Double Servant -Poetry of Brimir-   作:ねずみ一家

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第三十話  先を急ぐ者、追いすがる者

「ちょっと、どこに行くのさ」

 

ゴーレムの肩から飛び降りようとする仮面の男へ、土くれのフーケは非難めいた口調で問いかけた。

 

「ヴァリエールの娘を追う」

「わたしはどうするのよ」

「貴様は時間を稼げ。船が出港したならば後は好きにしろ」

 

合流は例の酒場で、と最後に言い残して男はゴーレムを飛び降りると、風のように暗闇の中へと消えていった。

 

男の去った方向を忌々しげにねめつけて、フーケはひとり舌打ちをする。

 

「勝手な男だね・・・。ま、これであいつともおさらば出来るわけだけど」

 

処刑されるというところで、命を助けてもらったことは確かに感謝している。

 

感謝はしているのだが、あのいけすかない男のため、そしてレコン・キスタとやらの『革命』のために命まで賭けてやろうとは到底思えなかった。

 

チェルノボーグ監獄の薄暗く汚い牢屋の中、死刑を待つ身だったフーケには考える時間が山程あった。

その時に頭の大部分を占めていたのは、自分の守るべき存在、ティファニアのことである。

 

ティファニアが生きていくために、私は様々な犯罪へと手を染めた。

そのことに後悔なんてしていない。

しかし牢屋にいたあの時だけは、残されていくあの娘やあの孤児達の行く末を想って、後悔の気持ちが首をもたげてしまったのを否定はできなかった。

 

 

フーケは巨大ゴーレムの肩に座りながら、宿の入り口に陣取っていた傭兵達を眺めていた。

すると、弱まった炎の壁から鍋のようなものが投げ出されてくる。

 

それを追いかけるように大きな炎の球が飛び出してくると、あっという間に鍋の油に引火して傭兵達の幾人かが炎に包まれる。

そしてダメ押しとばかりに宿の中から突風が吹くと、他の傭兵達のいる場所まで炎がうねりを上げて襲い掛かっていった。

 

先程から連続する魔法の威力に恐れをなしたのか、傭兵達が我先にと散り散りになって逃げていく。

 

 

予想していたこととはいえ、その余りにも情けない姿にフーケは思わず呆れたような表情を浮かべていた。

 

「あらら。やっぱり金で動く連中は使えないね。あれくらいで・・・」

 

ひとり呟いたフーケは、「私も同じか」と自嘲気味に笑った。

 

 

先ほど宿屋のベランダで見た桃色髪の二人。

ヴァリエールの娘であるルイズと・・・、確か使い魔のリウスだったか。

 

ルイズを庇った姿でこちらを睨みつけるリウス。

リウスの肩にしがみつくようにしながら、怯えたような顔でこちらを見つめるルイズ。

 

以前にあの桃色髪の使い魔を剣で刺した時は、何でか分からないが、とても嫌な気分だった。

 

あの時は、出来る限り殺しはしないように盗みを続けてきたからだろう、と考えていたが、チェルノボーグ監獄で何となく私には分かったのだった。

 

 

私は、あのリウスとルイズに、自分とティファニアを重ねたのだ。

 

 

こんな稼業をやっている以上、危険は付きまとう。

いずれ私は何者かに追われて無残に死ぬかもしれない。

 

その時が、もしあの娘のいるあの家で起きたとすれば・・・。

 

もうこの稼業は止めにしよう、フーケはそう考えていた。

今回のこの件でも多額の報酬が手に入る。

それを使えば、あの家にひっそりと暮らしながらまともな仕事をしたとしても、相当な時間は暮らしていけるだろう。

これから少しの間は奴らの手先になる他ないが、それが終わるまでの辛抱だ。

 

 

フーケは宿を囲んでいた傭兵がほぼいなくなったのを見計らってから、巨大ゴーレムを動かし始めた。

そして自動操縦に切り替えつつ、『宿のみを狙え』と命令を下しておく。

 

「・・・別に、情が移ったって訳じゃないよ」

 

独り言でそう言い訳を告げると、フーケは巨大ゴーレムの肩からさっと降りていく。

あの白仮面の男が命じたのは、時間を稼げということ。

それならわざわざ私がいる必要もない。

 

家々の屋根から人目につかない路地裏に下りると、宿を破壊するゴーレムを尻目にフーケは何食わぬ顔で歩いて行く。

 

 

-憎み続けていても、その憎しみの相手がいなくなればそれでお終い。

 居なくなった人が戻ってくる訳じゃないわ。

 

 

大きめの路地に出たフーケは、あの使い魔に捕まってしまった時のことを思い返していた。

 

あの言葉は痛い程に理解できた。

そして、それがただの綺麗ごとであることも。

その綺麗ごとに、縋るしかないことも。

 

 

-居なくなった人が望んでいたことは、そして貴方がやりたかったことは、本当にそれだったの?

 

 

もう違うのだ。

憎しみが消えてなくなるなんてことはない。

しかし、今の私がすべきことはもうそれではないのだ。

 

今の私には、ティファニアがいるのだから。

 

 

「アンタも、大変だね」

 

そう呟いたフーケはフードを目深に被り直しながら、炎に包まれて崩れゆくゴーレムを背に、さっさと立ち去っていくのだった。

 

 

 

 

 

岩壁の間にある道を縫うように、ルイズ達は桟橋に向かっていた。

 

駆けていく彼女たちを重なった二つの月が煌々と照らしている中、ルイズは心配そうに後ろを何度も振り返っている。

どうやら宿屋を見ているのだろう、リウスは前を走るルイズへ目をやったが、何も言えずに黙ったままだ。

 

ルイズは一人もやもやとした感情を抱えていた。

 

(どうして、そこまでするのよ!)

 

ついてきたのは、キュルケ達の勝手だ。

だからこそ、あの場で逃げ帰るのも彼女達の勝手だったはずだ。

秘密の任務なのだから、キュルケ達には何も言っていない。

だからキュルケ達は何も知らないままだし、彼女達は遊び半分でここまで来た。

 

ただそれだけのはずだ。

 

私達のために命を賭けてまで敵の足止めをする。

その理由も責任も、彼女達には一片たりともあるはずがなかった。

 

(どうして・・・!)

 

ルイズはすぐに宿屋へ引き返して、「バカじゃないの!」と怒鳴りたかった。

あの安全な学院まで、何も知らない級友たちのところまで追い返したかった。

 

ただ最近少し縁があるだけという関係なのだ。

自分の為に命を張れるような関係であるはずがない。

 

彼女達と自分は、友人でも何でもないのだから。

 

そう考えて、ルイズは胸に一抹の痛みを覚えるのと同時に、愕然とした。

つい最近まで、ワルド以外の全員が単なる他人だったという事実。

それが、ルイズの心に突き刺さった。

 

その痛みに顔を歪めたルイズは、ようやく自分の気持ちに気が付いた。

 

自分は彼女達と共にいたかったのだ。

 

キュルケ達と楽しげに笑い合う自分の姿が一瞬ルイズの脳裏をよぎり、それが彼女の孤独を残酷なまでに浮き彫りにした。

 

そんな自分がどうしようもなくみじめで悲しくて、それに、そんな人達を置いて逃げていく自分自身に対する情けなさで・・・、ルイズは唇を噛みながらも必死に足を動かし続けるのだった。

 

 

 

 

そんなルイズを心配そうに眺めていたリウスだったが、そのまま何も言えずにワルドとルイズに続いて階段を駆け上がっていった。

 

そして急に目の前が開けると、リウスはその光景に思わず目を奪われていた。

 

そこにあったのは、余りにも巨大な樹だった。

空を突くかのような、山のような大きさの大樹が目の前にあり、そしてその大樹の枝の先にはまるで果実のようにぶら下がっている飛行船がちらほらとあった。

 

ワルドがその大樹の根元にある空洞に入り、巨大なホールのような空洞から目的の階段を見つけて駆け上っていく。

ルイズとリウスもそれに続いて誰もいないぼろぼろの階段を駆け上っていった。

 

階段を上がるリウスは枯れた大樹の内側を手で触りながら、ひとり感慨に耽りながら進んでいた。

 

 

リウスのいた世界における、イグドラシルの樹とこの大樹は非常によく似ている。

こんな風に枯れてはいないものの、大きさといい、雰囲気といい、非常に似通っているように思えた。

 

とはいえ、イグドラシルの樹は広大なソグラト砂漠を抜けてから、更に広々としたコモドの密林を通った先の、ウンバラという秘境にある。

 

そのため、リウスといえども一度しか見たことが無い。

この樹よりももっと大きかった気がするし、もちろんこの樹よりも生命力を存分に感じさせる大樹だった。

この樹は似ている気がする、あくまでその程度に過ぎなかったのであるが。

 

 

リウスがそんなことを考えていると、ワルド達は途中の踊り場へと到着した。

 

そしてワルド達が踊り場から少し上がった所で、リウスはハッとした。

 

自分達の後ろから追いすがるような、かすかな足音が聞こえたのだ。

それも、すぐ近くから。

 

階段を上がる足を止めないままで、リウスが一息に腰の短剣を引き抜く。

 

「ナパーム・・・」

 

振り向きざまに詠唱を完了させ…。

 

「・・・ビート!」

 

頭上を飛び越えようとした黒い影へ、咄嗟に方向を変えてから魔法を解き放った。

 

「ぐうっ!」

 

(外した・・・!)

 

黒い影は上へと吹き飛ぶが、咄嗟に方向を変えたため直撃ではない。

 

その白い仮面を付けた人物は体勢を崩しながらも、そのまま大気を蹴るように方向転換をしてルイズの近くへと降りようとしている。

 

ルイズへ近付かせないために次の魔法を放とうとした瞬間、その人物の魔力の動きを追っていたリウスは目を見開いた。

 

 

魔法が、完成している・・・!!

 

 

「エアハンマー!!」

 

迎撃の魔法を唱える暇はない!

 

そう判断して身体を縮めて防御をするも、リウスは風の塊で大きく吹き飛ばされた。

そのまま、大樹の壁に強く叩きつけられる。

ぐるぐると回る視界の中、落下の途中で咄嗟に階段の手すりを掴む。

しかし、あえなくその勢いを押さえられずに手が離れ・・・。

 

リウスはそのまま踊り場まで落ちていくと、背中から踊り場へ思いっきり激突した。

 

「がっ・・・!」

 

「きゃあっ!? な、何なのよ!」

 

視界がチカチカとちらついている中、頭上からルイズの声が聞こえてくる。

 

踊り場に生身のまま突き刺さったデルフリンガーが何か言っているようだが、よく分からない。

何とか力を込めてリウスが起き上がった時には、仮面を付けた男がルイズを抱きかかえて逃げようとしていた。

 

「っ!」

 

リウスの魔法ではルイズを巻き込んでしまう。

しかし、更に階下へ向かわれると空を飛べないリウスにはどうすることも出来なくなる。

 

ソウルストライクで白仮面の男だけを狙ってもいいが、ダメージを負った今の身体ではそんな賭けに出られるはずもない。

今の状態でルイズをこの踊り場でキャッチできるかなんて、とんでもなく危険な賭けだ。

他に方法がないかと、リウスは焦る気持ちを押さえながらも必死に逡巡した。

 

その瞬間、仮面の男だけが大きく横へ吹き飛ばされた。

ルイズが空中に投げ出されると、それと同時にワルドが風のように素早くルイズを拾い上げる。

 

「大丈夫かいルイズ! すまない、気付くのが遅れたよ」

 

ルイズを抱きかかえるようにしたワルドは、レビテーションの魔法でゆっくりと上にある階段に降り立とうとしている。

 

ダンッ、と音を出して白仮面の男が踊り場に着地する。

男が体勢を整える前に、痛む身体に歯を食いしばりながらすぐさまリウスが肉薄した。

 

ワルドを信用した訳ではないが、もう今はワルドを信用する他にない。

 

ワルドが来てくれることを信じた上で時間稼ぎをするつもりだったが、間近で白仮面の男の魔力を見たリウスは目を疑うと同時に、確信していた。

 

(この男・・・魔法で作った虚像か!!)

 

リウスは目の前の男に有効な攻撃を考えながらも一息の間に二度、三度と短剣で攻撃を仕掛けていく。

それを受ける男は何とか攻撃を避けてはいるものの、息つく暇も、隙も見出だせない状態だった。

 

しかし痛みでリウスの動きが鈍った一瞬の隙に、仮面の男が黒塗りの杖を通し少しばかりの魔力を増幅させ、それを即座にリウスへと向けた。

 

「エアカッター!!」

 

こいつは即座に倒してしまうべきだ。

そう咄嗟に考えたリウスは出し惜しみせずに、ハルケギニアでは使ったことのない魔法を解き放った。

 

「マジックロッド!」

 

白仮面の男がリウスへ杖を向けた瞬間、杖に纏った魔力が砕け散った。

 

ハルケギニアのメイジで、かつ自分以上の魔力を持った相手にもこういった魔法が効くことは、学院のミスタ・ギトーの魔法を破壊できたことから分かっていた。

 

『スペルブレイカー』が詠唱を強制的に失敗させる魔法である一方、『マジックロッド』は対象の魔法が完成し魔力反応が行われた瞬間に、その魔力の操作を強制的に奪い取る魔法である。

つまり、魔法の元となる魔力を奪い取ることで、対象の魔法を発動させない魔法だった。

 

魔力反応の瞬間に使う必要があるので扱いが非常に難しいが、好んで常用していたリウスにとっては信用に値する魔法である。

ガンダールヴのルーンで強化されている今、失敗することは考えられなかった。

 

「・・・!?」

 

魔法が出なかったことに仮面の男が戸惑った時、既にリウスは男の懐まで踏み込んでいた。

短剣を持っていない左手には、青く美しい小石が握られている。

 

「ディスペル!」

 

白仮面の男の至近距離から青い小石へ魔力を叩きこむと、小石がパンッ、と音を立てて砕け散った。

その破片一つ一つに込められたリウスの魔力が増幅され、次の瞬間には全ての破片から射出されたディスペルの魔法が仮面の男の全身を貫いていた。

 

白仮面の男は声を発することすら出来ずに、ぐにゃりと形を変えてから、霧のように一瞬で霧散していく。

 

残った白い仮面と黒塗りの杖が地面に落ちて、カラン、と乾いた音を立てた。

どうやら、これらは実体だったようだ。

 

「はあっ・・・! はっ・・・」

 

先ほど落下した痛みを強く感じつつ、リウスはよろめきながらも呼吸を整える。

 

「リ、リウス! リウス! 大丈夫!?」

 

ワルドと抱きかかえられたルイズが踊り場へふわりと降りてくる。

すぐさまこちらへ駆けてくるルイズの姿に、リウスはほっとした表情を浮かべた。

 

それを尻目に、ワルドは鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をしている。

 

「ルイズ、よかった・・・。いてて、ちょっと、引っ張らないでよ」

「ご、ごめん! でも平気なの!? あんなところから落ちたのよ!?」

「・・・驚いたな、あの一瞬で。何をしたんだ?」

 

リウスは痛みに呻きながらワルドへと顔を向けた。

 

「それはともかく・・・。急ぎましょう。追っ手が来ます」

「あ、ああ・・・。そうだな、歩けるかい?」

「まあ、なんとか。いたた・・・」

「相棒、平気か? マジですまねーんだが、俺っちも持ってってくれ。今回は小言なんて言わねえからさ」

 

リウスは重い身体に力を込め、なるべく急ぎながらデルフリンガーの元へと辿り着いた。

 

目の前がクラクラしていて、気持ちが悪い。

リウスがそう感じながらも心配そうなデルフリンガーを踊り場から引き抜き、拾い上げた鞘に収めながらよろよろと階段へと向かっていく。

 

それを見て、ワルドは溜め息を吐いた。

そしてデルフリンガーをリウスの手から半ば無理やり受け取ると、ワルドはゆっくり先導するように階段を登っていく。

 

少しして、居ても立ってもいられなかったルイズがリウスへ肩を貸したが、それは流石に無理がありそうに見えた。

そもそもこの階段はそんなに幅がある訳でもないというのに・・・。

 

「ちょっと、危ないわよ。私のことなんていいから、先行きなさい」

「・・・」

「ルイズ、先に・・・」

 

「・・・るさい。うるさい、うるさい、うるさい!!」

 

ルイズが俯きながら叫んだ。

その顔はぼろぼろと涙がこぼれている。

 

「無茶しないでって言ったでしょ! 何でこんなメチャクチャするのよ!」

「ちょ、ちょっと、ルイズ。落ち着いて。追っ手が・・・」

「うるさい! アンタがいつまで経っても無茶するからでしょ!? こんなことしないって言ったじゃない!」

「ちょっと、もう。ルイズ」

 

ルイズが息を切らせながらリウスに肩を貸し続けている。

ワルドは少し先で二人をじっと見つめていたが、はあ、ともう一度溜め息を吐くと、リウスのところまで下りてきた。

 

「ルイズ、いいよ。僕が代わろう」

 

ルイズは何も答えない。

そんなルイズから視線を外したリウスが口を開いた。

 

「それじゃ、追っ手が来た時に・・・」

「静かにしていたまえ、ケガ人は黙って従うものだよ。いざという時のために魔法は使わないが、我慢してくれ。ルイズ、君は警戒しながら僕の目の前にいてくれ」

「・・・」

 

ルイズはリウスに肩を貸したまま、息を切らせて俯いている。

 

「ルイズ、頼む。ミス・リウスの言う通り追っ手が来るかもしれない。ここでグズグズしている訳にはいかないんだ」

「・・・」

 

ようやく、ルイズがすっとリウスの傍から離れた。

それと入れ替わりでワルドがリウスへ肩を貸す。

 

「すみません、ワルドさん・・・」

 

意識が朦朧としながらも、リウスは小さく声を出した。

 

「謝ることじゃない。君はルイズを守ろうとしたんだ。名誉の負傷さ」

 

ワルドはそう言うと、さっきよりも格段に早く階段を登っていく。

ルイズは俯いたままでワルド達に歩調を合わせていた。

 

 

 

ルイズは、さっき見た光景を何度も思い返していた。

 

唐突なリウスの声に、誰かが後ろに立つ音。

びっくりして振り返ると、急に抱きかかえられて連れ去られる。

 

後ろには、いるはずのリウスの姿がない・・・。

 

(あんなの・・・。もう二度といやだ・・・)

 

ルイズはそう何度も何度も胸の内で呟くと、自分がどうなろうとも絶対にリウスだけは無事に帰すんだ、と自分自身に強く誓うのだった。

 

 


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