優しい力を持った少年と現代入りした吹雪と金剛の奇妙な話し   作:剣崎 誠

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今回は序盤ちょっと性的な単語がありますのでご注意を。


大きな声でドォラララララ!!

「~~~~~♪」

 

「…………」

 

えっと今俺はエミリアと一緒に晩飯作ってるんだが何故か妙にテンションが高い。なんだろう…可愛いけどうざい。うんうざい。ハイテンションで鼻歌、歌ってるしな。にしてもだ…

 

「~~~~~♪」

 

「………」

 

エミリアのテンションについていけねぇ!!!。無理だろ!!流石にこのテンションは無理だろ!?テンション上がって野菜切りながら鼻歌歌うってどんなテンションだよ!どんな状況だよ!?。

 

「~~~~~~♪」

 

「………」

 

何も言えねぇ!!。ただひたすらに無言を貫き通してさっさと飯完成させてこの謎の空間から出なくては!!。と思った時だった。

 

「っ痛!」

 

「バッカ!歌いながら調子のって包丁使ってからだぞ!…………はぁ……ほら手だせ」

 

エミリアは野菜を切っていたため調子のって包丁使ってるから指を切ってしまったようだ。

 

「うん」

 

エミリアは言うとおりにし切ってしまった方の手を俺に差し出してくる。

 

「クレイジーダイヤモン」

 

「ちょっと待って誠」

 

「あ?なんだよ」

 

「舐めて」

 

「…………えぇ……」

 

うーんこやつの性癖はロリコン+ドSに昇格だな。

 

「舐めて……くれないの?」

 

うわぁなにこのわざとらしい上目遣いは!!可愛いじゃないか!!。これは卑怯だぞ!!。

 

「だああわぁったよ舐めるよ!舐めりゃいんだろ!」

 

「ありがと」

 

なんだこのエミリア可愛いけど性格豹変してねぇか?というかエミリアなのか?。

 

「………」ペロペロ

 

「ん……はぁ…あ」

 

変な声あげんなよ。ん?ちょっと待てエミリアの血甘いな………。俺自分の血舐めたことあったけどほぼ

鉄の味しかしなかったんだがなぁ…。バレない内にさっさとクレイジーダイヤモンドで治しちまうか。

 

「ほい終わり。じゃ続きやんぞ」

 

「ハーイ」

 

~20分後~

 

「おし…出来……た…」

 

なんだこれ体が火照ってきた。いやそれだけじゃねぇなんか頭ぼーとするし体がふらつきやがるッ!。それにつけくわけ手足の感覚が麻痺してきやがった。…………これまさか…。

 

「お、おいテメェ…何した……はぁ…はぁ…」

 

「誠くん?なにやってるのよ?それにテメェって……なぁんてね~意外に掛かるの遅かったね誠くん?」

 

なるほどな。こいつの正体がなんとなく分かったわ。こいつは多分サキュバスつう妖怪?だ。キャラおかしい時点で気付けって話しだよなぁ。クソッタレ。

 

「お前……サキュ……バスだろ?」

 

「半分正解で半分外れかなぁ~うふふ~」

 

「半分……外れ?」

 

サキュバス?は俺の言葉を無視して本当の姿を見せるため変身した。その姿は露出度が高い際どい服装でお尻からは悪魔のような尻尾が生えていた。ここまでは想像していた通りだったんだ……ここまでは……な…

 

「そんなに見ちゃイヤん」

 

「お前……空母棲姫か…!」

 

「大正解~私はサキュバスの力を得た空母棲姫だよぉ~」

 

「キャラ……崩壊してんな」

 

そうサキュバス?は服装や尻尾まではサキュバスだったが姿そのものは完全に空母棲姫だった。つまり姫級+サキュバスパワーって訳だ。無理ゲーじゃねぇか!!。

 

「で?……俺をどうする…つもりだ?」

 

「そりゃあ誠くんが死ぬまで精液吸って力を蓄えるだけだよ?ってことでいただきまーす♪」

 

空母棲姫は言いながら()()脱力した俺にのしかかる。騎乗位ってやつだ。おおサキュバスってマジで吸うのか……。ま正確には空母棲姫だがな。つか言ってる場合じゃねーよなこれ。

 

「そうかい……」

 

「ふふさて…私の血でムラムラしちゃってる誠君はこの状況をどう切り抜けるのかしら?まぁどう足掻いても無理でしょうけどね。それに身体は正直みたいよ?ほぉらこんなにおっきくしちゃって…」

 

空母棲姫はズボン越しから俺の股関を撫でてくる。が俺はクレイジーダイヤモンドで空母棲姫を押しのける。やっぱりあの甘い血のせいだったのか…。

 

「ふ、切り抜ける?いいや違うね!クレイジーダイヤモンド!!」

 

「ッなに!?」

 

俺は脱力仕切った身体を無理やり起こしクレイジーダイヤモンドで家の壁をぶっ壊して外へ出る。多分あの血だけのせいじゃない。あのキッチン自体に多分香りかなんかが仕掛けられていたんだろう。前に真人とおもしろ半分でネットで頼んだ媚薬飲んだとき俺だけ効果が全くなかったんだ。真人はがっつり効果がかかり俺が掘られかけたのはまた別の話し。

 

「切り抜けるんじゃあねぇ……ぶち壊し抜けんだよ…!」

 

それと不思議な事に外に出た瞬間サキュバスの効果が一瞬にしてきえた。恐らく俺に何らかの体制があるのだろう。今はありがたい。

 

「さぁて殴られる準備は出来てんだろうな?空母棲姫さんよぉう?」

 

「あなたが私を殴る?馬鹿言わないでくれるかしら?姫級さらにサキュバスの力を得た私にあなた如きが敵うとでも?笑わせないでくれるかしら?」

 

「悪いなぁ…今の俺はちょっと強えぇぞ?」

 

実はレ級をぶっ殺したときに分かったんだが俺は完全にはクレイジーダイヤモンドを使いこなせていないのだ。原作でのクレイジーダイヤモンドのパワーは最強の幽波紋であるスタープラチナと大差ない筈だが俺が翔太との共闘でレ級を殴ったときかすり傷さえ与えられなかった。つまり俺はクレイジーダイヤモンドのパワーを完全には使いこなせていないということだ。まぁ何不自由なく平凡に暮らしてきたただの一般人の俺がいきなり幽波紋完全に使いこなせてる訳ねぇーわな。でレ級をぶっ殺した時に完全ではないがある程度力のコントロールが出きるようになった。多分レ級の尻尾に凹みを入れられる程度には力のコントロールが出来ると思う。

 

「戯れ言を抜かすな!!」

 

空母棲姫はそういうと艤装を展開し砲撃開始とともに白玉艦載機を出して攻撃してくる。

ちょっと今更だけど空母棲姫のやつ急に口調変わったな。

もちろん白玉艦載機や砲撃は西村軽佻の幽波紋バットカンパニーの攻撃を全てラッシュで防げたクレイジーダイヤモンドにさばきキレない訳がない。

 

「ッ!?」

 

Hey! Whats up!(オイ!どうした!)

 

当たらない事が意外だったのか空母棲姫は焦りの表情を浮かべ爪をかむ。そしてそんな空母棲姫を俺は軽く挑発してやる。

 

「サキュバスの力を舐めるな!!」

 

「は!んなこと言ったて状況は変わんねーよ。俺はこのまま海をまっぷたつにさいて紅海を渡ったっつうモーゼのようにこの白玉艦載機の嵐を突破して本体のテメェをブッたたいてやる」

 

「クソォオオオオオ!!………………なんてね」

 

瞬間空母棲姫はニヤリと笑みを浮かべる。俺は背筋がぞわっとした。嫌な予感がした。

 

「ドララァ!!」

 

俺は瞬時にクレイジーダイヤモンドで地面を砕き俺の身長以上の壁に作り直し後ろを振り向いた。予想通り白玉艦載機が何機か俺を取り囲んでいた。

 

「ッチ」

 

「あ、あぶねぇ…………。残念だったな」

 

俺は言いながらクレイジーダイヤモンドで取り囲んでいた白玉艦載機を全て破壊する。破壊すると俺は壁を地面に直し再び弾丸の海の渡る。

 

「どうした?そんなもんか?もう打つ手なしか?サキュバスの力を得た空母棲姫さんよぉ~う!!」

 

「そんなもの…だと……!?キサマァアアアアアアア!!」

 

どうやら俺の一言で完全にブチ切れたようだ。もちろん攻撃は激しさを増していく。がクレイジーダイヤモンドでさばき弾丸の海を渡る。つか力のコントロールが出来てなかったら死んでたわアハハ。

 

「そう言えば艦娘はどうしたのかしら?提督であるあなたをほったらかして…()()()()()()()()()なのかしらねぇ?」

 

プッツン

ふと冷静になって先ほどの口調に戻った空母棲姫。がある一言を言った瞬間なにかが()()た音がした。そしてその()()た音と共に空母棲姫は一定の方向から身の毛もよだつ恐ろしい殺気を感じた。

 

「おい…空母棲姫……テメェ今何つった?……俺の艦娘に向かって……なんつったァ!!」

 

「ッひ!!」

 

「俺はな俺の艦娘をけなしたり傷つけてムカつかせたヤツぁ何モンだろうとゆるさねえ!俺の艦娘がグミクズみてェだとォ? この自慢の可愛い艦娘達をけなされるとけなしたやつに対してぶっ殺してえと思うくらいムカッ腹が立つんだぜ!」

 

そんな殺気を出していたのはキレていたのは俺だった。俺は言いながら一気に弾丸の嵐を突き進み途中なん発か当たったがかすり傷程度だったのでガン無視して進み一気に間合いを詰める。

 

「い、いや来ないでッ!!く、来るなァァアアアア!!」

 

空母棲姫は馬鹿でかい砲弾を撃ってくるがクレイジーダイヤモンドで殴り爆発する前に直し上にぶん投げる。当然投げられた砲弾は空中で爆撒し消える。そんな俺に空母棲姫は怯えるように腰を抜かし後ずさる。

 

「サキュバスの力を得たこの空母棲姫であるこの私がこんな、こんな幽波紋使いに負けるなんてありえない!!ありえないわ!!絶対に認めない!!」

 

空母棲姫は怯えながら俺に指をさし騒ぎ立てる。俺はそんな戯れ言を無視しジリジリと距離を詰めとうとう目の前にやってくる。

 

「ドラッ!!、人を気安く指さしてがなりたてんじゃあねーぜ!!」

 

俺は空母棲姫の指をクレイジーダイヤモンドで殴りへし折る。

 

「ギャアウ!!」

 

指を折られた空母棲姫が変な断末魔を上げるが今の俺は全く気にしない。

 

「テメェをいまぶっ殺してやっから覚悟しやがれッ!!つうことで大きな声で…

 

「や、止め…!?」

 

ドォオオオオオラララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララアアアアアアア!!」

 

「イぎゃあああああああああああああああああ!!!!」

 

姫級だったためか穴は空かなかったがミドル級ボクサーに殴られまくった一般人みたいな顔になっており身体のあちこちがあらぬ方向を向いておりレ級ほどしゃないがかなりグロテスクなことになっている。しかしそんなグロテスクな空母棲姫を見て俺は…

 

「ん、んんー…………ふう……スゲーッ爽やかな気分だぜ、新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のよーによォ」

 

軽く背伸びをしそう言った。

 

「さてとさっさと直して飯食うか!」

 

俺は壊れた家や外を全て直し家へ戻る。そして先ほど作った料理をテーブルに置き寝ている吹雪達とエミリアを叩きおこし飯を食った。途中先ほどの出来事を話すとエミリア達は何故一人で戦ったと怒られたのだった。

 

 

 

To Be Continued




いやぁね?友達と遊んでた時に友達がいきなり「サキュバスってエロくていいよね」ていいだして、あ!じゃあサキュバスをこの小説のネタにしようてことになり今回サキュバスの力を得たビッチ空母棲姫が誕生したわけなんすよ。はいさーせん。

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