「普通の人生」を歩んで逝った。ここまでは良かった。だが……   作:SATO 1940

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 実は、艦これ未経験です。鋼鉄の咆哮が書きたかったから書き始めました。


第六話:確保→建造

 どうも俺さんです。深海棲艦の提督、深海提督になっちまいました。べつにいいけど…。面白そうだし。

 

「ここが、造兵廠(工廠)。多くの深海棲艦、艦娘が建造できます。そして、向こうがドックです。港湾棲姫などの陸上型もドック代わりにすることができますが、母港で入渠させるより時間と資材が多く必要です。」

 

 前回、じじキャラを捨てた神さんに施設案内を受けている。キャラ変わりすぎだろ…。

 

「続いて中央指揮所です。大規模な作戦を展開するときに使いますが、普段の出撃、遠征などのときは提督執務室で行います。」

 

「そして、転生特典の艤装設計台、超兵器建造ドック、開発部屋です。艦の設計のみ資材は必要ありません。設計した艤装の建造、又は艦娘としての建造には通常の建造より多くの資材が必要にならます。船体のみでの建造も可能です。船体の設計や兵装、補助兵装の開発、∞化なども同様で多くの資材が必要です。」

 

 転生してよかった。これから毎日、建造したいぜ。

 

「艦隊の編成、通常の建造、開発指示、出撃などなはすべて執務室の端末から指示できます。艤装の設計は自分でして下さい。建造は資材を投入すれば自動で建造されます。」

 

「質問はありますか?」

 

「船体の設計って?」

 

 こんなんポータブルには無かったからな。

 

「そのままです。三胴戦艦が造りたければその船体を設計できます。 他は?」

 

「超兵器機関の開発、艦載機、補助兵装の∞化などはどの端末ですれば?」

 

「後ほど特典専用の端末を差し上げます。」

 

「説明はこれくらいでおkだな?じゃ、頑張れよ!  ふぃー疲れた慣れない口調はやめた方がいいね。」

 

「これ専用のやつな。」

 

 と、PSPみたいなものを渡された。

 

「携行しやすいし、充電しなくてもいいぞ。そいつで艦の設計、建造、開発、なんでもできるし。」

 

「ふーん、あ、コイツ(モノリス)の取説…。」

 

「おぉ、忘れとった。 うぃ、これな。 じゃ帰るわ。」

 

「うぃー…。」

 

 こな感じで神さんは帰っていった。

 

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 …は?モノリスってこんな起動の仕方かよ。なんだよ、音声で起動って。

 

「メインシステム通常モード起動。」

 

『システム起動』

 

 ふむふむ、起動以外は画面を触って操作と。

 

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 よし、せっかく提督になったことだし。 早速建造でもしますか。 超兵器建造っと。最低1000の資材とか…。まぁこんなもんだよな。まだ下もあるっぽいけど…。 はい、建造っと。 お? 04:10:00か…。 バーナーで炙ろ…完成!さぁ誰かな?

 

「小型戦艦です。巡洋艦と同じくらいという小さい戦艦ですが、160㎝砲も載せられるのは私だけです!お役に立てるよう頑張ります!!」

 

 小っちゃい子だぁぁぁ!かわいい!!しかも戦艦!最低のオール1000でこいつかよ。やったぜ。

 

   チート艦隊が世界を征服するのは遠くない未来かもしれない。




                  小型戦艦

            兵装     なし(船体のみでの建造のため)

             速力 0knot   艦名 [なし](……)

 艦名、[なし]なのはまだ決まってないからです。

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