優しい力を持った少年と現代入りした吹雪と金剛の奇妙な話し   作:剣崎 誠

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今更なんですけどこの小説のエミリアって僕は友達が少ないのセナとキャラかぶりまくっている事に最近気が付きました。と言うことで本編どうぞ


萌えの頂点

「ただいまぁ~てエミリアいたのか」

 

俺が居間の扉を開けると何故かカメラを構えているエミリアがいた。そして…

 

「なん……だと!?」

 

カメラの向いている方向を見た俺はどっかの死神代行と同じ反応をしてしまった。理由は簡単吹雪と曙がメイド服アンド猫耳カチューシャをつけていたからだ。

 

「あらおかえり誠。ねぇねぇ見てよ誠!吹雪ちゃんと曙ちゃんとっても可愛いでしょう?」

 

「エミリアナイスだ。流石同士。俺が思いつかなかったことを平然とやってのけるッ!そこにしびれる憧れるぅーッ!」

 

「でしょ?」

 

と俺が吹雪と曙の写真を取るためスマホを取り出そうとしていると鳥海が帰ってくる。ちなみに吹雪達が何故無言かというと恥ずかしいのか頬を赤らめてずっとモジモジしているからである。

 

「ただいま帰還しましたーって吹雪さんと曙さん何やってるんですか?」

 

鳥海は居間に入ってくると少し呆れた様子でそういった。

 

「まぁいいです。私疲れたのでお風呂入ってきますね」

 

「おう」

 

ん?でも風呂沸かしてたかな?まぁいいやんなことよりスマホで吹雪と曙の写メを取らねば。その時だった。

 

『ニュースです。昨日、○○県○○市○○の釣り場で釣りをしていた複数の男性が何者かにおそわれ瀕死の重傷をおいました。襲われた男性達の証言によると謎の白い女性が何人もいて砲弾のようなものを撃たれたとのことでした』

 

「エミリア……」

 

「そうね。でもいまは遅いから」

 

「はぁ…しゃあない明日行くか」

パシャ!パシャ!

 

俺はため息をつきうちの可愛い吹雪と曙を写メる。

 

「「ちょ、誠くん(あんた)まで撮(んな!)らないで下さい!」」

 

~数分後~

 

ピーンポーン

突然チャイムがなる。せっかく猫耳カチューシャアンド巫女服の吹雪と曙を写メってたのに誰だいったい。俺は頭の中で愚痴りながら玄関まで行きドアを開けた。

 

「お届けものでーす」

 

宅配便だった。あれ?なんか頼んだか?。

 

「あ、ちょっと待っててください」

 

俺は戻りハンコを引き出しから取り出し玄関へ戻る。

 

「はいたしかに」

 

俺は居間に戻り吹雪と曙を写メりながらダンボールを開けた。ちなみに吹雪と曙はもう恥ずかしいを通り過ぎてプルプル震えて爆発寸前だった。これもまた可愛い。

 

「誠なに頼んだの?」

 

「うーんそれが覚えてなくてさぁ~。」

ガサゴソ

「あ!!」

 

中にはファイナル○ァンタジー15と英語で書かれた青いカセットケースが入っていた。

 

「あーそういえば今日発売日だったわね」

 

「そいや1ヶ月くらい前に予約して頼んでたんだでたのを忘れてた…」

 

1つ言おう。俺はF○シリーズは一切やってないないが今回のこれはRPG、つまりはドラ○エみたいなコマンドゲーではなくキング○ムハーツのようなアクションとなっているというので買った。さらに言うとグラフィックがヤバいとのことでF○の知らない楽しめるというので俺でもかなり楽しみにしていた。というか10年かけて作られたそうなんでなおさら楽しみだ。スマホでTwitter見てみるとF○の15お祭り騒ぎ状態だ。

 

「さっそくやるか」

 

「あ、そいえばさ誠」

 

突然エミリアは吹雪と曙から目を離しこちらを向いて言った。

 

「なんだ?」

 

「言うの忘れてたけど今日私ここに泊まるからよろしくね」

 

「へー………おいちょっと待て今なんて?」

 

「え?いやだから今日ここ、つまり誠の家に泊まるっていったのよ?」

 

突然どうしたんだこいつ。まさか吹雪とイチャイチャしたらないからとかか?。

 

「理由を述べよ」

 

「理由?簡単よ。最近誠と接してないからよ。約束で私のことを知りなさいって言ったのに全く私を知ろうともしてないじゃないあなた」

 

あーなるほどな。確かにエミリアの事をしるつって結構全く知ろうとしてないな俺。

 

「あー」

 

んーでもなぁ……

 

「まぁ知るつって全く知ろうとしないつうのはいいとして泊まるつうのはなんか早くねぇか?」

 

「なにいってんのよ。昨日生徒会長さん泊めたくせになにいってんのよ」

 

何故なにいってんのよを二回言った。妙に腹が立つな。

 

「なんでしってんだよ……」

 

「スカーレット財閥の力を侮らないでちょうだい」

 

よし。この馬鹿やろうに一言言ってやろう。

 

「そんな事で財閥の力使うな!」

 

「そんな事ってなによ!!」

 

とやりとりしていると俺ふとはあることを思いついた。

 

「よしエミリア。今日は泊まっていいぞ。だから俺の考えた()()事に付き合え。ってことで耳を貸せ」

 

「?まぁ泊まれるならなんでもいいけど何かしら?」

 

コショコショと俺は吹雪と曙に聞こえないようにエミリアに()()ことをお願いした。

 

「あなたやっぱり天才ね」

 

「だろ?」

 

「直ぐに用意させるわ。ぐへへ想像しただけでもよだれが…」ジュルリ

 

ふ、エミリア妄想では追いつかない程の()()ものを見る事が出来るぞ。

 

~1時間後~

 

「ヘーイ!!マコトー!!今帰ったデース!!」

 

ふ、金剛が帰ってきたようだがそんなことは今どうでもいい。そして今俺とエミリアはおそらく運動会で息子の頑張りをビデオに一生懸命収めると言う感覚を感じているに違いない。

 

「ま、誠……私今死んでも悔いないわよ」

 

「ああ、エミリア俺も同じだ。でも冗談抜きで萌え死にとかすんなよ?」

 

「いやこれ耐えるとか無理でしょ」

 

そう今吹雪と曙はモン○ンク○スに出てくる○嬢というキャラのコスプレさせさらにエンディングを歌って踊らせている。あ、そろそろあれ来るな。

 

「「に、にゃんにゃん……///」」

 

吹雪と曙は顔を赤面させつつも可愛く萌えるようなというか萌える声で一番の見せ場と言われる歌詞を言った。その可愛いさ威力は本家を軽く凌駕していた。例えるならそのかわいさはゴ○ータのビッグ○ンかめ○め波をまともに食らった威力と同じなのだ。

 

「「ひでぶっ!!」」

 

当然そんなビッグ○ンかめ○め波と同じような威力の萌えに俺とエミリアが耐えられる訳なく鼻血を天高く吹き出し昇天した。

 

「マーコート!!い!ま!か!え!り!マ!シ!た……」ガチャ!

 

直後居間に金剛が居間に入ってくる。それと同時に恥ずかしさに耐え着れなかったのか吹雪と曙が泣きながら金剛に抱きついた。ごちそうさまです。

 

「「駆逐艦…最…高…」」ガク

 

俺達はサムズアップをしながらそう言い残し力尽きたのだった。

 

~再び1時間後~

 

「んあ?」

 

気付くと俺は今の敷き布団で寝ていて両方向に何故か鳥海と金剛が抱きついて寝ていた。ちなみにエミリアはソファーで寝かせられている。

ん?そいえば今何時だ?。そう思った俺はスマホを取り出し時間を確認する。

 

「7時か。飯つくらなきゃな……あれ?曙と吹雪はどこいった?」

 

まぁだいたい察しはつくがね。

 

ガチャ

「やっぱりここに居たか」

 

予想通り吹雪と曙は俺の部屋で寝ていた。それと一つ。実は吹雪と曙が着ているコスプレ衣装には特殊な技術が使われておりスイッチを押さないと脱げない仕組みになっておりさらにエミリアのキラークイーンでも破けないさらに特殊な仕様になっているから絶対に脱ぐことは出来ない。たとえ頭についている猫耳カチューシャでもな。つまりまだコスプレは脱げていないのだ。

あぁ~心がぴょんぴょんするんじゃあ~♪。

 

「あぁ~心がぴょんぴょんするんじゃあ~♪。おっと口にまで出してしまったか」

 

さてじゃあまじで飯つくらなきゃな。

 

 

~台所~

 

 

「適当に作るか……ん?」

 

「ふぁ~あれ?なんで誠が?まぁいいや。誠ぉ~構ってぇ~」

 

エミリアはそういいながら抱きついてくる。

え?なにこれ滅茶苦茶可愛いなおい。

 

「ちょ、ちょうぉ!?」

 

「あぁ~誠ぉ~ふにぁ~」

 

寝起きいつもこんなんなのかエミリア。だとしたら使用人さんたちかなり大変だろうなぁ。今度会ったらいっておこう。

 

「まいいや。ほらエミリア離れろつかしっかり目さませよ。今から飯つくらなきゃだから手伝え」

 

「嫌」

 

「え?」

 

「だって誠全然構ってくれないんだもん」

 

「わぁったわぁったよ!だから離れろ!」

 

俺は抱きついてくるエミリアを引き離したあとにパイ投げの如くクレイジーダイヤモンドで顔面に水を叩きつけ目を覚ませた。

 

 

 

 

To Be Continued




タイトル通り今回はかなりの萌回でした。書いてる途中作者はずっとニヤニヤしていましたとさ。

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