優しい力を持った少年と現代入りした吹雪と金剛の奇妙な話し   作:剣崎 誠

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いやぁ1ヶ月ぶりの外伝です。なんやかんやで書いてたら10000以上書いてましたw。あとコメントでたたあるんですが本編の艦娘は主人公の方でしか出さなくていいと言う意見をいただいたのでちょっとこれから試行錯誤してなんとかしてみます(訳が分からない事を言っている作者)。ということでひさびさの外伝をお楽しみ下さい。


UA10000記念外伝 ブラック鎮守府の艦娘達と艦これ入りした優しい力を持った少年の話し 3話

あれから30分以上たっただろうか。俺はビス子に鎮守府を案内してもらっていた。

 

「あーと………」

 

「…………」

 

気まずい!。ビス子って言い続けたらなんかこうなった!。地雷だったなんて知らねぇよ!!。

 

「な、なぁビスk、ビスマルク」

 

「なにかしら」

 

「ビスマルクの好きな食べ物ってないの?」

 

ナンパか!合コンか!小学生の質問か!なにを聞いてんだ俺は!。

 

「…………」

 

……あ(察し)

 

「ごめんなさい。私建造されてから何かを食べた事がなくて」

 

見事に予想的中だな。しゃあないな。

 

「そうか。何も食べた事ないんじゃ空腹である意味生き地獄だからな。よしビスマルク食堂に案内してもらっていいか?」

 

「?……ええ分かったわ」

 

まさか飯を食ったことがないとはなぁ。たしか人間は空腹か睡眠が一週間以上取れないとおかしくなったり狂うつう話し聞いた事あったな。まとりあえずビスマルクには俺お手製のハンバーグでもつくってやるか……材料があればな。つか榛名が真面目に遅いな。

 

 

食堂にて

 

 

「キッチンはあそこよ」

 

「サンキュ。じゃビスマルクはここでまってて」

 

「え?え、ええ」

 

 

キッチンにて

 

 

うーん……………あのさぁ…………なんで肉しか入ってないの!?つか全部焼き肉ようのやつと挽き肉だし…せめて玉ねぎだけでもありゃなぁ~オレ流のハンバーグが作れたんだが…。いやまてよ…

 

「ゼウス」

 

《はいなんでしょうか》

 

ゼウスを呼ぶとちょっと怯えながら天?から答える(テレパシー)。

 

「玉ねぎとソース…」カクカクシカジカ

 

《でそれを》

 

「買ってこい」

 

《パシりじゃん!私女神!神!神さまだよ!GENSHIだよ!》

 

もはやゼウスが神だとか女神だとか言うのガン無視してパシらせようとする俺に対して今更なことを行って反抗するゼウス。そんなゼウスに対し立場を分からせるため俺は声を少し低くそして若干ドスを利かせこういった。

 

「買・って・こ・い」

 

《さぁ今すぐ買いに行こうか!さぁ行くよ時雨!》

 

《え!?ちょいきなりどうしたのさ提督!!………》

 

しばらくしてドアが開いた音がし数分たった。

 

「人使いが荒いよね君は」

 

「人使い?お前神じゃなかったの?つか行くときノリノリでいってたじゃねぇか」

 

「分かってるなら尚更たちが悪いよ!」

 

と突っ込んでいるゼウスをよそに隣キョロキョロと周りを見渡す何故か一緒につれてきてしまった時雨がいた。

 

「う、うぅ…」

 

恐らく時雨はここがブラック鎮守府、略してブラ鎮(※この略はけして下ネタではないです)だと知っているため少し、いやかなり怖がっているもよう。

 

「やかましいぞゼウス。さっさと剣崎流ハンバーグ定食をつくるぞ」

 

「ねぇ君だんだん私の扱いが酷くなってきてない!?エスカレートしてない!?」

 

俺はなんとも今更なことを言っているゼウスを無視して剣崎流ハンバーグ定食の調理を始めた。そうして三人でビスマルク入れた四人分の剣崎流ハンバーグ定食を作った。

 

「おし終わった。食堂に戻るぞお前ら」

 

「「ハーイ」」

 

ちなみに時雨の恐怖感や緊張は取り除き済みである。会話中何故かほほを赤らめているのが気になる。

 

「提督大丈夫かしら…あら…」

 

「待たせたなぁ」(ス○ーク声真似)

 

「それはッ!?」

 

ビスマルクはハンバーグ定食を見て驚いた顔をすると同時に目を潤ませた。可愛い……超可愛い。

 

「艦娘に転生?してから何も食べた事ないんだろ?これ食えよ」

 

「提督が……作ったの?」

 

「おう。剣崎流ハンバーグ定食だ。安心しろ俺は料理がうまい類の人間だ」

 

「そう………」

 

おっとどうやらマジで俺の料理の腕を心配していたようだ。

 

「まいいから早く食えよ。これから全校集会みたいなことするし」

 

とは言っても適当に自己紹介してその後ゼウスに頼んで俺のP○4とかVITAをこっちに持ってきてゲーム三昧と行くのだが。書類?仕事?執務?なにそれおいしいの?。

 

「それじゃあそのまえにそこの二人を紹介してもらえるかしら?」

 

「え?あ!ああ忘れてた。えっとこっちがヤ○チャでこっちがクリ○ンだ。二人とも仲良k」

 

「「誰がヤ○チャ(クリ○ン)だッ!」」

 

と俺の紹介の仕方にツッコミを入れながらも二人はバクバク美味そうにハンバーグ定食を食べている。そして合わせるようにビスマルクも軽く二人に自己紹介をし剣崎流ハンバーグ定食を食べた。

 

 

15分後……

 

「ふぅ食った食った」

 

「提督、ありがとう。」

 

「は?なに礼なんて言ってんだよ。はらすかせてる()()に飯食わせんのくらい当たり前だろ。常識だつうの」

 

とかっこのいいことを言うとビスマルクは涙を浮かべ再びありがとうと言った。だからいいって言ってるのに……。

 

「さてあとは俺は榛名待つけどお前ら二人はどうする?なんなら二人まとめてクレイジーダイヤモンドでd」

 

「「ここに残って自己紹介を見ます」」

 

「お、おう」

 

ちなみに時雨はスタンドをつかジョジョ自体を何故か知っていたので俺がスタンド使いであることは知っている。そして俺がここに居てもなにもやることないし執務室に戻るかと言いかけた瞬間……

 

「提督……ごめんなさい」

 

榛名が突然食堂に入ってきて俺を砲撃した。おかしいな。完全に信用してくれたと思ったんだけどなぁ。って考えてる場合じゃなくね?。俺は流石に焦りながらもなんとかクレイジーダイヤモンドで砲弾を対処した。()()は突然の事で唖然としていたが時雨だけは目を輝かせていた。まぁ分からなくはないが時雨は空気を読もうか。

 

「新しい挨拶の仕方が流行ってんのかこの鎮守府はよw」

 

と冗談のように言うと榛名は突然泣き崩れた。うーんまぁしゃーないよなこりゃ。

 

「榛名」

 

「はい………」

 

「朝あったばっかのあれは偽りなのか?」

 

「!?」

 

まぁ流石にねぇとは思うがとりあえずね。

 

「あれは……」

 

「あれは?」

 

「榛名の………本心ですよ……でも」

 

まぁ当然だよなぁ~ただの見知らぬ中三の男にいきなり信じろとか言われてもガチで信用するやつ居ないもんな。

 

「まなんにせよお前は上官の命令に逆らった。よって罰を与える」

 

「………」

 

「と言うことでしばらく俺と一緒に鎮守府を回る刑に処す。以上」

 

と俺がそういった途端榛名は泣き出し俺の胸に飛び込んでくる。何故かゼウスとビスマルクあと時雨までもが俺の胸にダイブして泣き出した。ゼウスに対しては酷かった。ナニコレカオス。それからとりあえず放送と言う形で自己紹介してそのままようこそジャ○リ○ークを歌ったのはまた別の話。そして……

 

 

~1ヶ月後~

 

 

「異議あり!」

 

と俺の声と共に逆転○判の神BGMが流れ弓道場に響き渡る。

 

「えっと………提督」

 

正妻系お姉さま正規空母翔鶴お姉さまが話しかけてきた。彼女は何故か被害が少なかったためか直ぐ信用してくれた。これはありがたい……が

 

「「ッチ……」」

 

おおなんとも手厳しいズイズイこと瑞鶴とクール系美人の加賀が舌打ちをする。うーんなんか…ゾクゾクするね。

 

「どうした翔鶴ネェ?」

 

「いやその…」

 

翔鶴姉はなにやら言いにくそうに顔を背ける。ちなみに

 

「次に翔鶴は『提督が居ると……そのなんと言うか……練習がはかどらないのと空気が…』と言うッ!」

 

「提督が居ると……そのなんと言うか……練習がはかどらないのと空気が…はッ!」

 

「いやだって執務室にいると殺さかねないんだもん」

 

そう。自己紹介のときについカッコつけて「殺したきゃいつでもきやがれ!」といってしまった。最初はクレイジーダイヤモンドで対処出来んだろと思っていたが普通に死にかけるためいつも執務室から離れた場所でいつも3DSとかVITAとかで暇をつぶし(仕事をサボっ)ている。ちなみに言うとまだ一回も出撃したことがない。この状態で出撃させたら轟沈するやつが確定で出る。

 

「最初は長門の襲撃、続き瑞鶴と加賀の艦載機の襲撃、またそれに続き駆逐艦たちの一斉襲撃またまたそれに続き…」

 

「大変ですね提督ここに居てください」

 

「お、おう。ありがとう」

 

俺が翔鶴に礼を言うと弓道場の扉があいた。バレたかと思いクレイジーダイヤモンド出し警戒する。だが入ってきたのは……

 

「誠兄さん遊びに来たよ」

 

ゼウスの艦娘、白露型駆逐艦、時雨が来た。と言うか遊びに来た。ちなみにこの1ヶ月間の内10回ほどこの鎮守府に時雨は来ている。俺はクレイジーダイヤモンドを引っ込め警戒をといた。

 

「お、時雨か。ってあれ?仕事は?」

 

「仕事?あぁ秘書艦の仕事の事かい?今日はお休みなんだ。だから遊びにきたんだ」

 

「つまり暇つぶしか」

 

俺はちょっと皮肉気味にそういった。

 

「失礼な僕は誠兄さんに会いたいから来たんだ。そしてそのついでに遊びに来たっていったんだ」

 

え、なにこの子急にドキっとすること言ってきたんだけど………俺に会いたかっただなんてやだなんなのこの気持ち。ちなみに何故俺が時雨に誠兄さんと呼ばれいるかと言うとビス子にハンバーグを作ってやった時に時雨が君は僕の提督じゃないからこれからどう呼べばいいかな?といわれ適当に「兄さんって呼べば?」と俺がいったら「じゃあこれから誠兄さんって呼ぶよ」ってことになり誠兄さんと呼ばれている。悪い気はしないつかむしろいい。

 

「つってもやることねぇーぞ?」

 

「ならこの前みたいに膝枕してあげようか?ついでに耳掻きもしてあげるからさ」

 

「「「!?」」」

 

「んーじゃ頼むわ」

 

時雨が膝枕耳掻きでもしようか?と言った瞬間この弓道場のにいた三人の翔鶴、瑞鶴、加賀がビクンと跳ねた。つか時雨よそんな大胆なことをしていいのか?駆逐艦は豚箱にゴーなんだが膝枕耳掻きだしまいいかつかセーフだろ?俺中3だし。とそんな事を考えていると……。

 

「時雨さん。それは私がやりますので今日はお引きt」

 

「いや翔鶴姉はいいよ私がやるから」

 

「ここは譲れません」

 

何故か俺を嫌っているであろう2人までもこの謎に始まった膝枕耳掻き争奪戦に加わっていた。

 

「いやこれは僕が誠兄さんから賜った任務だから」

 

いや提案したのお前だろ。

 

「いえいえここは私が」

 

「いやここは私が」

 

「いやここは僕が」

 

「いえ、ここは譲れません」

 

ああどんどん状況が悪化してるよなこれ?不味くない?つか修羅場ってやつかこれ?。

 

「あーと」

 

「「「「さぁだれを選ぶ(の!!)ん(だい?)ですか!!」」」」

 

「え………まじか…」

 

あー完全に修羅場ですねーはい。どうしてこうなった……。

 

「誰をかぁ…」

 

まぁぶっちゃけ時雨とかビス子とか榛名に膝枕くらい何回かやってもらったけどなw。そして一番心地よかったのがビス子だったな。流石ドイツ。ドイツの科学は世界一イイイイイイイイイッ!!。だがここにきてから耳掻きは初めてだな。ましばらくつかここ来てから忙しくてやってなかったしちょうどいいだろ。

 

「さてと俺にこの中から選べなんて言われても選べないつうことでんじゃじゃんけんな」

 

適当に俺は彼女らに決めさせ逆転○判に戻る。やっぱり追求BGMは神曲だよなぁ~。

 

「うーんやっぱりここは揺さぶっとくか……いやここでまたこの証拠を突きつけるのか……?」

 

と考えているとじゃんけんが終わったようだ。

 

「さぁ提督。私の膝へ」

 

「んー」

 

翔鶴WIN

 

と言うかいつの間にか加賀とズイズイが恐ろしい形相で弓構えてんだけど(的に)。さらに言うといつの間にか時雨が居なくなってるつうね。KO☆WA☆I。

 

「提督、心地いいですか?」

 

翔鶴姉さんは頬を少し赤らめながらそう言った。可愛いつかちょっと色っぽ(エロ)い。

 

「それじゃあ耳掻き、始めますね」

 

「おぅ」

 

 

~数分後~

 

 

「スゥ………スゥ………」zzz…

 

俺は寝ていた。余りの翔鶴姉さんの膝枕(太もも)の心地よさ+耳掻きの上手さで気持ちよ過ぎて寝てしまった。いやーこれは人を駄目にするぜ?割とまじで。そいやまだだめ人間製造機こと雷にあってないな。ま集団襲撃の時にあったけどあとは別で会いたいもんだ。

 

「クス………提督の寝顔可愛い」

 

「んぅ……zzz…」ギュ

 

「て、提督!?」

 

「「「!?」」」

 

 

~2時間~

 

 

「んあ?あーそいや翔鶴姉さんの膝枕耳掻きで寝てたていうよりかわ寝ちまったんだっけ……ってあれ?」

 

起きると何故か加賀が俺の顔をまっすぐ見つめていた。翔鶴は………なんで鼻血だして倒れてんの?ちょっとまて瑞鶴に至っては頭から血ながして倒れとんぞ!?大丈夫かあれ…。ま、まぁ聞かないで置こう。

 

「あら?提督、起きたの?なら早くどいてもらえないかしら?」

 

「お、おう。よっと……」

 

俺は体を起こし立ち上がると加賀に礼を言って部屋を出ようと……

 

「待って提督」

 

「いや気ぃつかわなくてもいって。これ以上ここにいたってお前らに迷惑だしな。特にお前とズイズイ」

 

「………何故私と瑞鶴が?」

 

「あ?だってお前ら俺のこと嫌ってんだろ?いや正確には提督という存在をか。まつうことだからじゃあな」

 

「え?ちょ、ちょっとm」

バタン

 

俺は加賀の声をバックに弓道場をあとにした。そして………

 

「あ?誰だよお前って…ああなるほどつうことは」

 

「おう見たとおり俺は1ヶ月くらいまえにこの鎮守府に着任(強制的に)した()()だ。よろしくな、天龍型軽巡洋艦一番艦天龍だろ?」

 

天龍に会って…

 

「そうかなら………死ねッ!!」

 

おお刀?を構えたぞつか降りかかってきたぞ。ま刀とか剣系は

 

「へし折るッ!。あ悪い間違えた、フフ怖だ」

 

俺は例の「サザエさんみてぇだとぉ?」のシーンの不良がクレイジーダイヤモンドに殴られた時のように腕だげクレイジーダイヤモンドを出し天龍の刀?をへし折った、いや正しくは叩き折った。

 

「なッ!?」

 

「と言うかおれまだ中学三年の一般人だぜ?いや提督やってる時点で一般人じゃねぇか。まなんでもいいかんなことってウオ!?」

 

間一髪で槍か薙刀のようなものの攻撃を交わした。俺の知識上こんな武器持ってんのは天龍の妹、天龍型二番艦

 

「龍田だッ!」ドヤ

 

「正解ぃ~じゃあ死んで下さぁ~い」

 

「だが断るッ!」

 

今度は龍田の薙刀(もう槍でも薙刀でもよくなった)

を殴って折った。

 

「あぁいっておくが俺はお前らになんもしねぇぞ?つか中学三年のチェリーな俺がなんかするとでも?冗談よせやい。それともにか?またようこそジャ○リ○ークでも歌って欲しいのか?いいぜ何k」

 

「「ッ!」」

 

今度は武器を捨てて二人で艤装展開して殴りかかってきたよ。まクレイジーダイヤモンドの前じゃ普通の女の子とかわんねぇけどな。俺はさも当然クレイジーダイヤモンドで二人の拳を受け止めた。

 

「「!?」」

 

驚き過ぎだろ……までもしゃあないか。

 

「な、なんだこいつはッ!?」

 

「ちょっと離してッ!」

 

なんだこれ俺が悪者みたいだぁ~。あはは逃げよう。これを見られたら一瞬で信頼が消えるいやそれどころか襲撃がエスカレートすること間違いなしだぜおい。

 

「じゃあなフフ怖と龍田!、今度は襲ってくんなよー!」

 

俺はクレイジーダイヤモンドを引っ込めると共にクレイジーダイヤモンドの脚力で全力で走り逃げた。もちろん床が崩壊したが走りながら直したため問題ない。

 

「はぁ、はぁ……しゃ、洒落になんねぇな本当……ってここは工廠か?おし」

 

俺は彼女達二人をよんだ。

 

「明石ー!メローン!いるかー?」

 

すると奥から明石と夕張改めメロンが出て来る。

 

「はーい!なんでしょうか提督?」

 

「ちょ、なんでまた私だけメロンなのよ!」

 

「いいじゃんよ別に。とともかくしばらくここに居るからよろしく頼むわ」

 

ちなみに意外とこの二人もブラ鎮の艦娘の癖に仲良く(攻撃してこなく)なるのが早かった。

 

「えっとじゃあその代わり…」

 

「間違って壊したやつを」

 

「直しゃいんだろ?お安いご用よ。つってもお前らプロだからそんなボコスカ壊れないだろ?つかよくよく考えると俺居るから入渠とかあいつら(艦娘達)の整備と修理いらなくね?」

 

と言うと二人は必死の形相で

 

「「艦娘(彼女)達の修理や整備は私たちの役目なんで提督は直さないでください私たちの役目をとらないでくださいオナシャス」」

 

といった。

 

「お、おう。分かった。までもお前でも直せなかったら俺が問答無用で直すけどな」

 

「「はい!」」

 

力強く、まるで南斗のシ○みたいな執念を持ちながらはい!と俺の言葉に答えた。

 

「そう言えば提督ってこのブラ鎮に来てから一回も建造やったことないですよね?」

 

「建造?ああそいやそうだな」

 

「やってみます?」

 

え?まじで?リアルで艦娘建造出来の?。艦これファンの皆………今日、夢が現実になったぞ。と言うことでなんとなく覚えていた駆逐艦建造レシピの通り資材を入れてもらった

 

 

~数時間後~

 

 

「メロン、のど乾いたからお茶へい」

 

「麦茶なら確か冷蔵庫にあったからそれでいい?」←もはや慣れた

 

「おう、頼むわ」

 

メロンは冷蔵庫のある別の部屋に行ってまだ未開の麦茶のペットボトルを持ってくる。そしてメロンを麦茶のペットボトルを投げ俺はキャッチして礼を言う。

 

「サンキュー」

 

「どういたしまして」

 

そして俺がペットボトルの蓋を開けごくごくと飲んだ瞬間だった。

 

「秋月型防空駆逐艦、一番艦、秋月。ここに推参致たしました。お任せください!」

プシュー

 

「ぶッ!!」

 

プシューと言う音ともに普通は建造出来ない駆逐艦、俺の好きな駆逐艦トップ3にはいる秋月が出てきた。VITAは確かドロップで来るしパソコンは任務こなしゃ手に入るやつで建造で出来ないはずなのだが。まこの艦これの世界じゃ普通なんだろけど。俺はそんな予想だにしない事に驚いて麦茶を思いっきり吹き出しむせる。

 

「ちょ、提督汚いっ!!」

 

「ケホ!!、ケホ!ケホ!!」

 

「提督大丈夫?」

 

いきなりの展開、俺のお茶吹き出し咳に困惑する秋月。

 

「え、ええっと……提督は……?」

 

「ん」

 

俺は秋月の質問に対して手をあげた。

 

「え!?」

 

「よしお前の提督の想像を当ててやろ。背が高くてたくましくて頼りになる優しさ人だろ?」

 

「え!?、あ、はい」

 

素直だ……。秋月、恐ろしい子!!。まいいやとりあえず自己紹介だな。

 

「素直だなぁ………ってことで自己紹介。俺はこの鎮守府の提督な。よろしく。あとただの中学三年の俺に背が高く強くてたくましい提督を望んでも叶わないからよろしく」

 

「あ、はい!よろしくお願いします…………って中学三年生っていまいいました!?」

 

おおここにきてひさびさの新鮮な反応だ!!これはありがたい!!というかまともな艦娘で良かったぁ。だがしかし俺の自己紹介にツッコミをメロンが入れた。

 

「提督嘘はいけないでしょ?超能力者がただの中学三年生ってのはないでしょ?あと提督やってる時点もただの中学三年生じゃないからね?」

 

「え!?提督超能力使えるんですか!?」

 

「あぁ。物や怪我を一瞬で治したりっていうか見た方が早いか」

 

俺はクレイジーダイヤモンドを出してクレイジーダイヤモンドで秋月の肩をポンとたたいた。

 

「!?なんですかこの怖い人!?」

 

「なぁ明石、メロンまた説明しなきゃだめか?」

 

「「うん」」

 

面倒くせぇ……つか秋月の目がキラキラしてるよ……なにこの子可愛い。よしまともな子ってことで秋月を秘書艦にしよう(使命感)。

 

 

~説明中~

 

 

「ってことでま簡単にいや超能力みたいなもんつか超能力だな」

 

「はい!だいたい分かりました!」

 

秋月満面の笑みだよ。説明中カッコイい!!提督スタンド使えるなんてカッコイいです!!ってキラキラおめめで可愛い。フ、駆逐艦は最高だぜ!。あ、俺別にロリ(ry。

 

「でさ秋月、建造されて早速で悪いけど秘書艦頼めないか?」

 

「いきなり秘書艦ですか!?」

 

「あぁついでに言うとさここブラック鎮守府だったんだわ。んでそれを見かねた大本営(ゼウス)が超能力(スタンド)使いの俺を提督にしてここに着任した訳だ。もうこの時点で大体察しが付くだろ?」

 

「なるほどです……分かりました秘書艦、承りました!」

 

キタコレ

 

「んじゃ俺秋月を鎮守府あんないすっから、明石、メロン、またな。ほら行くぞ」

 

「あ、はい!」

 

 

~案内中~

 

 

「あの提督……」

 

「なんだ?」

 

「なんかこれ楽しいですね」

 

「…だろ?」

 

今現在俺はスニーキングしながら秘書艦の秋月を案内していた。1ヶ月前からこんなメタル○アみないなことやってるけどこれが意外と癖になるもでね?ドキドキハラハラで楽しいんだわ。ただバレたらバレたで死にかけるけどね。例えるならメタル○アで敵に発見されて銃で集団リンチされるあれみたいに。 戦艦とかは艤装展開で普通に殴ってくるけどね。

 

「………」キョロキョロ

 

辺りに誰も居ないことを確認すると

 

「……おし誰も居ないな……」>シ>シ

 

秋月を呼び執務室に入る。執務室に入った俺と秋月は緊張から解放されたのか肩の力が一気に抜けてベタと座り込む。

 

「「フゥー……」」

 

「疲れたけど楽しかったですね!!」

 

「1ヶ月くらい前からやってるがこのハラハラドキドキがたまらねぇんだ」

 

「でも……」

 

「なんとかしなきゃだなぁ」

 

「ですね」

 

そうである。こんなメタル○アみたいなことをして楽しんでいる場合じゃない。さっさと彼女らと打ち解け仲良くなり廊下を普通に歩けるようにならなければいけないのだ。それにそろそろ真面目に殺されかねない。 いくらスタープラチナにならぶチートスタンドのクレイジーダイヤモンドでも限界はある。だからさっさと彼女らと仲良くならねば。傷ついた身体や心を治してやらねば。

 

「提督、執務のお仕事って…」

 

「この状況だし俺なにもしらない中三だぞ?」

 

「ですよね」

 

秋月も俺もこれに関しては苦笑いを浮かべるしかなかった。つか執務仕事とか出来たとしてもやりたくねぇなぁ。いや彼女の達が居るだけで頑張れる……ハズだ……多分。というかチャーハン食べたくなって………!?

 

「あそうだ!!」

 

「どうしたんですか?提督、そんな大声だしたらここにいることバレちゃいますよ?」

 

「あ、悪い。ただちょっとした信頼を築く策を今思いついてな」

 

「え?どんなですか?」

 

「秋月ちょっと耳貸して……」

 

ゴニョゴニョ……

 

 

~夜中の11時・空母の寮~

 

 

俺と秋月、そして大淀を加えた俺達3人は正規空母の寮にて時代劇にでも流れそうなカッコイいBGMを大音量で流しながらやってきた。まず冷蔵から玉を取り出し割る。次に玉のきみが3つ入ったボウルを大淀が串で

 

「うおおおおおおおおおお!!」

 

かき混ぜる。次に秋月が冷蔵からハム切られていないを取り出し袋を口で破りネギなどの野菜と共に四角い包丁と斬○みたいな包丁で

 

「うおおおおおおおおおお!!」

 

みじん切りにする。最後に秋月と大淀がやった具材をご飯が持った巨大フライパンで

 

「てぇえええやあああああああああ!!」

 

炒める。

 

「てぇや!はっ!かっ!」

 

そして……

 

「私達の寮でなにやってんの!!」

 

「ゴボァッ!!」

 

後ろから瑞鶴によって俺の顔面はフライパンに叩きつけられた。

 

「なに人の寮に忍び込んでスタイリッシュにチャーハン作ってんだあんたら!!」←秋月は放送で自己紹介したため知っている

 

「これ消して!これうるさいからその曲消して!!他の寮に迷惑でしょうが!!」

 

と瑞鶴に怒られ次々とででくる空母達が()()()()ゴミを見るような目で見てくる。ひどい人に至っては俺に向けて発艦しようとしているKO☆NO☆SI☆MA☆TU。

 

「ねぇちょっとなに?なにしに来たのあんた達」

 

「いやちょうどこのくらいの時間って小腹尽くだろ?だからちょっと夜食をと思ってさ」←チャーハンまみれ

 

「いやここ空母の寮、それ私達の卵、それ私達のハム、それ私達のチャーハン!!」

 

「あ、大丈夫ですよ!瑞鶴さん!ここにいる先輩達の分も作ってあるので!」

 

「気分が向上します」

 

「ああこれおいひいれふよ」

 

怒る瑞鶴を無視して赤城さんと加賀が秋月からチャーハンを受け取り食べ

 

「そういう問題じゃないから!!なにしに来たっていってんの!!って加賀さん!?赤城さんなんで食べてんですか!?」

 

それに連れ瑞鶴意外の空母達が秋月と大淀からチャーハンを受け取り食べはじめる。

 

「え、ちょみんな!?てか翔鶴姉まで!?」

 

「ほら瑞鶴も小腹が尽いたでしょ?一緒に食べましょ?」

 

「ここの艦隊まともなの私しかいない気がするだけど……」

 

「はい瑞鶴さん!」

 

秋月が瑞鶴にチャーハンを渡した。そしてそれを俺が見ていると誰かがポンと後ろから肩を叩いてきた。

 

「んあ?」

 

後ろはチャーハンを片手に食ってる赤城と加賀がいた。

 

「なんだ?チャーハンうまいだろ?」

 

「あ、はいとてもおいしいです。それでなんですが…」

 

「提督は私達があなたを嫌ってると今朝加賀さん言ったそうですね?」

 

「あ?おう、言ったな」

 

赤城が急にそんなことを言ってきた。なんだ急に。まさかあの一言でより不機嫌にしちまったかな?だとしたら誤んねえと…

 

「それは間違いです。確かに私達いえここの子達は皆人を提督を憎んでいました。ですが一部の子達はあなたの、提督のおかげで救われました。ですので少なくともここの空母の皆さんはあなたのことを嫌ってはいませんよ」

 

マジで?

 

「え、それマジで?」

 

そして加賀が

 

「マジです」

 

と一言。

 

「提督そんな事思ってたんですか?」

 

「だから提督さん好かれるためにこんなことしたの?」

 

「お、おうそうだけど?」

 

このあとなんだかんだあって俺は笑い物になった。まぁ結果オーライだな。で今はと言うと……

 

「いやまじごめんな秋月」

 

「い、いえ秋月は気にしてないので!?」

 

「こ、声が裏がえってるぞ?」

 

「て、提督こそ声が裏が選ってますよ?」

 

俺は秋月と一緒に寝ていた。本の世界での吹雪とか金剛とかと一緒に寝ていたときはそこまで緊張しなかったけど何だろう今は何故かとても緊張している。そして説明しよう何故こうなったのかを。簡単だ、部屋がなかった。うん早く秋月に部屋を用意してやらんとまずいなこれ。まじで豚箱へゴーするんじゃねぇか?いま中3はまだセーフ……だよな?。とまぁそんなこんなで俺と秋月は緊張はしていたもののいつの間にか寝ていたとさチャンチャン。

 

 

 

To Be Continued…




はいどうだったでしょうか?まぁチャーハンのあれは銀魂見てる人なら分かったと思います。分からない人はヨウツベで銀魂チャーハンで検索すればでますんで見てみてください。というか10000文字って長いですよね。

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