キャラ崩壊、他作ネタ含みます。
○○鎮守府、一〇〇〇ーー
明石酒保ーー
山風「こ、こうで、いいの?////」モジモジ
秋雲「バッチリバッチリ♪」
明石「よく似合ってるわよ♪」
山風はいつもの制服ではなく、秋雲が指定した衣装を着用していた。
どうしてそんなことになっているのかというと、
江風「お〜! やっぱ似合うな〜!」
涼風「思ってた通りだぜ♪」
この二人の妹が昨日秋雲にとあるリクエストしたから。
秋雲としてもリクエストは嬉しいので喜んで受け、山風を説得して事に及んだのだ。
因みにどうして酒保でやってるのかというと、明石、夕張、阿賀野が夜なべして衣装を完成させたからである。
阿賀野「山風ちゃん可愛い〜♪」パチパチ
夕張「頑張って作った甲斐があるわ♪」マンゾク
海風「確かに……控えめに言って天使ですね」フムフム
最初、海風は反対していたが、山風があることを理由に了承した。でも心配なのでこうして付いてきたが、山風の可愛さに江風達の考えに理解を示し始めている。
山風「髪まとめるの大変だった……////」エヘヘ
秋雲「いやぁ、悪いね〜。今素描しちゃうからね〜」サラサラ
山風は普段、髪を高い位置でハーフアップにしているが、今回はきっちりとまとめたポニーテール。ただ両サイドの髪は垂らしてあるのでゴールデンポニーテールだ。
そして衣装の方は薄い藍色のトップレスミニワンピース、そしてその上から紫と青のグラデーションカラーの羽衣のような物を羽織っている。
更に頭には龍を模したようなティアラ、両手首には茶色のリボンを巻き、更にその上に大きな青いリボン。足元もリボンと同じ色のサンダルブーツを履いている。
秋雲「本当ならイヤリングと分厚いシルバーチョーカーも用意したかったんだけどね〜。そこは妥協して描き足すことにした」ヒラキナオリ
阿賀野「ファイヤーエム○レムのチ○ってキャラクターなんだよね?」
夕張「正確にはファイアーエム○レムよ♪ 今してもらってるコスプレキャラは、見た目は幼いけど竜人で年齢は千才!」
江風「覚醒の方と迷ったンだけど、山風姉貴にしてもらうならこっちだよな♪」
明石「私はよく知らないけど、可愛いってことは分かるわ」ウンウン
山風「あんまり、可愛いって、言わないで……恥ずかしい、から////」ハウ
江風「フリ?」ヒソッ
涼風「フリだな」ヒソヒソ
海風「止めなさい」メッ
そんな話をしていると、
提督「着方はこれで間違いないか?」
提督が酒保の試着室から現れた。
しかし提督も軍服ではなく、秋雲指定のコスプレ衣装である。
青を基調とした丈の長いジャケットに黒く少しだけゆったりとしたボトムス。そして茶色い膝下まである長いメンズブーツを履いている。
両肩には頭から被るタイプの軽装な青い鎧(プラスチック製)の上から、表が青く裏地が赤いマントを羽織り、赤く大きな留め具が光る。
中世ヨーロッパ風、そして何処かファンタジーな戦士の衣装に身を包んでいるのだ。
どうして提督までコスプレをしているのかと言うと、
山風「(*♡△♡)」ハワー
山風が提督も一緒ならということで今回の協力を承諾したからである。
秋雲はそれとなく提督に頼むと、提督は『明日は仕事も少ないから、いいぞ』とまさかの快諾でこのコスプレが成立したのだ。
阿賀野「提督さんかぁっこいい〜!♡」
夕張「…………♡////」パシャパシャ←無意識に
明石「うわぁ……カッコイイ……////」
この三人は提督が関わっていたから夜なべしたと言っても過言ではない。
江風「マ○ス提督だ〜!♡」
涼風「こんな主人公に結婚申し込まれたら、ぜってぇ結婚する!♡」
海風「理想の白馬の王子様……♡////」
秋雲「カチューシャと剣は準備出来なかったけど、丁度いいね〜♪」
(LOVE勢の視線があっつい……)ニガワライ
提督「そんなに持ち上げないでくれ。気恥ずかしくなる」ニガワライ
そんなこんなで秋雲は一人ずつ素描し、最後にツーショットでの素描をした上で参考用に写真も撮影するのだった。
秋雲「あ〜い、終わったよ〜ん♪ 協力ありがと〜♪」
提督「なかなか面白い体験だった」フフ
山風「恥ずかしかったけど……提督が一緒だったから、楽し、かった♡////」エヘヘ
提督「そうか」ナデナデ
山風「んみゅ〜♡」
すると山風は江風と涼風があることを話していたのを思い出した。
山風(確かこの衣装の娘って、主人公のことをお兄ちゃんって呼ぶんだよね……)
それを思い出した山風は提督の顔をチラリと覗く。
山風(お兄ちゃんか……♡////)
提督「ん、何か衣装で変なところでもあったか?」
山風の視線に気が付いた提督がそう訊ねると、
山風「う、ううん!//// 大丈夫だよ、お兄ちゃん!////」
提督「ん?」
さっきまで思っていたことをつい口にしてしまった。
山風「あ……あぁ……うぅ〜!////」
山風は顔を真っ赤にして口をパクパクさせた後、提督に「ごめんなさい〜////」と言って逃げるように試着室へ戻っていくのだった。
江風「あっはは♪ 姉貴のやつ、キャラが主人公をお兄ちゃん呼びしてるからって、つい言っちまったのか♪」
提督「ふむ、そういうことか……」ナットク
涼風「試着室から出てこれかっな〜?」ニガワライ
海風「一応様子を見てくるわ」ニガワライ
阿賀野「山風ちゃんが出ないと提督さんこのままだもんね♡♪」
夕張「でももう少し見てたいかも♡」
明石「せっかくだしね……////」
提督「流石にこのまま仕事は出来ないからな……着替ーー」
すると酒保のドアベルが鳴り響き、
金剛「お邪魔スrーー」
榛名「お邪魔しmーー」
金剛と榛名が来店し、そのまま固まってしまった。
提督「おぉ、二人共」ニコッ
提督は変わらずの笑みを向けるが、今の提督はコスプレ衣装のままである。
金剛「…………////」ワナワナ
榛名「…………////」プルプル
提督「?」クビカシゲ
金剛「
榛名「革命!♡ 革命です!♡」
金剛「青葉〜! Come here!」
榛名「スプーク! スプークですよ〜!」←焦り過ぎて言葉を間違えてる
青葉「スクープと聞いて!」キリッ
衣笠「何事……て、提督!?♡」ズキューーン
翔鶴「どうしま……提督!?♡」キュンキュン
瑞鶴「何かあっ……提督さん!?♡」トゥンク
明石「あ〜、これは……」ニガワライ
秋雲「もう手遅れだね〜」ニガワライ
その後、提督はそのままの姿でLOVE勢達とツーショット撮影会に発展。
後日、提督のコスプレ写真が飛ぶように売れたのは言うまでもないーー。
またと思われてしまいますが、今回は提督も含めた山風ちゃんメインのコスプレ回って感じにしました!
知ってる人しか知らないネタですが、ご了承を。
読んで頂き本当にありがとうございました!