キャラ崩壊、ネタ、独自設定含みます。
○○鎮守府、一四〇〇ーー
食堂ーー
間宮「では皆さん、よろしくお願いしますね♪」ニコッ
伊良湖「怪我や火傷には気をつけてくださいね♪」ニコッ
速吸「材料は沢山あるので作り過ぎちゃっても大丈夫です♪」ニコッ
全員『は〜い♪』
昼下がりを迎えた鎮守府の食堂では、間宮達を中心に夕飯に出す料理を手が空いている者達で作ることとなった。
因みにメニューはカレーである。
お正月と言えばおせち料理だが、元旦中はおせち料理尽くしなので飽きさせないための間宮達なりの気配りなのだ。
この場に手伝いに来ている者達はこの時間は訓練が無い者や元々休みだった者達で、結構な人数が集まった。
そしてその中には提督も入っている。提督自身、料理はそこまで自信はないのだが、カレーなら自分も作れると思い、参加を決めた。
白露「提督〜、ニンジンの皮剥いたよ〜♪」
時雨「ジャガイモも剥けたよ♪」
村雨「タマネギも剥いて切り終えたわよ♪」
夕立「豚バラブロック肉食べやすく刻んだっぽい♪」
春雨「リンゴの皮も剥けました〜」ニコニコ
五月雨「今日は指を切らずに出来ました!」キラキラ
提督「ありがとう。ニンジン、ジャガイモは私の所に置いてくれ。タマネギの方は飴色になるまで炒めてほしい」
白・時・村『は〜い♡』
提督「それから、豚肉の方はフライパンで炙る程度に焼いて、リンゴは摩り下ろしておいてくれ」ニコッ
夕・春・五『は〜い♡』ノシ
江風「アイハブアナイフ♪」
涼風「アイハブアンアッポー♪」
江・涼『アン…(グサッ)…アッポーナ〜イフ♪』ドヤァ
山風「海風姉、ここに日本語の不自由な娘がいるよ〜?」クイクイ
海風「見ちゃいけません」ナデナデ
江風「ツッコミ入れろよ!」
涼風「あたいらがバカみたいじゃんか!」
山風「バカじゃないの?」クビカシゲ
江・涼『(´;ω;`)』ブワッ
山風「」クスクス
提督「山風はとても明るくなったな。だが無理してはいけないぞ?」ナデナデ
山風「うん♡ じゃあ、もっと撫でて♡」アタマグリグリ
提督「あはは、分かった分かった」ナデナデ
山風「んゆ〜♡」ゴマンエツ
海風(毒舌にはなったけど、明るくなったのは喜ばしいわね)ニガワライ
江風「提督〜! 江風達にも〜!」ギューッ
涼風「そうだよ! あたいら泣いてんだぞ!?」ギューッ
提督「お、お〜、よしよし」ナデナデ
江・涼『〜♡』ゴロニャーン
その後、他の白露型姉妹達も提督に頭を撫で撫でされに殺到した。
一方で各グループは、白露型姉妹と提督達のやり取りを眺めつつ、滞りなくカレーを作っていた。
天龍「龍田〜、これは何カレーにすんだ?」
龍田「チキンカレーにしようかしら〜♪」
夕張「なら胸肉ね!」
阿賀野「いやいや、ももでしょ♪」ナデナデ
能代「そう言いながら私の太もも撫でないでよ」ニガワライ
矢矧「手羽先なんてどう?」ニコニコ←自分が食べたい
酒匂「ささみがいいな〜」ピャー
天龍「もっとカロリーあるの食えよ……皮付き肉とかよ〜」ニガワライ
龍田「…………全部入れちゃえ♪」←考えるのをやめた
ーー
愛宕「お隣はチキンカレーだって〜♪ 私達はどうする?」
摩耶「甘口ならなんでもいい!」←辛いの苦手
鳥海「じゃあ私達は甘口で作りましょう」ニコッ
高雄「甘口にしなくても中辛で作って、そこに溶き卵を入れれば摩耶でも食べられる辛さになるわよ」フフフ
摩耶「やった♪ アタシ、高雄姉のふわとろ卵カレー大好きなんだ♪」ニパー
愛宕「なら後乗せで、コショウをきかせた鶏むね肉のチキンカツをトッピングしましょうか♪ 親子カレー的な♪」
鳥海「そこにチーズも乗せましょう!」キラキラ
高雄「バルジの方は平気なの?」
愛・鳥『うぐっ』
摩耶「愛宕姉と鳥海なら大丈夫だろ♪ スタイル良いし、ちゃんと訓練してるし、食いたい物を食った方が体にいいって♪」ニパァー←後光
愛宕「天使ね、あなた」ギューッ
鳥海「摩耶、ありがとう」ナデナデ
高雄「本当にいい子ね、あなたは」ナデナデ
摩耶「な、なんだよ、もぉ〜////」←実は嬉しい
ーー
秋津洲「あたし達はどうしようか〜?」
瑞穂「そうですね……変化球でシーフードカレーとかどうでしょうか?」
テスト「いいわね♪ エビ、ホタテ、イカ、マッシュルーム、タマネギの組み合わせは最高だわ♪」
瑞鳳「イカはイカの塩辛にするともっと美味しいよ♪」
祥鳳「隠し味にマヨネーズ、インスタントコーヒー、とんかつソースを小さじ一ずつ加えると尚美味しくなるわ♪」
秋津洲「想像しただけで美味しいのが分かっちゃう……」ジュルリ
瑞穂「ではそうしましょうか」クスクス
テスト「
全員『お〜♪』ノ
ーー
大和「大和達は王道のビーフカレーにしましょうか」ニコッ
武蔵「大和ホテルご自慢の腕をふるうってことだな」クスクス
大和「私はホテルじゃないもん!」プンプン
伊勢「まあまあ、大和」ドォドォ
日向「…………」フム
伊勢「あんたはなんでジャガイモを瑞雲の形にしてるのよ……」
日向「運のいい奴にはこの瑞雲のジャガイモが盛られるんだ……いいだろう?」ドヤァ
山城「良いも何もどうせ気付かれずに食べられる運命よ。それか煮込んでるうちに形が崩れる」
日向「そ、そうか……」シュン
扶桑「私はウサギのニンジンにしようかしら♪」
武蔵「なら私は桜と菊のニンジンにするかな」
日向「(。✧ω✧)」コクコク
山城「姉様のは分かりやすいけど、武蔵のは分かりにくそうね」
武蔵「んなことはない。ほら」
山城「…………もう職人芸ね」ヤレヤレ
ーー
はち「私達はどうしよっか?」
イムヤ「ん〜……スープカレーにしちゃう? みんな普通のカレーっぽいし、こういうのも食べたい人いるかもだから」ニコッ
しおい「いいね〜♪ 野菜もお肉もトロットロになるまで煮込んでパンにもご飯にも合うのにしちゃお♪」
まるゆ「なら白菜と挽き肉を入れませんか? この前鳳翔さんから教わったんです♪」
はち「お〜、新しいね。やってみようか♪」
イムヤ「タマネギとニンジンも入れましょうね♪」
しおい「それじゃ食材揃えてくるね♪」
まるゆ「まるゆも行きます〜」ニコニコ
こうして各グループのそれぞれのカレーは美味しく仕上がり、夕飯のカレーにみんな顔をほころばせた。
中でも提督の作ったポークカレーは大鍋で三つ作ったのに三十分で無くなったそうなーー。
おまけーー
戦艦寮共同厨房、ー八〇〇ーー
比叡「ついに出来た!」
磯風「我々の最高のカレーが!」
二人のカレー<ゴゴゴゴゴ!!
比叡「みんなして食堂でカレーを作ってたから、思わず昔の血が騒いじゃった♪」フゥ
磯風「これまで間宮さん達に習ってきた我々をもう誰もメシマズと言うまい!」ウンウン
二人のカレー<ウゴゴゴゴ!!
比叡「でも金剛お姉さまも榛名も霧島も今日はシーフードカレーの気分だって、断られちゃった」クスン
磯風「陽炎達も似たような理由で断られた……まぁこればかりは仕方ないがな」ムムム
アイオワ「あら? 二人して厨房でクッキング?」
ウォスパ「この匂いはcurryね」クンクン
ビスマルク「か、curry……かしら?」コンワク
サラトガ「Wow, curry?」キラキラ
比叡「あ、皆さんこんばんは♪」
磯風「サラトガもこっちの寮に居たのだな」
サラトガ「うん♪ さっきまでみんなとお茶してたの♪」
アイオワ「随分と奇抜なcurryね♪」
比叡「良かったら食べませんか?」
磯風「みんなカレーの気分じゃないらしくてな」
ビスマルク(あなた達のcurryの気分じゃないのよ)ニガワライ
ウォスパ「せっかくだしお呼ばれしようかしら♪」
サラトガ「そうしよそうしよ♪」
アイオワ「二人のchemical curry頂くわ♪」
比叡「わっかりました♪」
磯風「ビスマルクはどうする?」
ビスマルク「私は後でプリンツ達と鳳翔の所に行く約束を思い出したから、今回は遠慮しとくわ(嘘)」
比叡「それなら仕方ないですね〜」
磯風「なら今回は三人にご馳走しよう♪」
ア・ウ・サ『Thank you♪』
ビスマルク「(ー人ー)」ナームー
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新年早々カレーのネタになりましたが、ご了承を。
私の実家ではおせち料理の次は何故かカレーなのでそのままネタとして書きました。
此度も読んで頂き本当にありがとうございました!