織斑千冬の〈闇〉を利用して憑依していたマジック・ザ・ハードが姿を現したのであった。
もちろんこの出来事も映像で捉えていたので今いる世界及び異世界全土に絶賛生中継されたのであった。
「そんな、ブリュンヒルデが・・・」
「ったく、これで眼覚めただろ‼」
IS学園で潜入捜査をしていた忍者ダージはIS部隊から逃げながら一戦交えていたところに織斑千冬がマジック・ザ・ハードになった瞬間の映像がアリーナのスクリーンに映し出されたのでIS部隊は意気消沈しその場で膝を付いていたのであった。
「やはりこの世界でもおまえと刃を交わすとはユーリ・ローウェル‼ 龍神‼」
「これで終わりにしたいんだがな‼」
「ルーちゃんは逃げて」
「フィルフィ‼」
「わたしは五年前死んだから。今までありがとうルーちゃん」
「ルクス。そこで見てて 結界‼ 開放‼」
「‼」
「ふあはっははは‼」
「目的は手段を正当化しない。今になってたっちゃんに教わった」
「強行な手段は必ずそれを許さない物を生む。わかるわよね?」
「アンタが篠ノ之束が宇宙に行くために作ったISを利用して作った世界なんか何処もマシなとこなんかないわよ‼」
「IS委員会もなくなった。アンタの言い分を認める奴はいないぜ‼」
臨海学校で来ている場所の海岸でマジック・ザ・ハードと刃を交えることになり言葉を交わすことになりルクスの安全を確保するため龍姫達が結界を張ったのであった。
結界の外でルクスが何度も拳を結界に叩きつけていたのであった。
そして全員が一斉に戦う構えを取ったのである。
天夏達はある物を取り出した。
「使わしてもらうぜ‼」
「行くよ‼」
天夏達「セットアップ‼」
「オレはこれだな、変身‼」
「さて、ショータイムだ‼」
「‼」
「そう来なくてわな‼」
そう転生する際に受け取ったインテリジェントデバイスを取り出して一斉に掲げて光に包まれ弾は青色のクワガタムシ型のゼクターがどこからともなく飛んできてそれを掴んだ瞬間腰にベルトが巻かれてクワガタムシ型のゼクターをセットした瞬間青色装甲に身を包んだのである。
天夏達のバリアジャケットはイメージカラーに合わせたロングコート型のバリアジャケットを身に纏っていたのである。
「さてと、わたしと朱音はこれで」
「そうね」
《SURVIE VENT》
「なんだと‼ 二次移行だと‼」
「これはわたしがあるシステムを応用して作った。SURVIEシステム。三枚しか存在してないからね」
スミレと朱音は翼が描かれた一枚のカードを取り出して持っていた機攻殻剣の鍔の溝にスライドさせた瞬間、バリアジャケットの装甲が変化したのであった。
もう何も怖くないだからこそ手に入れた能力だから。