六道の神殺し   作:リセット

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5話 ~初邂逅~

静花の説教を、あの手この手で何とか誤魔化した護堂は、己の部屋に戻り一睡。

そのまま夕方まで眠り、起床した護堂は部屋の片付けやトレーニング、ソーシャルゲーム等をして土曜日を過ごした。

明けて翌朝日曜日、少しばかり寝坊した護堂の元に、階段を誰かが駆け上がってくる音が届く。この家でそんな上がり方をするのは、一人しかいない。

音の主は護堂の部屋の前で立ち止まる。そして勢い良く、扉が開かれる。

 

 

「おはよう、お兄ちゃん。起きてたんだ。なら都合が良いかな。…ちょっと、そこに座りなさい」

 

 

静花が指差す。そこはどう見ても床の上。寝起きで頭の回らない護堂は、朝から突撃してきた妹が、何を言っているのか分からない。

 

 

「おはよう静花。えっと、座るって床にかな?また正座しなきゃいけないのかな?」

「うん、ちょっとお兄ちゃんに訊くことがあるからね。昨日みたいに誤魔化さないで、正直に答えなさいよ。-お兄ちゃんと万里谷先輩は何時の間に仲良くなったの?」

 

 

すごすごと正座した護堂に、意味不明な質問をぶつけてきた。

 

 

「万里谷先輩?万里谷か、どこかで聞いたな。先輩って事は静花の年上か。いや、俺の知り合いにはいないな、そんな人」

「本当なの、それ?ーじゃあ、追求は後回しね」

 

 

流石に身に覚えのないことで追求しないでほしい。護堂は正直そう提言したい。だが、ここで下手なことを言うと、昨日以上に厄介になる。

なので、現状は黙っている。

 

 

「ねえ、お兄ちゃんのいる高等部で一番の美人って誰か知ってる?」

「知らんな、それは。俺も入ってまだ二月程だ。そういうのは中等部でずっといる、静花のほうが詳しいんじゃないのか?」

「まあね。でね、うちの学校で誰が一番美人かなんて、競争するまでもないことなの。どうせ万里谷祐理さんになるんだから」

「…ああ、どうりで聞いたことがあるわけだ。うちのクラスの奴らが何度か口にしていたな。それで、その万里谷さんとやらがどうしたんだよ?」

「じゃ、本題に入るね。さっきね、その万里谷さんから電話がかかってきたの。急な頼みで申し訳ないんだけど、お兄ちゃんと会いたいって。………それで、お兄ちゃんはどうやって万里谷さん

を誑かしたの?」

「……ははあ、分かったぞ。静花がなんで俺に正座させたのか。俺がその万里谷さんとやらを、手篭めにしたと思ってるんだろう。だが残念だな、そんな人はしらないんだから」

「じゃあどうしてお兄ちゃんに会いたいなんて、電話がかかってくるの!?おかしいでしょ!」

「…それを言われると確かになあ。そもそもその人は、なんでうちの電話番号を知っているんだ?」

「…万里谷さんはあたしの茶道部の先輩だからだよ。…………本当に知らないの?学校でもかなりの有名人だよ。旧華族のお家柄で、お別れの挨拶で『皆様ごきげんよう』なんて、

でてくるぐらいのお嬢様なんだもん」

「…本当になんでその子は、会ったこともないのに呼び出したんだ。俺が知らないだけで、向こうはこっちの事を知っている?しかし、どこで縁が出来たんだ?そもそも、なぜ会いたいんだ?

俺に会わなきゃいけない?……なあ、静花その万里谷さんは、他にも何か言ってなかったか?」

「…ん~、あ、そうだ、最後にお兄ちゃんの事を一つ質問されたんだけど。……小学生ぐらいの頃に、お兄ちゃんになにかおかしなことがなかったか、聞かれたんだけど?これ、何のこと?」

 

 

小学生の頃になにかなかったか。そう考え、護堂に一つ思い当たることがある。そして、なぜそのことを万里谷は知っているのか。万里谷祐理がどうして護堂に会いたいのか、なんとなく察するのであった。

 

 

 

 

 

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あの後、静花に開放された護堂は祐理の指定した待ち合わせ場所ー七雄神社に向かっていた。家を出る時に、祐理一人で護堂と会わせるのを不安がった静花があたしもついていくと宣言。

 

しかし、祐理の目的が護堂の考えている通りなら、静花を巻き込むわけにいかない。その為同行したがる彼女を説き伏せるのに酷く苦労した。ともあれようやく護堂は目的地である神社に着いた。

鳥居をくぐり、境内に足を踏み入れる。そんな護堂を一人の巫女が出迎えた。

 

 

「よくいらしてくださいました、草薙護堂様。御身を急にお呼び立てした無礼、お許しくださいませ」

 

 

巫女ー万里谷祐理はそう挨拶し、護堂を真正面から視る。護堂がカンピオーネか、そうでないかを確かめるために。そして霊視を信じるなら、護堂は白。草薙護堂はカンピオーネではない。

彼は神殺しではなかった。しかし、祐理の心のざわつきは治まらない。

 

祐理の直感が護堂の中に眠る、権能とは違う何かを感じ取っているからだ。祐理はその何かを捉えようと、精神感応の触手を伸ばす。触れた。そう思ったときには、祐理の意識は奈落の底に落ちていった。

 

 

 

 

 

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祐理が意識を取り戻す。そして辺りを見回す。広い。いつの間にか彼女は暗い世界にいた。どこまでも白い床だけが広がっている。ここはどこ?そう口にしようとして気づく。声が出ない。

なぜこんな場所にいるのかを探るために、彼女は意識を落とす前に何をしようとしていたか思い出そうとする。

 

 

(…確か、草薙様の精神に触れようとしてそれで…)

 

 

そうだと思い出す。草薙護堂の中の力、それを探ろうとしたら祐理の意識が護堂の中に引きずりこまれたのだ。だとすると

 

 

(ここは草薙様の精神世界?)

 

 

そうとしか考えられない。それと同時に祐理は護堂がカンピオーネでなくとも、得体の知れない怪人物であることを思い出す。ならば何かしらの術で祐理の精神を自身の中に招いたのだろうか。

 

ともあれ、ここからどうするべきか。祐理は今の状況に不安を覚えないわけではないが、カンピオーネでないのならまだ何とかなると考える。

なんにしろここで立ち止まっていても、状況は好転しない。この世界の中から脱出するためにも、まずは行動するべきだと歩き出す。

 

 

 

 

 

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体感時間で30分ほど歩いただろうか。ここではあまり疲れないことに祐理は感謝していた。祐理は自身の体力に自信がない。1キロも走ったらへばるほどだ。その為疲労がたまらないことは、祐理にとって唯一の救いとなっていた。

 

更に10分ほどたったか。人影が見えた。二人いる。一人はこの世界の中でも更に黒い人影、もう一人は床の色より白い人影。黒の人影の前に、白い人影が跪く。そして、白は両手の手のひらを上に向け、頭よりも高い位置に持っていく。

 

黒はその手に、己の手のひらを重ねる。数秒たっただろうか。黒が手を離し、煙の様に消える。白のほうにも変化が起きる。膨張したのだ。驚きに固まっている祐理の前で、その膨張は続いていく。ついには山の如き大きさになる。大巨人となった白の人影に尾が生える。

 

その数、実に10本。そしてのっべらぼうのようだった顔に眼が現れる。一つ目だ。その眼は血のように赤く、波紋が広がり波紋上に巴が浮かんでいる。その眼が下に向く。じっと一点を捉える。祐理だ。祐理を視ているのだ。彼女を指先一つで潰せそうな巨人に視られていることに、ついに祐理が恐怖を覚える。

 

巨人が祐理に手を伸ばす。逃げようとしたがあっけなく捕まえられた。手のひらに乗せられた祐理は、巨人の顔の前まで持っていかれる。巨大な紅き眼が祐理の視界一杯に広がる。

 

その眼の輝きに意識が呑まれそうになる。頭を振り、視界から外そうとするのだが、祐理の意識に反して視線はその眼に向けられる。飲まれていく。呑まれていく。祐理の意識がこの精神世界より深いところに落ちそうになる。その刹那

 

 

「万里谷さん、起きるんだ。そのままだと戻れなくなる!糞、許してくれよ」

 

 

そんな声が聞こえたかと思うと、祐理の頬に衝撃が走る。その衝撃が祐理をこの世界から浮上させていった。

 

 

 

 

 

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誰かに抱きかかえられている。そして頬が痛い。そう思いながら、祐理は眼を開ける。視界に男の子の顔が入る。草薙護堂だ。草薙護堂が祐理の体を抱きかかえているのだ。同年代の子に、そんな行為をされていることに恥ずかしさを覚え、すぐに離れようとする。

だが、体に力が入らない。

 

 

「無理して動かないほうがいい。君は俺を霊視か、それに準ずる能力で視ようとしたんだろ?そのせいで、精神トラップに引っかかったんだ。起こすのがもう少し遅れていたら、君は廃人になっていた。その前にこちら側に戻せてよかったよ」

 

 

安堵する声でそう述べる。だが、祐理としては聞き捨てならない。この少年が言うことが本当なら、もう少しで精神が死ぬところだったのだ。

震える声で護堂に問う。

 

 

「お、御身は、御身は一体何なのですか?」

「…とりあえず休めるところにいこう。今の君は神経が参っている状態だ。しばらく横にならないと、体が麻痺したままになる」

 

 

 

 

 

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社務所に移動し、護堂は祐理の体を畳の上で横にさせる。祐理としては恥ずかしかったが、体に力が入らない以上どうしようもない。そんな祐理の腹の上に、護堂が手を載せる。

 

 

「草薙様、なにをするおつもりですか?」

 

 

弱弱しく祐理が問う。護堂は何も言わない。怪人物かつ初対面の少年の前だ。とたんに恐ろしくなる。今この少年になにをされても、体が動かない以上抵抗すら出来ないのだから。

 

ある種の覚悟を決める祐理。そんな彼女の前で、護堂の手が緑色に光る。祐理の体がじんわりと暖かくなっていく。祐理も気づく。この少年の治癒術が、彼女の体の異常を治しているのだ。

 

数分が経過した。護堂が手を離す。

 

 

「もう動けるよ。あとは時間が経てば体力のほうも戻るはずだ」

 

 

そう言われ、手足を動かす。いつもより力が入らないが、先ほどまでの全く動かないほどではない。体を起こし、護堂のほうに向き直る。

 

 

「さっき、万里谷さんは俺に何なのですかって聞いたね?そして、さっきまでの異常な事態にそれほど驚いていない、ってことはやっぱり君は、この国の魔術師って事でいいのかな?」

「はい、その認識に間違いはございません。私はこの武蔵野を守護する巫女の一人で、ささやかですが呪術の心得もございます」

「…万里谷さんの方も俺に聞きたいことがたくさんあるだろ。答えることの出来る質問なら、返答するよ」

「…分かりました。では、率直にお尋ねします。御身は神殺しなのですか?」

「そうだよ、って言いたいけど、俺が神殺しだって思ってないんだろ?顔にはっきりと書いてあるよ。その理由聞いてもいいかな」

「草薙様も先ほどおっしゃられていたように、私には霊眼があります。その力で私はカンピオーネなのか読み解けるのです。そして草薙様は、カンピオーネではありません。しかし、それとは別に御身の中に力を

感じるのです」

「それで疑問に思った君は、より注視しようとして俺の精神世界に囚われたのか」

 

 

護堂は、さてどうしたものかとごちる。どうもこの少女の力は、護堂の真実に気づいているようだ。今のところはエリカしか知らないことを。このことを話すのは、極力止めるようエリカからも口止めされている。

しかし

 

 

「…………………」

 

 

祐理は護堂の方を、探るように見ている。たださすがに今度は、霊視で見ようとはしないようだ。そんな姿をみて、まあいいかと思い直す。あくまで極力だ。事情があればエリカも許してくれるだろう。

 

 

「…今から言うことは、誰にも言わない。それを約束してもらえるなら、俺の中の力やどうして、俺がカンピオーネだって分からないのかを説明するよ」

 

 

その言葉に対して、祐理は首を縦に振る。

 

 

「分かった、話すよ。この話しを聞いてどう判断するかは万里谷さんに任せる。まず、俺には万里谷さんが気づいたように、巨大な呪力がある。ここまではいいね。この呪力は俺が生まれた時から、元々あったものなんだ。

そして、この呪力は神様たちの神力より大きい。そして、俺はこの呪力を用いてイタリアで神様を斃したんだ。万里谷さんも魔術師なら知っていると思うけど、神を斃した人間はその神が持っている権能を簒奪することが出来る。その際に、体が戦闘用の肉体に

作り直されるんだ。これは神殺しの母、パンドラが使う神を贄にして行われる魔王転生の儀式によって成される。そしてこの時にね、俺の呪力は他の神殺したちが魔術や権能の干渉を防ぐように、この術式を無効化したんだ。ようするにね、俺は神を斃せる魔王なんだけど、権能の簒奪は出来ないことが分かったんだよ。多分そのせいで、万里谷さんも俺が神殺しだって分からなかったんじゃないかな」

 

 

そう言い切る。そんな話しを聞いた祐理は、信じられないという顔で護堂を見ていた。その顔があの時の神様たちの顔と重なる。

 

 

 

 

 

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ここでなにがあったのだろうか。地面は巨大なクレータが、数多く出来ている。森は焼失し、遺跡は大地ごと掘り返され残ってすらいない。

そんな爆心地のような場所に人影がある。しかし、ここにいる人間は一人だけ。それ以外は、この世ならざる者たち。

 

そんな、人外達が今起こった出来事が信じられなかった。その中の1柱ーパンドラが彼女でも見たことがない現象に困惑していた。

つい先ほど、ある少年が神を殺めたのだ。新たなる神殺し誕生を祝福するため、わざわざ彼女は現世に来た。だと言うのに、この新たな息子は『簒奪の円環』の干渉を攻撃として弾いたのだ。

 

そんな忌まわしき女神があたふたしている光景に、軍神は腹を抱えて笑っている。今斃されたばかりの神王は、ざまあみろと言った顔をしている。

そして、この微妙な空気を作り出す原因になった護堂は、申し訳なさそうにパンドラに話しかけるのだった。

 

 

 

 

 

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そんな光景を護堂は、脳裏に思い出す。

 

 

「そ、そんなことはありえません!生まれながらにして神を超えた呪力を、その身に宿すなんて。嘘をおっしゃらないでください」

「そう言うと思ってたよ。でも、これが真実なんだ。カンピオーネであって、カンピオーネではない。神殺しだけど、神殺しではない。そんな過去になかった唯一の例外に、俺はなったんだよ」

 

 

祐理にはやはり信じられない。しかし、この少年が言うことが本当なら、なぜ調査とレポートに食い違いがあったのか、つじつまがあうのだ。それを確かめるために、もう一つ質問をする。

 

 

「……草薙様は、神獣をご存知でしょうか?数年前から、この国で神獣が姿を消す事件が発生しています。そのことに心当たりはないでしょうか?」

「あー、静花にも聞いた奴か。うん、あの呪力の大きい鹿とか馬とか蜘蛛だろ?それやってたのは俺だ。力の制御にやっと慣れ始めてた頃で、試験運用の為の相手として捕まえてたんだ」

「ッ!!!」

 

 

決定的だ。この少年は、正史編纂委員会の外部には漏れていない、神獣の姿まで知っている。ならば言っていることは、嘘ではない。

 

 

「…分かりました、草薙様のお言葉、信用させていただきます。ところで連れ去った神獣は、どうされたのですか?」

「処理したよ。あんな力の塊が町や都市に入ったらどんなことが起きるのか、子供の頃の俺でもすぐに分かったからね」

「では、草薙様、最後の質問に…」

 

 

そう続けようとした祐理の前に、護堂が手を突き出す。

 

 

「万里谷さん、さっきからずっと言おうと思ってたんだけど、その草薙様って言い方どうにかならない?もう少し砕けた口調になってくれると、助かるんだけど」

「申し訳ございません、私の口の利きように至らぬところが…」

「それを止めよう万里谷さん。ここからは敬語はなし、様付けも禁止。普段友達に話すような口調でいいんだよ。俺も万里谷さんのこと万里谷って呼ぶから」

「そんな!?困ります。神殺しの方とは私如きでは身分が違いますし、男性を呼び捨てなど出来ません!」

「ふうん、じゃあ神殺しとして命じる。敬称を禁ずる」

「……はぁ、では、その、草薙ーーーーさん」

「草薙さんに、後一つだけ問います。あなたは、神を殺す前から、神殺しに匹敵する実力を兼ね備えていたのですよね。そして今、名実共に羅刹の君へとなられました。そんなあなたは、これから何をなしていくのですか?」

 

 

これは極めて重要だ。草薙護堂は権能を簒奪出来ていないが、実際には神殺し。過去にはこの国を神獣から守ったらしいが、今現在の彼の真意を問いただす必要がある。なにせ、どんか人物であろうと神殺しは神殺し。

トラブルメーカーには変わらないのだから。

 

 

「何をするのかって言われたら、今までと変わらないぞ。普通に学校行って、家に帰って、神獣やまつろわぬ神が現れたらそれらと戦う。今までもこれからも、特には変わらないな」

「変わらないってそんな」

「ほら、俺は結局神様って奴と戦って、それで何かが変わったわけじゃないからね。それと提案があるんだけど。この国で神様が現れたさいに、正史編纂委員会だっけ?前にイタリアで日本の魔術結社はそれだけしかないって聞いたんだけど、その委員会の力を借りることが多分だけど、たくさんある。万里谷もその委員会の構成員なんだよな。その際に、委員会に話しを通す時の窓口に、なってもらえないだろうか?」

「私がですか!」

「うん、俺がこの国で知っている魔術師は万里谷だけだから」

 

 

祐理に悩む余地はない。彼が神殺しである以上、正史編纂委員会や媛巫女は嫌でも関らなければならない。そして、今までの会話からも分かるが、彼の性格は穏やかだ。また、あの精神トラップとやらに祐理は捕まえられたが、それは彼の内面を覗こうとした彼女が悪い。それも、すぐに解除し治療も施した。彼女の知る魔王とは似ても似つかない。そんな人物なら、多少は信用出来るだろう。

 

 

「…その提案を受けさせていただきます。これからよろしくお願いします、草薙さん」

 

 

こうして、日本呪術界と後に彼の能力から『六道仙人』と呼ばれるようになる魔王の初邂逅は無事に終わったのだった。




カンピオーネ世界のルールに従った結果、カンピオーネの2次創作なのに権能が使えないオリ主人公誕生

魔王殲滅?なにそれ美味しいの?

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