ToLOVEる - FIRE GENERATION -   作:改造ハムスター

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第18話「炎の臨海学校」

ー午前6時 結城宅ー

 

 

「ザック〜!」

 

アッシュの声に目を覚ます。

 

「ザッ、クーー!」

 

部屋の外から、アッシュが俺を呼ぶ声が聞こえる。これは「さっさと出てこい」の暗黙の合図です。

 

わがままにもほどがあるが、さすがは王女、本人に悪気がないとこが凄い。

 

(おかしいな。いつも俺より起きるの遅いのに)

 

「おーい!早く来いよぉ」

「はいっ、ただいま」

 

俺も長年世話役をやってたせいで、自動的に部屋から飛び出した。

 

「おはよう!ザック」

 

眩しい笑顔とともにアッシュが振り返る。左手にはでかいバッグを握っています。

「……なんすか?それ」

「は!?」

 

俺の問いに、アッシュがキョトンとした表情を見せた。

 

「……臨海学校」

 

少し首を傾げてアッシュが答える。可愛らしいけど、なんか無言の圧力がこめられています。

 

「……いや、俺はコックなんで学校行事は……」

 

「私の世話役だろ?」

 

「…………」

 

「お願い。

 

来て?」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

プップーー

 

 

という訳で、俺は今バスに乗っています。

 

教員を説得するのも面倒なので、臨海学校なんて行くつもりありませんでしたが……アッシュにあんな風に頼まれたら、断る訳にもいきません。

 

 

案の定学校側からは、お前を連れて行ったら危険だとか、もっともなことを言われました。

 

なんか指野が、生徒指導部の鳴岩の秘密を握ったとかで、俺は同行出来るようになったそうです。

 

(はぁ)

 

最近、やたらアッシュに乗せられることが多い気がする。

 

 

俺は、桜色の髪をなびかせて楽しそうに笑うアッシュを眺めた。マスクはしてるけど、とりあえず幸せそうだ。

 

 

確かにあんなこともあったし、もうアッシュから離れる訳にはいかないな。

 

片時も。

 

 

……あれ?

 

俺、マジでアッシュのこと…………

 

 

(やべぇな、こりゃ)

 

結城ザク郎、高校生にして全宇宙を敵に回すか?

 

 

「ザック、この弁当うめぇぞ!」

 

妻村の声に我に帰る。

 

「ほんとだ、うめぇ!」

 

妻村の弁当をもらいながら、俺は大げさに叫んだ。

 

……これでいい。

 

 

俺がもし、本当にアッシュと結婚するなら、確実にデビルークとの全面戦争になるだろう。

 

そうなったら、地球も巻き込まれて、こいつらの未来が消える。

 

(そんなことできねぇ)

 

俺が逃げてきたばっかりに、地球が燃えてしまうような、そんなことは許されない。

 

 

それに、俺には……

 

「ゴウカ」

 

思わず、好きな人の名を呼んだ時だった。

 

 

 

「呼んだ?」

 

 

 

透き通る声に振り返る。

 

 

後ろの席に、淡い金色の髪をした美少女が、彩南の制服を着て立っていた。

 

 

 

「ゴウカ……!」

 

 

 

俺は口を開けたまま動けなかった。俺の周りにいる奴らも固まっている。

無意識の内に、アッシュに目がいった。気づいていないみたいだ。何故か胸を撫で下ろす。

 

「お、お前なんで、フツーに臨海学校来てんだよ!?」

 

感動、あるいは罪悪感とか、色んな思いが溢れるはずの再会なのに、俺はこんなツッコミしか出来なかった。

 

突然すぎるし。

 

 

「あなたが死にそうだから」

 

 

ゴウカは嬉しそうにそう言い、

 

 

「クロウ、

 

気をつけてね」

 

 

蝋燭の火が消える様に、ふっ、と姿をけした。

 

 

「い、今の娘、2年じゃねぇよな」

「あんな可愛い娘はじめて見た」

「天使だ……」

 

 

俺の周りがざわつき始める。一方の俺は、呆然と窓の外を見ているしかなかった。

 

「ザック、もしやあの娘が、噂の……」

 

指野がそう言ってきた、

 

その時だった。

 

 

ドガァァアン!!

 

 

窓ガラスが砕け散る。

 

「キャーー!!」

 

誰のものかもわからない悲鳴の中、俺は指野を抱え、床に転がった。

 

バスは激しく揺れながらも前進する。

 

「何が起こった!?」

 

前方の席から、西連寺が険しい顔で立ち上がった。

 

「車だ!車がぶつかってきた!!」

 

妻村が興奮して叫ぶ。砕けた窓から身を乗り出すと、後方には確かに白いセダンが、煙を上げて転がっている。

 

そして、

 

 

バガァアン!!

 

 

セダンは炎を巻き上げ、大破した。

 

 

「……車、横から飛んできたぞ」

 

ゾッとした表情で妻村が呟く。

 

 

こんなの、普通の交通事故なんかじゃねぇ。

 

「宇宙人だ」

 

斜め前の席から、古手川が低い声で唸る。

 

 

誰か、女子生徒が泣き始めた。

 

(……っ、臨海学校ってのによ)

 

 

……バン!

 

バスの屋根に、衝撃が走る。

 

バン!

 

まるで鉄が凹む音の様だ。

 

バン!

 

屋根に目を走らせ、音の出どころを探る。

 

(くそっ、どこだ!)

 

バン!!

 

四度目の音で、それがアッシュの頭上から響いていることに気づいた。

 

「アッシュ!!」

 

 

バァアン!

 

 

屋根に穴が空き、

 

 

ビュン!!

 

 

黒くうねる何かが、アッシュに迫る。

 

 

瞬間、俺はハーディスを引き抜いた。

 

 

ドゥッ!!

 

鞭目掛けて発砲する。

 

「キャーーッ!」

 

悲鳴の中、ブチッという音とともに、弾丸に黒いものは引きちぎられた。

 

シュルシュルッ!

 

だが黒い物体はアッシュを離れると、空中を蛇のように這い、向かいに座る猿山の首に巻きついた。

 

「ッ!?ぐっ」

「智子!!」

 

猿山の体が持ち上げられる。

 

「念力集中ッ!」

 

バチチッ

 

素早く西連寺が念力を発動した。

 

シュウッ

 

黒い物体は消滅し、猿山の体は椅子に落ちた。

 

「猿山さん、大丈夫か!?」

「と、季虎……」

 

「ザック、前!!」

 

誰かの声に、俺は正面を見た。

 

 

フロントガラスの向こう、道路の真ん中に、

 

 

黒い鞭を構える、男が立っている。

 

「ッ! あの野郎!!」

 

席を飛び出し、前へ走る。

 

ガクン!

 

バスが揺れ、膝をつく。

 

瞬間、

 

バシィッ

 

フロントガラスが破け、

 

ビュルルッ!!

 

黒い鞭が、車内に進入した。

 

「伏せろっ!」

 

古手川が叫ぶ。

 

だが鞭は学生には触れず、運転手の首に巻きついた。

 

「ぐっ!?」

 

バチッ!

 

鞭に電撃が走り、運転手が椅子から転がり落ちる。

 

シュルル……

 

鞭が、ハンドルに絡みつき、

 

一気に、右へ回った。

 

 

「危ないッ!!」

 

キキーーーーィィッ!!

 

バスが激しく揺れ、交差点を右に突っ込む。

 

「ぎゃ、逆走してりゅぅっ!?」

 

担任の骨川先生の悲鳴。

 

だが、それだけじゃない。

 

ブォーオーオー!!

 

運転席のメーターが振り切れ、

 

バスは、120k/hで走り始めた。

 

「もう俺たち、死ぬのかな……」

 

誰かの声が聞こえる。

 

 

俺は運転席まで走り、ハンドルを掴んだ。

 

後方、道路の中央に、鞭を掴む男が見える。

 

(このままバスが真っ直ぐ走れば、鞭が引っ張られてあの男も一緒に引きずられる。殺し屋がそんな間抜けなことをするはずがねぇ)

 

どっかのタイミングで、あいつは鞭を引くはずだ。

 

バスの方向を変える為に。

 

「……根比べだ」

 

俺は鞭を持つ男の右手首だけに集中した。

 

「ザック!前からトラックが!」

 

相手は俺がハンドルを握っていることに気づいていない。

 

「結城!何してんだよ、早くハンドル切れっ!」

 

同級生の叫びに反し、俺は逆にアクセルを踏み込み、一瞬バスを加速させた。

 

ブン!

 

「キャアッ!結城君、何してるの!!」

 

トラックが間近に迫る。

 

その瞬間、

 

グィッ

 

遂に、男の右手が動いた!

 

ハンドルが左に回る。

 

俺はハンドルを握りしめ、

 

思い切り右に切り返した。

 

グン!

 

 

ギャァアーーッ

 

 

タイヤが焦げる。

 

トラックが真横を横切る寸前、俺は鞭に銃口を押し当て、

 

ドゥッ!

 

エネルギーを撃ち込んだ。

 

バババババ……

 

鞭が導火線となり、火花が走る。

 

そして、

 

遥か先、男の手元に到達した。

 

(弾けろッ!)

 

 

バガァアアン!!

 

 

彼方で、男が吹き飛ぶ。

 

 

ギュン

 

「あぶねぇだろこらぁっ!!」

 

トラックが横切る。

 

 

その先にはもう、男の姿はない。

 

 

「やったか!?」

 

 

 

煙が薄れ、次第にクリアになる景色の中、

 

 

炎を巻き上げ、トラックが飛んできた。

 

 

「危ないッ!」

 

 

 

『念力拡散!!』

 

 

ダァアン!!

 

 

西連寺の念力に跳ね返されるトラック。

 

 

ダン!

 

直後、再び頭上に衝撃が走った。

 

屋根の穴から、男の足が見える。

 

 

(……戻って来やがった)

 

 

ドウッ

 

穴に向かってハーディスを撃ち、屋根の上に上がる。

 

「グッ」

 

上がった瞬間、突風に煽られ、バスの端まで飛ばされた。

 

「ザック!!」

 

かすかに、アッシュの叫び声が聞こえる。珍しく取り乱してるみたいだ。

 

(そっか。バス120㎞/hで走ってんのか)

 

落ちれば即死だな。

 

鞭の野郎は大丈夫なんだろうが。

 

 

(不利だな。

 

いつものことだけど)

 

 

弱いって、本当に損っすね 笑

 

 

ビュンッ

 

紫色の電流を纏い、鞭が迫る。

 

ドウッ

 

弾丸で鞭を引きちぎる。だが一瞬の間もなく、鞭は生き物の様に再生した。

 

 

(ぼやいてても仕方ねぇ)

 

俺は銃を持ち変え、鞭野郎に殴りかかった。

 

 

『黒爪!!』

 

ガギィンッ!

 

銃床を、敵の心臓目がけて叩きつける。

 

ガキィッ

 

敵が両手首からナイフを取り出し、突きを放つ。だが俺は敵の攻撃より早く銃を振り続けた。

 

ガンッ

 

ドガッ

 

バキィッ

 

俺の連撃に押され、次第に敵が退き始める。

 

ブォオッ

「くっ!」

 

あと一歩のところで風に煽られ、バスの端まで飛ばされた。

 

「シッ!」

 

ハーディスを構え、敵の脳天に照準を合わせる。

 

だが、敵は素早く鞭をバスの穴に垂らし、

 

「フン」

 

バチバチバチバチィッ

 

「キャアアアアーーッ」

 

電流を、バスの中に放った。

 

「ッ!? ……クッ」

 

バス全体を人質にされてしまった。

 

これじゃあ撃てねぇっ……

 

 

そして……

 

そいつは、なんと、

 

背中からもう一本、鞭を取り出した。

 

(もう一本持ってたのかよっ!)

 

 

2本目の鞭は大きく弧を描き、

 

 

ガンッ

 

 

ブルドーザーを掴んだ。

 

 

グォオオッ

 

 

巨大な重機を掴んだ鞭が、なす術もなく固まる俺に迫ってくる。

 

 

……終わり……

 

 

いや、助かる方法はある。

 

確かに炎を使うことはできない。ブルドーザーのガソリンに火が回ればバスごとぶっ飛ぶ。だからオリハルコンの銃床で頭だけ守って、タイミングよく受け身とるしかねぇ。そうすれば、たぶん死にはしねぇ。

 

問題はその後だ。俺がまだ生きていることが奴にバレれば、奴は必ずバス内のアッシュたちに危害を加えるだろう。

 

俺が死んだと思わせて、一瞬の隙を与えないと、勝機はない。

 

 

俺は覚悟を決めた。

 

 

よし、

 

 

死んだふりだ。

 

 

ードゴンッー

 

 

ブルドーザーが、ハーディスにぶつけられる。

 

全身に衝撃を受け、気が遠くなる。

 

 

「っ!! ……ザック!」

 

バスから投げ出される瞬間、

 

俺は窓から、悲痛な表情を浮かべるアッシュにウインクした。

 

(これで何かが伝われば……)

 

空を舞う中、俺はアッシュにそう願った。

 

(そんな都合のいいこと、ないか)

 

そう思った瞬間、

 

目の前に、何かが飛んできた。

 

バシィッ

 

それをキャッチし、

 

ドゴッ

 

俺は地面に転がった。

 

 

少し遠くで、男を屋根に乗せたバスが、猛スピードで走っていく。

 

俺は右手に握った物を見た。

 

 

(デダイアル!)

 

 

あの状況でこんなに素晴らしい判断が出来るとは、さすがデビルーク家の長女。賢い。

 

俺はデダイアルから「すいすいボードくん」を呼び出し、飛び乗った。

 

 

ギュン!

 

 

高速で空中を滑り、あっと言う間にバスに追いつく。

 

鞭野郎はすぐに俺の存在に気づいた。

 

ビュン!

 

鞭が投げられ、

 

俺の右腕に巻きつく。

 

 

その時、

 

 

「……アゼンダ.Jr.」

 

 

初めて、男がものを言った。

 

「何?」

 

「お前を屠る男の名だよ、クロウ・キリサキ」

 

バチチッ……

 

右手に巻かれた鞭が電気を帯び始める。

 

 

「あの世へ行きなっ!」

 

バチィッ

 

鞭に電流が流れた。

 

「ふん、流すんなら流せ」

 

右腕に巻かれ、電気を帯びた鞭を見る。奴は気づいていない。これが強力なコイルとなっていることを。

 

俺はデダイアルから「ぱんぱん花火くん」を呼び出し、鞭が巻かれた右手に握り、

 

腕を振りかぶった。

 

 

「バーストレールガン!!」

 

 

ギャァアアッ

 

電流を纏った右手で、花火くんを敵に投げつけた。

 

ドガァッ

 

花火くんが、敵の腹に命中し、空高く舞い上がる。

 

「あじゃぱあーーーーっ?!」

 

ヒュルルルルル……

 

パーーン……

 

 

 

奇声をあげ、今度こそ鞭野郎、もといアゼンダ.Jrは空へ散った。

 

 

ブァアアーーッ

 

 

だがバスは、アッシュたちを乗せたまま、依然として120km/hで暴走し続けている。

 

(どうするっ!?)

 

俺はボード君を滑らせ、バスに接近しつつ、デダイアルを確認した。

 

 

『すいすいボードくん (使用中)』

 

やっぱりこの一個しかねぇか。

 

『ぴょんぴょんワープくん』

 

駄目だ!クラスメート全員の腕にはめてる時間なんかあるか!

 

『うまパカくん 55機』

 

やった!これならなんとか……

 

 

『*全機 修理中 (申請者 天条院殿)』

 

 

あのボケェーッ!!

 

 

(駄目だ!何もねぇっ!)

 

正面を見る。

 

すぐそこに、巨大な壁が迫っていた。

 

(頼む!何か使えそうなものッ……)

 

 

『いないいないフープくん』

 

 

これは確か……

 

 

『ぴょんぴょんワープくんの拡大版です』

 

 

これだっ!!

 

 

ブンッ

 

俺はデダイアルからいないいないフープくんを取り出し、

 

グゥウンッ

 

バスが通る大きさまで拡大させた。

 

 

「キャァアーーッ」

 

「もう死ぬーーっ」

 

「ザック!」

 

 

「うぉおおおおっ!!」

 

俺はボードくんに片腕を引っ掛け、フープくんを垂らし、

 

ギュォオッ

 

バスが通り抜ける瞬間、バスに捕まった。

 

 

キィィイン……

 

パッ

 

 

時空が開け、ワープが終わる。

 

 

ガタガタガタガタッ

 

 

激しい揺れに顔を上げると、

 

 

目の前に、果てしない水平線が現れた。

 

(ワープ成功だッ!)

 

「う、うわぁぁあーーっ!!」

 

 

反動で、屋根の穴からバスに転がり落ちる。

 

 

「ザック!?」

「ぐっ!?」

 

揺れるバスの中、アッシュが抱きついてくる。

 

 

ガガガガッ

 

バスのタイヤが砂浜に取られ、

 

ザッパーーン!!

 

クラスメートを乗せたバスは、豪快に海に突っ込んだ。

 

 

ザァァアアーーッ

 

「アッシュ、ご無事でしたか……」

 

バスに打ち寄せる波の音を聞きながら、目の前の王女に問いかける。

 

「……無事だよ、ザックのおかげで。

 

ありがとう」

 

すぐそばで、アッシュが静かに、そう答えた。

 

 

あれは間違いなく、アッシュを殺しにきた刺客だ。きっと他の婚約者候補に雇われたのだろう。

 

なんだかんだ、俺がいてよかったな……。

 

そんな事を考えていると、アッシュの体が目に映った。

 

「っ!!」

 

 

肌の上には、洗剤の香りが残る、純白のカッターシャツ。

 

その他には、何も身につけていない。

 

 

ていうか俺もパン一じゃねェか 笑

 

 

そうだった。いないいないフープくんは、服まで完全にワープできないんだね。

 

周りを見渡すと、ほぼみんな全裸だった。奥の方で、三角座りでうずくまる猿山が見える。俺は男子たちに見られない様に、アッシュの身体を寄せた。

 

 

スッ

 

何かを待っている様に、アッシュが俺の目をじっと見つめる。

 

 

ザザァン……

 

波が、浜辺に打ち寄せる。

 

 

俺は王女の顔に、そっと自分の顔を近づけた。

 

 

「み、みなしゃん、目的地に着きましたぁ〜…」

 

 

骨川先生が全裸で立ち上がり、俺たちの時間は終わった。

 

 

「この向こうが、私たちが泊まる宿舎です」

 

 

マジ?

 

 

to be continud


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