「普通の人生」を歩んで逝った。ここまでは良かった。だが…… 作:SATO 1940
前回の少しあと、装備を無理矢理全部剥ぎっとったので無音にめちゃくちゃ殴られた。新しい世界の扉を開けそうになってしまった。
無音に搭載されていた物すべてを∞化しておいた。機関も艦橋も船体、砲、補助兵装すべて。
「俺の肌はまだ誰にも見せて無かったのに…剥かれるのも敵じゃなく味方とは…。」
これで量産できるね。やったぜ。タエちゃn…これ以上は言ってはいけない気がする…。
「…ねーそろそろ腐ってないでさー…。悪かったって…。謝るからさぁ…。 ね?」
「婿になってもらうぞ…。」
「は?」
コイツもか! なぜこんなことを勝手に言うんだ!!
「無理かなー…。嫁はもういるし…。」
認めたくないけどな!
「じゃあ…親父になってもらう!」
そのほうがまだいいのか? まぁ…前世で建造した子供みたいなものだし…ま、いっか…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『司令部!応答願います!』
「は~い何でしょう?」
『艦娘です!攻撃してきました! 数に勝てず撤退していますが追撃されています!振り切れません!!』
「了解!新造艦を送るから持ちこたえてくれ!」
『できるだけ早く頼みます!』
「つーわけで行ってくれや。」
「む…。了解した。 双胴戦艦!無音! 最大戦速!!」
92.3knot…間に合うかな?
『援軍ですか!? 助かります!』
『無音、戦闘開始!』
160㎝砲の砲撃音が無線から聞こえてくる。それにわせて…
『敵の新型艦なのです!ここは被害が出る前に撤退したほうがいいのです。』
とか
『なぜだ!くっ…了解。おい!駆逐艦どもここは引くぞ!』
って聞こえた。 先に攻撃をして来たのは向こうだ。逃げるなら逃がさない。つうかもう攻撃開始してるから…
『ぐっ!!』
『天龍さんが砲撃を受けたの…で…す?』
沈んだようだね。 向こう側が騒がしくなってきた。 謎の装置ηつんでるから全弾同じところに当たって確実にオーバーキルだよね。
『殺してやるのです!!』
おうおうおう結構なことだ。
「…鹵獲できる?」
『不可能ではありませんが…。』
「なら敵艦をすべて鹵獲して。」
『了解です。』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
双胴戦艦・・・小破 MVP
小型戦艦・・・中破
双胴戦艦は主にプラズマにやられたようだ。双胴戦艦を小破させるなんてスゴいね。まだHP6250以上残ってるけど…。1250しかダメージとれなかったのね。まぁ、なにはともあれ入渠させとこう。
鹵獲した艦娘を投獄した牢まで来た。
鹵獲された艦娘だが…編成は天龍幼稚園組っぽいね。気力の無い龍田、怒れる電、放心状態の睦月、黙まりな弥生、涙目な文月、冷静そうな三日月、何が何だか分からなそうな望月。
「敵の…司令官?」
「そうだよー深海棲艦の提督でーす。深提さんとでも呼んでねー。」
「ちくしょう!殺すのです!!」
おぉ活きがいいねぇHAHAHA 艤装取り上げてるから攻撃手段ないけどね。
「落ち着けって解体すっぞ。」
「ッ……」
お?大人しくなった。姉妹で誰か解体されたのかな?
「なぜ沈めず、鹵獲を?」
聞いてきたのは三日月だ。そうだな自然の艦娘を見たかったから?だって艦娘いるけどチート艦だし、秘書艦は深海棲艦だし。 でも嘘言うとこ。
「計画を前進させる為に。」
「嘘なのです!」
「殺すぞガキ。」
おっとしまったつい。
「………」
こいつらどうしようかなぁ…。んー敵だし解体でいいかな? 解体しよう。資材リサイクルできるし。
「もうなんかめんどくなったから、こいつら解体しておいて」
『了解シタワァ司令官。』
「ま、まって!あたしなんでも喋るから!」
無理。あんたら嫌い。だから解体。聞こえないフリをしながら部屋から出ていく俺。さぞ絶望したことだろう。しょうがないもんね。敵だもん。
今後、日本側の鎮守府との関係とかどうなっていくのでしょう?
攻撃を受けたら相手が死ぬまで攻撃し続ける。こんな一面もある主人公。