優しい力を持った少年と現代入りした吹雪と金剛の奇妙な話し   作:剣崎 誠

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遅くなってすいません!。ゼルダとモンハンが面白過ぎてすすまねぇ…


不死身不老不死は北斗神拳とキラークイーンにお任せ!最終ラウンド

「グゥオオオオオオオ!!」

 

空母棲姫は爆撒したはずの爪腕をにょきっと再生させる。まるでどっかの緑ナメクジのように。

 

「○ッコロかよ!?」

 

「ヤダオメェ気持ち悪りぃ!?」

 

俺と曙が普通に引いているとなにやら鳥海が不思議な構えをし人外な跳躍をした。そして…

 

岩山両斬波(がんざんりょうざんは)!」

 

そう叫び空母棲姫の頭を手刀で思いっきりへこませた。そして鳥海はそのまま見事に地面に着地し再び構える。うそーん。

 

「そう言えば鳥海さんって高雄型北斗神拳っていう格闘術の使いてなんですよ」

 

吹雪がさりげに凄い事を言っている。北斗神拳とかやば。まヤンキー?があんなになってたんだからだいたい察しはついてたけどさ。つか高雄型?なにそれ凄い。というか格闘術つうか最強の暗殺拳だろ。とそんなことを考えていると空母棲姫の頭は徐々に戻って行き完全に治った。化け物過ぎない?。

 

「クソ提督着替えてきたら?」

 

あー確かに。ま鳥海居るし大丈夫だろ。

 

「おう」

 

~数分後~

 

「お待たs」

 

天破活殺(てんはかっさつ)!」

 

戻ってきた瞬間鳥海が言いながら人差し指を膝を着いている空母棲姫に突き出した。瞬間空母棲姫肩が

破裂するように爆裂した。がしかし一瞬で本に戻ってしまった。鳥海に続きエミリアがキラークイーンで腕や足を爆発し吹雪と曙は単装砲で砲撃、金剛は46センチ連装砲で砲撃したがこれも一瞬で再生させた。勝ち目なくね?つか鳥海強すぎじゃね?。

 

「エミリア!」

 

「なに!」

 

「あいつ自体を爆発出来ないのか!」

 

「やろうとしたけどあいつの動きが早くて腕だけしか爆発できなかったから無理!」

 

まじかよ……本当に勝ち目ねぇじゃんか!?。いや鳥海かエミリアにまかせればなんとかいけるか………可能性にかけるしかないな。

 

「どうすっかな……」

 

「そうね。どれだけ爆発しても再生するんじゃ拉致があかないわ。というか勝ち目がないわね」

 

とエミリアと策を練っていると鳥海が再び跳躍をし今度は空母棲姫をただ飛び越えた。いや一瞬両手の親指を空母棲姫の頭に突き刺していたような…。

 

「お前はあと3秒で内部から爆裂する!」

 

鳥海がそう言いながら空母棲姫を指差すと空母棲姫は爪腕を振り上げた。

 

1秒

 

そして空母棲姫は爪腕を振り下ろした。が鳥海は軽く交わし手刀でへし折る。当然折られた爪腕は一瞬で本に戻る。

 

2秒

 

今度は触手で鳥海を縛ろとするが当たるわけもなく軽く交わされ手刀で叩き切った。がこちらも生え替わる。

 

3秒

 

空母棲姫は再び爪腕を振り上げた。そして振り下ろそうとした瞬間動きが止まった。

 

「どうしたんだ?動きが止まったぞ?ってチャンスか!エミリ……」

 

グキグチャグキ!!

 

かなり生々しい音が風呂場に鳴り響いた。次の瞬間空母棲姫の体が次々と生々しい音を立てていき…

 

バーン!

 

爆裂した。血がそこらじゅうに飛び散り空母棲姫だったであろう肉塊がヒクヒクと動き集まっていく。恐らく再生しようとしているのだろう。そうはさせまいとエミリアが急いで爆発しているからある程度の量の肉塊が集まると先ほどの空母棲姫の姿へと戻った。

 

「もいいって!つか魔○ブーかテメェは!!」

 

「チ!やはり再生するか」

 

舌打ちをし空母棲姫を睨みつけ空母棲姫の攻撃をうまく交わしパンチやらキックやら入れていく。入った部分は爆裂するがすぐに再生する。んちょっとまてよ?たださっきよりかは少し再生速度が遅いきがするな。

 

「ウガアアアアアアアアア!!」

 

空母棲姫が叫ぶと全身から触手をだし鳥海と俺以外を拘束した。ん?再びちょっとまてよ?触手?拘束?…………触手…プレイ…。

 

「ひゃあ!なにすんのよ!……んあ!……ちょ変なとこさわらないでよ!」

 

エミリアのおっぱいが触手にいじられて上下にバウンドしてるぞ………いやエミリアだけじゃない金剛もだ……金剛にいったってはいじられてるだけじゃねぇ!谷間に触手が入って上下運動してやがるッ!。というか吹雪と曙は特にヤバい!触手がスカートの中に!。って考えてる場合じゃねぇぞ俺!!。

 

「鳥海助けるぞ!クレイジーダイヤモンド!!」

 

「はい!」

 

俺はクレイジーダイヤモンドを出し吹雪と曙が拘束されている触手を狙うと空母棲姫がそれに気づき爪腕を振り上げた振り下ろす。

 

「なんどもくらうかよ!」

 

俺はなんとか交わし一発カウンターしてやる。当たった部分からは血が吹き出しグキ!と音がなり骨が折れる。しかし怯んでいるが即効で治る。怯んでいる途中クレイジーダイヤモンドで触手を引きちぎり吹雪と曙を助ける。

 

「ありがとう誠くん!…」

 

「ありがとクソ提督」

 

「はいはい。じゃあ攻撃再開だ!」

 

と俺が助けていると鳥海は1蹴りで触手だけを一瞬にして吹き飛ばし金剛を助けた。

 

「ありがとうデース鳥海!」

 

「いえ。それでは行きますよ!」

 

「分かりマシた!クロックアップ!」

 

そして再び全員での集中攻撃が始まった。もちろんほぼ一瞬で再生してしまうからいくら攻撃して意味がないのだが。

 

「ぐぬぬ……流石に疲れたぜ。クレイジーダイヤモンド!」

 

「ええ。キラークイーン!」

 

向かいくる触手、そして爪腕を爆発、ラッシュで潰していく。

 

「だああああきりがねぇ!!」

 

「でもこのままだと本当に負けるわよ。どうするの誠?」

 

「どうするつったってどうしようもねぇだろこれ!」

 

何度攻撃しようと攻撃してもすぐ再生してしまうからきりがない。まるでどっかのマッハ20出せる黄色いタコだ。

 

「ああー!!しゃらくせぇ!!顔面に直接拳叩き込んでやる!!」

 

俺はクレイジーダイヤモンドで跳躍し触手交わし顔面の前までいく。

 

「ドラララララララララララララッ!!」

 

顔面の前まで行った俺は全力のラッシュを目の前の空母棲姫の顔面に叩き込んだ。一瞬怯むが直ぐもちなおしたようで直ぐ隣まで爪腕が迫っていた。

 

「ドラァ!」

 

俺はクレイジーダイヤモンドで直ぐ隣まで迫っていた爪腕の爪を殴って砕いた。

 

「あぶねぇ………」

 

「無理しないでよ誠」

 

「ああ」

 

着地するとエミリアが駆け寄り俺を心配するが今はそれどころではない。というか真面目に死ぬ。

 

「再生速度は遅くなってるの気づいたか?」

 

「ええ。何故砕け散った肉塊を爆発すると効果があって普通に爆発しても効果がないのかは不思議だけれどね。それで打開策は思いついたかしら?私の彼氏?」

 

「ああ一様なってまだ彼氏じゃねぇよ。ま約束あっからフリーとも言えねぇけどさって言ってる場合じゃねぇよなっとッ!」

 

俺は向かいくる爪腕をクレイジーダイヤモンドでさばきつつエミリアに打開策、作戦を伝えた。

 

「作戦内容はこうだ。まず鳥海が何らかの奥義を出しさっきみたいにあいつを内部から破裂させる。破裂させたら降り注ぐ肉塊は爆発してチリにする。これの繰り返しだ」

 

「本当にそんなんで行けるの?」

 

「あいつの再生速度は明らかに少しだが落ちてるしあいつのでかさも変わって小さくなった。こちらも少しだがな」

 

「あー確かに。試す価値はありそうね」

 

「試すんじゃなくてやんだよ。つかこれで倒せなきゃつみだっつうの」

 

その後俺は鳥海たちに逃げながら作戦内容を説明した。そして作戦を実行するため俺が隙をつくる。

 

「ドラァ!」

 

「グァアアアアアアアアア!」

 

俺はクレイジーダイヤモンドの脚力で跳躍し頭をぶん殴って膝をつかせ作戦を実行するため隙を作った。そして作戦開始の鳥海とエミリア達に合図を出す。

 

「今だ!!」

 

合図を出すと鳥海は安定の人外跳躍をし叫ぶ。

 

北斗七死星点(ほくとしちしせいてん)!!」

 

叫ぶと鳥海はゆっくり落下しながら七回ほと空母棲姫を殴りつける。すると先ほどのように空母棲姫から骨が折れるような音が何度もし空母棲姫は膝をつく。そして鳥海は着地すると構え叫んだ。

 

北斗百裂拳(ほくとひゃくれつけん)!!」

 

瞬間空母棲姫は内部から爆裂するようにはじけちり肉塊が辺りに転がる。そしてこんどはエミリアがキラークイーンと叫び次々と肉塊を爆破していく。

 

「にしても本当に誠家の風呂デカいわ…ね!!」

 

「今更か、よ!」

 

エミリアは肉塊を爆発させ俺は肉塊が集まらないようクレイジーダイヤモンドで殴って遠くに飛ばす。俺だけではなく鳥海や金剛、曙そして吹雪も鳥海いがいが艤装をうまくつかって肉塊を飛ばし再生を防ぐ。そしてとうとう

 

「最後の…1こ!!」

バーン!!

 

肉塊は全て爆発され終わった。しかしちりや燃えかすが集まり()()()を再び成した空母棲姫が姿を表した。

 

「「「「「「なッ!」」」」」」

 

俺を含め全員が驚きながら構える。だが

 

「提………督……ごめん…なさい……」

 

「………は?」

 

空母棲姫は泣きながらそう言って膝から崩れ落ちた。次の瞬間空母棲姫の身体は光始める。この時俺の目には彼女が空母棲姫ではなく正規空母()()に見えていた。

 

「……迷惑……かけて………ごめん…なさい……せっかく……会えたのに…」

 

赤城は泣きながら続け俺に謝ってくる。そう後もう少しで中3になるころ俺は艦これをやっていてワクワクしながら始めに建造してうまれたが正規空母赤城だった。じつは一度だけ俺はそんな赤城と会っていた。いや実際には会っていないとも言える。それは赤城を建造した1ヶ月後に起こった。その日俺はいろいろあっていつも以上に疲れていた。だが疲れていることなど関係なく俺は艦これをプレイした。がいつの間にか寝てしまっていた。そして夢で彼女、赤城に会った。その夢で会った赤城と今見ている赤城の姿は一致していた。見間違えるはずがない。

 

「赤……城」

 

艦これは劇場版で明らかになったある事実があった。それはネットでちょっとした噂のようなものだった。そうそれは沈んだ艦娘が()()()()()()()()()()()()()()()というものだ。もしこの事実が今のこの世界、艦これの世界に適応されるなら今の状況も納得がいく。

 

「誠くん………あれは、あの人は赤城さんです。あの日暁の水平線に勝利を刻んだ日、その最後の戦いで轟沈した赤城さんです」

 

吹雪は俺の隣に来てそういった。他の皆は変わらず警戒しつつも驚いたようすで構えている。吹雪の言うように俺が初めて艦これ改というゲームをクリアしたとき赤城は轟沈した。何故切らなかったかは簡単だ。倒した後エンディングが始めてその後セーブしますかの項目が出て間違えてセーブしてしまったんだ。あいにくセーブデータは1つしか使ってなかったからもう手遅れだった。

 

「分かってる……赤城」

 

「提督……ごめんなさい……私はあなたを傷つけてしまった。体にも心にも……本当に」

 

「お前のせいじゃねぇよ。だから……

 

 

 

 

 

 

安心して…眠れ…

 

 

 

 

 

 

俺が赤城に優しくそう言うと赤城の、空母棲姫の身体は光となって消えた………

 

 

 

To Be Continued




どうしてこうなった…

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