インフィニット・ストラトス~龍神と白猫と自由   作:天龍神

86 / 126
原作崩壊しています。


ブリュンヒルデの最期

天夏達はマジック・ザ・ハードを倒したようだが、マジック・ザ・ハードは「いずれまた会おう」と言い残して織斑千冬から出ていったのであった。

 

「終わったんだな」

 

「いや。まだ終わったわけじゃない」

 

「これからわたし達の物語が」

 

「始まるんだね‼」

 

「さてと。織斑千冬が気を失っている間に旅館に運ばないと」

 

どうやらマジック・ザ・ハードの依代にされていた織斑千冬は秘奥義を喰らったはずだが掠り傷すらなく気を失っていたのであった。

 

IS狂言者はこの光景を見てもまだ信じられないと言った感じで睨んだまま星龍達に逮捕されたのであった。

 

龍姫は気を失っている織斑千冬をお姫様抱っこで旅館に運ぶことにしたのである。

 

「織斑先生‼ 一体何が?」

 

「真耶。三日後理事長室で話す」

 

「わかりました」

 

「こっちは?」

 

「生徒達は問題ない。それよりそこの二人はオレの治療を受けてもらう」

 

「ガ~ン(゚Д゚)ノ」

 

「あまりのショックに朱音が固まった」

 

龍姫はまだ神姫状態で織斑千冬をお姫様抱っこで旅館に運んで山田真耶が出迎えてくれたが何があったのかと聞かれたので三日後の放課後に話すと敢て敬語ではなく呼び捨てで話をしたのである。

 

アゾートに一晩安静だと言われてしまった天夏と弥生は同じ部屋で治療を受けることになったので天夏に好意を持っていた朱音は両膝と両手を床に付いて落胆していたのであった。

 

「う~ん?」

 

「起きたのね」

 

「誰だ?」

 

「人に名前を聞くときは自分から」

 

「チッ‼ 織斑千冬だ」

 

「はい。よくできました。わたしはハーブ。医者よ」

 

「なんでわたしが此処で寝ていたのか説明しろ‼」

 

「それが人にものを頼む態度?」

 

別室の部屋で寝かされていた織斑千冬が目を覚ましハーブがいたので相変わらずの態度で睨んで名前を言えと脅していたのだが、ハーブがそんな脅しに怯えるほどの器ではないので軽くあしらわれ先に名乗れと言われて織斑千冬が舌打ちをして名乗って今の現状を説明するように迫ったが態度がなってないと注意されたのであった。

 

「話す必要は無い」

 

「おまえは誰だ‼?」

 

「口に聞き方を教えんとな。わたしは月影獏牙。現在の日本の総理大臣だ‼」

 

「知らん‼」

 

「やはり話に聞いていた通りだな情報戦が出来ない単細胞の犯罪者。連れてけ‼」

 

「了解(*^▽^*)‼ 暴行並びに殺人未遂の容疑で逮捕‼」

 

「ふざけるな‼ わたしは悪くな~い!」

 

「どうして?総理が?」

 

「ふん‼織斑千冬って奴の顔を逮捕される前に見たかっただけだ。それと篠ノ之の嬢ちゃんたちを助けられなかった罪滅ぼしかもな」

 

いきなり襖が開いて黒いスーツに身を包んだ白髪交じりの男性とバイパー達が入って来て織斑千冬を見るなり、哀れみの目で見た後、バイパー達に連行させたのであった。

 

立ち去り際に六年前自分がもう少し早く総理になっていれば篠ノ之姉妹が死ななくて済んだことに謝罪と贖罪を述べて立ち去ったのであった。




今日の白猫プロジェクトの入れ替えについにあやねるが来ました‼

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。