優しい力を持った少年と現代入りした吹雪と金剛の奇妙な話し   作:剣崎 誠

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今回ちょっと長めです。


約束された恋人

俺は大家さんのおばちゃんとの電話を終えてから風呂を沸かした。そしてあることに気付く。

そいや吹雪達の服どうしようか…。今日は一様俺の服きてもらやいいかな。ちなみに俺の部屋だけ風呂は露天風呂でかなりデカい。理由は簡単だ俺が作った。だって小さい風呂ってなんかやなんだもん。

 

「さてと風呂が沸き終わるまでジョジョ読んで時間を潰すかな…ん?」

ピーンポーン♪

 

誰だ?こんな時間に。あ!もしかしてこの前ア○ゾンで頼んだデビルメイク○イ4SEが届いたのか!?はやく行かなくては!。

 

「今でまーす♪」

ガチャ…ギュ!

「え?」

「やっと会えましたね!誠くん!」

 

え?なに?配達業者の人じゃないの?じゃだれだこいつ。なんで俺の名前知ってんの?つか声可愛いなおい。

 

「えっと、誰だい。君は?」

 

俺がそう言うと俺の胸板から彼女は顔を離し、頬をプクーっと膨らませる。なんだこいつ。可愛いくせにぶりっ子なのか?勿体ないな。

 

「まさか忘れたの!?私の事…今すぐ思い出して!じゃないと爆発させるわよ!」

 

は?まぁ思い出して見るけど爆発ってなんだよ。あれか?新しいイタズラの一種か?それともトリックアトリートなのか?今日は10月31日じゃねぇぞ。

うーんでも彼女の見た目外見…確かに見覚えがあるな…。彼女の姿は髪が薄い金髪で身長は163くらい。顔は金剛に匹敵するほどのの美人だ。瞳は薄いブルーのような色で服装は…うちの学校の制服だぞ…まじか。声は艦これの曙の声を大人っぽくした感じだ。胸は金剛よりじゃないがある。一様言っとくが俺は胸で判断するような男じゃないからな。

うーん見覚えはあるのだがな~

記憶の奥深くまで探ってみる…あ!

 

「お、お、お前!エミリアちゃんか!?」

 

彼女の名前はエミリア・スカーレット。イギリスで有名なスカーレット財閥のご令嬢だ。小学1年の時に彼女と友達になったが一年後にイギリスへ。ちなみに生まれは日本だ。ここでスピード○ゴン財団の事を考えたやつはジョジョラー。

 

「やっと思い出したのね…全く。恋人になる約束覚えてないなんていったら爆発させてたわよ?」

 

なんだ?ずいぶん変わったな性格。昔は凄く優しくて女神みたいな心の持ち主だったのに。つか爆破ってなんだよまじでさ。最近の流行語なのかな?。

ん?恋人になる約束だと?…あ。

 

~8年前回想~

 

「なんだろうこれ?まさとぉ~これなんだと思う?」

「ん?どれどれ…これラブレターだろ。いいなぁ~お前だけぇ」

「えへへ//まさともきっと貰えるよ!」

「そうだよな!はやく中身見て見ようぜ!」

「うん!」

ガサガサ

「拝啓剣崎 誠さんへ 伝えたい事があるので休み時間にケヤキの木の下まで来て下さい。エミリア・スカーレットより」

「すごい字が綺麗だ…」

「あぁ…すごい綺麗だ…」

「ちょっとまって。エミリアちゃんって確かおじょうさまだったよね?」

「うん。おじょうさまだね」

「どうしよう凄く緊張してきちゃたよまさと!」

「まぁ…がんばれ」(`・ω・´)b

 

~そして休み時間・ケヤキの木の下~

 

「うぅ~緊張するなぁ~」

トコトコトコ…

「お待たせしました、まことくん」

「う、うん」(ほ、本当にきちゃたよ…)

「ま、まことくんは私が転校して来た日、覚えていますか?」

「うん!覚えてるよ!確か僕が最初に話しかけて一番最初にエミリアちゃんのお友達になったんだっけ?」

「はい…私、嬉しかったんです。私をお嬢様扱いせず普通のお友達のように接してくれた事が。他のみんなは私をお嬢様扱いして遊んでくれなかったから…」

「そうだったんだ。じゃあ僕は今までどうり普通のお友達としてエミリアちゃんと接していくよ!」

「そ、それでなんですが、わ、私まことくんに伝えなくてはいけない事があるんです!」

「うん」(く、来る//)

「まことくん!近い未来私と付き合って下さい!」

「うん!いいよ!ん?近い未来?」

「実は私来年にはイギリスに行かなくてははいけないんです。もし今まことくんと付き合ってしまったらイギリスに行った時耐えられませんから…」

「分かった!じゃあ指切りして約束しよう!。ほら手だして!」

「は、はい!」

「指切りげんまんうそついたらはりせんぼんのぉ~ます!指切った!」

「約束…ですからね!」

「うん!もちろだよ!」

 

~回想終了・そして現在~

 

やべぇよ…滅茶苦茶恥ずかしいよ…。まぁつまりこれから俺はエミリアちゃんと恋人になると…まぁ悪くないな。うん。むしろ小1の俺ナイス。

ここで普通は結婚だろ?とか言うやつ。付き合えるだけありがたいと思え。

 

「忘れるわけないだろ」(今思い出したけどな)

「今思い出したでしょ?」

「………」(-_-;)

「まぁいいです。これからお風呂ですか?」

「あ、ああそうだけどそれが?」

「なら一緒に入りましょう」

「ああいいよ…ん?今なんて?」

「じゃあ入りましょ!」

 

えっとこのエミリアちゃん本当にイギリスで有名なスカーレット財閥のご令嬢なのか?

 

「いやいやいやいや!ちょっと待ってくれ!流石に健全な女の子がいきなり男と一緒お風呂っておかしいよ?それに簡単に男の子と風呂入ろうなんて言っちゃいけません!」

「いいじゃない。恋人なんだし」

「いやいやいやいや!恋人でも流石にダメだから!」

「だめよ。一緒誠くんとお風呂に入るんだからね!何年我慢したと思ってるの!」

 

エミリアはそう言うと俺の服を引っ張る。可愛いな。

そして俺は折れたのだった。

 

「はぁ…分かったよ。じゃあちょっと待っててくれ」

 

~居間~

 

「なにしてたんですか?」

「ちょっとな。あと緊急事態だからお前らしばらく隠れててくれ。事情はあとあと話す」

「分かったデース!」

 

~玄関~

 

「お待たせ…ってあれエミリア?居ないな。帰ったのかな?せっかく会えたのになぁ~。まぁそのうちまた来るだろきっと。さて風呂はいろっと」ガチャ

 

~脱衣場前~

 

あ、吹雪達に隠れてなくていいって言うの忘れてた。まいっか。風呂上がったら言おう。

ガラガラ…

 

「………え?…」

 

そこにはとても綺麗な肌で色気を感じさせる姿を露出させた『全裸』のエミリアが居た。そして一瞬で俺のソーセージは極太ソーセージに変わる。

 

「やっと来たのね誠くん」

 

えっとなんでエミリアがいんの?まさか吹雪達に隠れてろって言ってる隙に上がったのか?ハハハまじか。まぁでもいいっていちまったしここは腹をくくるか。

 

「さ!誠くんも服を脱いで!」

 

頼むエミリア少しは恥じらいを持ってくれ。

 

「あ、ああ」(極太ソーセージを見られないように

なんとか隠さねば)

 

俺は服を脱ぐと腰にタオルを巻き出来るだけエミリアに股関を見られないようにした。

 

「な、なぁエミリア」

「なにかしら?」

「頼むからタオル巻いてくれないか?いろいろと凄くて目のやり場に困るんだけど…」

「いやよ」

 

えまじすか。ヘタしたら襲っちゃうよ?。

 

「え?なんで?」

 

俺がエミリアにそう聞いた瞬間エミリアの背後から猫を思わせる赤くするどい目をした人型のゴツい奴が出てきた。

俺はそいつに見覚えがあった。そしてエミリアが玄関で爆破と言ってた意味も分かった。

 

「エミリアお前…幽波紋使いだったのか!」

 

そうエミリアは幽波紋使いだった。しかもその幽波紋は第四部のラスボス吉良吉影の使って居たキラークイーンだった。なんで今出したの。

エミリアは驚いた顔をして口を開いた

 

「誠くんまさかキラークイーンが見えるの!?だとしたら誠くんあなたも…」

「ああ俺も幽波紋使いだ」

 

俺はそういうとクレイジーダイヤモンドを出す

 

「しかもクレイジーダイヤモンドなんて…やっぱり誠くんは運命の人だったようね♪」

 

どうやら彼女もジョジョを知っているようだ。お嬢様って案外漫画とかって読んでいいんだな。

 

「とりあえず真面目にタオルを巻いてくれないか?」

「そうね。詳しい話しはお風呂で聞くわ」

「ああ」(あー助かった)

 

~露天風呂now~

 

俺らとりあえず露天風呂に入り幽波紋について話し合った。エミリアはイギリスの銀行で強盗に人質にされた時発現したそうだ。以来エミリアも幽波紋が使えるようになったそうだ。勿論強盗はキラークイーンの第一の爆弾、触れた物を爆弾にする能力で爆破した。

 

「ふぅ~暖まるぅ~」

 

俺がそう呟くとエミリアがいきなりとても真剣な顔で話し掛けてきた。

 

「誠くん…改めて私はあなたに言います。私と付き合って下さい!」

 

まぁだろうと思っていた。ちなみにここで断る理由は無いが一様吹雪達の事もある。

 

「その事なんだが少し待ってくれないか?理由は上がってからはなす」

「ええ分かった」

そう言って俺は立ち上がって出口に行こうとした瞬間…

バコン!モミ

あ・・・ありのまま今起こった事を話すぜ!

『俺が立ち上がって出口に行こうとした瞬間突然こけてエミリアの両胸を俺の両手が鷲掴みしてたんだ…』

な・・・なにを言っているのかわからねーと思うが

おれも何をされたのかわからなかった・・・頭がどうにかなりそうだった・・・

石鹸で転んだとか何かに躓いただとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ 

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・・・・

 

「ま、誠くん!?も、もう我慢出来ないの?」

 

あ完全に勘違いしてるよ。弁解出来るかな~。

 

「す、すまん今転んでこうなった」

 

エミリアは途端に残念そうな顔をした。信じてくれたみたいだ。

 

「そう…」

 

そうして俺達は風呂場から出て着替え話しをする為吹雪と金剛を呼んだ。

 

~居間~

 

「エミリア信じてくれないかm」

「誠くん…」

 

あ、死んだなこれ

 

「はい…なんでしょうか?」ガクガクブルブル

「なんで艦娘が居るの?」

 

はい?今なんて?。聞き間違いじゃないよね?うん。やはり運はこの剣崎 誠に味方してくれているッ!。

 

「なんだエミリア艦これ知ってんのか?つか普通な

らコスプレイヤーだと思うだろ何故本人だと分かった?」

「私も艦これやってるからよ」

「理由になってないぞ」

「長年艦これやってきた私の勘がそう言ってるのよ!」

「Hay!テートクー!この女は誰ですか?」ピキピキ

 

うわぁ~金剛の動脈がピキピキいってさらに目にハイライトがないよ。下手したらエミリアのキラークイーンより怖いぞこれ。

 

「誠司令官のか、か、か、彼女ですか?」涙目

 

吹雪に対しては涙目かよ…。涙目の吹雪も可愛いな。これはこれでありだ。うん。

 

「彼女は昔の友達で8年くらい前にイギリスに行っちゃってな。しばらく会えなくて今日再開した感じかな」

(誠くんが付き合うことにストップをかけた理由はこういうこと。なるほどね。まさかゲーム(艦これ)の世界から人が来るなんて前代未聞よね。とは言っても私や誠くんは漫画の能力を持ってるのだけど。私の艦これオタクとしての血が騒ぐわね。まずは吹雪ちゃんをクンカクンカしそれか(ry

「まぁエミリア…そういう事だからってあれ?エミリア?どうしt」

「吹雪ちゃん可愛いィィィィィ!!」

「え!?」

 

まじで?エミリアは同士だったようだな。流石吹雪の可愛さ。ちょっと百合百合してるけどほっといていいか。

 

「ふぁ~俺は明日学校あるし寝るから金剛と吹雪は風呂入れよ~。着替えは俺の服でちとデカいけど我慢しろ。あとエミリアは吹雪と百合百合したら帰れよ。あと明日話しあっから。じゃグンナイ」

「はーい!」

「え!ちょっと司令k」

ドアバタン

 

 

 

To Be Continued




新キャラのエミリア・スカーレットちゃんの名前は気付いた方が居るかもしれませんがエミリアはリゼロからスカーレットは東方のレミリアからです。名前がエミリアとレミリア似てたんであわせてみました。明日か明後日には続き上げます!

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