優しい力を持った少年と現代入りした吹雪と金剛の奇妙な話し   作:剣崎 誠

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ひさびさにFF15攻略してたら更新おそくなりましたすいまそん。


暇だから鳥海とデートしたった

目を覚ますと俺は真っ暗な暗黒空間にいた。そして目の前には謎の神々しい雰囲気を放っている銀色のヒゲをはやしおじいちゃんのような顔をした筋肉マッチョマンの変態ととてもシュールなやつがいた。

 

「えっとあんた誰?」

 

「ようこそ剣崎 誠くん。ここは世界が造りし門、人創門が造りだした空間的なあれじゃ。そしてワシは奇○の世代の内の一人、神ゼウス」

 

うわぁ突っ込みどころがありすぎてすげい。つかこの神奇○の世代の一人とか黒○のバスケのネタいいおったが大丈夫かこいつ……。

 

「んでその神ゼウスさまが俺になんのようすか?」

 

「今から言うことをこの街に住む全ての幽波紋使いに伝えるんじゃ」

 

「どういう事だ?」

 

「お前さんはもう星野 翔太から人創門の事についての説明は受けているな?」

 

「あぁでようするに?」

 

「世界の危機ってやつじゃい」

 

予想はしてたけどやっぱりきたか。

 

「なるほどな。艦これの世界の敵深海棲艦が人創門の存在に完全に気付いたって訳だ。そういうことだろ?」

 

「そういうことじゃ。ではあとは頼んだぞ!ハイ○ルの勇者リ○クよ!」

 

「いや故郷ハイ○ル王国でもねぇしリ○クじゃねぇよ……」

 

なんとも愉快な世界の危機を救ってくれ宣言をした神ゼウスが消えると俺は目を覚ました。

 

~数時間後~

 

「司令官!私あそこ行きたいですアニメイト!行きたいです!」

 

俺がおきてから数時間たった。時刻は12時50分。ちなみ今は鳥海と俺しか家に居ない。会長はこれ以上いたら迷惑だからといって帰り吹雪と曙はエミリアと君の○を(強制的に)見に行った。金剛は早くも友達とショッピングだそうだ。で何の予定もなく家でゴロゴロしている俺に鳥海がそんなことを言ってきた。

 

「アニメイトか………いやいいや」

 

「えぇー」

 

「でも変わりに適当にどっか行くか?」

 

「つまり適当に外を二人でぶらぶらすると言うこと?」

 

「そういうことだ」

 

そして場所は変わり何故か適当にぶらぶらしようと言った筈なのに水族館に来ていた。

 

「おぉ~クラゲだ」

 

「本当だ!可愛いですね司令官?」

 

「ここで司令官は止めろ」

 

「ではなんと呼べば?」

 

「誠でいいよ」

 

と水族館を俺達は堪能していた。適当にぶらぶらする筈が何故水族館に来たのか本当分かんないわ…。んでさらに何故か鳥海が俺の腕に抱きついていた。説明するならあれだ。ヒロインが主人公の腕に抱きついて胸で挟むあれだ。あ、柔らかいなぁ最高だ。

さらに魚を見てはしゃぐ鳥海可愛いなぁ~なにかの間違えで連れてきて良かったわ。

 

「見て下さい誠さん!あのクラゲ可愛いですよ!」

 

にしてもだ。なんでこの水族館クラゲこんなに多いのさ。さっきからクラゲしかみてねぇぞ。詐欺がこの水族館。まぁでも鳥海楽しんでるしいっか。

 

「ああ可愛いな」

 

そうして俺達は水族館をクラゲだけみて出た。そして時刻は2時33分となる。水族館をでた俺達は今度はゲーセンに来ていた。

 

「あ、艦これのフィギュアあんじゃん」

 

しかも鳥海のプレミアじゃんか。取らねばな。でも隣に本人居るんだよなぁ……。

 

「あ、本当だ。しかも私のプレミアじゃないですか。なんか恥ずかしいですね」

 

頬を赤らめながらさらにギュッと俺の腕に抱きついてくる鳥海。ちなみ水族館からでたあともずっとこの状態である。うーん流石にこれは取らねばな。

 

「うしやるか」

 

~いろいろあって40分後~

 

「や、やっと取れた……ほい」

 

俺はクレーンゲームで取った鳥海のプレミアのフィギュアを本人の鳥海に渡す。

 

「あれ?くれるんですか?」

 

「あぁ、やるよ。だって俺にはお前がいるし」

 

と俺は格好つける。すると鳥海は涙目で俺に抱きついてくる。かなり目立つなぁ~。

 

「ま、誠さん……!」

 

うぐ……視線が痛い。

 

「ちょ、鳥海!?ここじゃちょっと不味いって!」

 

「は!?わ、私としたことが……」

 

鳥海は少し顔を赤くしながら俺を離してくれる。

 

「でどうする?まだ時間はあるぜ?」

 

「そうですね………映画でも見ますか?」

 

「映画かぁ~……じゃあ艦これか君の○?」

 

「艦これは昨日見たんじゃないんですか?」

 

「もっかい見たい。まぁでも君の○見てないから君の○見に行くか」

 

「やった!誠さんと映画ぁ~うふふ♥」

 

鳥海は言いながらとても嬉しそうな顔をして俺の腕に再びギュッと抱きついてくる。

 

「微妙な人数だな」

 

「そうね」

 

映画館には多過ぎず少なすぎずといった人数がいた。

 

「んじゃーチケット買ってくるから待ってろ」

 

「はーい」

 

俺はチケット売り場に行きチケットを二枚買い鳥海が待ってるであろう場所に戻る。

 

「ありゃいない……となるアレか?ベタぁ~なアレだな……ナミアムダブツ」

 

俺は手を合わせて鳥海を待った。

 

 

 

 

「なぁねぇちゃん俺らと遊ばねー?」

 

突然チャライ男が鳥海に話しかけて来た。

 

「いえ。今人を待っているので」

 

「いいじゃんいいじゃんそんな奴ほっといて俺と遊ぼうぜ?」

 

鳥海は断るがしつこく付きまとってくる。そして……

 

「いいでしょう。遊びましょうか」

 

鳥海はそう言ってチャラ男を裏路地に連れて行った。

 

「え?なにこんな裏路地までつれてきてさぁ~もうヤっちゃうのぉ~?」

 

「ええ殺っちゃいましょう」

 

鳥海がそう言うと突然テーレッテーとどっかの世紀末アニメで流れてそうなBGMが突然流れ始めた。

 

「あ?なんだこのBGM頭ん中で流れてるのか?」

 

男がぶつぶつと何かを言っていると鳥海は何故か拳を構えそして次の瞬間…

 

「じゃあヤっちゃいますかって!?」

 

「アータタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタたためますか!!」

 

「いってぇなにしやg」

 

「お前はもう死んでいる」

 

「ひでぶっ!」

 

すると男は内部から爆発するように爆撒した。

 

「急いで映画館に戻らなくちゃ」

 

 

 

 

「まだかな~あと5分で始まちっまうよ」

 

俺が壁に寄りかかってスマホをいじってると鳥海が走ってきた。

 

「おう。んじゃ行くぞ」

 

「え!なんで居なかったの?とかどこに居たの?とか聞かないんですか!」

 

正直言おう。日曜になる前の日々に1日だけみんなで出掛けた時にベタベタな展開がおきて俺はなんとか鳥海たちを見つけたのだが犯人の顔面が整形されていたり体が捻れてたり爆裂していたりとかなり逝っちゃってる惨状になっていた。

 

「いやだって察しつくし……って早よ行くぞ!時間がねぇ!」

 

「あ!本当だ!」

 

俺達は駆け足で劇場に向かった。そして着くと取った席に座り始まるまで少し話をした。といってもすぐ始まったが。

 

~2時間後~

 

映画を見終えた俺達は帰路についていた。トコトコと手をつなぎながら歩いていると鳥海が突然真剣な顔をした。

 

「私誠さんの艦娘で良かったです。私はあなたの艦娘に慣れたことをとても誇りに思っています。そしていまここで会えて触れ合える事がとても嬉しいんです」

 

恐らく君の○を見たせいか鳥海はそんな事をいった。

 

「そっか……俺もさ吹雪や金剛、曙そして鳥海。お前達に会えて良かったし嬉しかったんだ。大好きなんだよ。でも同時にお前達がいつか消えてしまうんじゃないかって。まぁ万が一戻ったとしたら人創門の力を使えばいいのかもしれないけどそれでも一度消えてしまったらもう会えない気がしてさ。だから同時に怖いんだ……いつの日かお前達が俺の前から消えてしまう恐怖が…」

 

俺は今までいや吹雪達と過ごして来て抱えていたことを鳥海にぶつけた。が鳥海一瞬暗い顔をしたが笑って俺に言った。

 

「そうだったんですか…でももし消えでもって私達は誠さんにもう一度会いに行きますよ。今度は摩耶もいますけど」

 

「家に入るかねぇ」

 

俺が空を見上げながら言うと鳥海はそっと手を握り直す。

 

「入りますよ。あの家意外と広いですから」

 

「そうーだな」

 

俺はそのままほっこりとした雰囲気のまま鳥海と一緒に帰る………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハズだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんだよ……これ……」

 

「ひ、酷い…」

 

帰り道、学校を通った時だった。ふと学校を見ると学校は崩壊していた。もはや原形など留めていないほどに。俺は学校が嫌いだ。勉強があるからな。だがそれと同時に俺は学校が好きなんだ。いろんな友達、井上や真人、最近きたばかりのエミリアそして翔太。他にも何人もいる。そんな友達と一緒に勉強したり遊んだり、バカやったり。そんな俺達の思い出が詰まった学校をこんな姿にされて俺の怒りの度はMAXを軽く超えていた。俺は溢れ出す殺気を剥き出しにしクレイジーダイヤモンドを出す。幽波紋は精神力が具現化したものだ。俺のMAXを超えた怒りと同調するならどっかのブロッコリーと同じ威力のパンチを繰り出せる筈だ。

 

「鳥海」

 

俺が鳥海の名前を言うと鳥海は下がった。俺は溢れ出す怒りとクレイジーダイヤモンドと共に学校へ入る。すると元凶は直ぐに現れた。

 

「ニンゲンイナイナー……アレ?キミハタシカボクニカスリキズサエアタエラルナカッタムリョクナニンゲンジャナイカー?ナンダワザワザシニニ」

 

奴はこの前翔太のスタープラチナで倒されたレ級。俺は何故レ級が生きているのかそして何故ここに居るのかなど考えることなく呟いた。

 

「殺す」

 

「ハ?ナニイッテン……」

 

ギュン!!

 

俺はしゃべってる最中のレ級の前にクレイジーダイヤモンドの脚力を利用し一瞬でレ級の前に行き腹、そしてとっさに防御したであろう尻尾をクレイジーダイヤモンドの右腕で軽く射抜いた。

 

「グハッ!………ナ…ニ?バカナ…キサマノソレニコノレキュウノシッポヲカンツウスルイリョクナド」

 

「ドォオオオオオラララララララララララララララララララララララララララララララララララララ!!!!」

 

俺はクレイジーダイヤモンドのラッシュを容赦なくレ級に叩きつける。気が付くと怒りに身を任せ威力が強過ぎたせいかレ級は穴だらけといったかなりグロテスクな姿になっていた。

 

「二度と顔を見せるな。まぁもっとも死体のテメェに聞こえてる訳ないがな」

 

俺はそう死体に吐き捨てるように言って学校を直し出た。幸い人は居なかったから良かった。学校から出た俺は鳥海のもとへと戻る。

 

「お待たせ鳥海」

 

「誠さん!!怪我は!!」

 

「ねぇよほら帰ろうぜ」

 

俺は両手を広げ心配する鳥海を安心させてやる。

 

「本当に無事でよかった……レ級相手だったから本当に心配したんですよ!!」

 

「見てたのか?」

 

「はいちらっとだけ……と言う事で今日は私を心配させた罰として一緒に寝てらいます」

 

何故か若干どやってそんなことを言った鳥海。まぁでも心配させた俺が悪いからいいよと俺は言って俺達は家へ帰った。

 

 

 

To Be Continued




こんかいかなりカオスな回だった気がする…

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