できなかっただろうけどね」

 

――この終わり方に文句はない。

 

引き金を引いたのは自分だし、それで撃たれるのなら本望だ。

 

……ただ一つ心残りなのは。

 

こんな自己満足に付き合わせてしまった彼女のこと。

優しい君だから、きっと罪悪感を抱いていることだろう。

違うと言いに行くべきなのに、未練がましくまだここにいる。

 

「……最低だな」

 

そう少年が吐き捨てたときだ。

 

――かつんと、踵を鳴らす音が響く。

 

誰も来ないと思っていたこの場所に、誰かの足音が反響した。

がばりと、マスターの頭が上がる。

 

そして、彼は目を見開いた。

 

……純白の裾を翻し、息を切らす存在に。

 

少年が待ち望んでいた、金と青を併せ持つ彼女。

 

……いつもとは違う年相応の少女らしい姿の君――ジャンヌ・ダルクに、マスターは見惚れる。

 

「……ちょっと、準備が遅れて……申し訳ありません」

 

普段よりも鮮やかな色をしたその表情に、どぎまきしながらも「ああ、大丈夫だよ」と答える。

 

「それよりも来てくれて嬉しいよ。じゃあさっそくだけど行こうか」

「――マスター。その前に、貴方に伝えたいことがあります」

 

しんと、空気が静まり返る。

 

青い瞳が、自分を見る。

 

――ああ、これは。

 

少年は悟る、同時に笑みを浮かべる。

まったく彼女らしい、素直な視線だと。

 

……その視線で何を言われるのか、すぐに理解できてしまった。

 

「――私は、『ジャンヌ・ダルク』です」

「……うん」

「その生き方を、変えることはできません」

「……うん。その方が、オレもいいと思う」

 

だから、と少女は口を開く。

 

――覚悟を持った。

 

迷いはしない。

はっきりとした声で、ジャンヌは――聖女は、その心を告げる。

 

「――貴方の想いに、お答えできません」

 

――予想通り。

 

一言一句違わず、想像した通り。

 

だからマスターもわかったとあっさり頷けた。

そうして、この物語はおしまい。

イエスノーの答えは出たのだから、幕引きだ。

 

……ああ、なんて滑稽な終幕だ。

 

「――でも、それでも言わせてください」

 

――でも、これは予想外。

 

幕を引いた物語に、まさかの続き。

少年がさじを投げた台本に、少女が筆を綴る。

 

たった一言の言葉を。

 

 

「――貴方だけは『特別』です。私にとってマスターは……貴方以外、有り得ません」

 

 

そう、聖女は告げた。

 

たった一言の、宣言。

 

……もう、それで十分だった。

 

口元を抑える。

 

でなければ、情けない嗚咽が漏れてしまう。

ただでさえ、視界がにじんでしまってるえいうのに。

 

――こんなの、想像できるか。

 

こんな幸せな解答、唯一と君言ってもらえる幸福。

 

……もう、死んでもいいくらいだ。

 

「――ありが、とう」

 

かろうじてだた言葉。

 

それ以上は、うまく音にすらならない。

 

「……はい」

 

その言葉に、聖女は頷く。

 

変わらず優しく暖かな微笑み。

 

――でもそれは、ただ一人だけに向けたもの。

 

愛してくれた彼にだけみささげる、笑顔だった。

 

「……一つ、提案があります」

 

にじんだものを手で拭っいながらマスターは口にする。

 

何でしょう、とジャンヌは聞き返す。

 

「今回のこれ、デートとして誘ったわけなんだけど君に断られてしまったわけです。つまり何の変哲もない、ただのお出かけになったわけだ」

 

「はい……ああ、なるほど」

 

くすりと、ジャンヌは口元に指先を振れる。

 

ちらりと、背後に目をやりながら。

 

察しが良くて、助かる。

 

それからマスターは声を張り上げた。

 

「――ということで。大人数の方が『お出かけ』は楽しいですし、よければご一緒にいかがですか?そこの人」

 

少し離れた、ジャンヌの後ろにある扉に向けて……その影に隠れてる少女に向けて、マスターは声をかけた。

 

いきなり呼ばれた焦ったのだろう。

 

びくりと体が揺れて、足がもつれた彼女がびたんと倒れる音が響く。

 

痛そう、とマスターとジャンヌは顔で手を覆った。

 

それからマスターは、とことこと近づき、うつ伏せに沈む黒い影にもしもーしと再度呼びかける。

 

「ずっと陰にかくれてた可愛いジャンヌちゃん……貴方はどう思いますか?」

 

「……どう思う、じゃないでしょうが!!」

 

がしりと、マスターの襟首を捻りあげるジャンヌ・オルタ。

 

顔は真っ赤になっているのは、ぶつけたせいか、それともはずかしいせいか。

 

「こっちが気を使ってるのに、なんで貴方そんな呑気なのよ!?さっさと二人で行きなさいよ!!」

 

「だって、振られたから『デート』じゃないし。そうなるとそこまで二人きりになる必要ないし……ジャンヌさんもそれでいいよね?」

 

「はい。もちろんです」

「ほらね」

「ほらね、じゃないわよっ!!二人そろって何で……」

 

ばっかじゃないの、とオルタはため息をつく。

 

……心配して見に来ただけだ。

 

別に邪魔するつもりはなかったのに。

 

いっそのことダッシュで逃げるか、とオルタは思考を巡らせる。

 

「……それに、約束したろ」

「……何をよ」

 

問い返すと、マスターは微笑む。

 

……やめろ。

 

その優しい笑い方は、大抵逆らえなくなるから。

甘えたくなるから、やめてほしい。

 

「……振られたらなぐさめてくれるんだろう?だから慰めてほしいな――君に、ね」

 

そう片目を閉じる貴方。

優しくて愛しい、貴方。

 

「――私からもお願いします」

 

気づけば、その隣に『私』もいた。

同じく優しい表情をして、私に笑いかける。

 

「……私は振ってしまった本人ですから、マスターの慰め方がわかりません。このままでは気まずくなってしまいます。だからどうか……私たちを、助けて頂けませんか?」

 

そんなふざけたことを言いながら、『私』は私に微笑む。

 

差し伸べられた、二つの手。

 

……誰が。

 

誰が貴方たちなんか助けるか、そんなことするもんか。

 

……でも。

 

「……しょうがないわね」

 

――それで、『ジャンヌ・オルタ(わたし)』も救われるから。

 

今回だけは、貴方たちの優しさ(わがまま)に乗ってあげるわ。

 

 

差し伸べられたその手を、オルタは握り返す。

触れたその指は、暖かく柔い。

振りほどくにはあまりに硬い手だろうけど。

不思議と、居心地は悪くなかった。

 

 

 

 

――そうして、物語は始まる。

 

終わりを迎えて、始まりを迎える繰り返し。

本当の行き止まりに至る、その日まで。

 

貴方と、私と、私が紡ぐ、この日々を。

 

また、私たちは綴ってゆく。

 

 

 

 

 

 

 


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