ISなんかどうでも良いから女の子とキャッキャウフフしたい。   作:大塚ガキ男

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時系列無視して先にクラス代表祝っちゃう系作者。書き終わってから気付きました。




9話

「というわけでっ!織斑くんクラス代表決定おめでとう!」

 

 パンパンッと食堂の至る所からクラッカーの音が炸裂した。クラッカーから飛び出た紙テープが宙を舞い、一夏ちゃんの頭に降り注がれる。

 

「・・・・・・へ?」

 

 当の本人は、訳が分からずに首を傾げた。

 

「おめでとう、一夏ちゃん。お前がナンバーワンだ」

「わたくし的には光也さんの方が良いと思っていたのですが、辞退されましたのでわたくしもお譲りしますわ。光也さんが何かを思ったが故に貴方に任せたのですから、光也さんの期待を裏切らぬようお願い致します」

「いや、セシリアちゃん。オレは別に何も考えちゃいないんだが」

 

 クラス代表になったら、ISに乗る機会が増えそう。面倒臭いから一夏ちゃんに任せよォっと。強いて言うならば、理由はコレだ。

 

「まぁ!能ある鷹は爪を隠すとは正にこの事ですわ!」

「うわあああん!どうしてそういう風に捉えちゃうんだよォ!」

 

 決闘前のセシリアちゃんは、何と言うかこう・・・・・・ツンツンしてた筈だ。オレや一夏ちゃんのボケを一つ残らず掬い、ツッコミを入れられる子だった筈だ。なのに、今のセシリアちゃんはどうしちまったんだ!?ボケが二人から三人に増えたんですけど!?()け二人に()けが追加されたんですけど!?

 こんなんじゃ駄目だ・・・!女の子に褒められるのは嬉しいし、何ならこのままゴールインって展開も大いに有りなんだけど!流石に間違ってる!こんなの洗脳と同じだ!

 斯くなる上は、セシリアちゃんに一度嫌われるしか無い。オレの駄目な所を思い出してもらって、元の関係に戻る他無い!

 一夏ちゃんは清香ちゃんとさゆかちゃんと本音ちゃんに囲まれ、何やらハーレムな雰囲気をこちらに見せ付けている為増援は頼めない。

 ならば、オレ一人でもやるしかないな。

 制服のボタンを外し、ベルトを緩める。髪も、指でガシガシと乱れさせる。オレのだらしない姿を見せて幻滅させる作戦だ。

 

「なぁ、セシリアちゃん。オレの今の姿を見てどう思う?」

「すごく・・・・・・セクシーですわ」

「何故だァ!」

 

 効かない事が分かったので、身嗜みを戻す。

 ・・・・・・はて、どうしましょう。

 

「もうお前達付き合っちゃえよ」

 

 いつの間にか、ドリンクを片手に持った一夏ちゃんがそんな事を言いながら近付いてきていた。

 

「お、織斑さん!?ななななななな何を言っていらっしゃるの!?」

 

 顔を真っ赤にして慌てているセシリアちゃんは大変可愛い。あー、付き合っちゃおうかなーと邪念が脳内で暴れているが、オレは邪念に負けないように、頰の内側の肉を噛みながら一夏ちゃんに返した。

 

「こんなのフェアじゃねェって。今のセシリアちゃんは普通じゃねェんだぞ?」

「そう、わたくしは光也さんという崇高な存在に恋をしているレディ。確かに、わたくしの愚かさは普通ではないかも知れませんわ。何せ、それは畏れながらも神に恋をしているのと同義なのですなら!」

「周りが騒ついてるから!ちょっと落ち着こうぜセシリアちゃん!」

 

 完全に忘れていたが、ここは一夏ちゃんのクラス代表就任を祝うパーティー会場。ルリちゃんが張り切り過ぎちゃったからか全身が痛くて、歩くのも困難だったが、セシリアちゃんの介護もあって何とか会場迄辿り着いた。女の子と仲良くなる機会を、そう易々と逃す訳ないだろ。へへっ。

 パーティーではささやかながら食事も用意してあるので、オレはセシリアちゃんの手を取って「あそこで話そうか」と格好付けつつも歩けないので連れて行ってもらい、料理が置いてあるテーブルの適当な席に座る事にした。セシリアちゃんの手を取った瞬間に「あっ・・・!」と艶やかな声が聞こえたのは恐らく気の所為だ。

 普段なら喜ぶクラスの女の子達からの視線だが、今は兎に角その視線は避けたかった。あっちから見たら、オレがセシリアちゃんに洗脳を施したように見えるかも知れないからな

 ・・・明日、ちゃんと皆に説明しないとなァ。

 今のセシリアちゃんは何をし始めるのか分からないので、オレが通路側に座る事でセシリアちゃんの行動を制限させる。しかし、そうするにはセシリアちゃんの隣に座らなければならない訳で。美少女と肩が触れ合いそうな距離に居る事による緊張と、ゆっくりとオレの肩にしなだれかかってくるセシリアちゃんに対して理性の(たが)を外さないようするのにおっぱいおっぱいだった。いや失敬。いっぱいいっぱいだった。腕にセシリアちゃんのたわわなおっぱいが当たっているモノだから、つい。

 

「・・・・・・セシリアちゃん?」

「何でしょうか?」

「どうして、オレの肩に頭を置いているのでせうか?」

「そこに光也さんがいるからですわ」

「もう怖ェよセシリアちゃん・・・・・・」

 

 左肩に感じるセシリアちゃんの感触。発言する度に上がる、セシリアちゃんのオレに対する好感度。一周回って恐ろしくなってきた。

 

「箒ちゃん、ちょっとお話しようぜ」

 

 一人でこれを対処するのは不可能なので、たまたまここを通った箒ちゃんを呼ぶ。

 入学してすぐに、一組の皆と交流を深める間も無く放課後の一夏ちゃんの特訓に毎日付き合っていたからか、箒ちゃんは友達が少ない。

 この場でも暇を持て余していたようで、オレが名前を呼ぶと、嫌な顔をしながらも来てくれた。

 

「知らぬ間に女を侍らせて、何の用だ。自慢か?」

「いやいや、そんなまさか。箒ちゃんともゆっくり話したいな〜って思ってたんだ。・・・決闘の時の一夏ちゃんの動き、観てただろ?アレは、間違い無く箒ちゃんとの特訓の成果が現れてた。もしも一夏ちゃんが箒ちゃんと特訓していなかったら、あんなに善戦は出来なかった筈だ。オレからも礼を言わせてくれ」

「私が好きでやっただけだ、気にするな。・・・・・・と言うか、急に真面目になるな。ビックリするだろう」

 

 オレだって、真面目になる時はなるんですよ?と言いたい所だが、それよりも。

 箒ちゃん、今何て言いました?

 

「『好きでやっただけ』?」

「あ」

「貴女今、そう言いましたねぇ?」

「う、五月蝿い!だったら何なんだ!」

「そういう事を素直に一夏ちゃんの前でも言ってやれば?そしたら今よりももうちょい関係が進むと思うから」

 

 一夏ちゃんに告白する女の子達はみんな、『付き合って下さい』と言う。その前の言葉に多少の差異はあれど、似たような事を言う。

 いや別に、それ自体は何も問題じゃない。寧ろ、面と向かって告白出来る勇気は褒められるべきモノだろう。

 だがその前に、一つ考えてみてほしい。一夏ちゃんの交流関係の広さを。

 あのイケメンが、どれ程のコミュ力を持っているのかを。

 あのイケメンが、そのコミュ力でどれだけの男女と仲良くなってきたのかを。

 一夏ちゃんにとって、告白してくる女の子に優劣は無い。良い意味でも悪い意味でもだ。女の子に対して悪い感情は持っていないが、告白に良い返事が返せる程の感情を持っている訳でもないのだ。

 

『告白は嬉しいけど、今はそういう事をする気分じゃないから』

 

 イケメンスマイルに憂いを含めて一夏ちゃんがそう言うのは、上記の理由があるからだ。勿論、中学時代の一夏ちゃんがバイトで忙しかったからという理由もあるが。

 早い話、一夏ちゃんには告白してくる女の子を好きになる理由が無いのだ。オレらしくもない最低な言い方をするならば、

 有象無象。

 教室内でたまに話す程度の友達の一人から告白された所で、一夏ちゃんにとってその子はどう頑張っても友達止まり。PleaseにはNoでしか返せない。

 オレが言いたいのは、一夏ちゃんと付き合いたいのならば、あの唐変木が意識するくらいアピールせよ。って事。自分の感情を素直に言えないツンデレ箒ちゃんならば尚更の事。

 みたいなのを要約して箒ちゃんに伝えると、箒ちゃんはポカンとした。

 

「・・・・・・み、光也がまともだ」

「失礼な」

「何故そんなにまともなアドバイスが出来る!」

「誰でも分かる一般論だ。・・・あと、一夏ちゃんに恋する女の子達にアドバイスをしてきた経験の為せる技かな」

 

 前髪を指でサラッと搔き上げると、箒ちゃんに胸倉を掴まれる。今の仕草、そんなにムカつく?とショックを受けたが、どうやら違うらしい。

 

「私が居ない間に、何故敵を増やすような真似をしたんだ・・・!」

 

 ただの己に対する危機感でした。

 

「もし、中学時代に女子の恋が成就していたらどうするつもりだったんだ!」

「安心しろって。オレの主観だけど、箒ちゃん級の美少女は一人くらいしか居なかったから」

「一人は居たのではないか!」

 

 箒ちゃんからの追及を他所(よそ)に、オレは脳裏にあの美少女ーー箒ちゃん級の美少女を思い浮かべる。天真爛漫な笑顔を周りに振り撒く、活発でツインテールの良く似合う美少女を。

 ・・・・・・思い出したら泣きたくなってきた。だって、あの子も一夏ちゃんに恋してたし。

 箒ちゃんにバレたら殺されそうなので、この事は言わないでおこう。

 ぽけ〜っと幼き頃の思い出に浸っていると、腕に感じる柔らかさで気を取り戻した。隣を見ると、少々ふくれっ面のセシリアちゃん。指で輪っかを作って、その頬に当ててみる。

 たこ焼きの完成だ。

 セシリアちゃんはされるがままだ。

 あー、平和だ。数時間前迄ISに乗っていたのが嘘みたいだ。

 周りの喧騒が今更ながら耳に入る。各々楽しそうに話をしていて、その話を聞いているだけでも幸せな気分になってくる。

 穏やかな時間。ふと、箒ちゃんから声を掛けられる。何故かその手には竹刀が握られていた。

 そんな箒ちゃんが問うてくる。

 

「ーー私の話、キチンと聞いていたか?」

 

 オレは笑顔で答えた。

 

「全然」

 

 剣道って、高校から突き技を解禁されるんだってな。初めて知ったぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「光也さん、大丈夫ですか?」

 

 おろおろとオレの身体のあちこちを触りながら、そう言うセシリアちゃん。 心配させない為にも、明るい声を努めて返す。

 

「心配しなくても、慣れてるから平気だぜい」

 

 小学生の頃から事ある毎に箒ちゃんから攻撃をされていた身としてーーというよりも、箒ちゃんが転校した後も千冬ちゃんにボコられていたので慣れているからな。これ位は何ともない。

 

「苦行のようなモノなのですね。感嘆致しますわ」

「嗚呼、勘違いがもう取り返しの付かないレベルに・・・!」

 

 今のセシリアちゃんと話していると、オレがツッコミに回らざるを得ないので大変だ。まぁそのツッコミも、セシリアちゃんの都合の良いお耳には届いていないのだが。セシリアちゃんめ。オレのイメージが下がるツッコミだけは受け付けないようにしてやがる。

 もしも、それらのツッコミが本当に聞こえていないのだとしたら、もうオレに為す術は無いだろう。上昇する好感度を黙って見ているしかないだろう。

 箒ちゃんは怒って席を立ってしまったので、この席には仰向けになって喉を冷やしているオレと、何故か未だにペタペタとオレの身体を触っているセシリアちゃんの二人だけ。

 

「・・・セシリアちゃん」

 

 優しく名前を呼ぶと、セシリアちゃんは照れ笑いながら手を引っ込めてくれた。身体を起こす。

 ・・・・・・あー、眠たくなってきたな。保健室の時も、結局一夏ちゃんに邪魔されて眠れなかった訳だし。

 クラスの女の子と話したかったが、仕方が無い。眠気を堪えて会話をして、相手の気分を害してしまったら申し訳無いからな。一夏ちゃんに何回かボケたら御暇させていただくとしよう。

 

「お〜い!一夏ちゃん!さっき一夏ちゃんが提案してきた女子風呂を覗くって話の事なんだけどーー」

「デカい声で何て事言うんだよお前!!」

 

 シュバッ!と効果音が付きそうな程の早さで一夏ちゃんが現れた。

 

「いやぁ。こうしたら早く来てくれるかなと」

「何で俺は光也から呼び出される度に女子から白い目で見られなきゃいけないんだ!普通に呼んでくれたら行くから!」

「善処善処〜っと」

「確実に分かっていないような気がするんだが・・・・・・まあ良いか。それで、どうしたんだ?」

「ほら、皆が折角一夏ちゃんの為にこんなに素敵なパーティーを開いてくれている訳だろ?一夏ちゃんも、お返しとして何かお礼をした方が良いんじゃないかと思ったんだよ」

「おぉ、確かにそうだ。・・・うーん。だったら、俺と光也で何かやるか?中学の頃は文化祭の時にバンドとか組んでたし」

「いや、バンドを組むには人数足りねェしな。・・・それよりも一夏ちゃん。もっと良いのが有るぜ。二人と言わず一夏ちゃん一人で出来て、尚且つ場が盛り上がるヤツ」

「おっ、そんなのがあるのか?是非教えてくれ」

「名付けて、『一夏ちゃんのセルフ人体切断マジック』」

「随分とダイナミックな自殺だなオイ!それで皆盛り上がるとかどんなサイコパス集団だよ!」

 

 あー、これこれ。ボケたらツッコむ。これを待ってたんだよ。箒ちゃんはツッコミと一緒に手が出てきそうだから、本気でボケられないんだよな。残念ながら。

 一夏ちゃんのツッコミに満足したからか、一際大きな眠気がオレを襲う。しかし、ここで寝落ちは拙い。オレの寝顔がクラス中に知れ渡るとか恥ずかし過ぎますって。オレの寝顔が見られるのは、夜を共にする女の子だけだぜ☆

 

「一夏ちゃん、お前のお陰で良い夢が見れそうだ。ありがとな」

「やらないから!俺がセルフ人体切断マジックをやるかどうかで光也の夢見が変わるのか!?」

 

 そういうつもりで言ったんじゃないのに、しっかりとツッコんでくれる一夏ちゃん大好きだぜ。

 

「織斑さん、つべこべ言わずにやりなさい。光也さんの夢見が最優先ですわ」

「オルコットさんが俺に対してやけに冷たい!あ、光也!マジで寝る気なのか!?」

 

 おぉっと、危ない危ない。一夏ちゃんが揺すってくれなきゃ寝ちまう所だったぜ。オレは寝てないとアピールする為に、キチンと返事をした。えーっと、何の話だっけ。あァ、そうだそうだ。

 

「酢豚で頼む」

「いきなりどうした!?」

「はいはーい、新聞部でーす。代表候補生相手に大善戦を果たした織斑一夏君と、ラファール・リヴァイブで大善戦どころか勝利迄収めちゃった唐澤光也君にインタビューしに来ました〜!」

 

 一夏ちゃんのツッコミの意味も理解しないまま、誰かが話に割って入ってきた。眼を擦りながら顔を確認すると、二年生のお姉様だ。この人は覚えているぞ。黛薫子(まゆずみかおるこ)さんだ。

 

「薫子ちゃんって呼んでも良いですか」

「別に構わないけど・・・意外ね。私の名前知ってたの?」

「こんな美人な方、知らない方が罪ですって」

「もう!褒めたって何も出ないからね!」

 

 照れた顔が可愛い。この人と付き合ったら、校内新聞で大々的に公表しちゃったりするのだろうかーーとか、下らない事をふと思った。

 薫子ちゃんとの出逢いにより眠気が覚めるかと思いきや、そんな事は無く。瞼の重みは段々と増していくだけだ。

 えーっと、インタビューって言ったか?取り敢えず、早めに終わらせて帰るとしよう。このままじゃマジで拙い。

 最初のインタビュー相手は、クラス代表に選ばれた一夏ちゃん。クラス代表になった事に対する感想等を聞かれて、次はオレの番。

 

「ではでは、お次は唐澤君。資料では全くの素人って書いてあるんだけど、何でセシリアちゃんに勝てたの?」

 

 ・・・・・・え?ヤバい、眠気を堪えるのに必死で聞き逃した。取り敢えず返さないと。

 

「エリンギ」

「成る程、力の源はエリンギ・・・と」

「いやいや、待って下さい黛先輩!光也の奴絶対寝惚けてますから!」

「いいよ、適当に捏造しておくから」

「エリンギをどう捏造するって言うんですか!」

「うーん、あっ、セシリアちゃんもコメントちょうだい」

「わたくしは光也さんに救われた人間の一人。これからは恩人である光也さんを、側で支えさせていただきたいと思っていますわ」

「・・・これも捏造ですか?」

「いや、面白そうだから採用」

 

 アカン。もう誰が何を言ってるのかも分からない程眠たい。あー。落ちる・・・・・・ーー

 

「最後に三人で写真撮らせてもらえるかなーーって、唐澤君大丈夫?」

「完全に寝てますね。起こしますか?」

「どうしようかなー。起こしちゃうのは可哀想な気もするし」

 

 思案顔の薫子。そんな薫子に、何かを閃いた一夏が助け船を出した。

 

「なら、・・・・・・とか良いんじゃないですか?」

「それ採用!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌日。昨日のインタビューの結果が早速記事になったと聞いたので、一夏ちゃんとセシリアちゃんと一緒に掲示板迄見に行く事にした。まだ身体の痛みが取れない為、一夏ちゃんに支えられながらだが(セシリアちゃんが支える役を代わりたがっていたが、一夏ちゃんが男の仕事だと言って代わらなかった)。

 掲示板前には、少しだけ人集りが出来ていた。一夏ちゃんだけじゃなく、オレにも注目してくれていると嬉しいな〜とか思いつつ掲示板に近付く。新聞の見出しの一面に大きな写真が見えた。戦っている時のオレの写真かな?楽しみだ。

 

【話題のスーパールーキー、唐澤光也の超貴重な一枚!】

 

 見出しの大きな文字が見えて期待が膨らむ。視線を少しズラし、写真へ。そこに写っていたのは。

 閉じているんじゃないかと思う程に細い目元。

 柔らかな表情。

 口の端からは透明な糸が垂れていて、光を反射して眩い光を放っている。

 

 

 

 

 そんな、オレの寝顔。

 

 

 

 




千冬ちゃんと束ちゃんを出さないと、言葉では言い表せない物足りなさが自分を襲います。

関係無いですけど、『神様のいうとおり』と『アポカリプスの砦』は何回も読み直しちゃいますね。それで毎回同じ所で鳥肌立ててます。

どのキャラが好き?

  • 一夏ちゃん
  • 箒ちゃん
  • セシリアちゃん
  • 鈴ちゃん
  • シャルちゃん
  • ラウラちゃん
  • 千冬ちゃん
  • 束ちゃん
  • 蘭ちゃん
  • 弾ちゃん
  • 光也

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