優しい力を持った少年と現代入りした吹雪と金剛の奇妙な話し 作:剣崎 誠
~5時12分・玄関~
「家出して……きちゃった…」
そっか。家出かぁ~…………ってえええええええ!?。家出ぇー!!。あの完璧超人の生徒会長がか!?。それでなんで俺の家に来たの?まぁ聞かないで置こう。
「家出?会長でもそんな事あるんですね。ちょっと以外」
「私だって家出くらい……家出くらい……」
「でしょうな」
まぁとりあえず家に入れるか…ってダメダメ今はさっき来た鳥海合わせて3人女性がいる。こんなの見られたら会長の見る目がまるでどっかの汚物を見るような目になっちまう!。なんとしても話しだけ聞いて帰ってもらわねば!。
「私家出初めてかも…」
「かもじゃなくて初めてだろ?まぁ会長みたいないい人はめったに家出なんてしないもんさ。で、原因は?」
「信じてもらえないかも知れないけど…」
~回想・神無月の家~
「ただいま~」
「あら、今日は早いのね?」
「まぁ部活も生徒会の仕事も珍しくなかったからね」
「そっか。最近ちょっとお疲れ気味だったみたいだしたまにはいいんじゃない?。私ご飯作ってるからお風呂先入ってきなさい」
「はーい」
~神無月の家・お風呂~
「あぁ~疲れが吹っ飛ぶわぁ~。はぁ…ひさびさに生徒会の仕事や部活がないから誠君と一緒に帰ろうと思ったのになぁ~。あのエミリアって子外人で凄い美女だったし…私じゃ無理なのかなぁ…せめて私も誠君の能力、スタンド?だっけ?私にも使えたらなぁ…」
バッシャーン!
「キャ!?なに!?……巨大な…たま…ご?なにこれ?」
私はお風呂から上がり巨大な卵をお母さんに見せた。が、お母さんには見えず帰ってきた疲れているお父さんにも見せたがからかってるのか!と怒られ
その後ケンカになり家を飛びだした。
~回想終了~
「へーそんなことがあったのか…会長も大変だな。まぁ俺には母親や父親は居ないからよく分からねーけどな」
「信じてくれるの?」
「まぁ普通風呂からいきなり巨大な卵が出てきた!なんて言っても誰も信じないだろうな。でもちょっと心あたりがあんだよなぁ…会長卵持ってきた?」
「うん。不思議な事に重さが全く感じられなかったのよこの卵」
「へー確かにデカいな」
「誠君見えるの?」
会長は緑の模様がある巨大卵をどこからか出してきた。まぁだよな。会長は幽波紋を発現させたようだな。しかもその幽波紋は恐らく"エコーズ"だ。まぁ一様確認として…
「あぁ見える。会長もこいつ見えるか?」
俺はそう会長に聞くとクレイジーダイヤモンドを出
す。つか幽波紋って出ろって言って発現するもんじゃないだろ。
「へ!?なにその人!?どこから出てきたの!?」
「会長、まえに話した俺の能力、幽波紋についてのことまだ覚えてるか?」
「え、えぇ…確か精神力が具現化したもので超能力の一種だったけ?」
「その通り。その巨大卵はつまり会長の幽波紋だ。多分引っ込めって思えば引っ込むし、出ろって思えば出るから。やってみろよ」
「わ、分かった…」
巨大卵はに煙のような状態になって会長に吸い込まれるように戻った。
「ほ、本当だ……」
「あと会長の幽波紋は恐らくエコーズといって進化する幽波紋だ。アクト1アクト2アクト3とほっときゃ進化する…多分。あと進化方法が脱皮だからいきなり動かなくなったりするけど焦る必要はないから安心してくれ。ちなみに幽波紋は幽波紋使いじゃないと見えないから普段幽波紋だしてても一般の人にはバレないから」
「幽波紋って幽波紋使いにならないと見れないか…。ん?脱皮するってことはエコーズって幽波紋は虫かなにかなの?」
「さぁな。俺もその辺はよくわからないんだ」
「まぁいいや一様出しとこ」
会長は再び巨大卵改めエコーズを出すと若干ひびが入っていた。
「おひび入ってきたなそろそろか。ちなみにアクト
3は普通の幽波紋と違って自我を持つようになるから会話が出来るぞ。卵から帰れば恐らくアクト1からだ。確かアクト1は音を飛ばしたりくっつけたりする能力だったけ?」
「あ!本当だ!。誠君なんでそんなに詳しいの?」
「ん?この幽波紋って能力は元々ジョジョの奇妙な冒険つう漫画の能力だからな。実際のところ俺もどうして使えんのかわかんねぇんだけどな」
「ま、漫画!?」
「ああ漫画だ。俺全巻持ってるからかしてやるよ」
「あ、ありがとう。漫画の能力って本当なの?」
「原作見りゃ分かるだろうさ。ちょっと待ってて持ってくるわ」
「う、うん」
俺はそうって自分の部屋に置いてあったジョジョの奇妙な冒険第三部と第四部を持って玄関に向かった。
「お待たs」
「キャー!!」
俺は玄関につき扉を開けた途端会長が悲鳴を上げた。なにが原因か見渡すとそこには卵のかけらと緑色のちょっとメカメカした爬虫類のような姿の生物がいた。外見は後ろに小さな車輪がありそして尻尾のような物があった。顔は頭にヘルメットのような物がついていて目はウル○ラマンのような目で口はくちばしのような口をしていて背中には虫の羽のようなものがあり体にはちゃんと手がついており足はない。
つまり巨大卵が帰りエコーズアクト1になったのだ。おおぉ~マジでエコーズじゃん。そいや会長って爬虫類と虫が嫌いだっけ?。
「良かったな。エコーズアクト1の誕生だ」
「こ、これがエコーズアクト1なの?」
「おぉ~。そうだ!試しにさその生まれたてのエコーズで俺を殴ってみてくれ。安心しろ、エコーズアクト1に力なんてもんはないから」
とりあえず俺はくつばこの上にジョジョの漫画を置いた。
「わ、分かった…エコーズ!」
会長はそういうとエコーズは拳を構え俺を殴った。
バキ!
「おぉ~やっぱり派手な音がするだけで痛くないな
原作どうりだ。ちなみに音がついた部分には漫画の書き文字のようなものがついてその部分から…いや内部からh」
バキ!バキ!バキ!バキ!バキ!バキ!
「こうやってひたすらその音が鳴り続ける。流石にうるさいなこれ」
「なんか…地味ね」
「そうかな?。あと言葉なんかも飛ばすこともできるが帰ってからやるといい。つう事でこの音を外してくれるか?うるさくてさ」
「あ、うん」
「サンキュ。じゃあこれ」
俺はくつばこの上に置いていたジョジョの3部と4部を会長に渡す。
「ありがとう。じゃあ私帰るね。」(私もこれで誠
君と同じ…やった♪)
「おう。じゃあな」
そうして会長は帰っていった。
いやぁ~会長までもが幽波紋使いになるとはな。エコーズかぁ~アクト2アクト3を見るのが楽しみだぜ。あ、幽波紋が自分と一心同体だって言うのわすれた。まぁ原作渡したし大丈夫か。さて俺はさっきとどいたデビルメイク○イ4SEをゆっくり楽しむとしようかな。
~5時32分・居間~
フン!ハ!メザワリダ!ザコガ!
俺は居間に戻りバー○ル兄さんで敵を無双していた。
「あぁ~バー○ル兄さん最高ですわぁ~」
ガチャ
「司令官、入渠完了しました。ってそれは…!」
「ふっふっふやはり鳥海なら分かると思ったよ。なんで知っているのかは分からないが…流石だ」
「司令官、お願いします。やらせて下さい」
「やだよ。さっき届いたばっかりでまだそんなやってないんだ。だから断る」
なんてやりとりを数時間鳥海とし晩ご飯の時間になった。
「おぉ~いお前ら飯作るぞー!」
「「「は~い」」」
俺はキッチンに行くと冷蔵庫の中から適当に材料をとり4人で晩ご飯を作った。そしてそれを食べ終え俺は再び居間でデビルメイク○イ4SEをひたすらやっていた。もちろん吹雪、金剛、鳥海も居た。
「マコトー暇デース!ゲームやってないで構って下サーイ!」
金剛はそう言って俺に抱きついてきた。
「うわ!?ちょ抱きつくなよ!」
「かーまーってくだサーイ!」
「誠くん私眠いです」
「私も眠いです」
「確かに、俺も明日学校あるし寝るか。金剛は明日帰ったら構ってやるから離れろ」
~誠の部屋~
「あのぉ~なんでみんな俺の部屋に居るのかな?」
そして次の瞬間…
「最初は…!グー!ジャンケン……………」
「ぽん!!」チョキ
「ぽん!!」チョキ
「ポン!!」グー
「「……………」」orz
なにこの大迫力のジャンケンは…。恐らく俺と一緒に寝るやつを決めるであろうジャンケンに負けた鳥海と吹雪は真顔でそして無言で居間へ歩いていった。
「マコトー!今日は私と寝るデース!」
俺の理性もつか心配だなぁ…。俺は部屋の明かりを消し金剛とベットに入った。
で…
「あ、あの…金剛さん…その…抱きついてくれるのは
うれしいんだけどね……大きい柔らかメロンパンが背中に当たってるんですけど……」
「当ててるんデスよ」
ギャルゲかよ!と思わず突っ込んじまうセリフだなおい……。そして耐えろ!俺の理性!。
「そうか。俺は寝るから。お休み」
「え!?マコトはこういうのが好きなんじゃないのデスか?」
なに?なぜ知っているの?。いやな予感がする
「え?なんでそう思った?」
「だって仮面ラ○ダーバトライド・ウォーⅡっいうゲームのケースに私のエッ○な本が隠してあってその中に今やったシュチュエーションがあったからデース。私のもちゃんと持っt」
あーやっぱり?。ますますギャルゲ展開だな。俺は上を向き抱きついている金剛を放した。
「オーケーお腹いっぱい。あのさこのこと吹雪や鳥海には内緒な?」
「分かりマシた!二人だけの秘密デース!」
言ってる事や喜びかたまで……金剛はギャルゲのヒロインかよ…。
「なぁ…金剛ってなんでそんなに俺が好きなんだ?」
俺はいつの間にかなんとなくそんなことを金剛に聞いていた。
「マコトは気付いてないかもしれマセんがマコトはプレイ中ずっと声を出して応援したり励ましてくれたりしてくれていますね?。そんなマコトの声は画面越しの私や吹雪、鳥海そして鎮守府のみんなにいつも届いてマス。いつしかみんなや私はテートク、つまりマコトに会いたい、そして好きだと思い始めていマシた」
「そうだったのか…ん?まてよ?画面越しの俺声が聞こえてただと?。冗談だろ?」
真面目にいってんのか?。
「いいえ、冗談なんかじゃありマセん。本当のことデス」
俺は金剛の顔を暗闇のなか見た。とても真剣な眼差し、顔で俺を見つめていた。で真剣な顔してるとこ悪いが今の俺は恥ずかしくて死にそうなんだけどな……。
「そっか…めっちゃ恥ずかしいんだけどまぁいいかそんな事があっても。じゃあ金剛ってさこっちにこれて凄く嬉しかったりするのか?」
俺は聞きながら金剛の方に身体を向けた。
「当たり前デース!。私はずっとテートク、マコトに会いたかったんデース!。だから最初会えた時に泣くかと思うくらい凄く凄く嬉しかったんデス!」
「ハハハなんか照れんなぁ~」
「だから今は寝るまでこうしていていいデスか?」
「ああ……好きなだけどうぞ」
金剛はさっきとは違い優しくに俺に抱きついてきた。
あんなことを言われて断る程俺は腐っちゃない。そして気付くと金剛は既に俺の胸の中で深い眠りについていた。
「ふぁ~……俺も寝るとするか……」
俺も瞼を閉じ深い眠りについた。
~7時58分・誠の部屋~
「う…………うぅ~ん…………ふぁ~………んんん!」
俺は体を起こし金剛を起こさないよう軽く背伸びをした。
「今何時だ?」
ガサゴソ
ズボンのポケットからスマホを取り出し時間を確認
する。
「7時59分か…朝飯作ろっと」
そういって金剛を起こさないようそっとベットから降りて俺はキッチンに向かった。そして吹雪達の分と俺の分の朝飯を作って俺は朝食を取った。
「鳥海以外そんな疲れてないだろうになんでみんなそんなにねれんだよ」モグモグ
なんてことをいいながら朝飯を食べて少し居間で遊んで(デビルメイク○イ4SE)から制服に着替え俺は学校に向かったのだった。
To Be Continued
微妙な長さになりました。そして生徒会長を幽波紋つかいにしてみました。早くアクト2アクト3にしたいなぁ~。