重い瞼を開けるとそこは、見知らぬ家屋の中だった。先まで無機質な立体迷宮の中にいたはずなのに、今は久しぶりにベッドの上で仰向けになっていた。
その柔らかな感触ゆえか、硬く冷たい石畳の上で細剣を抱えながら横になってきたから、気だるい。まるで徹夜明けに無理やり目覚ましに起されたかのようで、体が重い。
起き上がる気になれずそのまま、仰向けになりつづけていると、傍らにいた誰かが声をかけてきた。
「―――やぁ、おはよう亜沙」
目の前にいたのは、よく見知った人/兄だ。まるで、昼下がりのコーヒープレイクでもしていたかのように、その人の良さそうな顔同様なリラックスした面持ち。記憶にある彼そのまま。
だからいつものように、
「……おはよう、ございます。兄さ―――!?///」
急に、自分の現状を思い出し顔を隠した。かけられていた毛布を手繰り寄せる。
み、見られた。よりにもよって、こんな無防備な顔を……。顔を真っ赤にしながら恐る恐る、兄の顔をのぞき見た。
「ね、寝顔……、見たんですか?」
「おいおい、まずソレなのか?」
呆れたような苦笑を返してきた兄にムッとさせられるも、すぐにその意味を察せられた。恥ずかしい……。寝起きとはいえボケ過ぎてる。
コホンと一つ咳払いすると、仕切り直すように言った。
「……本当に兄さん、なの?」
「お前を探すのに随分と手間取ったぞ」
あっさりと告げられたその言葉には、苦労の色合いは見えなかった。だけど/だから、言葉通りなのだと伝わってきた。そして納得することもできた、この人はこういう人だったと、目の前には確かに兄がいるのだと。
胸が詰まりそうになった。懐かしさと安心感に目頭が熱くなる。何かこぼしてしまいそうな気分になるも、寸前でこらえた。俯く/水を差す。
「でもここは、まだ……ゲームの中、なんですよね?」
「……ああ」
沈鬱を切り捨てるような短い応え。すでにわかっていたことなのに、他人から言われるとずしりと重くのしかかってきた、あるいは今だからなのかもしれない。十二分に覚悟していたはずなのに、まだ何処かに未練が残っていたのだろう。未練タラタラだったから、あんなことしたのかもしれないけど……。
己の所業を思い返し眉を顰めていると、兄がいきなり頭を下げた。
「―――すまなかった、亜沙」
「え!? ……何がです?」
「お前を巻き込んでしまった。私があんなものなど持ってこなければ、こんな場所に囚われることなどなかった」
起こった事実だけを述べるように謝罪してきた。ただその平静さが、私の奥底にあった疚しさ=『私のせいじゃない、そもそも家にあったのが悪い』を引き寄せてきたのだろう、慌てて振り払った。
「そんな……、兄さんのせいじゃないですよ。私が勝手に使ったからで、自業自得だから別に―――……て、そうだ!?」
思い出した。本来兄は、ここにいるはずがないことに。
「なんで兄さん、ここにいるんですか?」
「? ……ナーヴギアを被って、ログインしたからだが?」
「そ、それはわかってます! ……いや違う、そうじゃなくて……。
そもそも何で、ログインできたんですか? ナーヴギアもゲームカードも1セットしかなかったはず」
「何言ってるんだ、ちゃんと2セットあったぞ? 茅場がわざわざ、私とお前用に贈ってきたんだから」
「え? うそ……。
で、でも、私が見たのは兄さんが見せてくれたのは1セットだけで、他にあったなんて……知らなかった」
あの日確かに、1セットしかなかった。仕事人間で、遊びやましてゲームなどやったことなどなかったはずの兄が、贈られたそれを愉しげに披露してくれた。私も同じく、新世代のVR機器にもゲームにも興味はなかったが、兄が歓んでいる姿に驚かされたからよく覚えていた。見間違いがあったとは思えない。
何が起きたのか訝しんでいる/兄もどこに行き違いがあるのか悩んでいると、突然ソレに思い至った。ポンと手を叩く。
「……ああ、そういうことか!
もう一つは遅れて届いたんだ。たぶんお前が学校か習い事に行ってる最中だな。お前にも見せてやろうとしたんだが、急に仕事が入ってしまってね。そのまま放置してしまったんだ」
父も母もそんな遊具=時間の無駄、兄から頼まれたとしても私に渡すことなどない。だからこっそり、兄の部屋に忍び込んで借りてきた。それだけだと思っていたけど、実はもう一つあり兄自身が出張先まで持っていった。暇ができて/作って、ほんの少し体験してみようとして……。そういうことだろう。
「……そう、だったんですか」
「そう。だから、お前が気に病むことは何もないよ」
自分の不手際のせいでここに閉じ込めれた、わけではない。元々茅場がそう仕向けていた。あの世界から/戦いから、逃げ出したわけじゃない……。
言外の気遣いに微苦笑した。そんな言い訳に乗っかりたいけど、ただの解釈の違いだ、慰められても現状は変わらない。気持ちだけ受け取ることに。
「……兄さんもずっと、迷宮区にこもってたんですか?」
「その方が、お前を探すのに手っ取り早いから……というのは建前か。本音はたぶん、お前と同じだよ」
ヤケクソで、焦ってたんだろう……。そんな気配など微塵も感じないので、笑わせるための冗談かと勘ぐらされる。
「私の場合はキリトがいたので無茶も通せたんだが、お前は一人だったからな。それも、何日もあんな最前線に潜って……」
よく無事だったな……。感情の薄いその表情からも、安堵と労わりはハッキリと伝わってきた。
まともに受け取れず、慌てふためいた。
「べ、別に……、ヤケになってただけで……。先のこと全然、考えてなかっただけだったから、それで……」
「それじゃ、今はもう違うかな?」
もう、あんな無茶はしないでくれよ……。私がソレだけで退くなど無いとわかっていながらも言うしかない、苦笑しながらの心配。兄妹でも/だからこそ、踏み越えられない一線がある。……直接注意されるよりも堪えるものがあった。
だから、話題を逸らした。
「……兄さんはこのゲーム、クリアできると思う?」
「できる。時間はかかるだろうけどな」
その時間が問題だが……。にじませた補足に激しく同意した。数ヶ月もこんな場所にいたら、今まで必死に積み上げてきたモノが全てパァになる。もし助かったとしても、その負債を背負った敗残者として残りの一生を惨めに過ごす事になる。……私の今までの計画は全て、オジャンになってしまった。
そんな絶望に蓋をして/今は見ないようにして、続きを促した。
「でも……、もう千人も死んでるのに?」
「このフロアが特殊なんだよ。ほかのフロアとは違って倍以上に広いらしいじゃないか。イベントもクエストも無数に用意されている。ルール変更の混乱も重なったから、そこまでの被害が出てしまったのだろう」
ソレは問題の病根ではないと、言い切ってきた。
指摘されてはじめて、死人とその数の魔力に惑わされていたことに気がついた。冷静になれるはずがないのに、冷静になっていると思い込んでいた。
一ヶ月かかっていることや千人のプレイヤーが死んでいることが、問題じゃなかった。皆が皆それぞれ何処か歯車が壊れていた、冷静に現状を観測して対応できていない。ソレに気づいていながらもあえて無視し続けた結果、その狂いが『正常』になりかけていたことが問題だった。
口を開けたまま感心していると、
「それにだ。ようやくボスエリアも見つかったようだしな」
ボスエリア=第二層への道を塞ぐ関門/この第一層にプレイヤー達が足踏みしなければならなかった原因。
私もその存在は知っていて、探すために迷宮区を彷徨っていたけど、見つけても何をする予定はなかった。いや……おそらくは、そのまま戦っていたのかもしれない。少しでもさきに進んでいる実感が欲しくて、私は決して逃げたわけじゃないと証明したくて、無謀であるにも関わらず一人で戦いを挑んだだろう。誰かを頼るなど考えなかったはずだ。
どう反応すればいいのかわからなくなっていると、一拍逡巡したあと、提案してきた。
「どうだ亜沙、これからも前線で戦い続けるのなら、一緒に会議に参加してみないか?」
「……会議?」
「フロアボスの攻略会議だ。今日、【トールバーナ】の広場で開催されるらしい」
攻略会議……。断る理由など、どこにもなかった。
◆ ◆ ◆
迷宮区からホームの牧場まで、モンスター出没エリアにて倒れてしまった少女=コウイチの妹を抱えてやってきた。疲労が溜まり過ぎたのか緊張の糸が切れてしまったのか、あまりにもまずい場所で気を失った。大の男二人がいたとはいえ迷宮区もかなりの奥地、運びながら抜けるのは至難の技だ。……なので、ちょっとした裏ワザを使った。この仮想世界ならではの救急処置だ。
ソレを使って何とかホームの牧場まで戻ってきた。道すがら、壊れ物を扱うようにとは言い難い運び方だったが、少女は目覚めず。再充電に手間取っているサイボーグのように微動だにしなかった。ソレはそれで助かったわけだが、ベッドで安静にさせても一向に目覚める気配がない。昼過ぎあたりに戻ってきて今はもう日暮れ、それでもまだ眠ったまま。時々苦しそうにうなされてもいる。ここではまだ病気や呪いなどないので、悪夢を見せられているのだと思う。……寝ていても悪夢とは、かなり悲惨だ。
傍らで看病しているコウイチ。手伝うも二人の側には長居できず、かと言って迷宮区かフィールドで狩りをする気にもなれず、街中をあてどなく散策しながら目覚めの連絡を待っていた。―――そんな最中、一通のメールが届いた。
コウイチからかと急いで開封すると、別の人物からだった。落胆しつつも、ちょうどいい暇つぶしではあった。迷宮区に篭もりきりで外のことには疎くなっている、色々と面白い話が聞けるかも知れない。
返信を送ると、指定の場所まで急いだ。
「―――連絡、わざわざどうも」
「気にするなテ、一番の功労者ノお前たちがいないなテ、歯抜けモいいところだからナ」
ホーム近くの街=【トールバーナ】、縦横に走る用水路の側に等間隔で設置されているベンチ、その一つに腰を下ろし背をあずけながら、背後に立っているであろう人物に謝意を言った。
互い向かい合わない/顔は見ない、スパイ同士の密会のような他人のふり。だから鏡でも使わないと見れないが、彼女はオレよりも頭半分ほどは小柄だ。通称である『鼠』を思わせる雰囲気を醸し出してもいる。その頬に描いている三対の細い髭が、ソレを強調しているはずだ。
『鼠のアルゴ』。おたがいβからの顔見知りではあるが、何より気取りすぎて若干気恥ずかしいが、【圏内】の公共スペースでは誰がどこから監視しているかわからない。情報屋を自任している彼女=【アルゴ】にとって【圏内】は圏外以上に危険な戦地だ、用心のためにそうしている=周囲を警戒しやすい体勢になる。オレまで付き合ってやる必要はないのだが、小さな背中と話す光景はかなり間抜けに見えるはず、そっぽを向かれ続けているような不快さもでてくる、彼女のプロ意識に付き合ってやることにした。
「そういえばキリ坊、なんでこんな所で油売テたんダ?」
「妹さんとの感動の再会だろ? 部外者が邪魔しちゃダメだろうが……て、お前こそなんで知ってたんだよ!?」
メッセージが来たタイミングは、受信可能なフィールドに入って暫らくをしないうちだった。近くで見ていたとしか考えられない。まだ第一層の現段階では、留守用メール預かりサービスはない。受信不可なら即座に捨てられる。迷宮区に篭っているはずのオレには、どんな相手からのメールも届かない。……そもそも、送ってくるだろう数は少ないが。
不注意だった。知っていることを前提にしていたので、バラしてしまった、オレがここにいる理由を/情報を。
「お前たち、いつもこの時間ハ迷宮区の探索だロ? ソレをわざわざ切り上げテきたのだかラ、よほどのアクシデントに遭タと考えるのが、自然ダロ?」
「それって……、俺達をストーカーしてた、てことか?」
「おいおい、偏見に満ちた言い方だネ。『動向をチェックしてた』んだヨ、コウちゃんに渡しタ私の【導】を通してネ」
あれって、GPS発信装置にも使えるのかよ……。他プレイヤーに渡せば、自分のマップに自動的に居場所を指し示すアイコンがつく。【導】の応用的な使い方、ただし信頼できる相手に限る/逆に自分が不利になる。
「てか、それじゃやっぱりストーカーじゃん!」
「失敬な、取引だヨ! 妹さんの探索と情報収集のためのネ。迷宮区じゃメッセージ届かないからサ」
ふくれっ面(見えないがそんな感じ)で全面否定するも、疑わしそうにジト目を向けた。
「……とりあえず、そういうことにしておいて、だ。役に立たなかったみたいだな」
「だかラ、わざわざ会議のこト伝えに来たじゃないカ」
「それだけ? ……ちょっと割に合わなくないか?」
「キリ坊の分はネ。あとはコウちゃんにだケ、特別サービスだ」
顔をしかめそうになるも、別に構わないと気を取り直した。コウイチに聞けばいいことだ。同盟組んでる/アルゴもそんなこと知ってるのだから、わざわざ直接聞かなくてもいいのに……。ストーカー説の有力な証拠がまた一つ増えた。
オレの下衆な考えが読まれたのか、嫌な視線を感じるも知らんぷり。話題を変えた。
「お前も会議、参加するのか?」
「初めてのプレイヤー主催のイベントだからネ。それにほとんどのトップランカーを誘タみたいだヨ。どんな奴らがいるのカ、どう転がるのカ……。今後の攻略に大きく関わテくるはずだヨ」
確かに、言われてみたらそうだ……。今回の会議は、ただフロアボスの攻略のためだけじゃない。今後、プレイヤー全員を引っ張っていくリーダーを決める会議になる。そこに参加するということは、必然トップランカーになる/ならざるを得ない=期待される。今後開催されるであろう攻略会議のチケットが渡される。否が応でも、何らかの指導的な立場に立たされることになる。
少しいやかなり、認識が甘かった。未来の重荷に息を呑む。……参加する前に修正出来て良かった。
「フロアボス会議て言うんだから、やっぱり……見つけたんだよな。ボス部屋」
「だろうネ。……残念だタね、あんなにがんばテきたのニ」
「お前も知らなかったんだろ、初耳だったか?」
「…………なんでそう思うんダ?」
数拍おいての警戒心、アルゴにしてはわかりやすい反応をしてくれた。
「お前にマップデータ渡してきたからな。お前なら、オレたちとは別方向を探索してるんじゃないかと思ってさ」
「だタらなおさら、私が見つけてモ良さそうだけド?」
「だからさ。まさかオレ達がすでに明らかにしたはずの場所にボス部屋があったなんて、思いもよらなかっただろ?」
当て推量のハッタリ、しかし思いのほか的中したのだろう。アルゴから目のパチクリが聞こえてくるような空白がながれた。そして、褒めるような挑むような複雑に絡み合ったニヤリとともに、種明かしをしてきた。
「なんだいキリ坊、βから随分といい性格になタじゃないカ。もう知テたなんテ」
「ただの推測だよ。一番乗りのオレ達が見つけられないなんて、さすがにおかしすぎるからさ」
これで裏は取れた。オレ達の疲労からくるであろう不満ではなく、何らかの条件が満たされていなかったからということが。アルゴも同じ罠にかかってしまった。
「原因はなんだと思う? 迷宮区の入場人数かな?」
「たぶんソレだネ。ギミックの線も捨てられないけド、まだ第一層だしネ。……色々ト見誤タよ、まタク―――」
そう吐き捨てると、背をあずけていたベンチから離れた。立ち去ろうとする。
何かを企んでのことではなかった。思わず、振り返って引き止めた。
「なんだよ、一緒に行かないのか?」
自然とポロリと出てきた誘いに、アルゴは立ち去ろうとした足を止めた。そして振り返ると、オレをまじまじと見返して、
「……こりゃ驚いタ。あのボッチのキリ坊が、こんなに積極的ニ女の子を誘うなんテ」
「え? いや、そのぉ……、そんな流れかな、て思ってだな―――……て、お前『女の子』て柄じゃないだろうが!」
しどろもどろしてしまったことが恥ずかしく、ついつい怒鳴り口調で返してしまった。
アルゴは全く気にせず、むしろ愉しげに口元を歪めながら、わざとらしいブリッ子を演じてきた。
「ヒドイ! どカらどう見てモ可憐な美少女なのニ」
「髭が生えてる美少女なんて、斬新すぎてついていけねぇよ」
「ドラみちゃん可愛いだロ? 頭も良くて兄想いでキュートだロ? アレと同じだヨ」
「彼女は二頭身でしかもロボットだよ。それに、お前猫じゃなくて鼠だろうに。てかそもそも虚構だろうが!」
「ここだテ、虚構みたいな場所じゃないカ。現実がどうのこうの言う方ガ、どうかしてるゾ。……そんな狭い了見じゃ色々ト、チャンス逃しちゃうヨ?」
「ご忠告どうも。でも、オレはこの世界に骨を埋める気はないんでね。見識は、生き延びるのに必要な分だけ広げられればいい」
「実用主義テやつカ? それ『私には何の制限も規制も無い』テいう無法宣言だテ、知テるカ? 特に『生存』が目的の場合ハ」
「それじゃオレのは、修正実用主義だな。ちゃんと制限も規制もあるから安心してくれ」
「その手のメッキが、長く保てたことなんテないんだけどナ。……もう無理せずさサと、認めちまタ方がいいと思うけド?」
「そうだな……それじゃ、何で一緒に行かないんだ?」
無駄なやり取り全部捨てて、話を戻した。強引ではあるが、これ以上続けてやる義理はない。……オレはタフな男を目指してます。
それで彼女も気分を害したわけではなく、あっさり切り替えに乗った。そして少しだけ悩むも、教えてくれた。
「まだ会議まで時間があるからネ。『攻略本』の情報ヲ更新しておこうと思テ」
攻略本。アルゴがプレイヤーたちの為に作った、β時代の知識を満載した自費出版の本。各地の街にある道具屋に置かれていて、誰でも無料で手に入れられる。日々更新を続け、βと本製品の齟齬も埋めている。
情報と金の亡者だと思っていた彼女の所業とは思えないような、無垢な慈善活動だ。βテスターとして/SAO経験者としての責務を、彼女なりのやり方で遂行しているのだろう。オレとは違って……。
「仕事熱心だねぇ、情報屋さん」
「他人の命がかかテるからネ。亡くしてかラ無限に後悔するよりモ、今怠けず働いた方ガ楽だからネ」
キリ坊は何かしてるのかなぁ? ……そんな皮肉を言う奴ではないことはわかっている。しかし、オレの中にあった焦りがその声を聞き取った。先の嘲るようなセリフを後悔した。
コウちゃんによろしく伝えといてくれ……。ひらりと手を振ると、そのまま立ち去っていた。
長々とご視聴、ありがとうございました。
アスナは「お兄ちゃん」と「兄さん」のどちらを採用するのか? 原作ではどう呼んでいるのかわからないので、勝手にきめるしかない。悩みましたが、かなり年も離れて尚且つ優秀ということで「兄さん」に軍配が上がりました。直葉の「お兄ちゃん」とダブるのを避けたかったというのもあります。
感想・批評・誤字脱字のしてき、お待ちしております。