夏の梅の子ども*   作:マイロ

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本作でのキャラクター設定。
ネタバレ有り。


人物概要・参考資料

‣主人公

 異能により、よく身体が成長したり若返ったりする。三歳。

 母を早くに亡くし、父親のみ。名前は木天蓼(マタタビ)の異名で『夏梅(ナツメ)

 猫より犬派。三歳児基準なので、夜更かし後はいつも眠くどこでも眠る。

 瀬戸で生まれ育ったが、横浜へ行った父を追い、探偵社の一員に。

 異能力:『***』

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 ・控えめに云っても父親には似ていない。

 ・年齢差から、まず父子とは思われない。

 ・記憶力が頗る佳い。

 

 

‣父

 皆大好き織田作さん。本作では戸籍を新たに作り、中村姓で記載。

 男鰥夫(やもめ)だけど、別に蛆は湧いていないし花も咲いてない。

 瀬戸に居を構えていたけど、訳あって横浜へ移り住んだ。

 現在は、主人公と暮らしている。武装探偵社の一員。

 探偵社では何故か「織田作」と呼ばれている。

 異能力:『天衣無縫』

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 ・原作とは違い、長い赤髪を鎖編みにして首に巻きつけている。

 ・一時期、遺髪の入った懐中時計を所持。

 ・部分的な健忘と診断される。

 

 

‣母

 故人。芸術家。熱狂的な愛好家からの人気は未だに根強い。

 緻密で繊細な描写と色彩感覚が特徴的。

 精神疾患を疑われ、昔から主治医が付けられていた。  

 異能力:『****』

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 ・黒髪に昏い瞳を持つ。(主人公の容姿は母親に酷似)

 ・物心ついた頃に、福沢家の家督を継いでいた父が早逝。

 ・福沢家の家督は叔父が継ぎ、家同士の交友があった中村家の養女に。

 ・なぜか周囲で厄介ごとが頻発する。養父の判断で、一時横浜へ避難させられたことも。

 

 

 

‣大叔父

 福沢家で長兄が早逝したため、養子先から呼び戻され家督を継ぐことになった。

 亡き長兄の一人娘が養子に出されたことが気がかり。

 養子先の瀬戸から避難しに来る姪を預かっていた。

 探偵社を立ち上げてからは、姪の残した家人を受け入れる。

 異能力『人上人不造』

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 ・袖の下用のお菓子を常備している。

 ・瀬戸、横浜両女学校での事件を安井刑事と瀬戸の家と連携して追っている。

 ・瀬戸の家からは老医、探偵社からは春野を介し、情報を共有していた。

 

 

 

 

‣老医

 中村家お抱えの医者。屋敷の一角に駐在。

 精神科が主だけれども、緊急であれば瀬戸の住民たちの診察もする。

 臨床家というより研究者寄り。

 主人公が瀬戸に残されたとき、世話をしていた。織田作の問診も担当。

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 ・つい引っ張りたくなるような白い口髭。

 ・いつも手袋をはめ、分厚いレンズの眼鏡をかけている。

 ・見た目に反して声は何だか若々しい。

 

 

 

‣祖父

 和装の渋い壮年。

 中村家の先々代当主。主人公とは直接の血縁上のつながりはない。

 実子は色々あって勘当。

 思春期手を焼いた養女の、忘れ形見である孫には甘い。

 最近ドはまりした茶道の腕と買い込んだ茶器を披露したくてたまらない。

 高価な茶器に高級な茶葉でとても苦いお茶を出してくれる。

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 ・まだまだ現役の筋肉。

 ・毎年屋敷の増築を指示している。

 ・割と放任。

 

 

‣伯父

 祖父の実子。

 理由もなく家出してからは、一度も帰って来ない。

 健康面でも精神面でも問題ない実子がいるのに、養子を必要とした原因の人。

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 ・福沢とは友人。

 




出典:

大道等・頼住一昭(2003)『近代武道の系譜』 杏林書院
藤木稟『バチカン奇跡調査官』 角川ホラー文庫
サルバドール・ダリ(1981)『わが秘められた生涯』(訳:足立康)新潮社
ガルシン『紅い花』(訳:神西清)岩波文庫

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