インフィニット・ストラトス~龍神と白猫と自由   作:天龍神

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睦月の心境

超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ次元武偵本部で簪の次元武偵入りが決まった頃、ヴェスタWSC支部に入社した篠ノ之束改め、朝宮睦月は今もIS・装甲機竜部門で技術者として働いているのであった。

 

「良し‼ 瑛夏ちゃんお希望で、断罪竜で、だーくんはガン〇ムって言ったけど、何とかなったね」

 

【瑛夏よ、我が力を託すまで待ってろ】

 

「AIも問題なさそう」

 

今取りかかっている機体がちょうど完成したようで、瑛夏はゴールドパラディンの断罪竜が気に入ったようで、それをモチーフにした機体に仕上がっており、弾の専用機も無事に完成して、臨海学校の時に渡すことにしたのであった。

 

もちろんのことながら、灼熱の獅子もフォームチェンジで変形可能になっている。

 

弾の機体は某機動戦士の自由を意味するMSをモデルにした感じに仕上がっているのであった。

 

「睦月さん、作業は順調ですか?」

 

「はい、大丈夫です‼」

 

「臨海学校までには間に合ったようですね、では、わたしはこれにて‼」

 

「倉持より此処の社長は良い人だな、カスミちゃんを通じて変わったことに、わたしも一から出直すか、まだ第二茶熊学園の転入枠あるか、聞こう、出来れば、弥生ちゃんと同じクラスがいいな‼」

 

睦月が最終チェックの作業を行っていると、ヴェスタWSCの社長であるウォルターが見に来て、睦月の仕事ぶりを拝見してすぐに急いでどこかへ行ってしまったのであった。

 

ウォルターを出ていったのを確認した睦月はふと、折角十八の肉体になったのだから、もう一回学生に戻ってやり直すことにしたらしく、茶熊学園は上から一万越えのお笑い好きの吸血鬼で、下は幸運すぎる天使の少女という選り取り見取りな学校で、もちろん第二茶熊学園も同じなので、睦月は転入することに決めたのであった。

 

これも篠ノ之束として織斑千冬とやらかしたあの白騎士事件で人格崩壊して多重人格要するに解離性同一性障害になってしまった妹への罪滅ぼしなのだろう、白騎士事件で被害をこうむったことで怒りを見せていたダオスにも謝罪したのだから、ダオスも白騎士事件ことも怒っていたのだから。

 

こうして、臨海学校の準備が終わったのであった。

 

そして、臨海学校当日を迎えたのであった。

 

「初日は自由行動だ‼」

 

「天夏‼ ビーチバレーしよう‼」

 

「ルクルクも‼」

 

「ルーちゃんとの、コンビネーション‼」

 

「ダイジョブでしょうか?」

 

「どこまでやれるか見てやるか」

 

臨海学校の初日は自由行動だったので、各自で浜辺で遊んでいたのであった。

 

流石に機攻殻剣のAIを具現化させると大騒ぎになるので、やめて、天夏達はビーチバレーをすることになったのであった。

 

 

 

 

 

 


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