インフィニット・ストラトス~龍神と白猫と自由   作:天龍神

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旧友との昼

天夏達がいつも通りに講師になって実技訓練を行って今はお昼休みでみんなで食堂でお昼にしているのであった。

 

「オレの名はリアムだ、よろしくな」

 

「グレイヴだ」

 

「ルカ・ミルダって言うんだ、よろしくね弾」

 

「おう、よろしく、まさかこんなにも男性操縦者が現れると、ほっとするな」

 

「まぁ、スラム街にまで適性検査しないからな、ウォルターさんが話持ち掛けてくれるまで知らなかったからな」

 

「みんな、それぞれ事情があるってことなのよ、弾」

 

「なるほど、そういえば、千冬さんは?」

 

男性操縦者達と一緒に天夏の大奥とルクスとフィルフィと一刀と裕姫という光景に弾は羨ましそうに食事をしながら、自己紹介をしていたのであった。

 

瑛夏も敵愾心が無くなったのか、笑顔で義姉になる天馬と、兄天夏との兄妹の時間を楽しみながら義父悠馬から送ってもらった予算で和食定食を食べていたのであった。

 

弾は、織斑千冬がいないことに気が付いたのであった。

 

「弾は知らないわね、この前の襲撃事件で、理事長に雇われた人にISで攻撃したらしいのよ、その人は、アタシ達の仕事の先輩なんだけど、返り討ちにしちゃって、そのあと、暴行罪と殺人未遂で現行犯逮捕」

 

「クビ飛ばねえのか?」

 

「そこは女尊男卑の集団とか、解体されたIS委員会の連中の根回しで保釈金で釈放されて、自宅謹慎中だ、臨海学校の日までには解けるんだと」

 

「浦島太郎状態だろうな、まぁ、臨海学校が楽しみだぜ‼」

 

「今度の土日に、一緒に買い物にいかねぇか? レゾナンスじゃ、絡まれるし」

 

「どこへ行くんだよ、オレ一回蘭に顔見ねえと」

 

「蘭も一緒に連れてけばいいじゃない、アタシ達は大歓迎よ」

 

「お言葉に甘えるか」

 

弾に織斑千冬が謹慎処分の身になった経緯を朱音が事細かに説明した所、弾は驚くどころか返り討ちにした人物に呆れているようで、良く、クビが飛ばないのが不思議だと言ったので、弥生のわかりやすい説明で話を一旦切って、天夏達の買い出しに一緒に来ないかと誘うと、妹と約束があると言うので、ハルカから妹も一緒に連れてこればいいと言われて、弾も承諾したのであった。

 

「それにしても、天夏達のIS、カッコよかったな」

 

「あれはISじゃない、装甲機竜とISのハイブリット機体だ」

 

「装甲機竜については、ボク達が教えることになってるから」

 

「よろしく頼む‼」

 

弾は訓練機「打鉄」を纏い、朱音の組で訓練を受けていた時、天夏達の機体に見惚れていたのであった。

 

ルクス達が茶熊学園教育方針で生徒兼講師として装甲機竜について教えるということになっているののであった。

 

 

 


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