とある神様に転生させられた青年の物語   作:あさ霧

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初投稿です。

できるだけ読みやすいように頑張りますので、アドバイスなどあればお願いします
とても喜びます(* • ω • )b

それと今回はセリフが多いと思います。

では、いざ開幕です!


とある青年の始まりの物語
1話 プロローグみたいなもの


プロローグ

 

 

 

「・・ここ、どこだ?」

 

 

気づけば俺は奇妙なところにいた

一面真っ白、上も下も曖昧でその場に立っていると言うより浮いてる感覚に近い

 

 

「一旦落ち着こう・・えっと、さっきまで何やってたっけ?」

 

 

確かいつもの様に夜道を散歩してた

あまりにも月が綺麗だなーと思いながら歩いていたら

 

何故か急に倒れたんだよな

 

 

「・・・石に躓いて転んで頭の打ち所が悪かった」

 

その結果しか出なかった、あまりにも変な死に方に頭を抱えていたら、

 

 

「いやいや、そんなわけないじゃろ、青年よ」

 

 

「うわっ!びっくりした〜」

 

 

急に声が聞こえ、気付けば目の前に髭もじゃの老人がいた

 

 

「そう驚かなくてもいいじゃろ。わしは神様じゃ」

 

 

(しかも神様とか言い始めた。大丈夫かこの老人)

 

その歳で厨二とかもうボケ末期だろ、これを手遅れというんだな

 

「おい、今失礼な事考えとったじゃろ」

 

 

「な、何も失礼な事なんて考えてないですよ、ハハハ」

(今こいつ俺の心を読んだのか?)

 

 

「人の心を読むなんて簡単な事じゃぞ、なんせわしは神様じゃからなフォフォフォ」

 

 

(まさか、また読まれたのか?)

 

一先ずこれ以上考えを読まれるのは嫌だな

 

「はー、わかった。あなたが神様だと信じるので、心を読むのはやめてくれ」

 

 

「いいじゃろ、もう少し」

 

 

「やめてくれ」イラッ

 

 

「キツイ奴じゃな〜。まっ、いじるのもこの辺にして本題に入るかの」ヨッコイショ

 

 

(いじってたのかよ。まずいまずい、また読まれる。)

 

心を読む自称神様にイラつきつつ本題に入った

 

 

「それで、なぜ俺なんかにわざわざ神様が来てくれたんだ?」

 

 

「そのな、お主の死因があまりにもあれじゃったんで、チャンスをやろうかと思ったんじゃ」

 

 

「俺って転んで死んだんじゃないのか?」

 

 

「さっきも言った通りそれは違うんじゃ、ただの手ちg…不運な事故じゃったんじゃ(汗」

 

 

(ん?なんか言いかけた?しかもなんで汗かいてるんだ?)

 

 

「そこで、テンプレ過ぎる展開じゃか、お主を転生させる事にしたんだじゃ!」ビシッ

 

 

「おい、今メタイ発言が聞こえたぞ?それと、俺よりも不運なやつなんて大勢居るだろ。」

 

 

「それはのぅ、お主の人生に理由があるのじゃ」

 

 

「・・・俺の人生ねえ」

 

 

「そうじゃ、お主顔は悪くないくせに”やる事”やっとるしな。妬ましい。」ジー

 

 

「あんたに褒められても嬉しくねえし、今は関係ないだろ。しかも、”それ”は俺がやりたかったからやっただけだ。他にどう思われてもな。」

 

 

 

 

 

 

「そこじゃよ!他の目なんて気にしないで、やることをやる!その根性があったからお主にしたんじゃ。」

 

 

「最近の神様は頭が相当ぶっ飛んでるみたいだな。んで、それこそわからなくなった。なんで”それ”をやった俺が転生するんだ。地獄の方が断然似合ってるんじゃないのか。」フンッ

 

 

「少しぐらい素直になればいいじゃろ。"それ"のお陰で何十何百の人か助かったと思っとるんじゃ?」

 

 

「そんなのは知らない。あんな世界から不運ながらやっと解放できたんだ。俺はおとなしく地獄でも行ってやる。」

 

 

「残念ながら転生することは決定したのでな、転生する場所以外お主の行くあてなんてないんじゃぞ……ってやばい、あと十数分で強制転生じゃ!」ヤッチャッター

 

 

「おい、ちょっと待て!」マジデマテ

 

 

「もう待てん、いい加減に話進めないと、観てる人が飽きるではないか!青年と老人の会話なんて誰得なんじゃ」

 

 

「だからメタイ発言はやめろ!」

 

 

「うるさいぞ、少しは黙らんか!あと、3つだけお主に話すことがあるんじゃ!」ビシッ

 

 

「おい、もう膝から下が消えてるじゃないか!」アタフタ

 

 

「まず1つ目は、改めてお主を選んだ理由じゃが、お主の《何事にも気にしない(干渉されないようにする)》強い気持ち、そしてそのためなら《ほとんどの事を可能にも不可能にもしてきた》その根性があったからじゃ!」

 

 

「やばい、腹まで消えたぞ!」バタバタ

 

 

「次に2つ目は、お主にある2つの能力をやる!1つは《あらゆるものを無効にする程度の能力》さらに、《可能と不可能を操る程度の能力》お主にぴったりな能力じゃ!詳細はお主自身で調べるんじゃ!」

 

 

「残りが首しかない。もう、消える」モウアキラメ

 

 

「最後の3つ目、・・・お主の行く世界はわしが1から作った世界じゃ、何かあったらお主の力で守ってやってくれ」

 

 

「!」

 

 

「では、行ってくるがいい!そして存分に楽しんで生きて来い!」

 

 

その時最後に見た神様は老人ではなく、まるで龍。そう龍神だった。

 

 

 

 

こうして、不運な事故で死んだ青年はとある神様によって、転生することとなった。

 

 

そして、その青年が再び龍神と会えるのはそこから数万年あとの話である

 

 

 

 

 




どうでしたか?
最後はとてつもなく速足になってしまいました。
もしよろしければアドバイス、感想等お願いします。

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