ストライカー達の日常   作:二次元ラブ100%

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俺の相棒!

ガチャを引いた。

機械が作動して、ゲートが蠢きだす。

 

どんなモンスターがでるのだろうか。

 

「では、光にお気をつけください」

 

といって、役員の人はサングラスをかけていた。

え、ちょっと待って。なんでサングラスかけるの?

それほど強い光が……。

 

その時、ピカッと光った。

 

「ああああああ!目があああああ!!」

 

その光を諸に食らってしまい、のたうちまわる。

いってほしい。目がチカチカする……混乱状態になっちゃったじゃんか……。

 

「大丈夫ですか?」

 

「こんな光がくるなら先言ってくださいよ!目が痛い……」

 

「いいじゃないですか。それより、モンスターが降臨しましたよ」

 

「他人事みたいに……」

 

といい、俺はゲートの方にむく。

見た所木属性か。

限定キャラ?うん、そうだ。このキャラは限定キャラだ……!

素のアビリティにアンチダメージウォールをもち、ゲージで光属性キラー、闇属性キラーをもつあいつ。

俺が欲しかったのはこのキャラである。

あれ?宮本武蔵とかいってなかったっけ?

まあそれはいいとして。

 

「ガブリエルだああああああ!!」

 

祝福のお知らせに来てくれたああああ!

嬉しいーーーー!

 

「やったやった!ガブリエルだっ!」

 

「あなたがご主人様ね。よろしく」

 

「よろしくお願いしまひゅ!」

 

噛んだ。

でも嬉しいーーー!ガブリエルうううう!

 

「すごい運ですねえ。排出率は低確率なのですが……。まあ、この後の人はガブリエルもう出なくなりましたね」

 

「うひょおおおおおう!!」

 

「では、このリングを指にはめ、ガブリエルの手を取ってください」

 

「はいぃ!!」

 

俺はガブリエルの前にいく。

うわあ……!マジのガブリエルだ。

 

「よ、よろしくお願いします!」

 

「ええ、是非ともよろしく頼むね」

 

といって、握手をする。

ガブリエルは、俺の指輪に吸い込まれていった。

うん、今日は最高に気分がいいねっ。最高の気分だよ。

 

 

 

 

 

 

 

「どうだった?まこっちゃん」

 

外に出ると、幼馴染である暁 忍がいた。

とても可愛らしい女子だ。ただそれだけしか言えない。

頭も普通、運動神経も普通。

顔立ちは良い以外は普通の女の子だ。

 

「ま、いい笑顔ってことはいいモンスターだったんだね。ま、僕ほどではないけれど」

 

東雲 雷太。ナルシストである。

 

「けっ。自分のモンスターが獣神化モンスターだったからって」

 

梓川 朱音。男勝りの女の子だ。

俺はこいつらとチームを組んでいる。

 

「ほらほら、なんのモンスターだったんだい?いってみて?」

 

「どうせお前のオーディンよりは強いわよ」

 

「だが獣神化モンスターだ。獣神化は強いのだ」

 

「私のハーメルンも獣神化モンスターだけどね……」

 

「オーディンが一番!」

 

「何いってるの。私のアーサーが一番よ」

 

各々自分のモンスターが強いといっているようだ。

だが、こちらのほうがいいな。

 

「それじゃあ俺のモンスターをここにだそう!みんなも出してみて」

 

といって、みんなはモンスターをだした。

忍はハーメルン、雷太はオーディン、朱音はアーサーだ。

みんな進化前である。もっとも、進化前ででてくるから当たり前なんだけれども。

 

「だしたぞ。で、なんなんだ?」

 

「まこっちゃんのことだからすごいモンスターだろうねえ」

 

「期待させないで早くだしなさいよ!」

 

「わかったわかった。じゃ、でてこい!」

 

リングが光る。

そして、ガブリエルが出て来た。

 

「俺の相棒、ガブリエル!」

 

みんなの目が点になってる。

あれ?時が止まった?

 

「「「えええええええ!?」」」

 

あ、動き出した。


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