PSO2 ~創造主の遺産~   作:野良犬タロ

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【従者】襲来編
第八章 ~離別と意地~


 

~ロイド 民間居住区 孤児院~

 

 

『えっと・・・短い間ではありましたがお世話になりました。私は誰にも迷惑がかからぬよう、一人で生きていきます。ご迷惑をお掛けしました』

 

「・・・。」

朝、寝室に彼女の姿はなく、部屋にメッセージパックがあった。

こうなると思っていたから黙っていた。

だが、それは間違いだった。

彼女は私の想像以上に頭が良かった。

元より真実を隠し通せるわけがなかったのだ。

それどころか隠していたことが寧ろ彼女を余計に傷つけてしまった。

こうなるなら荒療治になろうと彼女に最初から真実を伝えて受け入れさせるべきだった。

「先生・・・。」

私が手紙を見ている後ろには孤児院の子供達全員が揃っていた。

「・・・。」

私はゆっくりと椅子を立ち、子供の一人に歩み寄り、手を翳す。

「ッ!!」

叩かれると思ったのか、目の前の子供は身構える。

だが私はそんなことはしない。

そっと子供の頭の上に手を置く。

「みんなは私の『家族を大事に』という教えを守ってくれただけだ。ルナールが危ないと思ったから守ってあげただけだ。悪くない。」

「なんでだよ、先生!!」

ルナールが激昂する。

「ラパンは危なくなんかない!!話してみたら良い子だもん!!」

「ルナール!!」

「ッ!!」

つい怒鳴ってしまい、ルナールがビクッと肩を震わせる。

ハッと我に返り、「すまない」と謝罪する。

「みんなの気持ちも分かってあげてほしい。確かにみんなはラパンのことを怖がった。だが本当に怖いだけならルナールを放っておいたハズだ。関わらない方が自分達は安全だからね。」

「・・・どういうこと?」

「怖いって感情を振り切ってルナールを守ろうとしていたんだ。この子たちなりの精一杯の勇気だ。自分がみんなに大切に思われているってこと、分かってあげてほしい。だからみんなは悪くないし、もちろん、ルナールも悪くない。悪いのは私だ・・・。」

そう、悪いのは私だ。

子供達にラパンの背中の事を触れさせない為に嘘の言えない小さい子供を年長組の子供達に離れさせるよう指示したりしたことも、返って彼女に『避けられている』という意識を持たせた。

そしてなにより子供達に、彼女が実際に人に害を成したことがない事を伝え、説得すべきだった。

やるべき事をせず、余計なことをしてしまった私の責任だ。

「・・・すまない、ラパンを探してくる。だがその前に、話しておかないといけないな。」

子供たち全員を真っ直ぐに見る。

「無理を言うようですまないが頼む。」

その場で土下座をする。

「一度だけでいい、あの子と向き合ってほしい!それでも怖いと思うならそれでいい・・・一度、彼女とちゃんと話をして彼女がどんな子か、みんなに見極めて欲しい!!」

「・・・。」

子供達は私の行動に戸惑い、互いに目配せをしている。

「頼んだよ・・・。」

私は部屋を出た。

 

 

~ノワール~

 

事件の首謀者であるウィルは捕まり、スレイヴデューマンの研究チームは一網打尽でお縄となり、収監されることとなった。

エリックに関しては事の発端であったとはいえ、事件の犯行に一切協力しなかった点に情状酌量の余地があり、無罪放免となったが、自身の研究室の研究員が居なくなったことから別の部署の下で研究員を続けることとなった。

エスカもエリックから治療を受け、数日かかったが、どうにか元に戻ったようだ。

例のダーカーの事を考えると、全てが丸く収まったとは言えないが、事件は一連の幕を閉じた・・・。

だが問題はまだあったようだ・・・。

 

~ノワール マイルーム~

 

「・・・。」

「ひっぐ・・・うぐっ・・・。」

部屋で紅茶を乗せたローテーブルを囲い、俺とネージュは向かい合う様にソファに座っており、ネージュは俯きながら泣いていた。

何故こんなことになったかというと・・・。

 

ーーー数時間前

 

俺はアムドゥスキアの浮遊大陸でいつものようにダーカーを狩っていた。

「・・・!」

気配がしたので振り向く。

「・・・。」

ネージュがいた。

だが下を向いたままフラフラと歩いている。

「・・・なんだ、まだ俺はこのエリアに来て三日しか経ってないぞ?」

「・・・。」

『連れ戻しにきた!』とか言われるのを予想して予め皮肉を吐いたが、ネージュは何も答えない。

そして違和感に気づく。

「おい、あいつはどうした?」

エスカがいないことだ。

「・・・。」

ネージュはフラフラと歩き・・・!

「おいッ!!?」

足を踏み外して落ちそうになったのを間一髪で助ける。

「死にたいのかこのアホ!!」

いつもの暴言をぶつけるが・・・。

「ノ・・・ワール・・・?」

ネージュは何故か虚ろな目で俺を見ながら、さも今俺の存在に気づいたような言葉を口にする。

「なんだ・・・お前今日変だぞ?」

「ノワール・・・!」

俺の名前を口にすると、急に涙ぐむ。

「ッ!?」

急に抱きついて来た。

「うわあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!」

急に泣き出した。

その声は浮遊大陸全体に広がりそうなほどけたたましい泣き声だった。

 

 

ーーー回想はここまで

で、仕方無く俺は帰還を余儀無くされ、部屋にこの泣き虫を上がらせて事情を聞くことにした。

どうやらエスカがチームを抜けたらしい。

事情も話さず、ネージュの部屋に用件だけを述べたメッセージパックを残して姿を消したようだ。

「エスカ・・・なんでじゃあ・・・わしの何がいけなかったんじゃぁ・・・!」

「・・・。」

ネージュは分かっていないが、俺には容易に想像出来る。

ただ一つ言えることは、皮肉にもこのアホに何の落ち度もないと言うことだ。

教えてやってもいいが、それでは何の解決にもならない。

「本当にお前のせいなのかそれは?」

「・・・ぇ?」

俺の言葉にネージュは漏れ出るように出した声で反応する。

「そんなもん、実際にあいつの口から聞かなきゃ分からねぇだろ。」

「でも・・・あやつが何処におるのか分からんし・・・。」

「あいつも気持ちに整理つかないで距離取ってるだけじゃないのか?時間が経てばあいつから現れるだろ。」

「・・・それまで何しときゃいいんじゃ?」

「そんなことまで知るかよ。適当になにかやればいいんじゃねぇの?」

「・・・。」

ネージュは俯いたまま何も言わない。

「まぁ任務に行くなら誰かに手伝って貰え、お前一人じゃダーカーどころか原生エネミーのエサだろうからな。」

「ッ!!」

皮肉を吐くと、ネージュはピクリと肩を震わせる。

「バカにするなッ!!」

急に立ち上がる。

「わし一人だって任務こなせるわ!!後で謝ったって遅いからなッ!!」

そういって勢い良く部屋から出ていった。

「・・・マズった。」

黙って頭を抱える。

完全に余計な事を言った。

どうしたものか・・・。

 

 

~ラパン 民間居住区 ???~

 

「・・・。」

誰の声も聞こえない。

誰もいない。

そう、此処が私がいるべき場所・・・。

私が居るのは廃墟街、ダーカーの小規模な襲撃を受け、倒壊した建物の残骸が並ぶ場所・・・。

その中の廃ビルにいる。

「・・・。」

手には本を持っていた。

一人になるのに、何も無ければつまらないと思い、本を持ってきていた。

今朝はあまりに急いで出てきたため、適当に選んで図書室から持ち出した本だけど・・・。

本のタイトルは『フォトンの扱い方 初級編』。

『ラパンはフォース向きじゃないかな?』

「・・・。」

ルナールの言葉を思い出す。

本を開いて見た。

『テクニックの扱い方』。

フォースの基本であり、最大の武器であるテクニック・・・。

これが使えれば私も・・・。

「・・・。」

首を横に振る。

そんなことが出来たところでアークスになんかなれはしない。

背中に不気味な影がくっついてる私なんて、アークスの適性試験を受ける前に危険物として捕まっちゃう。

「・・・。」

ルナールのアークスになりたいことを聞かせてくれたときの顔を思い出す。

凄く楽しそうだった。

凄く希望に満ちていた。

私もアークスを目指したら、あんなに希望を持てるのかな。

「・・・。」

本を見てみる。

『テクニックの扱い方』。

『最も初級の前方放出型のテクニック。

体内のフォトンを放出させる箇所に集中する事をイメージする。』

えっと・・・今の私なら、手のひらかな。

手のひらを前方の瓦礫に向けてみる。

体内のフォトン・・・よく分からないけど身体の中に巡っている自分自身の力・・・だよね。

前方に集中・・・!

「・・・!」

手のひらから光が溢れ始める。

私がそれに気づいて集中を途切れさせたせいか、その光は瞬く間ん消える。

「今のが・・・フォトン・・・あとは・・・。」

『自然元素である『炎・氷・雷・風・光・闇』、いずれかをイメージすると、フォトンはその形に変化する。』

『最後に、それを放つ為に、キーとなる言葉を瞬時にイメージすることにより、変換されたフォトンは前方に放たれる。』

『尚、自然元素は人によっては得手、不得手もあるため、自分に合っているテクニックが最も放ちやすい。』

「自然元素・・・私にあってる物・・・。」

私は・・・。

「・・・ッ!!」

首を横に振る。

一瞬『闇』だと思ってしまい、即座に否定する。

背中に不気味な影がくっついてるからってそんなこと有り得ない。

もし使えたら余計に誰かに不気味がられる。

「・・・まずは、とりあえず『風』。」

前方に手のひらを構え、先程の様にフォトンを集中する。

フォトンが集中したのを確認して、風をイメージするが・・・。

「うっ・・・!」

手のひらの前に風のような塊が出来たように見えたが、パァンと弾けて消えてしまう。

「『風』は・・・だめ。」

他の元素で・・・。

「・・・!」

ダメだった。

全部試したけどすぐ消えてしまう。

「・・・。」

『全部』というのは嘘だ。

一つだけ試していない。

「・・・『闇』。」

・・・正直試したくない。

でも、このまま何も出来ないでいるなら自分に何も残らない。

それも怖い。

でも『闇』が適していることを認めるのも怖い。

ジレンマに苛まれながらもフォトンを手のひらに込める。

「・・・『闇』。」

すると・・・。

「・・・!!」

手のひらの前に貯まったフォトンの球体が黒くなり、自分の胴体程の大きさに膨れ上がった。

「・・・。」

認めたくないけどやるしかない。

あとはキーとなる言葉を頭に浮かべるだけ。

 

 

『   メ   ギ   ド   』

 

 

すると球体が更に膨れ上がり、自分の身体全体と同じ大きさになって放たれる。

黒い球体は、ゆっくりと前方に飛んでいき、瓦礫にぶつかると破裂する。

そしてその破裂は、小規模な轟音と共に瓦礫を砕き、大穴を空けた。

「・・・出来た。」

後悔はあったが、ちょっとだけ達成感があった。

「私にもできることが・・・ッ!?」

急に何かドサッという音が聞こえ、後ろを振り向く。

「ッ!!?」

ルナールだった。

何やら袋を持っていたようだが、私を見て呆然とした拍子に落としたみたいだ。

「ルナール・・・!」

見られた。

背中に不気味な物を背負っている私が闇のテクニックを使った現場。

そんなものを見たらルナールだって私のことを・・・。

「す・・・。」

「え・・・?」

「すっごおおおおおおおおおおい!!!」

「え・・・え・・・?」

ルナールは目をキラキラさせて駆け寄ってきた。

「今のテクニックだよね!?どうやったの!?」

手を握って息をあらげて話すルナール。

そうだ。

こんな顔して生きられたら・・・。

でも・・・。

「どうして来たの・・・?」

「ラパンを探してたから!」

「それが嫌だから出てったんだよッ!!」

今はルナールのその希望に満ちた顔がイライラする。

「私はそんな心配される資格なんかない!!背中にこんな物背負ってる私なんか・・・ッ!!」

罵声をルナールに浴びせるが、何かを顔の真正面に押し付けられ、とっさに言葉が詰まる。

「・・・?」

手を取られ、その顔にくっつけたものを手に乗せられる。

袋だ。

「?」

得体のしれない事に警戒しつつ中身を確認をすると、中身は食べ物だ。

よく朝食で食べるパンと目玉焼きだ。

「今朝から出ていって、まだ何も食べてないでしょ?」

「いらな・・・。」

言い切ろうとした瞬間、お腹がくぅ~っと音を鳴らす。

「・・・。」

「お腹は『欲しい!』って言ってるよ?」

「うぐぅ・・・。」

ぐうの音も出ない。

「ラパン。」

ルナールは手を強く握る。

「私言わないよ。ラパンが此処にいること。」

「え・・・?」

「私ね、色々怒られて分かったんだ。周りのこと考えてなかったなって。」

「ルナール・・・?」

「だからね、ラパンが此処にいたいなら止めない。でも一人で此処にいるの退屈かもしれないし、おなかも空くだろうから、食べ物もってくる!」

「ルナール・・・。」

「その代わり・・・。」

「・・・?」

ルナールは顔を近づけてくる。

目がさっきみたいにキラキラしてる。

「ラパン、フォトンの扱い上手いよね?」

「え?」

もしかしてさっきのテクニックのこと?

「いや、さっきの・・・本見て見よう見まねでやっただけで・・・。」

「だったら本もっと持ってくる!だから訓練手伝って!」

「訓練・・・?」

「アークスになるための訓練!ラパンと一緒にやったら上手くいきそうだからさ!」

ルナールの目は一層キラキラしている。

なんか断りづらい・・・。

「う、うん・・・それくらいなら・・・。」

「やったー!!」

ルナールはピョンピョン跳ねながら喜ぶ。

でも・・・。

「ルナール、門限大丈夫?」

「あ!」

そう、孤児院は外出は出来るが、門限はある。

「ごめんね!じゃあ戻るけど、ちゃんとご飯食べてね!」

「うん・・・。」

「絶対だかんねー!」

そう言ってルナールは手を振りながら去っていく。

「・・・。」

近くに腰掛けられそうな瓦礫があり、腰掛けて袋を開ける。

「・・・。」

目玉焼きを一口食べながらパンをかじる。

「・・・。」

いつも食べてるものなのに・・・。

「・・・ッ!」

なんでこんなに美味しいのかな・・・。

「・・・。」

美味しくて・・・。

「・・・っ。」

涙が出る。

「・・・。」

食べ終わった頃には目が涙で見えなくなっていた。

「・・・グスッ・・・ひぐ・・・。」

日が陰り、薄暗くなった廃ビルの中で私は声もなく泣いた。

 

 

~ノワール アークスシップ フランカ'sカフェ~

 

「・・・?」

店内に入ると誰かが俺を追い越して回り込むようにして此方を向く。

「ゼェ・・・ハァ・・・。」

女だ。

服装からしてコックのようだ。

慌てて走ったようで、息を切らしている。

「・・・なんだ?」

「あなた、ノワールよね!」

「あんたは?」

「此処のオーナーのフランカよ!」

「オーナー?オーナーが俺に何のようだ?」

・・・まさか出禁じゃないよな?

いや、別に此処でいざこざを起こした覚えはないが・・・。

「噂は聞いてるわ!『暴食の幽霊』なんですってね!」

「・・・。」

なんでこんなときに悪名で呼ばれないといけないんだ?

気分悪いなこの女・・・。

「たくさん食べるみたいだから腕の振るいがいがあるわ!」

「は・・・?」

いまなんて言ったこいつ?

「これドリンクのサービス券ね!」

そう言ってチケットを渡してくる。

「いや・・・別にそう言う意味の『暴食』じゃ・・・。」

「注文決まったら席の端末で注文してね!すぐ作って送るから!!」

そう言って去っていく。

「・・・。」

つくづく思う。

なんで自分はよく変な奴等にばかり絡まれるのかと・・・。

「まぁ・・・いっか。」

カフェの階段を上がる。

此処に来た目的は食事じゃない。

このカフェの二階には簡易的なバーがある。

そこで必ず飲んでる奴に心当たりがあるからだ。

「・・・。」

いた。

俺はすぐにそいつの横に座り、端末で酒を注文する。

少しすると酒の入ったグラスとボトルが目の前に転送される。

「・・・なんでお前が。」

エスカは煙たそうに俺を見る。

「お前一人のとき、いつも此処で飲んでるだろ。」

「なんだ・・・わざわざ調べたのか?」

「いや、俺も時々来るけどお前がいるときだけ外してたんだ・・・。」

「なに避けてんだよ。」

「お前はお前でめんどくさそうだからな・・・。」

「・・・だったらなんで今日はわざわざ隣に。」

「抜けたんだってな、チーム。」

「・・・!」

エスカはピクリと肩を震わせたあと、俺を見てから飲みかけのグラスに視線を戻す。

「・・・ネージュに聞いたのか。」

「わんわん泣かれて聞くハメになったんだよ。」

「それで、『なんで抜けた?』か?」

「どうせ『負い目』だろ?」

「・・・。」

「・・・。」

しばらく沈黙が続く。

「お前も知ってるだろ?あの時ネージュに刃を向けた。」

「ああ・・・。」

 

 

「私があの子を殺そうとしたのはこれで『二回目』だ。」

 

 

「そうだな・・・。」

俺もその場に偶然居合わせていたので知っている。

「殺し屋時代・・・アークスになったばかりのあいつを殺そうとした・・・。」

事実だ。

こいつが負い目を感じるのも無理はない。

だが・・・。

「それがどうした?」

「なっ!?」

エスカは俺の一言に身体ごと此方に向いてくる。

「アークスだって殺し屋と変わらねぇよ。殺す相手がダーカーか、人間かってだけだ。」

「お前、ふざけてるのか!?」

「お前のやったことを咎めるのは誰だ?」

「それは・・・。」

エスカは視線を反らす。

「・・・あいつがそんなの気にするタマか?」

「あいつが気にしなくても、私が私自身を・・・!」

「償いたいなら罪から逃げるな。罪と向き合え。」

「そんなのどうすれば・・・!」

エスカが反論仕掛けたとき、通信音がする。

「こちらエスカ、なんだ?」

『エスカさん!大変です!惑星ウォパルの海底エリアで、ネージュさんからの通信が途絶えました!』

「チッ・・・早速かよあのアホ・・・!」

「何・・・!どういうことだ!」

「話はあとだ。さっさと探しにいくぞ。」


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