とある神様に転生させられた青年の物語   作:あさ霧

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前回のあらすじ

1人の少女を妖怪から救った朝霧、そして少女に懐かれたようで

正月から風邪を引いたあさ霧です。

皆さんはお年玉はもらいましたか?自分は今年から渡す方に回ってしまいました

今回はやっとあさ霧が例の都市に入って来ます

さて、どうぞお楽しみに


第3話 ようやく都市に来たと思ったら俺は・・・

霧神視点

 

 

 

朝が来た

 

 

 

昨日助けた少女は俺に抱きついたまま寝てる。恥じらいってのがないのか?

 

しかもまた襲われるかも知れないから一晩中起きてたし、ねみ〜

 

とにかく今日はこの少女を、家に帰らせないと・・・

 

「おーい、起きろー」

 

「う〜ん」

 

ひとまず起こしてからだな

 

「おーきーろー」

 

「いやだ〜」

 

は?今なんて言った?

 

「おい、起きてくれ」

 

「い〜や〜だ〜」バタバタ

 

なんで〜?どうして〜?

 

「なんで、起きたくないんだ?」

 

「あの時・・・」

 

「あの時って?」

 

「私があなたを起こそうとした時」

 

あの時ってあれか、めちゃくちゃ眠かった時に起こしてきたあの時か

 

「あーあの時か」

 

「あの時すぐ起きてくれれば怖い目に合わなかった」グスッ

 

やっぱり、てかやばい涙目になってる・・・、しょうがない

 

「あー、わかった。なんでもしてやるから機嫌なおしてくれ」

 

「え?なんでも?」

 

「あぁ、なんでもだ」

(どうせ家に帰して欲しいとかそんな感じのヤツだろ)

 

「えーっと、じゃあ、だっこして」

 

「はいはい・・・っては?」

(なに?だっこ?なんで?)

 

「なんで、いや、それ「なんでもって言った!」ムー

 

「・・・」

 

(はぁ、まー別にいいか、すぐ帰らせれば)

「わかった、ほら背中にのれ」

 

「お姫様抱っこっていうのやってー」

 

なんか遠慮なくなってないか?まあいいけど、

 

「わかった、ほら乗れ」

 

「うん!」ニコッ

 

(てか、さっきまで涙目だったのにもう笑顔になってる)

 

「そーいえば名前まだだったな。俺は霧神って言う。君は?」

 

「私は桜、大原桜です」

 

「よし大原桜、家まで案内頼むぞ」

 

「はい!」

 

こうして桜を家に帰して一件落着!めでたし、めでたし!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

の予定だったのにまさかの出来事が・・・

 

 

まー簡単に言うと現在俺はとある場所にいるわけです

 

 

さて、なぜとある場所なのか続きをどうぞ〜、

 

 

 

 

 

「よし、着いたー」

 

俺は今都市の門の近くまで来た。そこで桜とは別れる予定だったのだが、お礼がしたいらしくて家まで行く事になった。

 

門を通り歩く事数分、桜の家の前まで来た。

でもなぜか立ち止まる桜。

 

「どうしたんだ?」

 

「一晩帰ってこなかったから、きっとお母さん怒ってると思って・・・」

 

いかにも子供っぽい理由だな

 

「ほら、大丈夫だって、きっとお母さん心配してるだろうし」

 

「でも・・・」

 

その時桜の家の扉がバンッと開きお母さんさんらしき人が出て来た

 

 

 

これからが問題の一部です

では、どうぞ〜

 

「桜!」

 

「お母さん」

 

ダキッ!

 

「お母さん心配してたんだから」

 

「うっ、ごめんなさい〜」泣

 

ギロッ!

 

「あなたが桜を誘拐したのね!」

 

「え?」

 

「最近この都市を不法浸入してるのもあなたでしょ!」

 

「はい?」

 

「お母さん、ちがう!その人は・・・」

 

「桜、怖かったでしょう。もう大丈夫だからね。

あ、警衛隊の人!この人誘拐と不法浸入者よ!」

 

「なに?!わかった!応援要請!」

 

「だからお母さん!この人は私を・・・」

 

「桜!危ないから下がって!」

 

「お前だな!おとなしく捕まれ!」

 

手錠ガチャン!

 

「署まで来てもらうからな!」

 

 

 

 

ここまでの間俺は考える暇もなく物事が進んでいき、今とある場所つまり牢屋の中にいます

 

こうして少女を助けた霧神は、犯罪者となり少しの間牢屋生活をするのでした〜

めでたし、めでたし!

 




さて、どうでしたか?

あの桜のお母さんは何か勘違いしてるみたいですね

この牢屋入りもあるふせんとして繋げる予定です。てか、この場合のふせんの使い方があってるのかいまいちわからない。

霧神「じゃあ使うなよ」

あさ霧「それ以外のそれっぽい言葉が思いつかなかった」

霧神「国語力がない結果だな」

あさ霧「うるせい」ベシッ

霧神「痛った!てか、なんで牢屋の中に入れたんだよ」

あさ霧「自分はどこにだって入れるんだ〜」

霧神「そうかよ、見つかっても知らないからな」

あさ霧「その時はその時だ、それじゃあ締めの言葉やるぞー」

霧神「今回だけな」

あさ霧「今後もやらせるから安心しな」

霧神「おい、ちょっとまて」

あさ霧「はい、せーのっ!」

「「次回も、よろしく(な)!」」

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