フーカ「この声は……グレートサイヤマン!」   作:ルシエド

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 「ベルリネッタ選手の一撃は重く、岩の手で殴られるかのようだ」と誰かが言った。
  岩手は北東の県……すなわち、北東(ほくと)の拳! 北東(ほくと)神拳!
  フーカは広島弁だ。広島は南西の県……すなわち、南斗西拳!
  二人は宿命に引き寄せられ、慈母のライをめぐって戦う……とかいうことは特にない!


桃鉄の説明はオミットされました

 コイキングをミュウにする方法のように、情報弱者でもどこかで何故か耳にしているような、人々の中でまことしやかに語られる伝承がある。

 人はそれを、噂話と言ったり、デマと言ったり、都市伝説と言ったりする。

 

 買い出し帰りにフーカとライは、路地裏に連れ込まれるオッサンと、オッサンを脅す不良の集団を見た。

 

「あれは……」

 

「親父狩りじゃな。うし、待っとれ、ワシがちょっと……」

 

「大丈夫? これ以上警察のお世話になって」

 

「うっ」

 

 大丈夫ではない。

 これ以上お世話になれば警察のブラックリストに載ってしまうだろう。

 最悪、変な噂が巷に流れて就職に響く可能性もある。

 

 やさぐれた一面、ドライな一面が強く表に出ている時のフーカなら、あるいは見捨てていたかもしれない。フーカには少し現実主義的な一面もある。

 ただ、今のフーカはライの前に居た。

 人情的な一面、お人好しな一面が強く表に出ている。

 友達が隣に居る時の心持ちでは、フーカはあのオッサンを見捨てられない。

 一人で居ればほじれるハナクソも、友達の前ではほじれないの法則だ。

 

 助けようとする気持ちと、これ以上の警察沙汰は不味いという気持ち。

 両方がフーカの心を引っ張り、明確な選択肢を選ばせない。

 ここにだって防犯カメラはある。幸い街の死角を埋めるための安物でしかないため、フーカだと分からないレベルの変装をすれば大丈夫かもしれないが、彼女にはそんな道具も技能もない。

 

「僕にいい考えがある」

 

「ほう? 聞こう」

 

 だが、ライには何か考えがあるようだった。

 

 

 

 

 

 路地裏にオッサンを連れ込んだ不良が金を巻き上げるべく、オッサンの襟首を掴む。

 蛮行が行われようとしている。

 その行動を、介入者が止めた。

 

「待てい!」

 

「!」

「なんだ!?」

「何者だ! 名を名乗れ!」

 

 声は女。

 クソダサ仮面、クソダサ衣装、クソダサマント。

 動きは先日この人物が友人に見せられた、天風星・リンだけに許された決めポーズ。この衣装を纏いし者は、登場時に己の理想を形にした決めポーズを決めなければならない。

 しかして、その正体は――

 

「グレートサイヤマン……二号!」

 

 ――グレートサイヤマン、二号。

 

 その姿に、不良たちはやや引きながらマジレスした。

 

「大丈夫? 病院行く?」

「しまむら一族以下のクソダサ具合」

「……そのクソダサい格好とか色々言いたいことはあるけど、まあいい。

 グレートサイヤマン二号って、一号どこ行ったんだよ」

 

「すぐ近くでこっそり見とるわ! ぶっ倒れろおおおおお!!」

 

 そうして、現れた正義の味方が不良を蹂躙していく。

 フーカにはできない変身魔法による正体の隠蔽、ライにはできない徒手格闘での不良の圧倒。

 この戦闘力、グレートサイヤマン二号……一体何者なんだ……?

 

 コイキングをミュウにする方法のように、情報弱者でもどこかで何故か耳にしているような、人々の中でまことしやかに語られる伝承がある。

 人はそれを、噂話と言ったり、デマと言ったり、都市伝説と言ったりする。

 最近この地区の近辺では、"正義の味方・グレートサイヤマン二号"の存在がまことしやかに語られていた。

 

 

 

 

 

 『カービィのエアライド』というゲームをご存知だろうか。

 2003年7月11日発売の、レースにバトルや乱闘・育成やカスタマイズ等の要素を追加した、画期的発想と天才的トータルデザインによって生まれたゲーム界の麒麟児だ。

 その最たる特徴は、"一つのスティックと一つのボタンしか使わない"という簡易性、そしてそれだけ単純でありながらも奥深いという点にあった。

 操作性を多様化させるのではない。

 操作は単純に、それ以外を多様化させる。

 このゲームはシンプルながらも、ゲーム界に衝撃を与えたものの一つだ。

 

 全世界で150万本以上売れた大人気作品。

 このゲームで一番人気の対戦形式"シティトライアルモード"は、プレイヤーが街中に転がった無数の車、無数の強化パーツを拾い集め、最強の機体を作り上げる前半パート。その後競技で戦う後半パートに分けられる。

 この前半パートに、ライとフーカは熱中していた。

 

「ワシのドラグーンがー!」

 

「今は僕のドラグーン」

 

 強い機体を取り合ったり、敵の強い機体を競技の前に破壊したり、強化パーツを力づくでぶんどったり、敵から逃げ回って強化パーツをせこせこ集めたり、苦労して作った強力な機体がボロボロになったので、弱い機体に乗り換えたり。

 レースゲームでは、まだまだライの方が強かった。

 先日『マリオカート64』でライに負けてしまったため、フーカは別の勝ち目がありそうなレースゲームに行ったわけだが、ワイワイ楽しみボコボコやりこめられていた。

 

「晩御飯の支度」

 

「ああ、行け行け。ワシも練習しないといかん感じがする」

 

 もうすっかり慣れた様子で、ライが席を離れてフーカがそれを見送る。

 フーカがここに下宿するようになってからそこそこの時間が経っていた。

 文字にすれば、約二ヶ月といったところか。

 無数の日々が終わり、無数の言葉が二人の間で交わされ、無数のゲームが消化されていた。

 

『先程のテロップに間違いがあったことを訂正します。

 恋の殺人事件ではなく、故意の殺人事件でした。

 被告と被害者に同性愛者の痴情のもつれがあったという事実は存在しません。繰り返します』

 

 クラナガンローカル局のNHK(ニュース ホスティング クラナガン)が、罪の無い人をホモにしてしまった謝罪をしている。

 フーカはほどほどなところでエアライドを切り上げ、既に食卓についていた。

 ニュースはつまらない。ゲームは面白い。けれども、料理が出て来る前に食卓についておくことは、フーカが考える最低限の礼節だった。

 

 はてさて、今日の晩御飯は。

 

「カレーです」

 

「これを待っとんたんじゃ!」

 

 キーマカレーやグリーンカレーのような小洒落たものではなく、しっかり火が通ったジャガイモがゴロッと入っているような、田舎カレー寄りのカレーであった。

 味は中辛。ライはこのくらいの味付けが好きである。

 四角く切られ、焼き色を付けた後にカレーに放り込まれた牛肉がゴロゴロしている。

 きつね色に炒められてから投入された玉ねぎ、火が通って味も染みたニンジンなども、カレーの中で美味い感じに自己主張している。

 

(カレーは手がかからないのに、手をかけた料理より反応がいいんだよね……)

 

 ちょっと複雑な気分になりつつも、おかわりを求めてくるフーカの笑顔を見るとどうでもよくなって、ライはカレーとライスをよそっていく。

 デザートのヨーグルトも食ったフーカは、さっさと風呂に入ってさっさと出て来た。

 そんな彼女の手に巻かれたガーゼとテープを、ライは丁寧で優しい手つきで剥がす。

 

「あだだだだ! ライ、ストップ!」

 

「我慢」

 

 そして、風呂のせいでびたびたぐだぐだになったガーゼとテープを新しいものに交換し始めた。

 マリオパーティを始めとする、64ソフトのいくつかをプレイした子供には共通の怪我があることがある。手の平の皮が剥けた傷だ。

 コントローラーのスティックに手の平を当て、手の平ごと回す。

 こうすることで疲労を抑えながら、一定のペースで速く長く回すことができるのだ。

 指の皮が剥けたりするのも64の名物だが、マリオパーティ等においては手の平の皮が剥けることの方が多い。

 

 フーカの拳は硬い。

 拳の外側の皮も硬い。

 手の内側も、肉体労働の影響でそこそこ頑丈になっている。

 だが、こういう傷は摩擦などによって皮がズレ、肉から離れ、皮の下に体液が溜まって劣化した皮が破れてしまう現象だ。

 フーカの頑丈さは、この際あまり関係ない。

 

「なんかやたら手慣れてるんじゃな。

 もしやリンネあたりが怪我した時とか、やってやったりしたんか?」

 

「うん、練習した」

 

「……そか。練習の成果は、出とると思うぞ」

 

 フーカが微妙な顔で頷いている。

 格闘技をやっているリンネには、小さな傷も絶えないことだろう。

 

「はい、終わり」

 

「おー、できとるできとる」

 

 彼も彼女も、異性の手に触ることに多少の気恥ずかしさはあるが、相手が気恥ずかしさを感じているとは思っていないし、気安さで相殺できる範囲の気恥ずかしさだった。

 二人がその気恥ずかしさを口にする訳がない。口にする可能性は現状ない。

 それは、「このすばの主人公ってトラクターに殺されて死んでたよね? じゃあデストラクターだ! ()ュテル・ザ・デストラクターだ!」と彼らが言うに等しい可能性だ。

 「バナナはおやつに入りますか?」と聞いた生徒に先生が「じゃあこのバナナはてめえのアナルに入るのかよ」と返答するに等しい可能性だ。

 全てを貫く矛を見て「これは全てを防げる盾です!」と言った商人に対し「じゃあ人種差別と世界中の紛争を防いでみせろ」と言って矛盾を発生させないことに等しい可能性だ。

 つまり言うわけねえよ、ということである。

 

「よし。今日も何かゲームをやろうか」

 

「これやりたいんじゃ」

 

「……『ピクミン』かぁ」

 

 ピクミン。有名なAIアクションゲームの大家だ。

 2001年10月26日発売で、三作のシリーズが存在する。フーカが持って来たのは二作目、ピクミン2と呼ばれるタイトルであった様子。

 このゲームは、ピクミンという最弱の謎生物を増やし、敵を倒し、その効率を徐々に高めていくゲームだ。

 基本的なコンセプトが『弱者の連携により強者を倒す』というものである上に、このゲームには『効率が良くなっていく実感がある』というカタルシス要素が内包されている。

 本気でやりこんでも楽しく、またオリマーやピクミンの可愛さに引き寄せられたライト層がやっても楽しい。それがピクミンというゲームだ。

 まあオリマーは可愛いだけで、既婚者で40代で子供が二人居る借金との闘争者であるのだが。

 

 CMで流れる『愛のうた』に引き寄せられた者も多いだろう。

 歌詞を見ると泣けてくるが、それがピクミンの宿命。慈悲はない。

 このゲームはピクミンを増やし、死なせ、増やす繰り返しのゲームである。

 

「説明書説明書……主人公はオリマー……マリオ?

 もう一人の主人公はルーイ……ルイージ? これアウトじゃなかったんか」

 

「大丈夫、同社だからセーフ。

 シルエット的にはマリオじゃなくてオプーナ(やる夫)の方が近いし」

 

 ゲームスタート。

 ピクミンは敵の死体や栄養になるものを本拠地に持ち帰り、それを使って繁殖を行う。ピクミンの仕事は敵を倒し、障害物を倒し、物資を運搬することなのだ。

 フーカ・オリマーの指示でピクミンはわっせわっせと栄養素材を運搬していく。

 

「これを見てると、あれじゃな。ピクミンが

 『お前ちゃんと持ってないだろ』

 『は? ちゃんと持ってるし』

 『どうせ持ったふりしてちょっと浮かせてんだろ』

 『おい反対側! 低すぎんだよ、もっと上げろ!』

 『そっちが高すぎんだよ、もっと下げろ!』

 とかそういう会話をしているような気がしてくるのう」

 

「してない」

 

「『せーので持つよ!』

 『待て、せーの、のせ? それともの? もしくは言い切ってから?』

 『じゃあ一二の三、で』

 『三で持ち上げるのか? 三って言い切ったタイミングで持ち上げるのか?』

 『オリマーさん指示お願いします!』

 とかそういう会話がピクミン間でされていたりして……」

 

「してないから」

 

 流石肉体労働経験者。

 目のつけどころが微妙に違う。

 

「あー、ピクミン可愛いんじゃ。どっかの次元世界に居ないもんじゃろうか。一匹飼いたい」

 

「……」

 

 そして、ライトなピクミンプレイヤーが最初にぶつかるピクミンの壁が訪れる。

 一番知名度が高いチャッピーを始めとする、この星の食物連鎖の上位種達。

 すなわち大量のピクミンをバクバクと食う、大型の敵である。

 

「……なんでじゃ! 初日のやつは食うとかしなかったじゃろ!」

 

「接待」

 

「接待で上げてから落とすのやめえ! お前も! 敵もじゃ!」

 

 バクバクと食われるピクミンと、大型生物が骨肉を食らう戦いを繰り広げる。

 大型生物はピクミンを食らっているが、この大型生物も倒されればピクミン繁殖のための栄養となるというのだから、食物連鎖というやつは恐ろしい。

 数分後。

 

「く、食われ、食われ……ピクミン、食われ……」

 

(ピクミンのCMの歌の歌詞とか見せられないな)

 

 このまま行けば勝てる、という流れであったが、ピクミンが何体も食われた時点でフーカの動きが変わる。

 フーカは全てのピクミンを逃がし、主人公オリマー単騎で戦いを挑んだのである。

 例えるならば、軍勢を置いて単騎で劉備の軍に切りかかっていく曹操のよう。

 

「うおおおおおお! オリマーパンチ! オリマーパンチ!」

 

(ピクミンを置いて短騎で戦いを挑み始めた……フーカだなあ)

 

 当然、ピクミンの居ないオリマー一人で倒しきれる敵でもない。痛い反撃を貰ってしまう。

 

「なんでじゃ!」

 

「君はオリマーに何を求めてるんだ」

 

 ピクミンの犠牲を許容できず、単騎で戦いを挑む。ここまで男前な子は曹操居ない。ここまで心の根が紀霊な子も曹操居ないだろう。

 姜維的なイケメン力だ。ライを司馬懿ていた彼女と同一人物とは思えない。

 張飛どい目に合わされようとも、周泰は見せない。巨大生物への馬騰は一つも飛んでいない。

 友人の秘密を黄蓋しない義理堅さは、郭嘉庭に普及しているゲームの中においては、ゲームの命を左慈と断じない誠実さに変わる。

 だが、ピクミンの徐庶うからこんなノリでは、とてもゲームは進められない。

 オリマーの拳だけでは、ゲームシステムに貂蝉するにも限度がある。

 

「わしが……わしがあそこにいれば、ピクミンにこんな思いはさせんというのに……」

 

(ここまで感情移入してるの見るとかわいそうになってくる)

 

 次第に、フーカはゲームシステムという名の犠牲強要システムにボコボコにされていった。

 

「やめたい……しんどい……」

 

 どうやら彼女は、『主人公が弱い者を平然と犠牲にする』というゲームがダメらしい。

 以前からそういう傾向はあった。弱者が一方的に踏み躙られる印象を受けるゲームは、なんとなくフーカの感性に合わないようだ。

 見下してくるボス・犠牲を強要するを倒すのにはノリノリなフーカだが、自分が他者を見下す・弱者を犠牲にするのは嫌らしい。

 

「ライ……別のを……何か別のを」

 

(しょうがないなあ、レヴェ太君は)

 

 彼女は主人公が強いゲームを所望している。

 しょうがないなあ、レヴェ太君は。と、ドラいえもんはひみつゲームを取り出した。

 

「巨人のドシン~」

 

「こ、この謎BGMは一体……!?」

 

 説明しよう! 『巨人のドシン』とは!

 大地を上げ下げし陸と海の比率を変えたり!

 国を作るも滅ぼすも、人を増やすも減らすも、文明を進めるも衰退させるも自由自在!

 愛の巨人として人を育むも、怒りの巨人として全てを破壊するも自由!

 そんなゲームである!

 

 ドシンの手はプレイヤーの指示で人を優しく抱える手となり!

 ドシンの足はプレイヤーのミスでぷちっと人を踏み潰す足となる!

 愛の力と姿、怒りの力と姿は切替可能!

 善意と慈愛をデフォルトでは搭載していないウルトラマンコスモスみたいなやつである!

 

 『行き着くところまで行くと大災害が起きて地上の全ての文明がリセットされ、人類はオート進行で絶滅の危機に』『それを救うため巨人は果てる』『生き残った僅かな人類は巨人を捨てて宇宙に飛び去って行く』という要素に目を瞑り、序盤だけやるのであれば、とても楽しいゲームだぞ!

 

 序盤だけやったので、フーカちゃんはちょっと満足してくれました。

 

 

 

 

 

 朝起きて、フーカは体を起こす。

 ライの妹の部屋で目覚めるのもすっかり慣れたものだ。

 この部屋にもフーカの私物が増え、ライが毎日掃除していたこの部屋も、女の子への気遣いということで毎日掃除されることもなくなり、部屋の隅に僅かな砂の粒が見えるようになった。

 

「ん……」

 

 一階に降りて、フーカは顔を洗う。

 自分の歯ブラシとライの歯ブラシの先がぶつかりそうになっていたので、こっそりずらした。

 冷たい水が眠気を洗い流して、フーカの意識が覚醒した。

 意識が覚醒すると、フーカの耳が朝御飯を作っているライの包丁の音を聞く。

 

「いかん」

 

 その瞬間。ふと彼女は気付く。この生活、ヤバい、と。

 

「何かこの生活続けてると、甘やかされすぎて駄目になりそうじゃ」

 

 友人の好意に甘えすぎだ、と彼女は思う。

 同時に、友人が自分を甘やかしすぎている、と危機感も抱く。

 

「早く衣食住をどうにかせんといかん」

 

 フーカはライに朝の挨拶をする前に、借りた部屋で就職用のレジュメもどきをいくつも広げていた。リンネが格闘技をやっていた影響か、そこには格闘技系の就職先もいくつかあった。

 一番上に置かれた紙には、『ナカジマジム』の名と、事務が募集をかけているバイトスタッフ(正規雇用あり)の求人もある。

 

「よし……」

 

 かくして、彼と彼女の一日が、また始まる。

 

 その日、帰って来たフーカは、クマの無職(プー)さんでは無くなっていた。

 

 

 




 次回、最終回。やるべきことを設定で決められたライ君の最後のお仕事です

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