艦これ Short Story改《完結》   作:室賀小史郎

1 / 130
明けましておめでとうございます。
新年早々、新作と言う名の続編を投稿させて頂きます。
どこまで書けるか分かりませんが、精一杯書きます!
今年もよろしくお願い致します!

では新年一発目。
みんなで新年会! の談。

キャラ崩壊、他作ネタ、ネタ、独自設定含みます。

初回なので長くしました。


艦これSS改1話

 

 ○○鎮守府、〇七〇〇ーー

 

 新年を迎えた鎮守府では去年同様、今日限りは全業務を休業して新年会を催すこととなっている。

 去年と同じく朝は朝会兼朝食の新年会。昼は立食パーティ。夜は宴会である。

 

 

 大広間ーー

 

 そして大広間では、提督の新年の挨拶、お年玉授与式を経て、既に新年会が盛大に執り行われていた。

 

青葉『は〜い、明けましておめでとうございます〜♪ 新年一発目の司会はこの青葉率いる第六戦隊がお引き受けしちゃいま〜す♪』

 

 青葉の挨拶に会場からは割れんばかりの拍手が起きる。

 新年一発目の司会は華やかな晴れ着を身に着けた青葉達、第六戦隊のみんなが取り仕切ってくれるのだ。

 

青葉E.緑色を基調とし、茄子の花の刺繍が施された晴れ着

衣笠E.黄色を基調とし、日章旗の模様が施された晴れ着

古鷹E.黒色を基調とし、金の鳳凰の刺繍が施された晴れ着

加古E.白色を基調とし、青で富士山の刺繍が施された晴れ着

 

衣笠『温かい拍手ありがと♪ みんなおせち美味しい?♪』

 

 \OIC〜!/

 

古鷹『お酒は美味しいですか〜?♪』

 

 \ヒャッ...オイシー!/

 

加古『んじゃ、それを更に美味しくする、有志のみんなによるステージ発表を見てもらうぞ〜♪』

 

 \歓喜☆拍手☆喝采/

 

青葉『ではトップを飾るのはこのお方です、どうぞ!』

 

 \パチパチパチパチ/

 

加賀『一航戦、加賀。歌います』キリッ

 

 <ジャンジャン チャーチャチャ ジャンジャン チャーチャチャチャー♪

  ↑妖精音楽隊

 

青葉『一航戦の誇りはあれど。陸に上がれば一人の女。あの人の心を射抜くは炎の矢か愛の矢か。想い、願いをこの歌へ込めます。歌って頂きましょう、加賀さんで「加賀岬」です!』←口上

 

加賀『この手によせる袱紗朱の色〜♪』

 

赤城「加賀さ〜ん♪」ノシ

蒼龍「素敵ですよ〜♪」ノシ

飛龍「よっ、一航戦の誇り〜♪」ノシ

翔鶴「加賀先輩〜♪」ノシ

瑞鶴「ファイト〜♪」ノシ

 

加賀「( ー`дー´)」キリッ

 

加賀『指を絡めて抱きしめたなら〜♪』

 

アクィラ「カガ〜♪」ノシ

サラトガ「レディ・カガ〜♪」ノシ

龍驤「決まっとるで〜♪」ノシ

 

加賀「(● ̄ー ̄●)」ムフン

 

 〜♪

 

加賀『ーー百万石の〜♪ 誇りよ 加〜賀み〜さき〜♪』

 

加賀『ありがとうございました』ペコリ

 

 \ヒューヒュー! パチパチパチパチ/

 

古鷹『は〜い♪ 加賀さん、素敵な歌声をありがとうございました〜♪』

加古『次は歌じゃなくて、みんなに大いに笑ってもらうぞ〜♪』

青葉『この日のために頑張って新ネタを考えたみたいです♪』

衣笠『駆逐艦の名コンビ「潮目」のお二人です、どうぞ♪』

 

 \パチパチパチパチ/

 

黒潮『どもども〜♪』

親潮『明けましておめでとうございま〜す♪』

黒潮『黒潮と親潮で「潮目」言いますぅ、よろしゅうな♪ 名前に黒があっても「黒ちゃんです」なんかせんで〜?♪』

 

親潮『え、やらないんですか?』

黒潮『え、やらなあかんの?』

親潮『いや、見たい人もいますよ、多分?』

黒潮『いや、居らんやろ? しかも多分て』

親潮『それもそうですね。じゃあネタにいきましょう♪』

黒潮『ネタ振り雑やな〜』ニガワライ

親潮『ほら、早くしてくださいよ〜』

黒潮『グイグイくるな〜。でもそのノリ……嫌いやないで♪』∑d

 

親潮『私〜、この前、十回ゲーム教わったんですよ〜♪』

黒潮『無視かいな!? ツッコミ入れんの!?』

親潮『黒潮さんは十回ゲームって知ってます〜?』

黒潮『無視していくスタイルか〜』

親潮『知らないんですか?』

黒潮『あぁ、知っとるで。ピザとかみりんを十回言うやつやんな?』

親潮『ピザじゃなくてピッツァです!』クワッ!

黒潮『ここにツッコミ入れてくるん!?』ギョッ

親潮『そりゃあツッコミを入れたくもなりますよ! 何ですかピザって? イタリア人の方にしばかれますよ!?』

黒潮『いやいや、大袈裟やろ〜』

 

親潮『それでピザって十回言ってください』

黒潮『今自分、思いっきりピザ言うたで?』

親潮『言ってください!』クワッ!

黒潮『お、おぉう……ピザピザピザピザピザピザピザピザピザ、ピザ』

親潮『好きなトッピングは?』

黒潮『へ?』キョトン

親潮『複数あるならハーフ&ハーフでもいいですよ?』

黒潮『なしてそうなんねん!!』ビシッ

親潮『トッピング大事でしょ!?』

黒潮『大事やけど、大事やけ〜ど! 今それを訊くタイミングやないやろ!?』

親潮『あ〜もう、分かりましたよ〜』ヤレヤレ

黒潮『なしてうちが悪い風になってるん!?』

 

親潮『分かりました。では私がやります』

黒潮『…………まぁ、ええわ。やってみ?』

親潮『では……ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ!』

黒潮『ここは?(肘を指差して)』

親潮『それよりタイムは!?』

黒潮『へ?』

親潮『これはいかに早く十回言うか競うんですよ! 今のタイムは!?』

黒潮『十回ゲームの基本すらちゃうやんか! ええ加減にせい!』ビシッ

黒・親『どうもありがとうございました〜♪』ペコリ

 

 \パチパチパチパチパチパチパチパチ/

 

青葉『お二人共、ありがとうございました〜♪』

衣笠『あの真面目な親潮ちゃんがボケってのが新しかったね〜♪』

古鷹『ではでは、ここで新年会恒例のあれにいきますよ〜♪』

加古『新年ビンゴ大会だ〜!』

 

 \ワーワー! キャーキャー!/

 

加古『んじゃみんな、妖精さん達からビンゴカードをもらってくれ〜』

衣笠『みんなルールは知ってるよね?』

 

 \ハーイ!/

 

古鷹『それじゃ早速、賞品の紹介に移るね♪』

 

青葉『ではでは五等から紹介させて頂きます♪ 五等は居酒屋「鳳翔」さんご提供「女将の気まぐれおつまみ豪華盛り合わせセットの引換券・三十枚綴り」です!』

 

 \ウオォーーー!/

 

衣笠『四等は工廠妖精さんご提供「提督の頭から肩までの一分の一フィギュア時計」です! このフィギュアには提督の生音声が収録してあって、おやすみタイマーを設定すると提督が優しく寝かしつけてくれて、目覚ましタイマーを設定すると提督が優しく起こしてくれる超フィギュアよ!』

 

 \ウォッシャーーー!/

 

古鷹『三等は明石酒保さんご提供「明石酒保商品券・五万円分」です!』

 

 \キタキターーー!/

 

 

加古『二等は間宮さんと伊良湖さんのご提供「間宮&伊良湖甘味引換券・五十枚綴り」だ!』

 

 \ヒャッホーーー!/

 

青葉『そして一等は……』

衣笠『提督のご提供……』

古鷹『一等というか特賞級……』

加古『しっかり聞けよ〜?』

第六戦隊『提督が愛用していた「フワモコ毛布と提督から頭を撫で撫で(抱っこも可)してもらえる券の百枚綴り」です!』

 

 \大☆喝☆采/

 

提督(豪華な物でもないのに、ここまで喜んでもらえるとは思わなかった……)ニガワライ

 

青葉『皆さん、カードは行き渡りましたか?』

 

 \ハーイ!/

 

古鷹『それではこれよりビンゴ大会を開始しま〜す♪』

衣笠『番号は読み上げてからステージのディスプレイに表示されるからね♪』

加古『リーチやビンゴになったら手をあげで大声で叫べよ〜?』

 

 \ハーイ!/

 

 

 そしてーー

 

青葉『続きまして……五番、五番です!』

 

雪風「トリプルリーチです!」ノシ

プリンツ「トリプルリーチで〜す♪」ノ

ウォスパ「Triple reach♪」ノシ

ゴーヤ「ダブルリーチでち!」ノ

ろ「ダブルリーチですって♪」ノシ

長門「こちらもダブルリーチだ!」ノ

時雨「僕もダブルリーチだよ♪」ノ

瑞鶴「リーチ!」ノ

清霜「リッチ〜♪」ノシ

雲龍「リーチ」ノ

大鳳「私もリーチでしゅ!////」ノシ

アクィラ「リーチよ♪」ノシ

金剛「リーチネ!」ノシ

大井「リーチリーチリーチリーチ!」ノシ

五十鈴「リーチよ♪」ノ

那珂「リーチだよ☆」ノシ

響「こっちもリーチだ」ノ

雷「リーチよ〜♪」ノシ

 

衣笠『かなりリーチの人が増えたわね〜……因みに私と古鷹ちゃんもリーチよ♪』

古鷹『(*^ω^*)v』エヘヘ

加古『次の番号行くぞ〜♪』

青葉『そろそろ出ますかね〜……』ガラガラ

 

リーチ組『(°ー°〃)』ドキドキ

諦め組『ρ(тωт`)』 イジイジ

 

青葉『…………二〇番! 二〇番です!』

 

『ビンゴォォォォ!』

 

大鳳「ビンゴ! ビンゴです〜!」ノシ

ウォスパ「Bingo♪」ノシ

 

衣笠『おっと〜! これは二人同時だ〜!』

加古『となると、勝敗を決めなきゃな〜♪』

 

古鷹『ここでご説明します。これから一等賞品を賭けて、お二人にはあるゲームをしてもらいます』ニコッ

加古『そのゲームはこれからディスプレイに映し出したルーレットで決めるからな』ニコッ

衣笠『それで止まったゲームで二人には勝負してもらうからね♪ 因みにルーレットのやり直し等は出来ないからね♪』

青葉『ではディスプレイにご注目くださ〜い♪』

 

ウォスパ「何になるのかしら♪」ワクワク

大鳳「…………」ドキドキ

 

『にらめっこ』ババーン!

 

衣笠『対決方法はにらめっこに決定しました〜♪』

加古『んじゃお二人さん、心の準備が出来たらステージに上がってくれ〜♪』

 

 

 戦艦勢ーー

 

ウォスパ「にらめっこって何?」

武蔵「互いに顔を合わせ、笑った方が負けのシンプルな遊びだ」

ウォスパ「なるほど……なら自信あるわ♪」

長門「ウォースパイト、勝てよ?」

ウォスパ「何事も勝つ気で行くわ」ニコッ

大和「フフフ……奴は空母四天王の中でも最弱……(運的に)」

金剛「装甲空母ごときにやられては戦艦の面汚しになりマ〜ス」

ウォスパ「お、OK……」ニガワライ

    (空母四天王って何かしら?)

 

 

 空母勢ーー

 

大鳳「…………にらめっこ」ゴクリ

赤城「加賀さんなら強いのに……」

加賀「ちょっと、どういう意味かしら?」ニコリ

翔鶴「まあまあ、加賀さん」ドォドォ

瑞鶴「でもウォースパイトさんってポーカーフェイス得意そうよね……」

雲龍「大鳳、FXで有り金全部溶かした人みたいに「ぬ」と「ね」の区別がつかなそうな顔とか出来ない?」

大鳳「で、出来ませんよ」ニガワライ

瑞鳳「ほら、通販で買ったブラのサイズが大きかった時の顔だよ!」

大鳳「( 。°д°。)」ポロポロ

龍驤「痛いほど分かるけど、無言で泣くな。泣くならうちの胸で泣きや」ギューッ

大鳳「龍驤さ〜ん」エグエグ

鳳翔「で、では私がとっておきをお教えしましょう」

大鳳「鳳翔さん……」

 

 伝授中ーー

 

鳳翔「……頑張ってくださいね」ニコッ

大鳳「はい!」ケイレイ

 

 

 ステージ上ーー

 

青葉『これより、にらめっこ対決を始めます! レフェリーはこの青葉が務めさせて頂きますね♪』

ウ・大『よろしくお願いします』ペコリ

青葉『はいです♪ ルールは至ってシンプル。先に笑ってしまった方が負けになります。なお、ご自分のお顔をご自分で触ったりするのは認めますが、相手に話しかけたり、体全体を使って笑わすのは禁止です』

ウ・大『了解』

青葉『ではいきましょうか……せ〜のっ!』

 

ウォスパ「に〜らめっこしましょう♪」

大鳳「笑うと負けよ♪」

ウ・大『あっぷっぷ♪』

 

ウォスパ「(ー_ー)」ポーカーフェイス

大鳳「(ノ)・ω・(ヾ)」ムニムニ

ウォスパ(あら可愛い)キュン

大鳳「o< ・ω・ >o」ビローン

ウォスパ「!?」ビクッ

大鳳「(((・ω・)))」ポワワーン

ウォスパ「っ……あははは♪」

 

青葉『そこまで! 勝者は大鳳さんです! そして一等の賞品は大鳳さんに決まりました!』

大鳳「やった〜!」ピョンピョン

 

空母LOVE勢『シャーオラー!』ガッツポーズ

戦艦LOVE勢『…………』←放心状態

 

青葉『そして、ウォースパイトさんは二等となりました♪ 皆さん、お二人に拍手を!』

 

 \パチパチパチパチパチパチパチパチ/

 

衣笠『それじゃあ、三等を賭けてまた数字を引くわよ〜♪』

古鷹『皆さん、諦めないでね♪』

加古『楽しんで行くぞ〜♪』

 

 \オォォーー!/

 

 こうしてビンゴ大会は続き、三等以降の当選者は、

 

 三等:雪風

 四等:大井

 五等:プリンツ

 

 以上の三名となり今年も大盛り上がりを見せて終えるのだった。

 そして艦娘達はその後も元旦を満喫し、英気を養った。

 

 

 防波堤、二一〇〇ーー

 

提督「…………ふぅ……」

 

 夜の宴会が盛り上がる中、提督は夜風にあたりに大広間を抜け出して防波堤までやってきていた。

 

提督(……皆、実にいい笑顔だった。私は今年もあの笑顔を守るために、尽力しよう)

 

 みんなの笑顔を思い浮かべ、提督は改めて自身の目標を掲げ、澄んだ星空へ誓った。

 すると、背後からふと「司令官さん」と自分を呼ぶ声がかかった。

 

提督「おぉ、電。どうかしたのか?」

 

 振り向くとこそにはコップを持った電が立っていた。

 電は提督に笑顔を返して提督の左隣に立つと、持っていたコップを提督に「なのです♪」と言って手渡した。

 

電「司令官さんが大広間から出て行くのが見えたので、お水を持ってきたのです♪ 酔を覚ましに来たんですよね?」ニコッ

提督「む、わざわざすまないな」ニガワライ

電「気にしなくていいのです♪ 司令官さんはお酒となるとあまり飲めませんし、これは電が勝手にお世話を焼いただけなのです♪」

 

 電の言葉に提督は「流石は電だな」と言って笑みを見せ、電の頭を優しく撫でた。

 

電「電は初期艦ですからね♪ これくらいすぐに分かっちゃうのです♪」エッヘン

提督「頼もしい限りだよ」ナデナデ

電「はにゃ〜ん♡」

 

提督「こうして二人きりで埠頭に立つと、着任したての頃を思い出すな……」

 

 提督がふと電にそう声をかけると、電は「そうですね」と返し、提督と共に星空を見上げた。

 

提督「……あの日、電から中破したと報告を受けた時は本当に心臓が止まりそうだった」

電「わ、忘れてくださいよぅ/////」

提督「あれは私の失態だった。電には悪いが、いつまでも教訓として忘れることはない」

電「司令官さん……」

提督「中破した電が鎮守府へ帰ってきた時は、鋭利な刃物で胸を斬り付けられたかように痛かった。それと同時に帰ってきた電にとてつもなく感謝をした」

電「ふふ、司令官さん、あの時は「すまなかった電! ちゃんと帰ってきてくれてありがとう!」って泣きながら言ってましたよね♪」

提督「…………泣いてはいなかったはずだ////」メソラシ

電「うふふ、ならそういうことにしておいてあげるのです♪」

 (こんな司令官さんを見れる電は、新年からラッキーなのです♡)

 

 提督の珍しい表情に電はイタズラっ娘みたいに笑うと、提督は頬を少し赤く染めて咳払いをした。

 

提督「……ともあれ、あれから随分と時が過ぎたが、あの時の思いは今も私の胸の中に常にある。絶対に誰一人として轟沈させん。そもそも、そんなことから皆を回避させるための提督なのだからな」

電「司令官さん……////」キュン

提督「今年も電には迷惑を多くかけるだろうが、今年もひとつ頼むよ」ニカッ

電「司令官さんはいい意味で前から何も変わってませんね」クスクス

 

 電の言葉に提督が首を傾げて「そうか?」と訊ねると、電は「はい♪」とにこやかに返して、更に言葉を続けた。

 

電「電は今年も沢山沢山、司令官さんのお役に立ちま……ひゃわわわ!?」

 

 電は勢い良く両手を回したせいで体勢を崩し、後ろ向きに倒れそうになってしまった。

 それを見た提督は透かさず電の腰に手を回し、電を包むように抱き寄せた。

 

電「し、司令官しゃん////」ハワワ

提督「ははは、電もこういうところは前から変わらんな♪」

電「あぅ〜////」カァー

 

 すると提督はコップに入った残りの水をグイッと飲み干すと、

 

提督「水、ありがとうな……すまないが、コップを持ってくれ」

 

 と言って電にコップを返すと、電の体をヒョイッと持ち上げ、そのままお姫様抱っこした。

 

電「ししし、司令官しゃん!?////」

提督「いい意味で何も変わっていない私の大切な初期艦様が、大広間に戻るまでに転んで怪我してしまうのは、避けたいからな」ニカッ

電「……さっきのお返しなのです?////」

提督「どうかな?」フフ

電「……イジワルなのですぅ〜////」

提督「電がそう思うのならそうなのだろうな」アハハ

 

 提督がそう言って笑うと、電もそれにつられて笑った。

 

提督「あの時も確か、最後はこうして笑い合って電をドックへ運んだな」

電「はい……あの時と同じなのです♪」

提督「何度も言うが今年もよろしく頼むな」ニコッ

電「こちらこそ、なのです♪」ギューッ

 

 それから二人は笑い合ってそのまま大広間へと戻り、戻ると提督は多くの艦娘達から「電ちゃんだけズルい!」と詰め寄られ、ほぼ全員をお姫様抱っこするイベントへと発展するのだったーー。




前書きで書いた通り長く書きました!
次回からは前くらいの長さで書きます。
そして出せなかった艦娘に関してはご了承お願い致します。

新年早々読んで頂き本当にありがとうございました!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。