尾張の国 清州城
雷電は信奈と謁見するため雷電たちは信奈に謁見するために良晴に案内されていた。
良晴に連れられ、部屋へと入る。
「信奈例の白鬼を連れてきたぞ」
「・・・・来たわね」
案内された部屋には、上座に座っている信奈をはじめ、勝家や、万千代や犬千代に信奈の弟の信澄そして美濃の蝮として名高い斎藤道三等がいる。
「あんたが噂の白鬼で間違いないのね?」
「俺は白鬼ではない俺の名前は雷電だ」
雷電は少し傷ついた顔をしながら呟いた
「それは失礼したわね。だけども町ではあんたは白鬼と呼ばれているのよ」
「・・・・・・・・・・・(´・ω・`)」
としょんぼりとした顔で信奈の顔をしながら静寂を保っていると万千代が説明を始めた
「雷電殿何故あなたが白鬼と呼ばれているかご存知ですか?」
「ああ・・・それについては良晴から聞いた。俺の容姿が原因だとな」
「左様です。雷電殿の白い髪の毛はこの日ノ本ではとても珍しく迷信深い人は雷電殿が危害を加える気が無くてもそう捉えてしまうのです」
「人種の違いによって昔から差別や争いはよくある話だった俺も分かっていたつもりだったがな」
少し落胆気味に話す雷電
自分が浮いた存在なのに軽率な行動をしてしまったせいで信奈達に迷惑を掛けてしまったからだ。
「今、清洲城下でこの噂を取り除くためにもあんたをどうにかしなくちゃいけないのよ」
「俺を殺すのか?」
場の雰囲気が張り詰めた。
雷電はいつでもサイボーグになる準備も済ましているためいつでも逃げられる。
「はあ!?そんな事をしたら根本的な解決は出来ないでしょ!」
「じゃあ俺をどうしたいんだ?」
と雷電は説明をしようとしていた万千代を遮って言った
「じゃ、短刀直入に言うわ、私の家臣になりなさい!」
「・・・家臣だって?」
突然私に仕えよと言われた雷電。
この時驚いていたのは雷電だけ、他の家臣達は皆驚いていなかった
むしろ「雷電殿よろしくたのみますぞ」や「姫!!何を申すもう既に雷電殿は織田家の家臣ですぞ!!!!!!」
と、既に家臣入りは確定事項だったらしい
雷電は悩んだ
織田家の家臣達は期待の眼差しを向けていた
雷電の目的は未来に帰ること
しかい実は既にこの過去に来て2年目な突入していた
既に雷電は未来に帰るのを諦めていた(前までは今川家の家臣だった)
「分かった君の元に仕官させてもらうよ」
「デアルカ!!!!」
この場の雰囲気は元々和んでいたため
全く変わっていなかった
信奈も無邪気な顔になっていた
「だが仕官するのにあたって伝えたい事がある」
「あんたが未来から来たってことでしょ?」
「既に知っているのか」
「昨日六から聞いたわ、それに私達には自称猿の国から来たサルがいるし」
「だから俺はサルの国から来ていねぇ!!!!!!このやりとり何回やらせるのだよ!!!!!!それより昨日猫が雷電さんの周りを囲って大量に発生して眠れなかったんだ!!!!!!」
と、信奈は猫という言葉に反応した
雷電は良晴の首をヘッドロックをしていた
いきなり信奈は
「よし!!!!!!決めたわ、今日からあんたのあだ名は白猫よ!!!!!!」
と、胸を張って言った
もはや雷電は突っ込む気すら無かった
だがある一言で場の空気はまた緊迫した
「雷電殿!!!!!!私と勝負しろ!!!!!!」
勝家の宣言に信奈は「あ、忘れていたわ」と、ケロリとしていた
雷電は既に準備万端だったため
次話は戦闘描写を書きます
出来るかなー