ToLOVEる - FIRE GENERATION -   作:改造ハムスター

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*登場人物紹介・宇宙編*

○霧崎 玄凰 (クロウ・キリサキ)

 

かつて宇宙に名を馳せた凄腕の運び屋。「黒い装飾銃」を愛用し、精神エネルギーを爆裂弾に変える能力を持つ(弾かれたものも弾丸と見なされる)。ある事件をきっかけに失踪していたが、現在は「結城ザク郎」として地球で暮らしている。

 

○金色業火

 

通称ゴウカ。天使の笑顔を持つ、宇宙一の暗殺者。自然に由来する変身攻撃を行う。「争いの女神」と呼ばれる生体兵器であり、全宇宙に戦火をもたらす、はずが何故か地球で普通に生活している。

 

○ハンニャ・アスタ・デビルーク

 

通称ハン。デビルーク第一王子。動物と対話する能力を持つ、精神年齢が低すぎる脳筋戦士。

 

○ビシャモ・ベリア・デビルーク

 

通称ビシャ。デビルーク第二王子。植物と対話する能力を持つ、道徳観念が破綻したポンコツ策士。

 

○黒咲 汰奈

 

通称タナ。「死神」の異名を持つ、デビルーク情報局の工作員。機械的な次世代変身能力を有する生体兵器でもある。感情的で捉えどころのない危険な「男」。

 

○ニュクス

 

ニュートリノで構成された擬似生命体の実験兵器。強者に寄生し、破壊を楽しむジャイアニストな戦闘狂。「ニューくん」というあだ名を気に入っているが、下僕のタナにしか流行っていない。

 

○皇 零士(ドクター・スメラギ)

 

宇宙最高の闇医者兼科学者。一度壊滅したソルゲムを再結成させた。クロウに対し、銀河を巻き込む壮大な復讐を企てる異星人。

 

●デビルーク

 

デビルーク王家が統治する巨大星間連合国家。先代デビルーク王ギドの時代に、史上初の銀河統一を成し遂げた。

 

デビルーク星は地球より質量が大きく、より強い重力が働いているが、そんな環境下でヒト型の生命が活動出来る理由にデビルーク星人特有の尻尾が関係している。これは単独でも強力な武器になる他、身体にかかる負荷を制御する働きを持ち、これによりデビルーク星人はその体格に関わらず、重力に囚われない優れた運動能力を発揮する。しかし以上の重要な役割を果たす故に、尻尾には多くの神経や器官が集中するため、非常に敏感である。たとえ僅かな刺激でも、尻尾への接触はデビルーク星人の身体機能を大幅に低下させてしまい、これは同種族の数少ない弱点の一つとなっている。

 

そしてもう一つ、力を使い果たすと身体が小さくなってしまうという致命的な弱点が存在する。この性質のため、交戦中も、デビルーク星人は実力をセーブして戦う必要があり、この点で常に限界以上の力を強いられる他星人に精神面で劣るという指摘もある。銀河統一戦争を終結させたのも、リミッターを解除したギドの戦闘の功績が大きく、あれが無ければデビルークが勝利することはなかった、つまり通常のデビルーク星人は決して無敵ではないという風潮が広まり、ギドが退位した現在、銀河に再び不穏な空気が高まり始めている。

 

●銀河警察

 

銀河の治安維持を務める行政機関。銀警とも。捜査官にはかなり強い権限が与えられており、逮捕や諜報、場合によっては殺人まで許可されている。現在の本部はデビルーク星にあるが、情勢を考慮し、地球に近い火星へ移転させる計画である。

 

公平な立場を掲げているが、実際は銀河のパワーバランスに左右されることが多く、近年は専らデビルークの主張に従っていた。しかし、デビルークにおけるギドの退位やリトの即位に伴い、銀河の均衡が不安定になったこと、また弱小種族である地球人が捜査官に任命されたことなどから、現在は銀警本来の理念を取り戻しつつある。

 

銀河最速の宇宙船を保有しており、あらゆる星間を短時間で移動する。

 

●ソルゲム

 

宇宙最大のマフィア組織。デビルーク王室と敵対しており、銀河に再び戦乱を起こすことを目的として活動している。武器、麻薬等の密輸、密入国、人身売買、臓器提供、違法賭博、廃棄物処理、売春、殺人請け負い等幅広く活動し、各惑星の暴力団組織に加え、政治家や少数民族、民間企業にも渡る広大なネットワークを有している。

 

以前、殺し屋「クロ」によって壊滅させられたが、ドクター・スメラギ等の手によって再結成された。彼の加入により、事実上最先端の宇宙科学技術を有し、銀河最大の脅威となっている。

 


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